2023年04月13日

高尾山のスミレたち


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 高尾山はスミレの種類の多いことで有名ですけれど、種によって花期が違いますので、一度に全部の花を見ることは出来ません。今年はいつもの年より開花が早く、追いかけっこをしているようで忙しい・・・それでも、最後を飾るコミヤマスミレは未だ葉っぱだけでした。

タチツボスミレ 2023.02.25 今年の高尾山の初スミレでした。
P2253337 タチツボスミレm.jpg
花だけだと、コスミレにも似て見えますが、柱頭の先が棒状なので写真でも見分けられます。

タチツボスミレは一番たくさんの株があり花期も長いので、どんどん咲いてくると気の毒にも、
「な〜んだ、タチツボか」
と言われてしまうことが増えますが、大株になれば花数も多く群生すれば更に見事で、やはり「スミレの花形」だと思います。

アオイスミレ 2022.03.05
mP3055619 アオイスミレ.jpg
今年は高尾山域でアオイスミレの花を撮れず、去年の写真ですみません(。。;)側弁が前に伸びて、そっと顔を隠しているようで奥ゆかしいのです。

ナガバノスミレサイシン 2023.03.10
P3103455 (2) ナガバノスミレサイシンm.jpg
未だ開ききらない柔らかで濡れたように光る葉が初々しい。

ヒナスミレ 2023.03.30
P3303883 ヒナスミレm.jpg
淡いピンクの可愛いスミレは、女性に大人気!

斑入りヒナスミレ 2023.03.30
P3303921 ヒナスミレm.jpg
これは葉脈が白っぽい斑入りと呼ばれるタイプです。

エイザンスミレ 2023.03.30
P3303887 (2) エイザンスミレm.jpg
エイザンスミレは白〜淡いピンクまで個体差があり、ついつい立ち止まって見てしまいます。

オクタマスミレ(ヒナスミレ X エイザンスミレ の交雑種)
2023.03.30
P3303926 オクタマスミレm.jpg
最初に発生した年に盗掘され暫く姿を消していましたが、自然交雑種なのでまた出てきてくれました。花が咲いていなくて残念。花はどちらよりなのでしょう・・・? 左下の小さめで深い切れ込みがない葉はヒナスミレの葉です。

ニオイタチツボスミレ 2023.03.30
P3303912 ニオイタチツボm.jpg
名前ほど香らないといつも言われていますが、群生していると分かるようです。

スミレ? 2023.03.30
P3303910 (2) スミレ?m.jpg
スミレにしては花に赤味がなく、葉柄にハッキリした翼もない。でも、ノジスミレのような微毛もなく、ピンボケですが実際に見て、下弁に殆ど白抜けがない。消去法でスミレ? 高尾山のこんな山中に咲いているなんて珍しい。

アカネスミレ 2023.04.01
P4013944 (2) アカネスミレm.jpg
独特な赤味のある花色に目が惹かれます。少しずつ数が増えてきて嬉しいです。

アリアケスミレ 2023.04.01
P4013949 (3) アリアケスミレm.jpg
石垣の間で頑張って咲いていました。これは白色が強いタイプ。

マルバスミレ 2023.04.08
P4084138 マルバスミレm.jpg
今年はあちこちでとても沢山咲いていて、順路から少し外れた場所で大群落をみつけました。

タカオスミレ 2023.04.08
P4084128 (2) タカオスミレm.jpg
去年も先週見た時も、今にも咲きそうな蕾だったので、今年こそ見逃したくなく一週間後にやっと花に会えて感激でした。

スミレ 2023.04.08
P4084143 (2) スミレm.jpg
階段の隙間に生えていた、これぞ全ての特徴を持ったTheスミレ!でした。

アリアケスミレ
P4084167 アリアケスミレm.jpg
こちらは淡い青色で、名前の通り「有明の空の色」です。

番外編(外来種)2023.03.30
アメリカスミレサイシン
P3303835 アメリカスミレサイシンm.jpg

アメリカスミレサイシン スノープリンセス(白雪姫)
P3303850 (2) アメリカスミレサイシンm.jpg


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posted by 山桜 at 21:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする