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<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>2023.06.28
FIT(Forest Instructor Tokyo)の月例会員交流の場「低山はいかい」で戸倉城山へ登った後の続きです。
戸倉城山からの岩だらけで転げ落ちる程の勾配を四肢を駆使して慎重に光厳寺の登山口へ下山。どれだけキツいかと言えば、皆さんの感想は・・・
「これは山に慣れてない人を連れて来るのは恐いね〜」
「無理無理〜!絶対にダメ!」
「人の心配はいいから、自分の安全確保!」
「いやいやいや、こんな所を下りるとは思わなかった・・・」
「・・・」ひたすら無言。
山桜も余裕無く、写真1枚撮っておりませんでした。因みにこの岩だらけの崖は五日市川上構造線の断層崖だそうです。
とは言え、さすがは全員森林インストラクター、誰一人遅れること無く無事に光厳寺へ下りて来ました。
武州禅窟 鷲峰山 光厳寺 臨済宗建長寺派
東大寺・良弁僧正が当地に創建した富倉山慶雲寺が前身。
足利尊氏の命で足利基氏が慶雲寺奥の院を改修、堂宇を整備。
建武元年(1334)建長寺三十八世正宗広智禅師を開山に迎えた。
南北朝動乱時、足利基氏が弥仁親王(後の北朝第四代後光厳院)
を当地に保護、「光厳寺」の勅額を拝領し寺号となす。
徳川家康の関東入国時、天正19年(1591)寺領20石の御朱印状を
受領、塔頭五寺、末寺二八寺を擁する中本寺格の寺院であった。
・・・またまた瓜亀仙人さんの大和奈良との関係が浮かび上がってきました。歴史は今も脈々と息づいていますね。

「こうごんじ」と読むのですが、「ひかるげんじ?」で「光源氏」や「光GENJI」を思い出したのは私だけ?
ホンモンジゴケ

アップで見ると、お釈迦さまの螺髪の様にクルリと丸まっていました。(濡れたらどうなる?)

池上本門寺由来のこのコケは、神社仏閣等の銅葺屋根の雨滴が滴る場所など、銅イオンの豊富な場所ばかりに生えるのだそうです。銅は植物には有害そうなのに、適応できる性質を持っているのでしょう。
ロープワーク 万一を考え、ヒゲ爺救護隊長は重いロープを持参して下さっていました。折角なので、ロープワークの実習です!
ふたえテグス結び 巻き付け結び

ふたえテグス結びで解けない輪を作り、ロープに巻き付け結びにして取り付けます。この輪に自分のロープを通して身体に回し、もやい結びでくくりつけます。
もやいとは「舫い」で、船を波止場に係留する時も用い、犬の首輪としてや被災者の身体などを締め付けずに確保する時にも使用する汎用度の高い結び方です。
もやい結び

当日、身体では覚えていましたが、はっきり思い出せなかったガールスカウトで習った覚え方は、
「お池の中からドジョウが飛び出し滝を潜ってお池にまたドボン」
でした。皆さん、覚えられたでしょうか?
お地蔵さま

戸倉城山

タイトゴメ? オノマンネングサ

タイトゴメは自生地(関東以西 海岸の岩場など)ではないので、持ち込まれたものか園芸種かもしれません。
ヒメウラジロ

橋から見えた清流

ウラハグサ(裏葉草)別名フウチソウ(風知草)

縞入 基本種?

清流

戸倉城山 再び

マルバマンネングサ

朝ドラ「らんまん」で話題の「マルバマンネングサ」の星形の花が咲いていてくれて感激。
バイカツツジ ハグロソウ

バイカツツジも沢山、ピンクの濃いハグロソウが印象的。
秋川沿いの藪漕ぎ

「え〜っ、ここはコースなの?」と言うような道なき藪にトライ! 冒険は楽しかったけれど、すこ〜し道を逸れていたようです(^^;)
ムラサキニガナ

大好きな紫のシャンデリアが栄養が良いのか見上げる程大きく育って満開でした〜♪
光厳寺にも落ちていた大きな杏がまた落ちていて、お寺では遠慮していた面々も思わず齧り付き、その甘酸っぱさで子供の頃に逆戻りしていました。
戸倉城山の絶壁度を再確認

何度も振り返り見た戸倉城山。最後に仰いだ山容で、嗚呼、あの絶壁を下りてきたのだと再確認。頑張って下りてきましたね〜
さぁ、いよいよ次は、名古刹 広徳寺です!

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