2023年06月29日
八幡平 サンカヨウ
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今年の6月初め、尾瀬で純白の咲き立てのサンカヨウに出会えてから、ガラス細工のように透明になった花もいつか観たいと願っていたら、6月の終わり、細かい霧の中の八幡平で夢が叶いました。
サンカヨウ(山荷葉)メギ科サンカヨウ属
2023.06.29 八幡平
雪が氷の粒の集まりなのに白く見えるのは、それぞれの粒が光を散乱させる為。サンカヨウも乾いているときには、細胞の間に隙間があるので光を散乱させて白く見えますが、水分を含むことで細胞間の隙間が埋まると光を散乱させずに透過してしまうので透明に見えるということのようです。
ただ雨に当たっただけでは直ぐには染みこまず、時間をかけてじわじわと染みこんでいくそうで、花はそれ程長く咲いている訳ではないので、透明な花が見える確率も低くなります。この状態を見られたのは、とてもラッキーでした!
やや終わりかけの花の方が、しっかり水が染みこんでいて透明率が高いですね。
2023.06.05 尾瀬
こちらが純白の咲いたばかりのサンカヨウ
この目も覚めるような初々しい純白の花に出会えたときも、小躍りしたくなるほど嬉しくて、白か透明か、どちらも甲乙付け難く「尊い」・・・です。
青い実
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八幡平 シラネアオイ
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2023.06.29 八幡平
雪解け水の豊かな場所を好むシラネアオイ。瑞々しい大きな葉の中から、透けるように美しいピンク色の花を咲かせていました。
シラネアオイ(白根葵) キンポウゲ科シラネアオイ属
シラネアオイ属 一属一種です。
尾瀬では、ネットに囲われた中と山小屋の近くで守られている状態でしたが、流石に八幡平では天然の野性味を感じる個体に沢山で会えました。
草姿も花の表情も個性があって魅力的です。
霧露を纏うと、サンカヨウのように花弁が少し透けるようです。
どうも終始大きな葉の方にピントを持って行かれました。花の気高さに震え、眩しすぎて捉えきれなかったのかな・・・。
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八幡平 ハクサンチドリ
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予定は立て込んでいますが、さぼっていると永遠にカレンダーに追いつけなそう・・・よ〜し、がんばるぞっ!
戸倉城山への低山はいかいの翌日、そんなに続けて大丈夫なのかと思いつつ、滅多にあろう事なきFITの大先輩方のお誘いに「チャンスの神様は前髪しかない!」逃がすものか〜と東京駅で駅弁を買い込み、東北新幹線に飛び乗りました。
着いた所は八幡平・・・前に来たのは未だティーンだったウン十年前、登り口も違うので殆ど記憶も甦らず、初めて訪れたような新鮮な気持でした。
2023.06.29 八幡平
バスを降りて早速、足元で出迎えてくれたのは、実に堂々とした大きなハクサンチドリ! 尾瀬で出会った可憐な姿とはひと味違いました。
ハクサンチドリ(白山千鳥)
花数が少ないのもまた趣があり・・・あれ、なにかこの子は話しかけてきているような♪
シロバナハクサンチドリ(白花白山千鳥)
これも「どこが千鳥?」と思っていましたが、白花をみたら、カモメラン同様、上の部分だけ(唇弁を入れないで)見ると千鳥が飛んでいるように見えてきました。ちゃんと嘴もついてますね。
ほうら、沢山羽ばたいて千鳥が飛び立ちました!
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2023年06月28日
低山はいかい 戸倉城山・光厳寺〜広徳寺
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光厳寺から里へ下り、再び広徳寺へと登ってきました。
ヤブカンゾウとフランス菊
ヤブカンゾウもフランス菊も外来種ですが、もはや日本の里山の景色に馴染んでいます。
龍角山 広徳寺 臨済宗建長寺派
応安6年(1373年)開山(境域 東京都指定史跡)
心源希徹により開山。開基の龍応智雲尼の夫の正応長者が飼育していた馬が一本角の龍を産んだことに因み、「龍角山」の山号となすと伝わる。
(龍角散?と直ぐ違うことを想像するのが悪い癖)
一旦衰微後、北条氏康によって再興。後北条氏と関係が深く、関連文書が残る。
江戸時代には寺領40石。付近では高尾山薬王院や深大寺に次ぐもので、末寺24寺、塔頭3寺の大寺院だった。
総門(あきる野市有形文化財)19世紀前期
屋根の構造
僧門 裏手から
山門(三門)(あきる野市有形文化財)1720年築
大銀杏
鈴生りのギンナン
鐘楼 1759年 消火用放水施設?
本堂1765年・庫裏 1780年
屋根には後北条家の三つ鱗紋が並んでいます。
茅葺き屋根には、シダ(シノブ?)がびっしり!
本堂 裏手
茅葺き屋根に生えた植物
何が生えているのかじっくり観察したかったけれど、ちょっと遠すぎでした。
裏の池のコウホネ と ギンヤンマ?
モリアオガエルの卵塊
コウヨウザン(中国原産) タラヨウ(東京都指定天然記念物)実
カヤの巨樹(東京都指定天然記念物) 樹齢不明
入口の総門から離れたずっと奥なので、ここまで近づいてみたのは初めてでした。間近で仰ぐと実に堂々たる迫力! 猛暑ではない季節に再訪して、この丘でずっとカヤと一緒に佇んでいたくなりました。
供養塔 庚申塚など
ありがとう、戸倉城山!
最後に戸倉城山がまたも姿を表わし、炎暑で熱中症になりそうな中でも、最後まで頑張った私達を見送ってくれていました。
さぁ、もう一息、「ふりかえり」でのビールで乾ぱ〜い!を目指してガンバロウ!
(おわり)
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低山はいかい 戸倉城山〜光厳(こうごん)寺
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2023.06.28
FIT(Forest Instructor Tokyo)の月例会員交流の場「低山はいかい」で戸倉城山へ登った後の続きです。
戸倉城山からの岩だらけで転げ落ちる程の勾配を四肢を駆使して慎重に光厳寺の登山口へ下山。どれだけキツいかと言えば、皆さんの感想は・・・
「これは山に慣れてない人を連れて来るのは恐いね〜」
「無理無理〜!絶対にダメ!」
「人の心配はいいから、自分の安全確保!」
「いやいやいや、こんな所を下りるとは思わなかった・・・」
「・・・」ひたすら無言。
山桜も余裕無く、写真1枚撮っておりませんでした。因みにこの岩だらけの崖は五日市川上構造線の断層崖だそうです。
とは言え、さすがは全員森林インストラクター、誰一人遅れること無く無事に光厳寺へ下りて来ました。
武州禅窟 鷲峰山 光厳寺 臨済宗建長寺派
東大寺・良弁僧正が当地に創建した富倉山慶雲寺が前身。
足利尊氏の命で足利基氏が慶雲寺奥の院を改修、堂宇を整備。
建武元年(1334)建長寺三十八世正宗広智禅師を開山に迎えた。
南北朝動乱時、足利基氏が弥仁親王(後の北朝第四代後光厳院)
を当地に保護、「光厳寺」の勅額を拝領し寺号となす。
徳川家康の関東入国時、天正19年(1591)寺領20石の御朱印状を
受領、塔頭五寺、末寺二八寺を擁する中本寺格の寺院であった。
・・・またまた瓜亀仙人さんの大和奈良との関係が浮かび上がってきました。歴史は今も脈々と息づいていますね。
「こうごんじ」と読むのですが、「ひかるげんじ?」で「光源氏」や「光GENJI」を思い出したのは私だけ?
ホンモンジゴケ
アップで見ると、お釈迦さまの螺髪の様にクルリと丸まっていました。(濡れたらどうなる?)
池上本門寺由来のこのコケは、神社仏閣等の銅葺屋根の雨滴が滴る場所など、銅イオンの豊富な場所ばかりに生えるのだそうです。銅は植物には有害そうなのに、適応できる性質を持っているのでしょう。
ロープワーク 万一を考え、ヒゲ爺救護隊長は重いロープを持参して下さっていました。折角なので、ロープワークの実習です!
ふたえテグス結び 巻き付け結び
ふたえテグス結びで解けない輪を作り、ロープに巻き付け結びにして取り付けます。この輪に自分のロープを通して身体に回し、もやい結びでくくりつけます。
もやいとは「舫い」で、船を波止場に係留する時も用い、犬の首輪としてや被災者の身体などを締め付けずに確保する時にも使用する汎用度の高い結び方です。
もやい結び
当日、身体では覚えていましたが、はっきり思い出せなかったガールスカウトで習った覚え方は、
「お池の中からドジョウが飛び出し滝を潜ってお池にまたドボン」
でした。皆さん、覚えられたでしょうか?
お地蔵さま
戸倉城山
タイトゴメ? オノマンネングサ
タイトゴメは自生地(関東以西 海岸の岩場など)ではないので、持ち込まれたものか園芸種かもしれません。
ヒメウラジロ
橋から見えた清流
ウラハグサ(裏葉草)別名フウチソウ(風知草)
縞入 基本種?
清流
戸倉城山 再び
マルバマンネングサ
朝ドラ「らんまん」で話題の「マルバマンネングサ」の星形の花が咲いていてくれて感激。
バイカツツジ ハグロソウ
バイカツツジも沢山、ピンクの濃いハグロソウが印象的。
秋川沿いの藪漕ぎ
「え〜っ、ここはコースなの?」と言うような道なき藪にトライ! 冒険は楽しかったけれど、すこ〜し道を逸れていたようです(^^;)
ムラサキニガナ
大好きな紫のシャンデリアが栄養が良いのか見上げる程大きく育って満開でした〜♪
光厳寺にも落ちていた大きな杏がまた落ちていて、お寺では遠慮していた面々も思わず齧り付き、その甘酸っぱさで子供の頃に逆戻りしていました。
戸倉城山の絶壁度を再確認
何度も振り返り見た戸倉城山。最後に仰いだ山容で、嗚呼、あの絶壁を下りてきたのだと再確認。頑張って下りてきましたね〜
さぁ、いよいよ次は、名古刹 広徳寺です!
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低山はいかい 戸倉城山(434m)
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2023.06.23
FIT(Forest Instructor Tokyo)の月例会員交流の場「低山はいかい」、6月は戸倉城山〜光厳寺〜広徳寺と歩いて来ました。
戸倉城山には、嘗て、北条氏康の次男・北条氏照を養子に迎え家督を譲った大石定久が隠居した城がありました。北条氏照の滝山城と甲州方面の抑えの要・檜原城の中継地だったようです。1590年(天正18年)豊臣秀吉の「小田原征伐」により八王子城が落城すると共に、戸倉城も廃城に。城址には堀、土塁、井戸などの遺構。麓の光厳寺に居城があったと伝わっています。
西戸倉登城口から入ります。
山口神明社 鳥居 コンテリクラマゴケ
神明社(明治維新前は「神明宮」は、天照大御神をご主神として祀る神社で、嘉禎2年(1236)に小宮氏が勧請、天文年間(1532-1555)に戸倉城主大石門久が、城の鬼門除けとして再営したと伝わります。
薄暗い道では、コンテリクラマゴケの青白さが目立ちます。
戸倉城址案内
トチバニンジン
条件が良いのか、艶々の葉に綺麗に実った赤い実の整った姿でした。
道標 オカタツナミ
戸倉城山への登城口としては、西戸倉からが穏当です。光厳寺からの登りは、後に分かりますが困難を極めるのではと・・・。
オカタツナミは、上方の葉が大きく下すぼまりな姿が特徴。
ササクサ 城跡の石垣
笹だとばかり思っていたら「ササクサ」という草とのこと。今は大人しくしていますが、花序が長く伸び実ると厄介なくっつき虫となります。去年柏木山でつきまとわれたのが恐らくササクサの実ではないかと・・・。葉脈をよく観ると「あみだくじ」模様になっているのが面白い。
戸倉城山山頂(434m)からの展望
ヤマウルシ
早くも色づいていました。
ヤマウルシ ウルシ科 タカノツメ ウコギ科
ウルシ科、ウコギ科、それぞれの特徴を見せる実りの姿が面白い。
タカノツメ
タカノツメは、芽吹きの頃の葉が「鷹の爪」に似ていることから。三小葉で一つの葉です。
ナツハゼ ツツジ科スノキ属
青くはなりませんが近い仲間なので「日本のブルーベリー」とも呼ばれますが、それ程甘くは無く、酢の木属の名の通り酸っぱいです。
ツクバネ ビャクダン科ツクバネ属
名の通り、羽子板で衝く羽にそっくりです。
バイカツツジ
葉の下に咲くので、散り落ちて気づくことが多いのですが、樹高が低い木が多かったので目の高さで沢山見ることが出来ました。
トチバニンジン
またしても立派な個体! 余程トチバニンジンに適した地のよう。
コンテリクラマゴケ イワヒバ科(シダ)
こちら側にもコンテリクラマゴケが綺麗に生えそろっていました。中国原産のシダですが、青味を帯びた葉が美しく、お寺などで栽培されていたものが逸出しているのでしょう。
(つづく)
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2023年06月20日
三つ峠 ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)
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ヒメムヨウラン 姫無葉蘭 ラン科サカネラン属
2023.06.15 三ツ峠
高さ10cm程の小さなランで、暗めの針葉樹の林床、這いつくばるように堪えて撮りましたが難しい。
茶色の落ち葉が積もる中、存在を知る人しかみつからないような地味な花。
オマケに腰が折れているので、株元がボケていますが、葉が無い=無葉蘭で、光合成をせず木の根の菌根菌と共生する菌従属栄養植物。「らんまん」に登場したヤッコソウは、光合成をせず木の根に寄生する寄生植物です。
一つの花を観れば、ちゃんとラン科の花の形をしています。
背萼片/側萼片(左右)/側弁(左右)/唇弁はほぼ同質同長(約3mm)
ところがどっこい! 図鑑に「花は倒立している」という気になる記述が・・・「えっ、倒立って一体どういうこと??」
ラン科の花の多く(一番有名なカトレアを頭に浮かべて)は、「唇弁」と呼ばれる大きく下方に垂れ下がる花弁が目立ちます。先日のカモメランでは赤紫の斑点が付いていた部分です。これが普通の位置だとすると「ムヨウランの花は逆立ちしている」ということになります。
そう言われて見直せば、上向きの一片が一番大きく[唇弁」に見えます。
調べてみると、大部分のラン科の花は何故だか子房が捻れて花が180度回転している為、唇弁と呼ばれる花弁が下向きになっていますが、本来の花の構造は、唇弁は上方。ということは・・・子房が捻れていないムヨウランが倒立しているのではなく「大部分のランの花は倒立している」ということではないでしょうか。
まぁ、混乱を避ける為には、少数派の方を「倒立している」とする方が穏当ですよね。それにしても、何故、大部分のランの子房が捻れて唇弁を下向きにする必要があったのか? 最初は、一番目立つ「唇弁」を上にして虫たちにアピールする積りだった筈。湿っぽい所に生えるので、雨露よけかな? う〜ん、ラン科、面白いですね。悔しい、時間がな〜い!引き続き考察し続けます。
こちらの蕪は、花が終わりかけ、子房が膨らみ始めていました。この株を見ると「無葉」と言いながら、退化した鞘上の葉が着いていますね。
一株みつければ、目が慣れてきて周りでも見つかり始めます。絶滅危惧種なのですが、先輩の経験談では、ある所には未だ結構あるのだそうで、みつかりづらいだけなのかな?
盗掘の心配は・・・売れ筋ではなし、余りなさそう? それでも菌従属栄養植物ですから、移植厳禁。盗掘は論外、購入も絶対にしないで下さい。購入する人も植物を絶滅に陥れる共犯者です。
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2023年06月19日
三つ峠 カモメラン(鴎蘭)
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カモメラン 鴎蘭 ラン科ハクサンチドリ属
2023.06.15 三ツ峠 準絶滅危惧種
先日の三ツ峠(2)の中でも書きましたが、「和名は花の姿にちなむ」と牧野先生が書き残されているそうですが「一体どこが?」と思っていました。
今回、こうして拡大して良く一つの花に注目して見てみれば、花の上に見える白い冠状の部分(背萼片+側萼片+距)が「カモメの頭・羽・尾羽で飛翔する姿」に見えて来ました。横から見ても前から見ても、白いカモメさんが飛んでいます! 今まで、派手な赤紫の斑点が沢山ある唇弁に気を取られていました。
この斑点が「鴨の胸模様」に似ているので「鴨目蘭」という説もあるそうですが、鴨の胸模様?全然ピンと来ません。鴨の胸に斑点なんて無いですよね? 若しかして、カルガモのことでしょうか・・・。
また、葉が1枚しかないので「イチヨウチドリ 一葉千鳥」の別名があるそうです。
群生していたので、現地では気づけませんでしたが、こうして引いて撮った写真で見れば、確かに根生葉が1茎につき1枚のように見えます。次回はちゃんと見て来ます。
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2023年06月18日
三つ峠 キバナノアツモリソウ(黄花敦盛草)
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4月末の倉見山でクマガイソウに会えたので、今度は是非、アツモリソウに会いたい!と三ツ峠へ出掛けました。残念乍らピンク色のアツモリソウには会えませんでしたが、更に珍しいキバナノアツモリソウの方に出会えて、興奮! 手足がガクガクしました・・・
写真の枚数だけは沢山撮ったのですが、撮りづらい場所と手の震えで?思うようにはなかなか・・・
キバナノアツモリソウ 黄花敦盛草 ラン科アツモリソウ属
2023.06.15 絶滅危惧種
アツモリソウは弱冠17歳、紅顔の美少年・平敦盛を彷彿とさせる風情ですが、この黄花の敦盛草の方は、凜々しい青年武士のような気高さを感じ、圧倒され思わずお辞儀、
「ご、ご無礼つかまつります・・・」
と、たじろいでしまいました。
「苦しゅうない、近こうよれ。」と聞こえたような?
そんな風に書くと、クマガイソウやアツモリソウのような大きな花を想像されるかもしれませんが、花径3p程の小振りな花です。
失礼して、横顔も撮らせて頂きました。
ピントを後ろの笹に持って行かれ残念ですが、子房(花の後ろ苞より上の部分)・茎・葉に腺毛があるのが、かろうじて分かります。
水差しのフタのような背萼片が垂れて背面の白が目立っていましたが、咲き進めばもっと立ち上がり内面は黄緑色に白い条が入っています。
ラン科の花では左右に大きく広がり目立つことが多い側萼片は、後ろで合着して垂れ下がっています。
横顔は、ちょっとペリカンみたいで、少し親近感が湧きました。
もっと内部も観察したかったけれど、この咲き始めの美しく気高き武士に敬意を表して遠慮しました。いつかもっと沢山咲いていて、口も大きく開けた花に出会えたら、少しだけでも覗かせて頂けるでしょうか。花の声に耳を傾けてお許しを待ちましょう。
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2023年06月17日
三つ峠(3)母の白滝
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三つ峠からの下山コースは幾つかありますが、この日は雨が降り出したので予定していた三つ峠グリーンセンターへの下山を諦め、一番短い母の白滝経由の下山となりました。
母の白滝コースへの分岐は、進入禁止のゲートの右横から入ります。進入禁止の大きなゲートに前方を阻まれ「母の白滝」への道標の向きがゲートの無い道の方に向いて見えるので要注意です。
分岐では必ず地図を確認しましょう。YAMAP等を稼働していれば安心です。
そこさえ間違えなければ、やや急で岩場もありますが、足元注意しながら下山すれば迷う処はありません。
小雨も降ってきたので、滝付近に着くまで写真は撮りませんでした。
母の白滝手前の流れ(父の白滝?)
母の白滝
滝は母の白滝神社として祀られており、赤い鳥居と石の祠があります。
河口浅間神社の御神体「木花開耶姫(このはなのさくやひめ)の義理の母「栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)」祀っており、白い瀑布が織物を連想されるからか、古くより織物の神様、またそこから富をもたらす神様としても祀られています。
町が見えて来ました。河口浅間神社横の登山口へ下りていきます。打ち上げの名物「ほうとう」目指して、頑張ろう!
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2023年06月16日
’23 6月 三ツ峠(2)ラン科の花々ほか
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開運山山頂までで未だお目当てのラン科の花をみつけられていなかったので、下山路では更に目を皿のようにして丹念に探していると・・・ありました! 一番会いたかった花が姿を見せてくれました〜🎵
キバナノアツモリソウ 黄花敦盛草
発見の喜びで舞い上がって写真を撮りましたので、山桜のメインブログで「キバナノアツモリソウ」を書いてご紹介しますね。
次いで、こちらも期待していたラン科の・・・
カモメラン 鴎蘭
どこが「カモメ」なのかなぁ?と思っていましたが、こうして改めて写真を見ていたら、花の上の白い部分がカモメが飛んでいる姿に見えて来ました! つい赤紫のドットが鮮やかな唇弁の方に目がいっていて、今まで気づきませんでした。
クリンユキフデ 九輪雪筆 カラマツソウ 唐松草
「九輪雪筆」という名前が好きなんです。名付けた人のセンス良すぎ!
「唐松草」の名前もいいですよね〜「唐松」の短枝につく傘状の葉の着き方にソックリです。
ウラジロヨウラク? 裏白瓔珞
尾瀬や八幡平で見かけたウラジロヨウラクに似ているのですが、葉色や葉裏を確かめておらず・・・
ユキザサ 雪笹 ミヤマザクラ 深山桜 果実
ユキザサ三種の内の基本種かと。
ミヤマザクラは花が総状につくので果実もこの通り。
シロカネソウ 白銀草
同行F嬢発見! 白い小さな花が霧露に濡れて光っていました。白銀草と書くようですが、発音は「シロカネ」と濁らないのが謎で、俄然由来に興味が湧いております。銀なのかプラチナなのか、はたまた、白い鐘なのか??
ヒメムヨウラン 姫無葉蘭
同行K氏発見! これも小さく地味で暗くて目立たないランなのですが、よく観ると味わい深い花です。無用ではなくて無葉、葉が無いことが特徴です。
霧の景色
どんどん霧が濃くなってきましたので、早めに下山するため、リーダー判断にて予定より短いルートに変更。
アズマヒキガエル バイカウツギ 梅花空木
サンショウバラ 山椒薔薇
麓では未だ固い蕾しかなく花は諦めていたら、こんなにもふっくら美しい花が出迎えてくれ、大感激! そして見上げる程驚きの大木になっていました。
ハンショウヅル 半鐘蔓 ヤマオダマキ 山苧環
テリハノイバラ 照葉野茨 フタリシズカ 二人静
クサタチバナ 草橘
クサタチバナが全盛期で、至る所で美しい姿を見せてくれました。これも鹿不嗜好性植物?
タニウツギ 谷空木 ウリハダカエデ 瓜膚楓
(つづく・・・)
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2023年06月15日
23年6月 三ツ峠(1)白い花々
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2023.06.15
三ツ峠山へは何度も行きましたが、6月は初めて。今まで出会えなかった梅雨の時期にしか見られない「ラン科」の花々を求めての山歩きでした。
バス停を下りると降り注ぐシャワーのような白い花のお出迎え。
オオバアサガラ
オオバアサガラ蕾 ブナの若い果実
サワシバの果穂
マユミ
清冽な沢の流れ
ミヤママタタビ ミヤママタタビの雄花
ニシキウツギ マムシグサの仲間
ハクウンボク
ハクウンボクの落花 オガラバナ?の落ち葉
クモの巣 ウマノアシガタ
クサタチバナ
ガマズミ
アズキナシ
サンショウバラ蕾 三つ峠山荘看板
サラサドウダン
ヤマハハコ蕾 シロバナノヘビイチゴ
マイヅルソウ キバナノコマノツメ
シロバナフウリンツツジ
シロバナフウリンツツジは、サラサドウダンの白花種とされています。
シロバナフウリンツツジ 三つ峠 開運山(1,785m)山頂
この日は、霧の出ている曇りで残念乍ら雄大な富士山の姿は拝めませんでした。
(つづく)
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2023年06月14日
尾瀬 (10)ツバメオモト
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さて、山笑(やまにこ)会の下見を終え、もう一泊(ロッジまつうらさん)追加で、幹事で尾瀬の公認ガイドのマサさんの他のイベントの下見に同行しました。昨年の山笑(やまにこ)会で歩いたコースですが、今年は半月ほど早かったミズバショウの開花が遅くまで楽しめるとのことです。
戸倉のロッジまつうらさんは、いつも笑顔で優しい女将さんの素敵なおもてなしに溢れていて、到着〜出発まで本当に心地よく癒やして頂けました。お食事も(お弁当も!)とても美味しく、温泉はつるつるのお湯で疲れがとれ、最高でした。下見を終えて気が抜けたのか、写真を撮っていなくて残念。
2023.06.07
大清水〜一ノ瀬〜三平峠〜尾瀬沼〜大江湿原〜浅湖湿原(折り返し)
山神宮 ヤハズハンノキ
「山神宮」は、山の神「十二様」をお祀りしています。十二山神社とも。
ヤハズハンノキは、葉っぱの先が窪んで矢筈型になっています。
大清水登山口道標 6:09
コマガタケスグリ コマガタケスグリ 花
一ノ瀬休憩所前で見かけて、最初はカエデの仲間かと思ったのですが、花を見て「スグリの仲間?」となり、後で調べて駒ヶ岳スグリと分かりました。人が休む所の傍には食べられるものが生えて(植えられて?)いることが多いです。
オヒョウ
オヒョウの葉っぱもこの独特な形なので、直ぐに分かります。(そうでない葉もあるので要注意)
木道の道を登る 石清水のベンチ
夜半〜明け方まで雨が降っていたので、登山道には水が流れ、木道が濡れていて要注意。
木々の新緑
どんどん晴れて来て、透過光が美しい。
新緑を食むシカ
お腹が減らした鹿が朝食中・・・貴重な植物を食べないで・・・と思いつつ、鹿も生きていかねばで、今は防護柵を張り巡らすシカないようです。
ムラサキヤシオ キチャワンタケ
三平峠看板
この時は、全然気づかなかった足元の小さな可愛い花を帰りにみつけます♪
尾瀬沼を望む
ナナカマド 苔
尾瀬沼休憩所とベンチ 尾瀬沼山荘
尾瀬沼 道標
尾瀬沼 看板
ミズバショウ
燧ヶ岳とミズバショウ
燧ヶ岳と尾瀬沼
早稲ッ沢湿原 タテヤマリンドウ
ミネザクラ(峰桜 別名 高嶺桜)
ミネザクラ チシマザクラ
ミネザクラは無毛。ミネザクラの変種チシマザクラは、葉・葉柄・花柄が有毛。尾瀬ではミネザクラが多いようですが、良く見れば、このようにチシマザクラも見られます。
コミヤマカタバミ
ミズバショウ
アカミノイヌツゲ
尾瀬沼 ミズバショウ
ムシカリ(オオカメノキ) 長蔵小屋看板
ツバメオモト
去年は花の後の姿だけでしたが、今年はバッチリ開花の姿をみつけました! こういう花柄が長く伸びあがる植物は全体にピントを合せるのが難しい・・・
ツバメオモト 花アップ
気持は焦るけれど、ピントが合わず・・・歩き始めてまた戻り、何度も撮った末にやっとこれでした。
元長蔵小屋
長蔵小屋無料休憩所 嘗て使われていた船
なんとなんと、長蔵小屋エリア周囲はシラネアオイ天国でした・・・こんなに沢山の花を見られて幸せ・・・もう、美しすぎて溜息。
シラネアオイ
長蔵小屋
石走る垂水の水
この豊かな水が美しいシラネアオイの命も幸く育んでいるのでしょう。
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2023年06月13日
尾瀬 (9) ズミ、ヒメシャクナゲ、ミヤマスミレ
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2023.06.06 三条の滝分岐〜東電小屋〜ヨッピ吊橋〜牛首分岐〜鳩待峠
三条の滝分岐の道標 イワカガミ
キジカクシ? ゼンマイの仲間?
イヌエンジュ? ハンゴンソウ
至仏山
ミツバオウレン 花 ミツバオウレン 葉
東電尾瀬橋
橋からの只見川
サンリンソウ
ハクサンタイゲキ(尾瀬沼タイゲキ) ヤハズハンノキ
赤田代
至仏山
枝がクルリと輪を描くシラカバ
ミズバショウ タテヤマリンドウ
ミズバショウ
リュウキンカ タネツケバナ
ヨッピ吊橋 道標
オオバタチツボスミレ ハクサンチドリ 蕾
ヒメシャクナゲ
ミツガシワ
池塘のさざ波
カラコギカエデ ズミ
ズミ
こちらのズミはほぼ真っ白なタイプの花。
?橋 ?川
ズミ
こちらのズミは赤味が濃いタイプ。
燧ヶ岳 953
逆さ至仏山
ミズバショウ
ミヤマスミレ
ルイヨウボタン
タチカメバソウ
サンリンソウ オオバキスミレ
山ノ鼻〜鳩待峠は、通常下り60分、上り90分のコースタイムになっていますが、我々は下りの観察時間が長く2時間程も要したので、却ってバスの時間が気になっていた上りの方がずっと早かったです。
さて、一旦戸倉に戻って一泊し、翌日は別のコースから尾瀬に入りました。
(つづく・・・)
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2023年06月12日
尾瀬 (8)トガクシショウマ
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2023.06.06
三条の滝分岐〜段吉新道
ツルアリドオシ 段吉新道への分岐
地面を這うように背丈の低い状態でした。ハイイヌツゲは黒い実だと言いますし、何か他の種のような気がするのですが、未だ調べておらずすみません。
層が重なった大岩 シシガシラ(シダ)
ダイセンヤマナメクジ ブナの発芽
ウリハダカエデ? ウリハダカエデ?
段吉新道分岐 エゾユズリハ
ツクバネソウ 花 ツクバネソウ 全草
スミレサイシン 葉 スミレサイシン 青い実
トガクシショウマ 葉 トガクシショウマ 青い実
マサさんの大先輩情報で咲いていると伺って勇んで探しに来たものの、最初にみつけたトガクシショウマは、葉と花が散った後の小さな実だけでガッカリ・・・それでも初めて本物の葉をみられただけでもラッキーと自分を慰めました。
サカハチクロナミシャク 大橇(おおそり)沢
ところがところが・・・ふと目を上げたその先には、信じられない程の群落が・・・もう、大興奮! この繊細な薄いピンク色がなかなか綺麗に写せず四苦八苦。スマホでも撮ってみました。スマホで撮ったものはムラサキっぽく写りました。
トガクシショウマ(メギ科)
スマホで撮った写真
サンカヨウ(メギ科)
同じメギ科のサンカヨウも同じ場所に生えていました。このような雪解け水が流れ込む沢沿いが好みのようです。シラネアオイもそうですね。
ヒロハコンロンソウ(アブラナ科) ズダヤクシュ(ユキノシタ科)
ヒロハコンロンソウは未だ蕾で、白く小さな花が見えているのはズダヤクシュです。
ミクニサイシン(ウマノスズクサ科)
コミヤマカタバミ タネツケバナ
タテヤマリンドウ
テングクワガタ
花はオオイヌノフグリやクワガタソウの似ています。それが塔のように高く重なって咲くので、天狗の名前を貰ったのでしょうか。
イワカガミ サンリンソウ
(つづく・・・)
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2023年06月11日
尾瀬 (7)紫八潮 三条の滝
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2023.06.06 見晴十字路〜温泉小屋〜平滑の滝〜三条の滝
至仏山 見晴十字路より
ズミの蕾 至仏山
景鶴山 見晴十字路より
ナツトウダイ ミヤマキンポウゲ
ミズバショウ ヒカゲノカズラ
ミズバショウも一つ一つ見ると結構個性的で面白い。こちらはお帽子が外れてしまった?
? ミズバショウ
温泉小屋看板 温泉小屋
三条の滝への道標1、2
ムラサキヤシオ ?
ムシカリ(オオカメノキ) ムラサキヤシオ
平滑の滝
?の滝
オオタチツボスミレ ミヤマスミレ
ミヤマスミレ
ズダヤクシュ
カラマツソウ 三条の滝への道標3
アズマシャクナゲ
エゾユズリハ 三条の滝への急階段
三条の滝
大雨の降った後で、瀑布轟く大迫力。音と飛沫とマイナスイオンを浴びて、身も心も洗われました!
(つづく・・・)
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2023年06月10日
尾瀬 (6)キヌガサソウ 朝霧
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2023.06.05 見晴十字路〜第二長蔵小屋
見晴十字路で振り返り見た 至仏山
イワカガミ
キヌガサソウ
第二長蔵小屋 夕食
尾瀬小屋休憩所 コーヒーミーティング
夕景 燧ヶ岳 19:15
夕景 山小屋 19:21
朝霧 景鶴山 4:19
朝霧 月 4:23
朝焼 燧ヶ岳 4:26
マサさん リカさん
朝霧 至仏山 4:33
朝霧 月 4:46
朝霧 燧ヶ岳 4:47
ミズバショウ
マツバスゲ コアカミゴケ(地衣類)
オオバタチツボスミレ ヤマドリゼンマイ
ワタスゲ モリアオガエル卵塊
まだワタスゲはふんわり綿毛が膨らんでいません。白い泡状の卵塊は、シュレーゲルアオガエルのものかと思ったら、尾瀬では木が少ないのでモリアオガエルが湿地に直接卵塊を産み付けるのだそうです。
朝食 タカネバラ蕾
朝食でご飯をモリモリお代わり、気力体力充填で出発です! 昨年の7月に満開だった、ハマナスに似たタカネバラは未だ固い蕾でした。
(つづく・・・)
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2023年06月09日
尾瀬 (5)ミツガシワ
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2023.06.05 山ノ鼻〜牛首分岐〜竜宮〜見晴十字路
ミツガシワ
燧ヶ岳
逆さ燧
池塘
燧ヶ岳
牛首分岐道標 スギナモ
至仏山(後方、振り返り仰ぐ)
下の大堀川橋
タテヤマリンドウ
至仏山 尾瀬ヶ原
新緑 白樺
竜宮
リュウキンカ
ミズドクサ(水木賊) ワタスゲ
なぜドクサと濁るのだろう・・・水毒草とは聞こえが悪い。ミズトクサと呼びたいなぁ
ミツガシワ
竜宮小屋 皮籠岩(かわごいわ)
ヨブスマソウ ヤマドリゼンマイ
クロビイタヤ
ミズバショウ 清流
見晴十字路へ
(つづく・・・)
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2023年06月08日
尾瀬 (4)ミズバショウ
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山ノ鼻〜研究見本園〜尾瀬ヶ原〜牛首分岐 2023.06.05
ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)
山ノ鼻ビジターセンターのお手洗いに向かう通路の入口、看板の下と通路右手に何株か咲いていました。
オオバタチツボスミレ
リュウキンカ
ミズバショウ
タテヤマリンドウ 花と蕾
ズミ 蕾 ミツガシワ
リュウキンカ・オオバタチツボスミレのお見合い
ミズバショウ リュウキンカ
ギョウジャニンニク ヤチヤナギ
ズミ 川
燧ヶ岳
ヒメシャクナゲ ナナカマド
スゲの仲間?の花 ツツジの仲間?の蕾
レンゲツツジの蕾
タテヤマリンドウ
(つづく・・・)
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2023年06月07日
尾瀬 (3)タチカメバソウ
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鳩待峠〜山ノ鼻(終)2023.05.06
熊鐘を鳴らすマサさん ブナの新緑
タネツケバナ コバイケイソウ
ミズバショウ
やっと今回のメイン、ミズバショウの綺麗なものが・・・今年は雪解けが早くピークは過ぎていましたが、未だ未だ楽しめました。
ルイヨウボタン
とても小さく、葉の色と同じ様で目立ちませんが、よく観れば、とても凝った造りの美しい花。
サンリンソウ
イチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウと段々お花が小さくなります。三輪草と言っても、三輪同時に咲いているのはなかなかみつかりません。
サンリンソウ 蛙石
ミヤマカラマツ
他のカラマツソウの仲間より、ほんのり紫色に見えます。
ムラサキヤシオ ムシカリ(オオカメノキ)
ムラサキヤシオとムシカリが盛りで、あちこちで赤白の共演。
タチカメバソウ ムラサキ科
見たかったお花の一つ、立亀葉草です。ムラサキ科でも白色ですが、花はわすれな草に似ています。
タチカメバソウ
トリガタハンショウヅル
花が白いハンショウヅルの仲間です。一週間後の本番には咲いているかな。
オオタチツボスミレ ツボスミレ(ニョイスミレ)
?川 サンリンソウ
ヒメゴヨウイチゴ 花 ヒメゴヨウイチゴ 葉
ヒメゴヨウイチゴの花は小さくて殆ど開かないようです。花柄に毛があるのは姫が付かない五葉苺。
ニリンソウ
ニリンソウはそろそろ終わりでサンリンソウにバトンタッチという所。
サンリンソウ
山ノ鼻のビジターセンターが見えて来ました。
(つづく・・・)
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2023年06月06日
尾瀬 (2)シラネアオイ
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鳩待峠〜山ノ鼻(中)2023.06.05
ミネカエデ ハウチワカエデ
紅葉したモミジ(カエデ)も勿論綺麗ですが、未だ柔らかな新緑の青モミジの様々な表情にもときめきます。
ツクバネソウ
ツクバネ○○という名前も色々ありますね。昔はツクバネがとても身近だったのでしょう。四季折々の楽しみ、忘れたくないです。
ヤマトユキザサ エンレイソウ
尾瀬では、ユキザサ、ヤマトユキザサ、ヒロハユキザサの3種が見られます。
コヨウラクツツジ
ムラサキヤシオ 蕾 ナナカマド
コミヤマカタバミ コミヤマカタバミ
薄黄色〜白色のミヤマカタバミは、東京の高尾山でも沢山見られますが、コミヤマカタバミの白花だと、何処が違うのか分かりません。少し小さめかな?と思うと、同じくらいの大きさのものも。薄ピンクの条が入っているものなど、表情が様々です。
コミヤマカタバミ
ショウジョウバカマ
咲き始めたばかりの綺麗な状態に出会えました。そう言えば、昨年訪れた時には、すっかり背丈が伸びて果実を着けていて、根生葉も見えず、最初は何だか分からず考え込んだのでした。
ムシカリ(オオカメノキ) 途中の沢
オオバノヨツバムグラ マイヅルソウ
オオバスノキ 蕾 ハウチワカエデ
ムラサキヤシオ と ハウチワカエデ
ムラサキヤシオの花とハウチワカエデの若葉色は素敵なコンピネーションです。
イワナシ 花 イワナシ 実
昨年は出会えなかった可愛いピンクのお花! もう身になっているものも。
ミクニサイシン スミレサイシン
ウマノスズクサ科 スミレ科
ウスバサイシンのハート型の葉の基部がくっついて隙間がないものをミクニサイシンと呼ぶのだそうです。
スミレサイシンは、スミレの仲間ですが、そのウスバサイシンやミクニサイシンと同じ場所に生えていて、葉の形が似ていることからの命名です。花は早咲きで、既に終わっていました。
オオバキスミレ
ツヤツヤの筋の通った葉に、スッキリした黄色の花。どこかハンサムな青年のよう。
シラネアオイ
触れれば直ぐに傷んでしまいそうな薄い花びらのシラネアオイは、保護膜の中で大切に守られていました。
(つづく・・・)
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2023年06月05日
尾瀬 (1)サンカヨウ
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ハイキング企画の下見で、2泊3日、尾瀬へ行って来ました。去年の約1ヶ月程前、去年は種子になっていたものが咲き始めた頃で、同じ場所の季節による違いを観察出来て一団と楽しかったです。
バスタ新宿から高速バスに乗り尾瀬戸倉へ、そこから橋を渡った先でミニバスに乗り継いで鳩待峠に到着。
2023.06.05
鳩待峠休憩所 尾瀬・鳩待峠(1,591m)看板
至仏山を仰ぎながら準備を整え、いざ出発!
オオタチツボスミレ エンレイソウ
オオタチツボスミレは林縁等で咲くスミレで、似た名前の、オオ「葉」タチツボスミレは湿原のスミレです。
ズダヤクシュ モミジカラマツ
去年は種子だったズダヤクシュは、未だ蕾。
去年は満開だったモミジカラマツは、葉が展開したばかり。
ヒロハテンナンショウ サンカヨウ
サンカヨウ
大好きな純白のサンカヨウに出会えました! 露や雨を帯びていると、花弁がガラス細工のように透き通って神秘的な美しさになりますが、晴天下で開いたばかりの初々しい白さも素晴らしく、心が洗われる思いでした。
イワナシ
マユミ カニコウモリ
ミネカエデ 花 ムシカリ(オオカメノキ)
ムラサキヤシオ
ヤマトユキザサ? マイヅルソウ
ウスバサイシン(ミクニサイシン?)花
ツタウルシ(新緑) ハリブキ
清水が流れる沢 新緑の中の木道を行く
テツカエデ ウリハダカエデ
テツカエデとウリハダカエデ、なかなかどちらかはっきりしないことが多かったのですが、今回、若葉を間近に触って観察出来たので、やっと区別が出来るようになりました。
葉がやや横長、葉柄が長いのがテツカエデ。葉がやや縦長、葉柄に溝があるのがウリハダカエデ。
見た目ではゴワゴワしてそうなテツカエデの方が、若葉はしっとり柔らかで、ウリハダカエデの方がガサついていたのも意外でした。
ヤグルマソウ(赤葉) トチバニンジン
ヤグルマソウの中には、普通に芽生えの時から緑の葉と、赤銅色の葉がありました。赤葉の方も芽生えから赤く、大きくなっても赤いままです。
(つづく・・・)
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2023年06月03日
トトロの森・4月
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3月末開催「低山はいかい」で歩いた「トトロの森」のその後の様子です。あの時、未だ小さな蕾だった子らも綺麗に開花していました。
アケビ 2023.04.09
花序の先の方(下)に咲いている大きめの花が「め花」、元の方(上)に咲いている小さめで数が多いのが「お花」です。
め花
裏側から見た花序
オトコヨウゾメ
狭山丘陵の春は、早くはウグイスカグラ、追ってオトコヨウゾメの花が沢山見られます。
八重桜 ’関山’
ソメイヨシノや陽光などの一重の桜が終わり、八重桜の季節に。
ヒメサザンカ ’エリナ・カスケード’
礼拝堂の裏手の植栽では、ヒメサザンカの園芸種の花がやっと咲き出しました。
クヌギ
クヌギの新芽と雄花が吹き出すように開き黄金色に輝いて・・・
ヤマツツジ
青空と新緑に映えるヤマツツジの花が咲けば、春もたけなわ。
ヤマツツジ トチノキ
ベニシジミ
里山には、幼虫の食草である嘗て繊維を取ったカラムシの仲間が残っているので、ベニシジミも未だ未だ沢山見られます。
クサボケ
水田を守る土手には、ふっくら膨らんだクサボケが沢山並んで愛らしい。
イチョウウキゴケ
「まっくろくろすけ」そっくりなイチョウウキゴケも元気に田んぼの中で泳いで?いました。
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2023年06月02日
高尾 長房白山神社
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高尾野鳥倶楽部で南浅川の鳥見に出掛けた折、何かに引かれるように参拝できた高尾の長房白山神社、最初の鳥居下の階段に咲いていた小さな花たち
スミレ 2023.04.08 ヒメウズ
所在地は、八王子市高尾の廿里町(とどりまち)。
目の前の浅川の向こうには高尾山という立地です。
享禄3年(1454)に加賀一の宮を勧請して創建。
天文22年(1553)には滝山城主大石源左衛門尉縄周が社殿を造営。
ご祭神は、伊邪那美命(いざなみのみこと)です。
長房白山神社遠景
最初の踊り場の石祠
上り始めた時は、先がどれだけ続くのか分かりませんでしたが・・・
行けども行けども尽きぬ階段
時々来し方を振り返り確かめつつ登り・・・やっと階段の終わりが見えて来ました。
本殿の覆屋が奥まって見えています。
その手前の狛犬さん達
本殿 覆屋
赤い本殿
更にまた登ると奥宮が鎮まっておいでだとか・・・皆を待たせてしまっていたので、そこまでワガママは出来ませんでした。
拝殿前の「厄落とし玉」
これも試してみませんでしたので、次回に持ち越しです。
クロコノマチョウ(黒木間蝶)
狭山丘陵でも時折みかける大型の森の中を飛ぶ蝶は、余りにも擬態が上手で、止まっていたら気づけないでしょう。
コバノタツナミ アリアケスミレ
拝殿前の広場には、アリアケスミレが沢山で、そちらに夢中でした。
野鳥観察に出掛けて来て、まさか初めての神社にお参りできるとは思わず、ついつい自然観察に目がいきがちで、拝殿などの写真も撮っておらず、中途半端な記録で心残り。きっと「またおいでなさい」という神様の思し召しなのでしょう。
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ちょっとオシャレな野菜たち
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早起きして向かった野鳥観察会の集合場所近くの畑では、珍しい作物が育っています。このアザミに似た葉は見覚えがあります。
アーティチョーク キク科チョウセンアザミ属 2023.03.12
蕾を収穫して食べますが、日本では、なかなか新鮮なものを頂くチャンスはありませんね。缶詰は、茹でアスパラに似たような風味でした。この時に畑にいらした方に伺うと「自家用で出荷はしていません」とのことでした。
そしてこちらのチリチリの葉っぱは・・・? エンダイブ? チコリ?等と思いながらよく観れば、アブラナ科の菜の花に似た蕾が見えました。スーパーで見た生食用のカラシナに似ているような。この日は、どなたもいらっしゃらず、正体を伺えなくて残念。
サラダカラシナ? 2023.04.09
この辺りでも、オシャレな野菜の需要が高まって来ているのかもしれませんね。
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