
↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>
4月の花木くらぶの観察会は、ここ数年企画しては流れてしまっていた「田島ヶ原サクラソウ自生地」、田島ヶ原の保護活動にも携わっているマサさんのご尽力でやっと念願が叶いました! そんなマサさんにガイドして頂けるのですから贅沢極まりないです。
そしてまた、花木くらぶの人間百科事典のような諸先輩方と一緒なら、分からない植物は殆ど無い程。名前だけでなく、その植物に纏わる知識も膨大で、毎回情報量が多くて頭がはち切れそうになりますが、得がたい貴重な時間が楽しくて溜まりません♪
駅から歩く道すがら、フェンスに巻き付くクサフジに似た見慣れない花をみつけたら、すかさず「ナヨクサフジよ〜」と教えてくださいました。
ナヨクサフジ マメ科 2023.04.04


ヨーロッパ、西アジア原産のナヨクサフジは有毛で、在来種のクサフジよりもふんわり華やかな雰囲気でした。飼料用として流入し河川敷などで繁殖が見られているようです。
ノヂシャ アカメガシワ


ノヂシャも外来種で、フランスではマーシュ、イギリスではコーン・サラダと呼ばれ、美味しく食べられます。
アカメガシワの葉の上の赤い毛は擦ると綺麗にとれてしまいます。緑の部分は私が指でこすった跡。
鴨川に掛かる「昭和水門」 田島ヶ原入口の広場


田島ヶ原サクラソウ自生地石標 頂いたバッヂ

ノウルシ

直ぐに目に飛び込んできたのは、明るい黄緑色のノウルシの群生です。これ程沢山のノウルシを見るのも初めてでした。
サクラソウ

目が慣れてくると、ノウルシの蔭のそこここに可愛いサクラソウの姿が・・・
ヒキノカサ

そして光を受けてキラキラ輝く小さな花の群れはヒキノカサ。同じキンポウゲ科のウマノアシガタよりも更に小型で花弁もやや細めです。葉っぱの形から、ヒキガエルの差す雨傘という名前です。
ノウルシ サクラソウ

黄緑色のノウルシとピンクのサクラソウの色合いが春の河川敷を彩っています。余りにも見事でこの後、同じ組み合わせで何枚写真を撮ったことか・・・。
(つづく)

人気ブログランキング