2023年07月31日

’23年7月 白山 花紀行(15)下山・弥陀ヶ原(湿原)



チングルマ/稚児車 バラ科チングルマ属 果実 7:27
P7199085 白山 チングルマm 727.jpg

コイワカガミ/小岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
P7199086 白山 コイワカガミm.jpg

イワイチョウ/岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
(短花柱花)
P7199087 白山 イワイチョウ 729m.jpg
よく似ているミツガシワの花弁の縁にはヒゲが、こちらはフリル。葉っぱは腎臓型でイチョウには似てない。ミツガシワ同様、短花柱花と長花柱花がある。

コバイケイソウ/小梅尅 シュロソウ科シュロソウ属
P7199088 白山 コバイケイソウm.jpg
今年はコバイケイソウが少なくてチラホラでした。株は沢山あるので、裏年だったのでしょうか。

コイワカガミ/小岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
P7199089 白山 コイワカガミ 734m1.jpg

御前峰 と ミヤマクロユリ ユリ科バイモ属
P7199090 白山 ミヤマクロユリm 730.jpg
膝痛持ちには厳しい姿勢でしたが、どこかで目にした白山とクロユリの図柄に寄せて頑張って撮ってみました。

ウラジロナナカマド/裏白七竈 バラ科
P7199091 ウラジロナナカマド1m.jpg
小葉の下1/3程まで鋸歯がない。

ヒメクワガタ/姫鍬形 オオバコ科クワガタソウ属
P7199092 白山 ヒメクワガタm .jpg
ヒメクワガタは、白山に居るときは名前が分からず・・・やっと判明してホッとしました。

チングルマ 痩果
P7199093 白山 チングルマm.jpg
下山するにつれ、赤い花柱が長く伸びてフサフサになった果実が目立ってきました。

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月30日

’23年7月 白山 花紀行(14)下山・弥陀ヶ原へ



(友の後を歩き花ばかり見て楽していたので、地図を開いてみても下山ルートが怪しく・・・その友に今日ルートを教えて貰ってレポ再開です。)

室堂の夜明け、昨日の夕暮れから雲が出始め天気は崩れるの予報通り、雨が降っていました。

暗い内から早々に下山したグループが多かったですが、我々は空の様子を見て雨が弱まってきた隙に、

霧雨の中、鳥居越しに奥宮に拝礼して出発。6:45
DSC_0700 (002) 白山下山 奥宮拝礼m.jpg

ウラジロナナカマド 未だ青い果実
P7199058 白山 ウラジロナナカマドm.jpg

葉先はタカネナナカマドより尖らず、葉裏は名前通り白っぽい。
P7199059 白山 ウラジロナナカマドs.jpg

ガスの中を下山
P7199061 白山下山開始s.jpg P7199062 白山下山開始s.jpg

あれ、晴れて来た・・・お祈りが通じたか? 7:00
DSC_0701 (002) 白山下山 晴れて来たm.jpg

晴れ女パワー! 別山も見えて来た、ヤッタ〜\(^o^)/
mDSC_0702 (002) 白山下山 別山だ.jpg

別山!7:03
P7199064 白山 別山!m.jpg

別山! 雲が晴れて更にくっきり7:06
P7199067 白山 別山!m.jpg
実に堂々としたカッコイイお山、ウットリです。 登ってみたいなぁ 向こうから白山を拝みたい。

モミジカラマツ
P7199068 白山 モミジカラマツm.jpg

ユキザサ
P7199070 白山 ユキザサs1.jpg P7199069 白山 ユキザサs1.jpg

分岐 7:17
P7199071 白山 分岐s.jpg P7199072 白山 分岐 717.jpg

ネバリノギラン
P7199073 白山 ネバリノギランm.jpg

弥陀ヶ原 雨具を脱ぐ 7:19
P7199074 白山 雨具を脱ぐm.JPG
登りと別コースをとり、黒ぼっこ岩の手前を左に下り「阿弥陀ヶ原」湿原の木道を行く。

弥陀ヶ原 7:21
DSC_0704 (002) 白山下山 阿弥陀ヶ原m.jpg

イワイチョウ/岩銀杏 ミズガシワ科
(長花柱花)
P7199077 白山 イワイチョウm1.jpg


P7199084 白山 イワイチョウm.jpg

ハクサンボウフウ
シナノオトギリ
P7199078 白山 ハクサンボウフウ シナノオトギリm.jpg

モミジカラマツ
P7199079 白山 モミジカラマツm.jpg

ミヤマダイモンジソウ
P7199080 白山 ミヤマダイモンジソウm.jpg

振り返り仰ぐ 御前峰 7:26
P7199082 白山 振り返り見る 御前峰.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月29日

’23年7月 白山 花紀行(13)室堂泊



室堂 雷鳥荘
P7189050 白山 雷鳥荘s.jpg P7189051 白山 雷鳥荘s.jpg
なかなか予約がとれない「雷鳥荘」、金沢の友のお嬢さんがスマホの早業で取ってくれました。ありがとう〜\(^o^)/♪
完全個室、テレビ付。コインシャワー、マッサージチェアまでありました。それにしても入口の引き戸の重いこと・・・強風で開いてしまわない為なのかな。腕が鍛えられました。

待ちに待った白山頂上登拝ビール! 
P7189052 白山 室堂 乾杯m.jpg

カンパ〜イ!!
DSC_0692 (002) 白山 室堂 1710m.jpg

夕食のチキンソテー
P7189053 白山 室堂 夕食m.jpg
夕食はお肉・お魚の2種から選びます。

室堂センター テラス 17:44
DSC_0694 (002) 白山 室堂 1744.jpg

室堂から仰ぐ御前峰 18:06
P7189055 白山 室堂から 御前峰m.jpg

雷鳥荘からの夕景18:49
P7189056 白山 雷鳥荘から 夕景m.jpg

雷鳥荘からの夕景 19:22
P7189057 白山 雷鳥荘から 夕景m.jpg

室堂ビジター・センターからの夕景 19:32
DSC_0696 (002) 白山 雷鳥荘m.jpg

室堂ビジター・センターからの夕景 19:33
DSC_0698 (002) 白山 1933m.jpg

暮れなずむ室堂ビジター・センター 19:34
DSC_0699 (002) 白山 室堂 1934m.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月28日

’23年7月 白山 花紀行(12)室堂へ下山



お池から室堂へ下山 16:34
P7189025 白山 室堂へ戻るm.jpg

ハイマツ/這松
P7189023 白山 ヒメコマツm.jpg
白山山頂付近に広がるハイマツは、針葉が5本ずつ束ねられている5束性松。青味で短く纏まる葉形、真ん中の緑の雄花とその下を囲む赤い雌花の色合いにトキメク♪(最初ハイマツと書き、ヒメコマツ?と悩み、結局ハイマツに戻しました。すみません。)

ハクサンコザクラ/白山コザクラ サクラソウ科
P7189026 白山 ハクサンコザクラm.jpg
「人生初ハクサンコザクラ」♪
今年はもう終わってしまったと諦めていたので、萎れ気味でも出会えて大興奮! 目を皿にして探せば、登山道から離れた所に、まだまだ咲き残っていました。
P7189027 白山 ハクサンコザクラm.JPG
なぜ、等間隔で並ぶかなぁ カワイイ

そして、こちらも全部終わったかと諦めていた・・・

ミヤマクロユリ/深山黒百合 ユリ科バイモ属
P7189033 白山 クロユリm.jpg

P7189034 白山 クロユリm.jpg
クロユリ(エゾクロユリ)よりもかなり黄色っぽい? FITの大先輩から「黄色のクロユリ」が咲いていると聞いていたので、期待が高まります。
(クロユリはエゾクロユリとミヤマクロユリを併せた総称)

クルマユリ/車百合
P7189035 白山 クルマユリm.jpg
クルマユリは、一斉に咲き始めた一番良い時。沢山咲いていると段々慣れて通り過ぎてしまうという贅沢を犯しがち。一期一会、巡り会いに感謝して丁寧にご挨拶。

ミヤマホツツジ/深山穂躑躅  ハクサンボウフウ
P7189037 白山 ミヤマホツツジ?s.jpg P7189036  白山 ハクサンボウフウs.jpg

さて、セリ科だ・・・名前は確かめてから
P7189039 白山 ? セリ科m.jpg

ミヤマクロユリ
P7189040 白山 クロユリm.jpg
これは相当「黄色い!」と思いましたが、真っ黄色でないと「キバナクロユリ」とは言えないそうで・・・。

ハクサンコザクラ
P7189041 白山 ハクサンコザクラm.JPG

うわうわ、群生してる〜夢見心地♬
P7189046 白山 ハクサンコザクラm.JPG

ハクサンコザクラとミヤマキンバイ
P7189048 白山 ハクサンコザクラ ミヤマキンバイm.jpg

イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
P7189049 白山 イワギキョウm.jpg
室堂に戻ってきました。ここはもう、集めて保護してるの?的な群生。何度通っても素通り出来ない私(^^;)

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月27日

’23年7月 白山 花紀行(11)大汝峰・お池めぐり



2023.07.18 16:03
P7188990 白山 ?岩 1603.jpg P7188991 白山 ?岩 1603.jpg

P7188992 白山 ?岩 1605.jpg

血の池と剣ヶ峰
P7188993 白山 ?池 1608.jpg
赤い池を想像していましたが、他の季節には赤くなる?

ハクサンボウフウ/白山防風 セリ科カワラボウフウ属
P7188995 白山 ハクサンボウフウ?m.jpg
セリ科の花はよく似ていますが、葉の形から白山ボウフウだと思います。お刺身のつまになる海岸に生えるボウフウに似ていますよね。

ミヤマキンバイ/深山金梅 バラ科キジムシロ属
P7188996 白山 ミヤマキンバイm.jpg
葉っぱも花もイチゴがそのまま黄色くなったような姿。同じキジムシロ属のヘビイチゴやキジムシロよりも花色が黄色いこと以外はオランダイチゴ属に姿形は似て見えます(私見)。

P7189001 白山 ミヤマキンバイm.jpg

P7188998 白山 ミヤマキンバイs.jpg P7189004 白山 残雪を渡るs.jpg
ミヤマキンバイは、花弁の付根が一際色濃くオレンジのブロッチ模様になっているのがチャームポイント♪

池の右縁の残雪を渡る。ややぐずっているので注意。

元ワンゲル女子 笑顔満開
P7189007 白山 二人m.jpg

大汝峰(おおなんじみね 2,648m)と残雪
P7189008 白山 お池めぐりm.jpg 

残雪にうつる3人の影
P7189010 白山 3人の影m.jpg

雪解け水が育むチングルマと・・・
P7189011 白山 残雪 チングルマm.jpg

コイワカガミ、アオノツガザクラ
P7189012 白山 残雪 コイワカガミm.JPG

大汝峰とヒメコマツ樹林帯
P7189013 白山 お池めぐりm.jpg

下山の前方に姿を現わした別山?
P7189018 白山 別山?m.JPG
チラ見せで姿を現わす度に「カッコイイ!」登ってみたいなぁ
白山の三峰(御前峰、剣ヶ峰、大汝峰)と少し離れているから別山なのでしょうか。

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>



posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月26日

’23年7月 白山 花紀行(10)剣ヶ峰・翠ヶ池



振り返り見た御前峰
P7188962 白山 剣が峰m.jpg

私には女神さまに見えた岩   絶景に感動中・・・
P7188963 白山 仏様に見える岩s.JPG P7188964 白山 絶景に感動中s.jpg

剣ヶ峰
P7188965 白山 剣が峰m.jpg
最初は「なぜ、剣ヶ峰?」と思いましたが、こちらからのお姿は、もう間違い無く「剣」。無礼お許し下さい。平伏!

霊峰的見地の「禁足地」なのか、危険さから「禁登山」なのか分かりませんが、剣ヶ峰には登山ルートはなく、登山禁止域になっています。

沢山の人が上れば、神聖なお山が崩れてしまいそうですし、決まり事は守るが吉です。

ツガザクラ
P7188967 白山 ツガザクラm.JPG
岩の裂け目で生きる命。花後の姿も尊い。

コケモモ
P7188968 白山 コケモモm.jpg
こちらも花後、すくっと凜々しく。

イワツメクサ
P7188969 白山 イワツメクサm.jpg
さっき出会ったイワツメクサより、ふわっと大きくて別物かと思うほど。池が近いからかな。
P7188972 白山 イワツメクサm.jpg

ツガザクラ
P7188973 白山 ツガザクラm.jpg
未だほんのりピンク色で「ベル型」の花が残っていました。

アオノツガザクラ
P7188974 白山 アオノツガザクラm.jpg
こちらは名前通り、赤味のない緑系の花で「壺型」。葉も青味で、一面に生えていると青っぽく見えます。

アオノツガザクラとコイワカガミ
P7188976 白山 アオノツガザクラ コイワカガミm.jpg

コイワカガミ
P7188977 白山 コイワカガミm.JPG
イワカガミの仲間の同定は私には難しく、分布での判断です。

ミヤマタネツケバナ
P7188980 ミヤマタネツケバナm.jpg

翠ヶ池
P7188981 白山 翠ヶ池m.jpg
雪解け水を満々と湛え、今にもあふれ出そうなこの池の向こう側を見てみたい。

チングルマ
P7188982 白山 チングルマm.jpg

P7188984 白山 チングルマm.JPG

名残惜しく振り返り仰ぐ剣ヶ峰
P7188986 白山 剣が峰m.jpg

剣ヶ峰とお花畑
P7188988 白山 剣が峰 o花畑.jpg
急峻で岩だらけの剣ヶ峰ですが、瑞々しいお花畑を抱いて優しい表情を見せていました。

コイワカガミとアオノツガザクラ
P7188989 白山 コイワカガミ アオノツガザクラm.JPG
上のお花畑の主人公たち。

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


ラベル:石川県 白山
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月25日

’23年7月 白山 花紀行(9)御前峰(ごぜんがみね)



2023.07.18
遠ざかる室堂14:26       高天原14:35
P7188931 白山 遠ざかる室堂s.JPG P7188932 白山 高天原s.jpg

14:44
P7188933 白山 高天原m.jpg

雪渓の向こうに見えた来た山h? 14:57
mP7188935 雪渓の向こうに見えてきた山.jpg

奥宮前の山伏さん15:00    白山御前峰(2,702m)
P7188936 奥宮前の山伏さんs.jpg P7188938 白山御前峰三人s.jpg

御前峰でおやつのきんつば   御前峰は岩だらけ
P7188946 白山 御前峰 きんつばs.jpg P7188947 白山 御前峰 岩だらけs.jpg

御前峰からの展望
P7188941 白山 御前峰から 1504m.jpg

御前峰から 大分小さく見える室堂
P7188942 白山御前峰から室堂m.jpg

御前峰 奥宮 
P7188943 白山 奥宮m.jpg
雲の切れ間から別山が・・・

御前峰から剣ヶ峰(2,677m)
P7188944 白山 御前峰から 剣が峰m.jpg
最初はそれ程の急峻さを感じず「なぜ、剣が峰?」と・・・

下ってから仰ぎ見る御前峰
P7188948 白山 下山中見上げる御前峰m 1532.jpg

P7188949 白山 見上げる御前峰m.jpg

紺屋ヶ池と剣ヶ峰
P7188951 白山 池と剣が峰?m.jpg

剣ヶ峰(2,677m)          
P7188952 白山 剣が峰m.jpg

お小池めぐり地図
P7188953 白山 お池めぐり地図m.JPG

紺屋ヶ池 15:41
P7188954 白山 紺屋ヶ池m.jpg

P7188955 白山 紺屋ヶ池m.jpg

P7188960 白山 紺屋ヶ池m.jpg

コイワカガミ 15:44
P7188959 白山 コイワカガミ?m.jpg

ヒメクワガタ 15:44
P7188961 白山 ヒメクワガタm.jpg
低山のクワガタソウの仲間より、寧ろ堂々と雄々しく思えるのに「姫」なのは、もしかして、
「白山が女神様だから?」
「花も白いし!」
と一人合点しました(笑) 白山固有種ではないですよね? すみません(。。;)

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月24日

’23年7月 白山 花紀行(8)室堂〜



荷物の一部を室堂の「雷鳥荘」に置いて、更に山頂を目指します。

イワギキョウの見事な群生
P7188908 白山 イワギキョウm.jpg

マイヅルソウ
P7188909 白山 マイヅルソウm .jpg

ネバリノギラン
P7188910 白山 ネバリノギランm.jpg

振り返り見る室堂の赤い屋根群
P7188917 白山 室堂の赤屋根群m.jpg

クロユリ
P7188912 白山 クロユリm.jpg
楽しみにしていたクロユリは、室堂近辺では既に終わって花殻・・・残念。

お花畑
P7188913 白山 御花畑m.jpg

クルマユリ
P7188916 白山 クルマユリm.jpg
一方、クルマユリは真っ盛りで、素晴らしく美しい!

P7188918 白山 クルマユリm.jpg

P7188921 白山 クルマユリm.jpg

P7188922 白山 クルマユリm.jpg

P7188925 白山 クルマユリm.JPG

オンタデ
P7188923 白山 オンタデm.jpg
那須で沢山みかけたウラジロタデ(ウラジロイタドリ)にそっくりですが、葉裏は緑色。

イワギキョウ
P7188926 白山 イワギキョウm.JPG

ヨツバシオガマ イワツメクサ
P7188928 白山 イワツメクサ ヨツバシオガマm.jpg

イワツメクサ
P7188929 白山 イワツメクサm.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月23日

’23年7月 白山 花紀行(7)室堂到着



2023.07.18
 
室堂到着 12:48
P7188893 白山 室堂到着m.jpg

ミヤマタンポポ/深山蒲公英
P7188895 白山 ミヤマタンポポm.jpg

白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)奥宮鳥居前 12:50
P7188901 白山 奥宮鳥居前m .jpg

P7188900 白山 奥宮鳥居s.jpgP7188896 白山 奥宮祈祷殿s.jpg
祈祷殿の扉は締まっていたのですが、なんと前に立った途端、すーっとご神職の方が中から開けてくださいました! 神様に招かれたようで嬉しくなり、早速ご参拝。

奥宮祈祷殿
P7188899 白山 奥宮祈祷殿m.jpg
参拝後に撮影。

ザックを下ろし休憩     ミヤマカラシ/深山芥子
P7188904 白山 ザック達s.jpg P7188902 白山 ミヤマガラシs.jpg
余りの嬉しさにザックを下ろすことも忘れて参拝していたのでした。

ビジターセンターの中で・・・

室堂付近の花地図
P7188905 白山 室堂付近の花地図m.jpg

白山頂上付近の鳥瞰図
P7188906 白山 鳥瞰図m.jpg
ボケボケですが雰囲気だけでも・・・

白山ビジターセンター 白山ガイド 公式HP

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>



posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月22日

’23年7月 白山 花紀行(6)砂防新道・終盤 黒ボコ岩〜



2023.07.18 11:57
砂防新道 黒ボコ岩(2,320m)  最初に見えた雪渓
P7188879 白山 道標 1157s.jpg P7188880 白山 雪渓 1219s.jpg

雪渓
P7188881 白山 雪渓 1226m.jpg

青空に湧く白雲
P7188882 白山 稜線に出た 1229.jpg

P7188883 白山 稜線に出た 1234m.jpg

ハイマツ等の低木帯となる
P7188884 白山 ハイマツ帯 1241.jpg

P7188885 白山 雪渓 1241.jpg

タカネナナカマド/高嶺七竈 バラ科ナナカマド属
P7188886 白山 タカネナナカマドm.jpg
ナナカマド、ウラジロナナカマドに比べ低木で、葉先が尖っています。

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7188887 白山 ゴゼンタチバナm.jpg

イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
P7188888 白山 イワギキョウm.jpg
最初、チシマギキョウと思いましたが、花冠の裂片が無毛で花が上向きなのでイワギキョウでした。
青い花好きで、うっとり・・・すっかり有頂天で写真を撮り過ぎました。幸せ〜♪ HNも山桜を名乗る前は桔梗としていた位、キキョウ科の青い花たちが大好きなのです。
P7188889 白山 イワギキョウm.jpg
(「桔梗」は、平将門さんとの因縁があり、将門公好きな私としては涙を呑んで改名いたしました。勿論山桜も大好きです。桜と桔梗は表裏という関係も・・・という伝承の世界、昔の拙ブログはそちら関係も多かったのです・・・懐かしいなぁ また、そっちの世界にも行きたいなぁ)

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7188891 白山 ゴゼンタチバナm.JPG

イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
P7188892 白山 イワギキョウm.JPG

白山 室堂に到着 12:48
P7188893 白山室堂 到着m.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>



posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月21日

’23年7月 白山 花紀行(5)延命水



(編集中・・・)

2023.07.18 11:29
DSC_0669 (002) 白山 1129.jpg

ミヤマアカバナ/深山赤花 アカバナ科アカバナ属
P7188859 白山 ミヤマアカバナm.jpg

ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草 ユキノシタ科ユキノシタ属
P7188860 白山 ミヤマダイモンジソウm.jpg

トリアシショウマ/鳥足升麻 ユキノシタ科チダケサシ属
P7188862 白山 トリアシショウマm.jpg

シナノオトギリ/信濃弟切 オトギリソウ科オトギリソウ属
P7188864 白山 シナノオトギリm.jpg

ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草
P7188865 ミヤマダイモンジソウm.jpg

ミヤマダイコンソウ/深山大根草 バラ科ダイコンソウ属
P7188866 白山 ミヤマダイコンソウm.jpg

ミヤマコウゾリナ/深山髪剃菜 キク科ヤナギタンポポ属
P7188868 白山 ミヤマコウゾリナm.jpg

オタカラコウ/雄宝香 キク科メタカラコウ属
P7188871 白山 オタカラコウm .jpg

延命水 11:41
P7188872 白山 延命水s.jpg P7188873 白山 延命水s.jpg
延命水では雫がポトポトほどの水量しかなく、友がかがみ込んで持参のカップに必死に溜めてくれた貴重な水を分け合いました。きっと寿命が延びたことでしょう!

御花畑 11:51
P7188874 白山 お花畑m.jpg

タカネナデシコ/高嶺撫子 ナデシコ科ナデシコ属
P7188876 白山 タカネナデシコm.jpg

イワツメクサ/岩爪草 ナデシコ科ハコベ属
P7188878 白山 イワツメクサm.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>



posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月20日

’23年7月 白山 花紀行(4)砂防新道・中盤



(編集中・・・)

ヒメクワガタ
P7188827 白山 ヒメクワガタm 1023.jpg

P7188828 白山 ヒメクワガタ?m.JPG

ハクサンフウロ
P7188829 白山 ハクサンフウロm.jpg

ハリブキ
P7188831 白山 ハリブキm.jpg

ミヤマダイモンジソウ
P7188832 白山 ダイモンジソウ?ミヤマ?m 1040.jpg

ネバリノギラン?
mP7188833 白山 ネバリノギラン?.jpg

オオレイジンソウ
P7188834 白山 オオレイジンソウm 1046.jpg

クルマユリ
P7188836 白山 クルマユリm 1048.jpg

テガタチドリ
P7188837 白山 テガタチドリm.jpg

ガレた沢          お花畑
P7188840 白山 ガレ沢s 1054.jpg P7188841 白山 お花畑s.JPG 

イブキトラノオ
P7188842 白山 イブキトラノオm.jpg

ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
P7188843 白山 ニッコウキスゲ ゼンテイカm.jpg

ハクサンフウロ
P7188845 白山 ハクサンフウロm.jpg

P7188850 白山 トリアシショウマ?m.jpg

シナノキンバイ
P7188851 白山 シナノキンバイm.jpg

キヌガサソウ
P7188853 白山 キヌガサソウ オオレイジンソウm.jpg

テガタチドリ
P7188854 白山 テガタチドリm.jpg

ミヤマダイコンソウ
P7188855 白山 ミヤマダイコンソウm.jpg

ミヤマオトコヨモギ?
P7188856 白山 ミヤマオトコヨモギ?m.jpg
ヨモギ属と思われるが・・・図鑑で一番似て見えたのがミヤマオトコヨモギ、さて?

ミソガワソウ
P7188857 白山 ミソガワソウm.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月19日

’23年7月 白山 花紀行(3)甚之助避難小屋〜



(編集中・・・)

甚之助避難小屋 9:30
P7188805 白山 避難小屋s.jpg

ヤグルマソウ/矢車草 ユキノシタ科ヤグルマソウ属
P7188806 白山 ヤグルマソウm.jpg

オタカラコウ/雄宝香 キク科メタカラコウ属
P7188807 白山 オタカラコウm.jpg
宝香とは、根に竜脳香(防虫効果あり)に似た香りがあることから。雌宝香(メタカラコウ)は、舌状弁が1〜3枚と疎らで少し弱々しい風情。

トリアシショウマ/鳥足升麻 ユキノシタ科チダケサシ属
P7188808 トリアシショウマm.jpg

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7188811 白山 ゴゼンタチバナm.jpg

ゴゼンタチバナ       ヨツバシオガマ/四葉塩竃 
P7188810 白山 ゴゼンタチバナs.jpg P7188813 白山 ヨツバシオガマs.jpg

ヨツバシオガマ/四葉塩竃 ハマウツボ科シオガマギク属
P7188812 白山 ヨツバシオガマm.jpg

P7188815 白山 ヨツバシオガマm.jpg

オオバノヨツバムグラ?/大葉四葉葎 アカネ科ヤエムグラ属
P7188817 ヨツバムグラm.jpg

コイワカガミ?   エンレイソウ 
P7188818 白山 ショウジョウバカマ?s.jpg P7188819 白山 エンレイソウs.jpg

オオカメノキ 果実
P7188820 白山 オオカメノキm.jpg

アカモノ(別名:イワハゼ)
P7188821 白山 アカモノm.jpg

ミヤマアキノキリンソウ
P7188822 白山 ミヤマアキノキリンソウm.jpg

ミヤマコウゾリナ?
P7188826 白山 ミヤマコウゾリナ?m.jpg

(つづく)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月18日

’23年7月 白山 花紀行(2)砂防新道・序盤 中飯場辺り



2023.07.18

センジュガンピ/千手岩菲 ナデシコ科マンテマ属 8:11
P7188767 白山 センジュガンピm .jpg

ヨツバヒヨドリ /四葉鵯 キク科ヒヨドリバナ属
P7188768 ヨツバヒヨドリm.jpg

シナノオトギリ? /信濃弟切 オトギリソウ科オトギリソウ属
P7188769 白山 オトギリソウ?m.jpg

シナノオトギリ?       未同定
P7188770 白山 オトギリソウ?s.jpg P7188766 未同定s.jpg
花弁に黒い油点と線が見えるので、オトギリソウとしましたが、分布的にシナノオトギリかなと。
右は、多分キョウチクトウ科でガガイモ等の仲間だと思うのですが、未同定です。花はオオカモメヅルに似ていますが。見えている葉が同体なのか他のものなのか、今となっては確かめようがなく・・・分からない時は、周辺もきちんと見ておかねばダメですね。

展望 8:16
P7188772 白山 展望 816.jpg

展望8:17
P7188773 白山 展望 817.jpg

未同定           未同定
P7188777 白山 未同定s.jpg P7188778 白山 未同定s.jpg

サンカヨウ/山何葉 メギ科サンカヨウ属
P7188780 白山 サンカヨウm .jpg

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科ミズキ属
P7188784 ゴゼンタチバナs.jpg P7188785 白山 ゴゼンタチバナs.jpg
草本と木本の違いはありますが、同じミズキ科でヤマボウシ等とも似ていますね。

階段道を登る         未同定の笹
DSC_0667 (002) 白山 同行二人s.jpg

タカネニガナ?/御前橘
P7188788 白山 タカネニガナ?m.jpg

モリアオガエル卵塊
P7188789 白山 モリアオガエル卵塊s.jpg P7188790 白山 モリアオガエル卵塊s.jpg

キヌガサソウ/衣笠草 シュロソウ科キヌガサソウ属
P7188792 白山 キヌガサソウm.jpg

トンボソウ?/蜻蛉草 ラン科トンボソウ属/ツレサギソウ属
P7188793 白山 トンボソウ?m.jpg
唇弁が三裂してT字形ならトンボソウ、全縁でI字型ならツレサギソウ・・・う〜ん、写真だと良く分からないけれど、ツレサギソウではないような・・・間違っていたらごめんなさい(。。;)

P7188794 白山 トンボソウ?m.jpg

ヤマハハコ/山母子 キク科ヤマハハコ属
P7188795 白山 ヤマハハコm.jpg

シナノオトギリ/信濃弟切
P7188796 白山 オトギリソウ?m.jpg

オオレイジンソウ/大伶人草 キンポウゲ科トリカブト属
P7188798 白山 オオレイジンソウm.jpg

モミジカラマツ/紅葉唐松 キンポウゲ科モミジカラマツ属
P7188799 モミジカラマツm.jpg

オオミゾホオズキ/大溝酸漿 ハエドクソウ科ミゾホオズキ属
P7188800 白山 オオミゾホオズキm.jpg

ミソガワソウ/味噌川草 シソ科イヌハッカ属
P7188801 白山 ミソガワソウm.jpg

ヤマトユキザサ/大和雪笹 キジカクシ科ユキザサ属
P7188804 白山 ヤマトユキザサm.jpg

(つづく・・・)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月17日

'23年7月 白山 花紀行(1)別当出合〜



 能登大地震の鎮まりと被災された方々の少しでも早い安寧の時を祈り、昨年の夏の白山詣を記します。

 出会った花が多過ぎて、後で調べてから・・・と未同定のものを放っておいた末の今頃です…(。。;)

(白山 花紀行(1)も含め、白山花紀行を2023年7月17日〜に移動しました。

記事下のラベル「白山花紀行」をクリックするとリストアップされます。)

 霊峰白山の御祭神は、こちらの三柱の神々
 ・白山比淘蜷_(しらやまひめのおおかみ)
  =菊理媛尊(くくりひめのみこと)
 ・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
 ・伊弉冉尊(いざなみのみこと)

 ご霊験は、
 五穀豊穣・大漁満足・開運招福・家内安全・良縁成就
 交通安全・生業繁栄・学業成就・身体健全・夫婦円満
 福徳長寿・家運長久・子孫繁栄・神人和楽

先ずは、お神酒でお祓いお清め。

菊理姫(くくりひめ)
DSC_1268 (002) 菊姫m.jpg
畏れ多くも霊峰白山の御祭神の御名を戴く「菊姫」の最高峰。10年寝かせた吟醸酒「歳月を呑む酒」
こちらではなく「山廃純米」を求めましたが、とっくに呑んでしまい瓶も無く…(^^;)


さて、前日に金沢駅着
DSC_0660 (002) 金沢駅s.jpg DSC_0661 (002) 金沢駅s.jpg

銘酒「作」と ご馳走@友人宅 
DSC_0663 (002) メン宅 作s.jpg DSC_0662 (002) メン宅 ご馳走s.jpg

前夜は金沢の友人宅でお世話になり、翌朝も友の運転で駐車場まで…おんぶに抱っこで有り難く、申し訳無い(。。;)

別当出合下の駐車場で身繕いし6:08、歩き出すと早速、見事に大きな花々のお出迎え!
DSC_0665 (002) 駐車場s.jpg

オオウバユリ/大姥百合
P7188742 オオウバユリ2m.jpg

ミヤマシシウド?/深山獅子独活
P7188741 シシウド?m.jpg

別当出会休憩所 6:30着    6:45発
P7188743 別当出合登山口s.jpg P7188747 白山 別当登山口s.jpg

白山コース図
P7188745 白山 コース図m.jpg 

P7188746 白山コース図2m.jpg

別当出会い登山口 出発   鳥居を潜って橋へ
P7188744 白山 別当出合登山口s.jpg P7188748 白山 別当登山口 橋s.jpg

鳥居の先の橋を渡る      橋からの眺め
P7188749 白山 別当登山口 橋s.jpg P7188750 白山 橋からs.jpg

クモキリソウ/雲霧草、雲切草、蜘蛛散草
P7188751 白山 クモキリソウm.jpg

P7188752 白山 クモキリソウm.jpg
いきなりクモキリソウの群生! 『東京近郊では貴重な花も、ごく普通に咲いているんだ〜』と思って、ロクに写真も撮らなかったら、結局ここでしか見かけなかったという、山あるある…。

オオカニコウモリ/大蟹蝙蝠
P7188754 白山 オオカニコウモリm.jpg
カニコウモリの葉先は細く尖るが、オオカニコウモリの葉は五角形に近い。

P7188758 白山 オオカニコウモリm.jpg

エゾアジサイ/蝦夷紫陽花
P7188755 白山 エゾアジサイm.jpg
ヤマアジサイの日本海型で、葉が普通のヤマアジサイの(葉身9〜15cm)より大きく(葉身20cm)、花色が青い。

トリアシショウマ?/鳥足升麻
P7188756 白山 トリアシショウマm.jpg
高さ1m程と大型、葉先が細く伸び基部が心形。花序は円錐形で良く分枝する。

マイヅルソウ /舞鶴草 果実
P7188757 白山 マイヅルソウ 果実m.jpg
通常は赤色。これは熟す過程なのか斑模様。

中飯場 7:39         白山 登山道入口 7:56
DSC_0666 (002) 白山 中飯場 739.jpg P7188764 白山 登山道入口s.jpg

センジュガンピ/千手岩菲 ナデシコ科センノウ属
P7188761 白山 センジュガンピm.JPG

P7188762 白山 センジュガンピm1.jpg
名前の由来は、「群生し千手観音さまのように沢山の手を差し伸べているように見えるから」と勝手に思っていましたが、日光の千手が浜で発見された岩菲(中国でセンノウを指す)という意味とのこと。知らない方が良かったかな。

サンカヨウ /山何葉 メギ科 7:53
P7188763 白山 サンカヨウ 果実m.jpg
「何葉」とは「蓮」のことで、山に生える蓮の葉に似た植物に意味。濡れるとガラス細工のように透ける白い花弁を持つ神秘的な植物の果実は既に濃い青紫色に熟していました。甘酸っぱく食べられますが、種が多い(この小さい実の中に5粒くらい入ってます。)

砂防の崩れ 8:01      未同定 8:10
P7188765 ガレ場s.jpg P7188766 未同定s.jpg

(つづく・・・)

人気ブログランキング
ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、山桜オリジナルの画面デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月16日

森吉山 花紀行(8)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅

ミネカエデ 峰楓 ムクロジ科カエデ属
P7018461 ミネカエデm.jpg
美しい黄葉で有名なミネカエデの花は、カエデの仲間の中では花らしく整っていて特徴的。

イワイチョウ咲く湿原
P7018460 イワイチョウm.jpg
バックの湿原に生える浮世絵の雨の線のように繊細な緑

イワイチョウ 岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
P7018462 イワイチョウm.jpg

ミヤマツボスミレ 深山坪菫 スミレ科
P7018457 ミヤマツボスミレm.jpg
ツボスミレ(ニョイスミレ)の高山型。

アカミノイヌツゲ 赤実犬柘植 モチノキ科モチノキ属
P7018459 アカミノイヌツゲ?m.jpg
実の形、まん丸っぽい筈・・・水滴のせいで長く見えるのかな?

マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
P7018464 マイヅルソウm.JPG

ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
P7018465 ニッコウキスゲml.jpg

P7018466 ニッコウキスゲm.jpg

P7018467 ニッコウキスゲm.jpg

P7018470 ニッコウキスゲml.jpg
ニッコウキスゲの一番綺麗な時、溢れんばかりに咲いていて、ここは天国か・・・と思うほど。

オオカメノキ/ムシカリ 大亀木/虫刈 レンプクソウ科ガマズミ属
P7018475 オオカメノキm.jpg
ここでは全く虫に食われていないのでムシカリとは呼ばれていないかも。

ツマトリソウ 褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
P7018477 ツマトリソウm.JPG

アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
P7018481 アオヤギソウm.jpg

アオヤギソウ        ゴンドラ駅
P7018482 アオヤギソウs.jpg P7018483 ゴンドラ駅s.jpg
シュロソウの緑のタイプであるアオヤギソウは、今回の旅で何度も目にすることが出来、とても印象的でした。

霧雨が降ったりやんだりのお天気で展望はありませんでしたが、咲き始めたばかりの初々しい花々とたくさん出会えた素晴らしい花旅でした。企画をしてくださったり、たくさんのご教示をくださったりの大先輩方に感謝を込めて、やっと一年以上も遅れながらアップすることが出来ました。未だ詰めの甘い編集中なので、引き続き勉強しながら整理して参ります。ありがとうございました! またご一緒出来たら嬉しいです(^^)♪

(おわり)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング 
↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

日本ブログ村のPVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月15日

森吉山 花紀行(7)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅

鳥居に下がるのは・・・?     イワオトギリ?オトギリソウ科
sP7018429 森吉山 鳥居 マグカップ?.jpg P7018436 イワオトギリ?s.JPG
木製の鈴?と思っていましたが、若しかして手製のマグカップ? 誰かの忘れ物?

ランチの場所を探し・・・いただきま〜す♪
森吉山 ランチ所を探すs P7018431.jpg P7018434 森吉山 ランチs.jpg

イワカガミ チングルマ
P7018437 イワカガミ チングルマm.jpg
自然界の絶妙な調和と配色

スギゴケの仲間?
P7018438 (2) スギゴケの仲間?m.jpg
ニョキニョキと伸びた胞子体は、お喋りしている生き物のよう

ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
P7018439 ガクウラジロヨウラクm.jpg
開花時期の美しい姿に出会えて嬉しくて、また撮ってしまう。

ハクサンシャクナゲ ツツジ科ツツジ属
P7018441 ハクサンシャクナゲm.jpg

DSC_0608 (002) ハクサンシャクナゲ 森吉山m.jpg
こちらも蕾から満開まで、様々な姿に会えて嬉し過ぎ・・・

イワカガミ イワウメ科イワカガミ属
DSC_0609 (002) イワカガミ 森吉山m.jpg

ハクサンボウフウ?セリ科
P7018442 セリ科 ハクサンボウフウ?m.jpg

イワシモツケ バラ科シモツケ属
P7018446 イワシモツケm.jpg
シモツケの仲間で、花は白、葉っぱが丸っぽくてカワイイ

苔と様々な葉の色彩
P7018450 苔と紅葉m.jpg

ハクサンフウロ フウロソウ科
P7018453 ハクサンフウロm.jpg
ハクサンフウロは、未だこれからなので、貴重な一輪でした。

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森吉山 花紀行(6)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅

ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
P7018411 ギンリョウソウm.jpg
人里や低山で見るギンリョウソウは人肌を感じるけれど、ここでは氷細工のような冷感が漂う。

クルマユリ車百合 ユリ科ユリ属
P7018412 クルマユリm.JPG
葉が車状に輪生。それが段々に重なっている。

ネバリノギラン粘芒蘭 ノギラン科
P7018413 ネバリノギランm.jpg
「どこにでも幾らでもある」と教わったので何だか「気易い」気がしてしまうが、それもまた個性。

コケモモ苔桃 ツツジ科スノキ属
P7018416 コケモモm.jpg
下の方はアカモノが多かったが、ここまで来て漸くコケモモに出会えた。
コケモモは、葉の先が丸くやや凹みがち。縁が少し外に巻くので全縁のように見える。

P7018417 コケモモm1.jpg
萼片は赤味がちの緑で無毛。

アカモノ赤物 ツツジ科シラタマノキ属
P7018418 アカモノm.jpg
アカモノは、葉先が尖る。鋸歯が見える。

P7018419 アカモノm.jpg
萼片は真っ赤で有毛。

ヨツバシオガマ四葉塩竃 ハマウツボ科シオガマギク属
P7018423 ヨツバシオガマm.jpg
花も葉も細工が細かい。葉まで美しい=浜で美しいのは塩竃(地名)という雅な名前。和歌の世界だ。

森吉山(向岳)山頂標(1454.2m) 真っ二つに割れた炭治郎岩?
P7018424 森吉山山頂標s.jpg P7018425 炭治郎の岩s.jpg

森吉山山頂の祠
P7018428 森吉山山頂m.jpg

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月14日

森吉山 花紀行(5)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

今日は「重陽の節句」ですね。野山では、既にユウガギクをはじめとして野菊が咲き出しています。
去年の7月の記事など載せていて季節外れで申し訳無い。早く追いつきたい・・・。

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
 
タニウツギ 谷空木 
P7018390 タニウツギm.JPG
花が咲くとピンク色になりますが蕾が小さな内は真っ赤なので、違う種類かと思うほど。

ゴゼンタチバナ 御前橘
P7018391 ゴゼンタチバナm.jpg
タニウツギの下で咲くと紅白で引き立て合い。

オオバキスミレ 大葉黄菫
P7018394 オオバキスミレm.jpg
花びらが丸く大きく、パンジーに似た花型。

ガクウラジロヨウラク ニッコウキスゲ
P7018398 ガクウラジロヨウラク ニッコウキスゲm.jpg
手前に背の低いガクウラジロヨウラク、その後ろにスクッと背の高いニッコウキスゲ。自然のお花畑の配色、配置の妙!

ハクサンシャクナゲ 白山石楠花
P7018405 ハクサンシャクナゲm.JPG
この畳んだ紙風船みたいな蕾が好きなんだなぁ

ハクサンシャクナゲ
P7018399 ハクサンシャクナゲm.jpg

オノエラン 尾上蘭 ラン科カモメラン属
P7018406 オノエランm1.JPG
オノエランの白い花の中の黄色いM字が見えますか? その中に二つの目も・・・あれ、ピカチュウ? いや、チビトトロかな?

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月13日

森吉山 花紀行(4)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
 
ガクウラジロヨウラク萼裏白瓔珞 ツツジ科ヨウラクツツジ属
P7018364 ガクウラジロヨウラクm.jpg
ウラジロヨウラクの中で萼片が細長いもの。

タニウツギ谷空木 スイカズラ科タニウツギ属
P7018365 タニウツギm.jpg

P7018379 タニウツギm.jpg

ヒカゲノカズラ日陰葛 ヒカゲノカズラ科(シダ)
P7018366 ヒカゲノカズラm.jpg

ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
P7018367 ハクサンチドリm.jpg
先程の株より淡い色合い

カエル石
P7018368 カエル石m.jpg
無事に帰れますように・・・合掌

イワイチョウ岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
P7018371 イワイチョウm.JPG
どこが一体「イチョウ」なのかと言えば・・・
P7018372 イワイチョウm.jpg
この丸い葉が一斉に黄葉する様子をイチョウに例えたらしい。

モウセンゴケ毛氈苔 モウセンゴケ科モウセンゴケ属 食虫植物
P7018376 モウセンゴケm.jpg
蕾が出来て数本伸び上がって来ていた。白いカワイイ花が咲く。

ニッコウキスゲ日光黄菅 別名ゼンテイカワスレグサ科キスゲ属
P7018374 ニッコウキスゲm1.JPG
群生も見事だけれど、孤高の一輪に惹かれる。

熊避けの鐘         阿仁避難小屋
P7018385 森吉山 熊避け鐘s.jpg P7018386 森吉山 阿仁避難小屋s.jpg

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森吉山 花紀行(3)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
 
ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属  
ウスバサイシン?薄葉細辛 ウマノスズクサ科カンアオイ属
P7018345 ギンリョウソウ ウスバサイシン?m.jpg
似たような湿気のある場所に生えますが、こんなに近くに一緒にいるのは初めて見ました。ウスバサイシンかミツバサイシンか微妙です。

イワカガミ岩鏡 イワウメ科イワカガミ属 
ツマトリソウ褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
P7018346 イワカガミ ツマトリソウm.jpg
イワカガミ(葉が鏡のように光る)とツマトリソウ(花冠裂片の先が褄取り、諸説有り)ですが、どちらかというと、妻が鏡を覗くと言うよりも、イワカガミの花がツマトリソウの花を覗いているみたい。なんだか逆で面白い。

ツマトリソウ
P7018351 ツマトリソウm.JPG
「花冠裂片(花びら)の先がほんのり紅色に染まるから」説もありますが、その状態って殆ど見たことが無いです。もしそうなら「褄紅草」では?

オオバキスミレ大葉黄菫 スミレ科
P7018349 オオバキスミレm.jpg

ニッコウキスゲ日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
P7018356 ニッコウキスゲm.JPG
霧雨の中、両側にずっとニッコウキスゲが並んで道案内、ありがとう。

クルマユリ/車百合 ユリ科ユリ属
P7018354 クルマユリ?m.jpg
これを見て、いままでのものもクルマユリと確信。花が咲いているときは、茎葉の状態、花の着き方、きちんと見てないものですね。

ゴゼンタチバナ御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7018361 ゴゼンタチバナm.jpg
わぁ〜群生していると、ますますヤマボウシにソックリ!

ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
P7018362 ハクサンチドリm.jpg
白山ではちっとも会えなかったハクサンチドリ、東北の山旅では沢山出会えて嬉しい。

アカモノ赤物 別名イワハゼ岩櫨
ツツジ科シラタマノキ属 常緑小低木
P7018363 アカモノm.jpg
霧を帯びて萼片の毛がぼうっと光る、こびとが現れそうなメルヘンの世界・・・。

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月12日

森吉山 花紀行(2)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
 
アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
P7018335 アオヤギソウm.JPG
シュロソウ(暗紫褐色の花)の内、花が黄緑色のもの
P7018335 アオヤギソウ.JPG
異花同株で、雄花は下部、両性花は上部に着くとのこと。未だ下部の雄花と思われる花しか咲いていなかったが、両性花が咲く頃には同株の雄花は劣化し同株受粉を避けるのだろう。

タカネアオヤギソウ(高さ20〜40cm)とどの辺りから棲み分けるのか? ずっと草丈が高かったのでタカネではないと思われた。

ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
P7018337 ニッコウキスゲm.JPG

セリ科のナニカ? 
P7018338 ヤマゼリ?m.JPG
セリ科は難しいと言いながら、何故、ちゃんと葉を写さなかったのか・・・

ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
P7018339 ウラジロヨウラクm.JPG
萼片がこのように長いものをガクウラジロヨウラクと区別することもあり。

ハクサンチドリ 白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
P7018340 ハクサンチドリm.JPG
殆ど白色から濃いピンクの花まで、結構個体差が大きい。

ショウジョウバカマ 猩々袴 シュロソウ科ショウジョウバカマ属
P7018341 ショウジョウバカマm.JPG
このような花茎が長く伸び上がった花後の状態が結構長くて目立つ。花時の控えめさとはかなり様相が異なる。

クルマユリ? 車百合 ユリ科ユリ属
P7018342 クルマユリ?m.JPG
輪生の葉が段々で頭頂に蕾が複数となれば、クルマユリしか思い浮かばないが、小さな蕾の時をきちんと見たことがなくて・・・多分そうかと。

マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
P7018344 マイヅルソウm.JPG

P7018344 マイヅルソウm1.JPG
割りに花期が短く、群生がぱーっと咲いて終わってしまうので、綺麗な花に出会えると嬉しい。

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森吉山 花紀行(1)

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

先日来お届けしてきた、角館駅から「秋田内陸線(スマイルレール)」に乗換えての「鉄旅」の後、乗り合い宅タクシーでゴンドラ山麓駅に。秋田犬の北斗くんに見送られつつ、ゴンドラで山上駅へ。何とか晴れて・・・と願うも尚霧雨模様の中、駅内で身支度を調え名高い秋田の「花の百名山」へ出発!

【コース】
 山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
 〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅

足元に最初に現れたのは、名前の如く品の良い端正な白い小花たち。

ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
P7018327 ゴゼンタチバナm.JPG
木と草の違いはあっても同じミズキ科のヤマボウシの花に良く似ています。
P7018328 ゴゼンタチバナm.JPG

ニッコウキスゲ/日光黄菅 別名ゼンテイカ
ワスレグサ科キスゲ属
P7018329 ニッコウキスゲm.JPG
他で見慣れたニッコウキスゲより、やや裂片(花びら)が細身に思えました。

ハクサンシャクナゲ/白山石楠花 ツツジ科ツツジ属
P7018330 ハクサンシャクナゲm.JPG
このように薄い花質は濡れると儚さが出て別の美しさ。
P7018331 ハクサンシャクナゲm.JPG

アカモノ/赤物 別名イワハゼ/岩櫨 ツツジ科シラタマノキ属
P7018332 アカモノm.JPG
アカモノは萼も赤いので分かり易い。

えっ、このシュモクザメの頭のようなのは何!?
P7018334 シラネアオイm.JPG
最初、森林インストラクター3人揃って、頭を傾げましたが・・・
この柄のない切れ込みの浅い苞を見てピン!と来ましたよ。
シラネアオイの花後、未熟の果実でしょう。もっと熟して膨らみ四角っぽくなった姿はご存じの方も多い筈。花が咲いている時は、ふさふさの雄しべに隠れて柱頭の先が見えないので、こんな姿をしているとは意外でした。

シラネアオイの花 (2日前、八幡平にて)
P6298003 (2)シラネアオイ.jpg
二股の柱頭は見えないけれど、深い切れ込みナシの丸い苞が見えますね。シラネアオイの葉を知っていると、葉が違うと思い却って分かりづらいかもしれません。

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月11日

秋田犬 北斗くん

ご訪問ありがとうございます

マタギと言えば相棒として欠かせないのは秋田犬(あきたいぬ)。
森吉山への阿仁ゴンドラ山麓駅のアイドル、堂々とした風格の秋田犬「北斗くん」

朝(8:33)はケージの中で眠そうでしたが・・・
P7018326 森吉山スキー場 秋田犬 北斗くんm.jpg

帰りには、ちゃんとお出迎えしてくれました。
DSC_0613 (002) 阿仁合 秋田犬m.jpg

かといって尻尾を振って愛嬌を振りまく訳ではなく、
DSC_0614 (002) 阿仁合 秋田犬m.jpg
ご主人が後ろでしっかり手綱を引いていて下さらなかったら、ちょっと近寄りがたい風格。

なでなでも(仕方なく?)させてくれるけれど・・・
DSC_0612 (002) 阿仁合 秋田犬m.jpg

なんとも素っ気ないところがカッコイイ
DSC_0615 (002) 阿仁合 秋田犬m.jpg

路線図に秋田犬の肉球印がついていたのが気になりましたが、「若しかして秋田犬のいる駅印」なのかな? 

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田内陸線・スマイルレール(5)んだんだTシャツ

ご訪問ありがとうございます

行きに見た二つの橋の下を流れる川
P7018502 二つの橋 復路m.jpg
水が行きより澄んできていた。

手を振り見送ってくれるカカシさんたち
P7018511 かかしの見送りm.jpg

釣り糸を垂れたり、井戸端会議をしたり・・・平和だ
P7018512 かかしの団らんm.JPG

名産の栗の花が満開
P7018515 名産の栗の花満開m.jpg

内陸線はトンネルが多い
P7018518 トンネルm.jpg

トンネルを幾つ潜ったかなぁ
P7018519 トンネルm.jpg

車内で笑(EMI)マークの制帽を試着、みな敬礼してしまう
P7018517 制帽被れますm.JPG

車内販売のお姉さんの「んだんだTシャツ」!
P7018522 秋田内陸線 んだんだTシャツm.jpg
これを売っていたら、買ってしまう所でした〜(^0^)

帰宅後、関連グッズを調べましたが、このTシャツは見当たらず観察園の作業で着用しようかと「ツキノワグマになれるエプロン」購入を迷ったけれど、通報されてもマズイので止めておきました(^^;)

ツキノワグマになれるトレーナー 
155299276 ツキノワグマになれるトレーナー.png
これは本当に山で着てはいけない、撃たれるかも!

笑(EMI)ショップ

雨上がりのたっこちゃんは一層鮮やかでした。
P7018524 雨上がりのたっこちゃんm.jpg

ああ、もう終点角館間近・・・終わりはいつも寂しい。
秋田のKさんの実家にはいつも車で帰っていたので、こんなに楽しい列車が走っているとは全然知らず、嬉しい驚きの連続でした。

秋田内陸線、マタギ号と縄文号にも乗りたい! また、いぐど〜

秋田内陸線

(おわり)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田内陸線・スマイルレール(4)鉄3兄弟

ご訪問ありがとうございます

阿仁合駅は秋田内陸線の車両基地になっていて、様々な車両が停まっていました。
P7018488 秋田内陸線 阿仁合駅 車庫m.jpg

P7018496 秋田内陸線 雪掻き車?m.jpg

これが噂の「鉄の3兄弟」! 秋田内陸線HPより
秋田内陸線 鉄三兄弟m.jpg
長男:マタギ(叉鬼)号  次男:笑(EMI)   三男:縄文号
「走るマタギの古民家」 「秋田の里山体験」 「縄文ワールドに」

行きに見掛けたマタギ号のペナント型のロゴ
P7018489 秋田内陸線 マタギ号m.jpg
私達が乗った車両の傍らに停まっていたのでしょうが、変わった車両とは気づかず車体も車内も見ずに通り直ぎてしまい残念。マタギの古民家風の車内、乗ってみたいなぁ

帰りは幸運にも笑(EMI)号でした。予約もせず運行予定も見ずでラッキーな巡り合わせ!
P7018525 (2) 秋田内陸線 笑号m.jpg
それなのに、そうとも知らず乗ってから、どうも撮り鉄・乗り鉄の方々を見かけるなぁ・・・と、それで偶然「笑(EMI)」に乗り合わせたのだと気がつきました。

P7018528 秋田内陸線 笑号m.jpg

P7018526 秋田内陸線 笑号m.jpg
「心揺さぶる印象的な秋田の里山体験」がテーマになっているそうです。Experience Moving Impressive の頭文字をとってEMIなのか、「笑」に持って来るために英語を引っ張ってきたのかな?

行きの普通車両と違い、木の質感が生きて何となくハイセンスな車内

ロゴも木に焼印
P7018510 (2) 秋田内陸線 笑号m.jpg

P7018509 秋田内陸線 笑号m.jpg

天井は組木? 路線図も工夫されオシャレな色合い
P7018499 秋田内陸線 笑号m.jpg

縄文号も停まっていました。
P7018495 秋田内陸線 縄文号m.jpg

次はこれにも乗って縄文遺跡巡りに行きたいなぁ
P7018491 秋田内陸線 縄文号m.jpg

秋田内陸線

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月10日

秋田内陸線・スマイルレール(3)阿仁合駅・マタギ資料館

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

森吉山への起点「しあわせの駅」阿仁合駅に到着。
P7018318 阿仁合駅m.jpg
「4」を背中合わせにした「4(し)合せ」モチーフになっています。

七夕飾り
P7018316 阿仁合駅 七夕飾りm.jpg
「鉄の三兄弟」とは、
 ・長男:秋田マタギ(叉鬼)号
 ・次男:笑EMI号
 ・三男:秋田縄文号 
の三種の観光列車のことだそうです。

秋田内陸線ものがたり 原画集
P7018315 秋田内陸線ものがたり 原画集ml.jpg
パッと見て、これらは秋田のお酒のラベル集と思ったのは私だけでは無い筈・・・(笑) 乗車記念の「鉄印」というもののデザイン原画でした。

矢口高雄さんがアンバサダーを務めていらしたのですね。
1P7018487 矢口高雄 釣り吉三平m.jpg

P7018487 矢口高雄 釣り吉三平m.jpg
「釣りキチ三平」や「マタギ」で有名な漫画家矢口高雄先生は、秋田県の現横手市のご出身。父が、それこそ「釣りキチ」だったので、私もず〜っと読んでいました。惜しくも就任翌年の2020年11月20日に亡くなられました。合掌

阿仁合町 まちあるきぶらぶらMAP
P7018319 阿仁合町あるき図ml.jpg
また、町歩きしに再訪したい!

阿仁マタギ マップ
P7018320 阿仁マタギマップml.jpg
「阿仁マタギ」には、寡黙で厳しい近寄りがたい山親方のイメージでしたが、今では町をあげての観光客誘致に一役も二役もかっているようです。(ご本人方がではなく、周りが・・・でしょうか)

*マタギ(叉鬼=鬼を越える程の強者)は、東北・北海道・北関東・甲信越の山間部、山岳地帯で、伝統的な方法を用い集団で狩猟を行う者。

秋田内陸線 資料館
P7018321 秋田内陸線 資料館m.jpg

阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」
P7018322 秋田内陸線 資料館 かけるくんm.jpg

囲炉裏端のくまさんたち
P7018325 秋田内陸線 資料館 くまさんたちm.JPG

P7018324 秋田内陸線 資料館 くまさんたちm.jpg
雪深い里では、熊は大切な自然からの賜り物でしょう。命を大切に頂き、お互いの分を侵さず緊張感を持って共存して来たと思うのですが、現代はどうなのか・・・。

先日訪れた富山県の薬師岳でも、駐車場や登山道に熊が出没し、食料やザックまで奪われています。お互いが「正しく怖れ近づかない」関係を取り戻したい。

秋田内陸線

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田内陸線・スマイルレール(2)たんぼアート、カカシ

ご訪問ありがとうございます

乗ってる気分になれるように路線図再掲しておきますね。
P7018295 秋田内陸鉄道路線図 阿仁合までml.JPG

またまた「たんぼアート」(上桧木内駅あたり)
P7018307 たんぼアートm.jpg
「なんっどまだ、夏に雪景色・・・すずしげなことぉ。」
思わず秋田弁が出てしまう秋田犬の愛らしさ・・・ところでこの楕円形のカマクラっぽいのは何かと訪ねたら、2月に飛ばす紙風船とのことでした。
上桧木内の紙風船上げ

今年は「クレヨンしんちゃん」のたんぼアートが作られたそうです。そうそう、しんちゃんのお父さんは秋田生まれなんですよね。

阿仁マタギ駅には・・・
P7018514 (2) 阿仁マタギ駅m.jpg

マタギさんが!
P7018513 (2) 阿仁マタギm.jpg

あらら、大勢で何をやっているのかと思えば・・・
P7018310 かかしコンテストm.JPG

コンテスト?
P7018308 かかしコンテストm.JPG

「かかしコンテスト」でした! それぞれに生き生きとした動きがありますね〜 もっと近くで見てみたかったなぁ
P7018309 かかしコンテストm.JPG

駅名にも味わいあり
P7018311 奥阿仁駅s.jpg P7018312 笑内駅s.jpg

橋がふたつ・・・
P7018313 車窓から橋二つm.JPG
雨、止まないなぁ

川は濁って増水中
P7018314 像水中m.JPG

思えば、この雨の所為で「秋田駒ヶ岳」に登るのを諦めて「種差海岸」へ行ったのでした。以前ご紹介したように種差海岸も見どころ満載で素晴らしかったけれど、秋田駒ヶ岳、再挑戦したい!!

阿仁合駅に到着。 マタギ号もいましたよ。
P7018490 阿仁合駅s.jpg P7018489 阿仁合駅 またぎ号s.jpg

P7018317 阿仁合駅m.jpg
何やら、色々な車体がある模様・・・帰りもまた秋田内陸線に乗って帰るのが楽しみです♪

(つづく)

秋田内陸線

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>

posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田内陸線・スマイルレール(1)出発進行!

ご訪問ありがとうございます

2023.07.01

武家屋敷で有名な角館から乗り換える「秋田内陸線」。森吉山へ行くための移動手段として乗ったのですが、これが予想外に楽しい鉄旅で、是非また乗るためだけにでも行きたい程でした♪

P6308282 角館駅s.jpgP7018529 角館駅s.jpg
新幹線も停まるJR角館駅の正面左手に秋田内陸縦貫鉄道・秋田内陸線の改札口があります。JRの駅と中で繋がっていたかは、すみません、去年のことで既に記憶が・・・。

路線図だけ見てもカワイイでしょ
P7018295 秋田内陸鉄道路線図ml.jpg

肉球スタンプは秋田犬のですよね〜♪ 何の印なのかなぁ
P7018295 秋田内陸鉄道路線図 阿仁合までml.JPG

色々な車体があるようですが、行きの車内は赤いシートでここにも秋田犬ワンワン!
P7018296 秋田内陸鉄道 車内s.jpg P7018297 秋田犬の模様s.JPG

運転席と運賃箱の雰囲気は懐かしい路面電車風
P7018304 秋田内陸線 運転席m.JPG

カワイイたんぼアート
P7018298 たんぼアートm.JPG
田沢湖の辰子姫がモデルのご当地キャラ「たっこちゃん」

秋田内陸らしい田園風景が続きます。
P7018299 秋田内陸鉄道 車窓m.JPG

人? かかし!? 何の模様・・・?
P7018301 かかし 迷路の下絵?m.jpg

「ひまわり迷路製作中」でした!
P7018300 ひまわり迷路制作中m.jpg
この様子では未だタネを蒔いたばかり? いや、うっすら緑が・・・芽が出てる?

沢山のトンネルをくぐり、鉄橋を渡り・・・
P7018302 トンネルくぐりs.jpg P7018303 鉄橋わたりs.JPG
ここの動画をスマホで撮ったのだけれど、容量オーバーでパソコンに送れず残念。どうすれば良いのかなぁ??
 
次の駅が見えて来ました。
P7018305 次は西木駅m.jpg
拡大すると「ようこそ西木町へ」と読めるので、西明寺駅のようです。因みに小説家の西木正明さんは、ここ西木町のご出身と秋田出身のKさんに教えて貰ったなぁ

(つづく)

人気ブログランキング 「#山野草」人気ブログランキング にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

↑ ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。応援ありがとうございます

PVランキングの方は、ポチッと不要で見て下さるだけで反映されるそうです。

<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>


posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月09日

戸隠草(トガクシショウマ)


ポチッとして下さると、ランキングにカウントされます。
<スマホの方は「PC版」選択で、PC版デザインでご覧頂けます。>


 朝の連続テレビ小説「らんまん」で「トガクシソウ」をめぐり、不穏な動きが出てきましたね。

 ところで、
 「トガクシソウって?」
 調べると「トガクシショウマ」の別名でした。

 トガクシショウマは、ずっ〜と憧れて続け、今年の6月、色々なご縁が重なって初めて綺麗に咲いている様子に出会えたばかりでした。(ドラマの中の教授たちも花の標本を探しあぐねていますね。)出会えた年にドラマで話題にもなるという不思議なご縁に感謝して、もう一度、今年の写真を集めてご紹介しますね。

トガクシショウマトガクシソウ
(戸隠升麻/ 戸隠草)
Ranzania japonica (T.Itô ex Maxim.) T.Itô
メギ科トガクシショウマ属

2023.06.06 尾瀬
トガクシショウマm P6066879 (2).jpg

雪解け水から生まれた妖精・・・長い花柄の先で俯き咲く可憐な姿。いつまでも、ずっと見ていたい・・・

トガクシショウマm P6066874 (4).jpg

メギ科の花の意匠を凝らした造形の美に惚れ惚れします。
蕾の基部に見える小さな萼片3枚は開花時には落ち、残りの萼片6枚が花びらに見える部分として残ります。
本当の花弁は真ん中の雌しべ・雄しべを囲み小さな釣鐘状に丸を描いている部分。

俯いて咲いているので、はっきり撮しづらくて・・・下のスマホ写真なら、ご覧になれますでしょうか。

トガクシショウマm DSC_0489 (002).jpg

日本固有種で、本州北部・中部の多雪地帯、落葉樹の林床を好み、適地であれば地下茎を延ばして群生するようですが、人目につく場所では盗掘に遭ってしまうのか、なかなか自然界ではお目にかかれません。どうか彼女たちが大好きな場所で、この先もずっと咲いていけますように・・・。

盗掘するような業者は、売れてお金になれば後は枯れようがどうしようがお構いなしです。私達に出来る事は、目を光らせる守ること、そして決して「買わないこと!」です。

トガクシショウマm P6066871 (2).jpg

全姿は高さ50cm程、意外に大きくしっかりしていて逞しい!

トガクシショウマm P6066876 (2).jpg

トガクシショウマs P6066865 (2).jpg トガクシショウマs P6066867 (2).jpg
左は、最初にみつけて気落ちした花の終わった株。
「葉だけでも出会えて良かった!」
と思い直していたら、その後に、上の写真の花々に出会えて、一瞬、言葉を失いアワアワしました。
右は、花が落ちた後の若い果実。白く熟すのだそうです。

「破門草事件」
「らんまん」でこの後描かれる?かもしれないので、先を知りたくない方は読まないで下さい。)

東京大学教授 本草学者 伊藤圭介(1803-1901)の孫、
伊藤篤太郎(1865-1941)が、この事件の主人公。
東京大学植物学教室に出入りを許された在野の植物学者。

1875年 叔父の伊藤謙が戸隠山でトガクシソウを採取、
    小石川植物園に植栽。
1883年 伊藤篤太郎、露の植物学者マキシモヴィッチに
    標本を送る。
1884年 東大教授 矢田部良吉(1851-1899)戸隠山で本種採取
    小石川植物園に植栽。 
1886年 マキシモヴィッチ、ロシアの学術誌
   「サンクト・ペテルブルク帝国科学院生物学会雑誌」に
    Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim.
    メギ科ミヤオソウ属の一種として発表。
   (T.Itô ex Maxim.は、伊藤の代理でマキシモが登録の意)
1887年 矢田部はマキシモヴィッチに標本を送り、鑑定を依頼。
1888年 3月 マキシモヴィッチは、
「本種をメギ科の新属である考えYatabea japonica Maxim.
    の学名をつけたいので、正式発表前に花の標本を送れ」
    と回答。
    
この動きを察知した伊藤は、叔父が最初にみつけ、自分が学名をつけた植物の属名が新属名として矢田部教授に献名されることに怒り焦る。

1888年 10月 伊藤は、英の植物学雑誌
    Journal of Botany, British and Foreign 誌に、
    新属 Ranzania T.Itô を提唱、
    Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim. (1887) を当属に移し、
    新組合せ名 Ranzania japonica (T.Itô ex Maxim.) T.Itô (1888)
    として発表。

マキシモヴィッチによる Yatabea japonica Maxim.は、伊藤の発表の後塵を拝した為に無効。矢田部教授は怒り、伊藤篤太郎を植物学教室の出入りを禁止した。このことにより、トガクシソウは「破門草」という不穏な別名を持ってしまった。

属名 のRanzania は、伊藤が尊敬する江戸時代の本草学者 小野蘭山に献名されたもの。

伊藤篤太郎は、「日本で初めて学名をつけた人物」
トガクシソウは、「日本固有種で、日本人により学名を付けられた最初の植物」

牧野富太郎は、「日本で2番目(1889年)に学名Theligonum japonica Okubo et Makinoをヤマトグサにつけた人物」
(学名の中にあるOkuboは、あのオオクボさんかな?)
ヤマトグサは、「日本固有種で、初めて日本人の手によって記載され、日本の学術雑誌に発表された植物」
マルバマンネングサは、「マキシモビッチにより、牧野に献名され、初めて日本人の名がつき発表された植物」
ということでしょうか。間違っていたらご教示ください。

尚、「らんまん」では、それぞれのモデルの人物名は、

伊藤篤太郎→伊藤孝光
牧野富太郎→槙野万太郎
矢田部教授→田邊教授

となっています。 
学名に用いられている Ito、Makino は、役名でも変えられなかった訳ですね。一方、Yatabeが無効となってしまったので、矢田部は田邊教授に・・・
「#自然観察」人気ブログランキング

人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする