2023年07月31日
’23年7月 白山 花紀行(15)下山・弥陀ヶ原(湿原)
チングルマ/稚児車 バラ科チングルマ属 果実 7:27
コイワカガミ/小岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
イワイチョウ/岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
(短花柱花)
よく似ているミツガシワの花弁の縁にはヒゲが、こちらはフリル。葉っぱは腎臓型でイチョウには似てない。ミツガシワ同様、短花柱花と長花柱花がある。
コバイケイソウ/小梅尅 シュロソウ科シュロソウ属
今年はコバイケイソウが少なくてチラホラでした。株は沢山あるので、裏年だったのでしょうか。
コイワカガミ/小岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
御前峰 と ミヤマクロユリ ユリ科バイモ属
膝痛持ちには厳しい姿勢でしたが、どこかで目にした白山とクロユリの図柄に寄せて頑張って撮ってみました。
ウラジロナナカマド/裏白七竈 バラ科
小葉の下1/3程まで鋸歯がない。
ヒメクワガタ/姫鍬形 オオバコ科クワガタソウ属
ヒメクワガタは、白山に居るときは名前が分からず・・・やっと判明してホッとしました。
チングルマ 痩果
下山するにつれ、赤い花柱が長く伸びてフサフサになった果実が目立ってきました。
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2023年07月30日
’23年7月 白山 花紀行(14)下山・弥陀ヶ原へ
(友の後を歩き花ばかり見て楽していたので、地図を開いてみても下山ルートが怪しく・・・その友に今日ルートを教えて貰ってレポ再開です。)
室堂の夜明け、昨日の夕暮れから雲が出始め天気は崩れるの予報通り、雨が降っていました。
暗い内から早々に下山したグループが多かったですが、我々は空の様子を見て雨が弱まってきた隙に、
霧雨の中、鳥居越しに奥宮に拝礼して出発。6:45
ウラジロナナカマド 未だ青い果実
葉先はタカネナナカマドより尖らず、葉裏は名前通り白っぽい。
ガスの中を下山
あれ、晴れて来た・・・お祈りが通じたか? 7:00
晴れ女パワー! 別山も見えて来た、ヤッタ〜\(^o^)/
別山!7:03
別山! 雲が晴れて更にくっきり7:06
実に堂々としたカッコイイお山、ウットリです。 登ってみたいなぁ 向こうから白山を拝みたい。
モミジカラマツ
ユキザサ
分岐 7:17
ネバリノギラン
弥陀ヶ原 雨具を脱ぐ 7:19
登りと別コースをとり、黒ぼっこ岩の手前を左に下り「阿弥陀ヶ原」湿原の木道を行く。
弥陀ヶ原 7:21
イワイチョウ/岩銀杏 ミズガシワ科
(長花柱花)
ハクサンボウフウ
シナノオトギリ
モミジカラマツ
ミヤマダイモンジソウ
振り返り仰ぐ 御前峰 7:26
(つづく)
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2023年07月29日
’23年7月 白山 花紀行(13)室堂泊
室堂 雷鳥荘
なかなか予約がとれない「雷鳥荘」、金沢の友のお嬢さんがスマホの早業で取ってくれました。ありがとう〜\(^o^)/♪
完全個室、テレビ付。コインシャワー、マッサージチェアまでありました。それにしても入口の引き戸の重いこと・・・強風で開いてしまわない為なのかな。腕が鍛えられました。
待ちに待った白山頂上登拝ビール!
カンパ〜イ!!
夕食のチキンソテー
夕食はお肉・お魚の2種から選びます。
室堂センター テラス 17:44
室堂から仰ぐ御前峰 18:06
雷鳥荘からの夕景18:49
雷鳥荘からの夕景 19:22
室堂ビジター・センターからの夕景 19:32
室堂ビジター・センターからの夕景 19:33
暮れなずむ室堂ビジター・センター 19:34
(つづく)
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2023年07月28日
’23年7月 白山 花紀行(12)室堂へ下山
お池から室堂へ下山 16:34
ハイマツ/這松
白山山頂付近に広がるハイマツは、針葉が5本ずつ束ねられている5束性松。青味で短く纏まる葉形、真ん中の緑の雄花とその下を囲む赤い雌花の色合いにトキメク♪(最初ハイマツと書き、ヒメコマツ?と悩み、結局ハイマツに戻しました。すみません。)
ハクサンコザクラ/白山コザクラ サクラソウ科
「人生初ハクサンコザクラ」♪
今年はもう終わってしまったと諦めていたので、萎れ気味でも出会えて大興奮! 目を皿にして探せば、登山道から離れた所に、まだまだ咲き残っていました。
なぜ、等間隔で並ぶかなぁ カワイイ
そして、こちらも全部終わったかと諦めていた・・・
ミヤマクロユリ/深山黒百合 ユリ科バイモ属
クロユリ(エゾクロユリ)よりもかなり黄色っぽい? FITの大先輩から「黄色のクロユリ」が咲いていると聞いていたので、期待が高まります。
(クロユリはエゾクロユリとミヤマクロユリを併せた総称)
クルマユリ/車百合
クルマユリは、一斉に咲き始めた一番良い時。沢山咲いていると段々慣れて通り過ぎてしまうという贅沢を犯しがち。一期一会、巡り会いに感謝して丁寧にご挨拶。
ミヤマホツツジ/深山穂躑躅 ハクサンボウフウ
さて、セリ科だ・・・名前は確かめてから
ミヤマクロユリ
これは相当「黄色い!」と思いましたが、真っ黄色でないと「キバナクロユリ」とは言えないそうで・・・。
ハクサンコザクラ
うわうわ、群生してる〜夢見心地♬
ハクサンコザクラとミヤマキンバイ
イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
室堂に戻ってきました。ここはもう、集めて保護してるの?的な群生。何度通っても素通り出来ない私(^^;)
(つづく)
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2023年07月27日
’23年7月 白山 花紀行(11)大汝峰・お池めぐり
2023.07.18 16:03
血の池と剣ヶ峰
赤い池を想像していましたが、他の季節には赤くなる?
ハクサンボウフウ/白山防風 セリ科カワラボウフウ属
セリ科の花はよく似ていますが、葉の形から白山ボウフウだと思います。お刺身のつまになる海岸に生えるボウフウに似ていますよね。
ミヤマキンバイ/深山金梅 バラ科キジムシロ属
葉っぱも花もイチゴがそのまま黄色くなったような姿。同じキジムシロ属のヘビイチゴやキジムシロよりも花色が黄色いこと以外はオランダイチゴ属に姿形は似て見えます(私見)。
ミヤマキンバイは、花弁の付根が一際色濃くオレンジのブロッチ模様になっているのがチャームポイント♪
池の右縁の残雪を渡る。ややぐずっているので注意。
元ワンゲル女子 笑顔満開
大汝峰(おおなんじみね 2,648m)と残雪
残雪にうつる3人の影
雪解け水が育むチングルマと・・・
コイワカガミ、アオノツガザクラ
大汝峰とヒメコマツ樹林帯
下山の前方に姿を現わした別山?
チラ見せで姿を現わす度に「カッコイイ!」登ってみたいなぁ
白山の三峰(御前峰、剣ヶ峰、大汝峰)と少し離れているから別山なのでしょうか。
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2023年07月26日
’23年7月 白山 花紀行(10)剣ヶ峰・翠ヶ池
振り返り見た御前峰
私には女神さまに見えた岩 絶景に感動中・・・
剣ヶ峰
最初は「なぜ、剣ヶ峰?」と思いましたが、こちらからのお姿は、もう間違い無く「剣」。無礼お許し下さい。平伏!
霊峰的見地の「禁足地」なのか、危険さから「禁登山」なのか分かりませんが、剣ヶ峰には登山ルートはなく、登山禁止域になっています。
沢山の人が上れば、神聖なお山が崩れてしまいそうですし、決まり事は守るが吉です。
ツガザクラ
岩の裂け目で生きる命。花後の姿も尊い。
コケモモ
こちらも花後、すくっと凜々しく。
イワツメクサ
さっき出会ったイワツメクサより、ふわっと大きくて別物かと思うほど。池が近いからかな。
ツガザクラ
未だほんのりピンク色で「ベル型」の花が残っていました。
アオノツガザクラ
こちらは名前通り、赤味のない緑系の花で「壺型」。葉も青味で、一面に生えていると青っぽく見えます。
アオノツガザクラとコイワカガミ
コイワカガミ
イワカガミの仲間の同定は私には難しく、分布での判断です。
ミヤマタネツケバナ
翠ヶ池
雪解け水を満々と湛え、今にもあふれ出そうなこの池の向こう側を見てみたい。
チングルマ
名残惜しく振り返り仰ぐ剣ヶ峰
剣ヶ峰とお花畑
急峻で岩だらけの剣ヶ峰ですが、瑞々しいお花畑を抱いて優しい表情を見せていました。
コイワカガミとアオノツガザクラ
上のお花畑の主人公たち。
(つづく)
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2023年07月25日
’23年7月 白山 花紀行(9)御前峰(ごぜんがみね)
2023.07.18
遠ざかる室堂14:26 高天原14:35
14:44
雪渓の向こうに見えた来た山h? 14:57
奥宮前の山伏さん15:00 白山御前峰(2,702m)
御前峰でおやつのきんつば 御前峰は岩だらけ
御前峰からの展望
御前峰から 大分小さく見える室堂
御前峰 奥宮
雲の切れ間から別山が・・・
御前峰から剣ヶ峰(2,677m)
最初はそれ程の急峻さを感じず「なぜ、剣が峰?」と・・・
下ってから仰ぎ見る御前峰
紺屋ヶ池と剣ヶ峰
剣ヶ峰(2,677m)
お小池めぐり地図
紺屋ヶ池 15:41
コイワカガミ 15:44
ヒメクワガタ 15:44
低山のクワガタソウの仲間より、寧ろ堂々と雄々しく思えるのに「姫」なのは、もしかして、
「白山が女神様だから?」
「花も白いし!」
と一人合点しました(笑) 白山固有種ではないですよね? すみません(。。;)
(つづく)
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2023年07月24日
’23年7月 白山 花紀行(8)室堂〜
2023年07月23日
’23年7月 白山 花紀行(7)室堂到着
2023.07.18
室堂到着 12:48
ミヤマタンポポ/深山蒲公英
白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)奥宮鳥居前 12:50
祈祷殿の扉は締まっていたのですが、なんと前に立った途端、すーっとご神職の方が中から開けてくださいました! 神様に招かれたようで嬉しくなり、早速ご参拝。
奥宮祈祷殿
参拝後に撮影。
ザックを下ろし休憩 ミヤマカラシ/深山芥子
余りの嬉しさにザックを下ろすことも忘れて参拝していたのでした。
ビジターセンターの中で・・・
室堂付近の花地図
白山頂上付近の鳥瞰図
ボケボケですが雰囲気だけでも・・・
白山ビジターセンター 白山ガイド 公式HP
(つづく)
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2023年07月22日
’23年7月 白山 花紀行(6)砂防新道・終盤 黒ボコ岩〜
2023.07.18 11:57
砂防新道 黒ボコ岩(2,320m) 最初に見えた雪渓
雪渓
青空に湧く白雲
ハイマツ等の低木帯となる
タカネナナカマド/高嶺七竈 バラ科ナナカマド属
ナナカマド、ウラジロナナカマドに比べ低木で、葉先が尖っています。
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
最初、チシマギキョウと思いましたが、花冠の裂片が無毛で花が上向きなのでイワギキョウでした。
青い花好きで、うっとり・・・すっかり有頂天で写真を撮り過ぎました。幸せ〜♪ HNも山桜を名乗る前は桔梗としていた位、キキョウ科の青い花たちが大好きなのです。
(「桔梗」は、平将門さんとの因縁があり、将門公好きな私としては涙を呑んで改名いたしました。勿論山桜も大好きです。桜と桔梗は表裏という関係も・・・という伝承の世界、昔の拙ブログはそちら関係も多かったのです・・・懐かしいなぁ また、そっちの世界にも行きたいなぁ)
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
イワギキョウ/岩桔梗 キキョウ科ホタルブクロ属
白山 室堂に到着 12:48
(つづく)
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2023年07月21日
’23年7月 白山 花紀行(5)延命水
(編集中・・・)
2023.07.18 11:29
ミヤマアカバナ/深山赤花 アカバナ科アカバナ属
ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草 ユキノシタ科ユキノシタ属
トリアシショウマ/鳥足升麻 ユキノシタ科チダケサシ属
シナノオトギリ/信濃弟切 オトギリソウ科オトギリソウ属
ミヤマダイモンジソウ/深山大文字草
ミヤマダイコンソウ/深山大根草 バラ科ダイコンソウ属
ミヤマコウゾリナ/深山髪剃菜 キク科ヤナギタンポポ属
オタカラコウ/雄宝香 キク科メタカラコウ属
延命水 11:41
延命水では雫がポトポトほどの水量しかなく、友がかがみ込んで持参のカップに必死に溜めてくれた貴重な水を分け合いました。きっと寿命が延びたことでしょう!
御花畑 11:51
タカネナデシコ/高嶺撫子 ナデシコ科ナデシコ属
イワツメクサ/岩爪草 ナデシコ科ハコベ属
(つづく)
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2023年07月20日
’23年7月 白山 花紀行(4)砂防新道・中盤
2023年07月19日
’23年7月 白山 花紀行(3)甚之助避難小屋〜
(編集中・・・)
甚之助避難小屋 9:30
ヤグルマソウ/矢車草 ユキノシタ科ヤグルマソウ属
オタカラコウ/雄宝香 キク科メタカラコウ属
宝香とは、根に竜脳香(防虫効果あり)に似た香りがあることから。雌宝香(メタカラコウ)は、舌状弁が1〜3枚と疎らで少し弱々しい風情。
トリアシショウマ/鳥足升麻 ユキノシタ科チダケサシ属
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
ゴゼンタチバナ ヨツバシオガマ/四葉塩竃
ヨツバシオガマ/四葉塩竃 ハマウツボ科シオガマギク属
オオバノヨツバムグラ?/大葉四葉葎 アカネ科ヤエムグラ属
コイワカガミ? エンレイソウ
オオカメノキ 果実
アカモノ(別名:イワハゼ)
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマコウゾリナ?
(つづく)
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2023年07月18日
’23年7月 白山 花紀行(2)砂防新道・序盤 中飯場辺り
2023.07.18
センジュガンピ/千手岩菲 ナデシコ科マンテマ属 8:11
ヨツバヒヨドリ /四葉鵯 キク科ヒヨドリバナ属
シナノオトギリ? /信濃弟切 オトギリソウ科オトギリソウ属
シナノオトギリ? 未同定
花弁に黒い油点と線が見えるので、オトギリソウとしましたが、分布的にシナノオトギリかなと。
右は、多分キョウチクトウ科でガガイモ等の仲間だと思うのですが、未同定です。花はオオカモメヅルに似ていますが。見えている葉が同体なのか他のものなのか、今となっては確かめようがなく・・・分からない時は、周辺もきちんと見ておかねばダメですね。
展望 8:16
展望8:17
未同定 未同定
サンカヨウ/山何葉 メギ科サンカヨウ属
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科ミズキ属
草本と木本の違いはありますが、同じミズキ科でヤマボウシ等とも似ていますね。
階段道を登る 未同定の笹
タカネニガナ?/御前橘
モリアオガエル卵塊
キヌガサソウ/衣笠草 シュロソウ科キヌガサソウ属
トンボソウ?/蜻蛉草 ラン科トンボソウ属/ツレサギソウ属
唇弁が三裂してT字形ならトンボソウ、全縁でI字型ならツレサギソウ・・・う〜ん、写真だと良く分からないけれど、ツレサギソウではないような・・・間違っていたらごめんなさい(。。;)
ヤマハハコ/山母子 キク科ヤマハハコ属
シナノオトギリ/信濃弟切
オオレイジンソウ/大伶人草 キンポウゲ科トリカブト属
モミジカラマツ/紅葉唐松 キンポウゲ科モミジカラマツ属
オオミゾホオズキ/大溝酸漿 ハエドクソウ科ミゾホオズキ属
ミソガワソウ/味噌川草 シソ科イヌハッカ属
ヤマトユキザサ/大和雪笹 キジカクシ科ユキザサ属
(つづく・・・)
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2023年07月17日
'23年7月 白山 花紀行(1)別当出合〜
能登大地震の鎮まりと被災された方々の少しでも早い安寧の時を祈り、昨年の夏の白山詣を記します。
出会った花が多過ぎて、後で調べてから・・・と未同定のものを放っておいた末の今頃です…(。。;)
(白山 花紀行(1)も含め、白山花紀行を2023年7月17日〜に移動しました。
記事下のラベル「白山花紀行」をクリックするとリストアップされます。)
霊峰白山の御祭神は、こちらの三柱の神々
・白山比淘蜷_(しらやまひめのおおかみ)
=菊理媛尊(くくりひめのみこと)
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
ご霊験は、
五穀豊穣・大漁満足・開運招福・家内安全・良縁成就
交通安全・生業繁栄・学業成就・身体健全・夫婦円満
福徳長寿・家運長久・子孫繁栄・神人和楽
先ずは、お神酒でお祓いお清め。
菊理姫(くくりひめ)
畏れ多くも霊峰白山の御祭神の御名を戴く「菊姫」の最高峰。10年寝かせた吟醸酒「歳月を呑む酒」
こちらではなく「山廃純米」を求めましたが、とっくに呑んでしまい瓶も無く…(^^;)
さて、前日に金沢駅着
銘酒「作」と ご馳走@友人宅
前夜は金沢の友人宅でお世話になり、翌朝も友の運転で駐車場まで…おんぶに抱っこで有り難く、申し訳無い(。。;)
別当出合下の駐車場で身繕いし6:08、歩き出すと早速、見事に大きな花々のお出迎え!
オオウバユリ/大姥百合
ミヤマシシウド?/深山獅子独活
別当出会休憩所 6:30着 6:45発
白山コース図
別当出会い登山口 出発 鳥居を潜って橋へ
鳥居の先の橋を渡る 橋からの眺め
クモキリソウ/雲霧草、雲切草、蜘蛛散草
いきなりクモキリソウの群生! 『東京近郊では貴重な花も、ごく普通に咲いているんだ〜』と思って、ロクに写真も撮らなかったら、結局ここでしか見かけなかったという、山あるある…。
オオカニコウモリ/大蟹蝙蝠
カニコウモリの葉先は細く尖るが、オオカニコウモリの葉は五角形に近い。
エゾアジサイ/蝦夷紫陽花
ヤマアジサイの日本海型で、葉が普通のヤマアジサイの(葉身9〜15cm)より大きく(葉身20cm)、花色が青い。
トリアシショウマ?/鳥足升麻
高さ1m程と大型、葉先が細く伸び基部が心形。花序は円錐形で良く分枝する。
マイヅルソウ /舞鶴草 果実
通常は赤色。これは熟す過程なのか斑模様。
中飯場 7:39 白山 登山道入口 7:56
センジュガンピ/千手岩菲 ナデシコ科センノウ属
名前の由来は、「群生し千手観音さまのように沢山の手を差し伸べているように見えるから」と勝手に思っていましたが、日光の千手が浜で発見された岩菲(中国でセンノウを指す)という意味とのこと。知らない方が良かったかな。
サンカヨウ /山何葉 メギ科 7:53
「何葉」とは「蓮」のことで、山に生える蓮の葉に似た植物に意味。濡れるとガラス細工のように透ける白い花弁を持つ神秘的な植物の果実は既に濃い青紫色に熟していました。甘酸っぱく食べられますが、種が多い(この小さい実の中に5粒くらい入ってます。)
砂防の崩れ 8:01 未同定 8:10
(つづく・・・)
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2023年07月16日
森吉山 花紀行(8)
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ミネカエデ 峰楓 ムクロジ科カエデ属
美しい黄葉で有名なミネカエデの花は、カエデの仲間の中では花らしく整っていて特徴的。
イワイチョウ咲く湿原
バックの湿原に生える浮世絵の雨の線のように繊細な緑
イワイチョウ 岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
ミヤマツボスミレ 深山坪菫 スミレ科
ツボスミレ(ニョイスミレ)の高山型。
アカミノイヌツゲ 赤実犬柘植 モチノキ科モチノキ属
実の形、まん丸っぽい筈・・・水滴のせいで長く見えるのかな?
マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
ニッコウキスゲの一番綺麗な時、溢れんばかりに咲いていて、ここは天国か・・・と思うほど。
オオカメノキ/ムシカリ 大亀木/虫刈 レンプクソウ科ガマズミ属
ここでは全く虫に食われていないのでムシカリとは呼ばれていないかも。
ツマトリソウ 褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
アオヤギソウ ゴンドラ駅
シュロソウの緑のタイプであるアオヤギソウは、今回の旅で何度も目にすることが出来、とても印象的でした。
霧雨が降ったりやんだりのお天気で展望はありませんでしたが、咲き始めたばかりの初々しい花々とたくさん出会えた素晴らしい花旅でした。企画をしてくださったり、たくさんのご教示をくださったりの大先輩方に感謝を込めて、やっと一年以上も遅れながらアップすることが出来ました。未だ詰めの甘い編集中なので、引き続き勉強しながら整理して参ります。ありがとうございました! またご一緒出来たら嬉しいです(^^)♪
(おわり)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ミネカエデ 峰楓 ムクロジ科カエデ属
美しい黄葉で有名なミネカエデの花は、カエデの仲間の中では花らしく整っていて特徴的。
イワイチョウ咲く湿原
バックの湿原に生える浮世絵の雨の線のように繊細な緑
イワイチョウ 岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
ミヤマツボスミレ 深山坪菫 スミレ科
ツボスミレ(ニョイスミレ)の高山型。
アカミノイヌツゲ 赤実犬柘植 モチノキ科モチノキ属
実の形、まん丸っぽい筈・・・水滴のせいで長く見えるのかな?
マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
ニッコウキスゲの一番綺麗な時、溢れんばかりに咲いていて、ここは天国か・・・と思うほど。
オオカメノキ/ムシカリ 大亀木/虫刈 レンプクソウ科ガマズミ属
ここでは全く虫に食われていないのでムシカリとは呼ばれていないかも。
ツマトリソウ 褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
アオヤギソウ ゴンドラ駅
シュロソウの緑のタイプであるアオヤギソウは、今回の旅で何度も目にすることが出来、とても印象的でした。
霧雨が降ったりやんだりのお天気で展望はありませんでしたが、咲き始めたばかりの初々しい花々とたくさん出会えた素晴らしい花旅でした。企画をしてくださったり、たくさんのご教示をくださったりの大先輩方に感謝を込めて、やっと一年以上も遅れながらアップすることが出来ました。未だ詰めの甘い編集中なので、引き続き勉強しながら整理して参ります。ありがとうございました! またご一緒出来たら嬉しいです(^^)♪
(おわり)
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2023年07月15日
森吉山 花紀行(7)
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
鳥居に下がるのは・・・? イワオトギリ?オトギリソウ科
木製の鈴?と思っていましたが、若しかして手製のマグカップ? 誰かの忘れ物?
ランチの場所を探し・・・いただきま〜す♪
イワカガミ チングルマ
自然界の絶妙な調和と配色
スギゴケの仲間?
ニョキニョキと伸びた胞子体は、お喋りしている生き物のよう
ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
開花時期の美しい姿に出会えて嬉しくて、また撮ってしまう。
ハクサンシャクナゲ ツツジ科ツツジ属
こちらも蕾から満開まで、様々な姿に会えて嬉し過ぎ・・・
イワカガミ イワウメ科イワカガミ属
ハクサンボウフウ?セリ科
イワシモツケ バラ科シモツケ属
シモツケの仲間で、花は白、葉っぱが丸っぽくてカワイイ
苔と様々な葉の色彩
ハクサンフウロ フウロソウ科
ハクサンフウロは、未だこれからなので、貴重な一輪でした。
(つづく)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
鳥居に下がるのは・・・? イワオトギリ?オトギリソウ科
木製の鈴?と思っていましたが、若しかして手製のマグカップ? 誰かの忘れ物?
ランチの場所を探し・・・いただきま〜す♪
イワカガミ チングルマ
自然界の絶妙な調和と配色
スギゴケの仲間?
ニョキニョキと伸びた胞子体は、お喋りしている生き物のよう
ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
開花時期の美しい姿に出会えて嬉しくて、また撮ってしまう。
ハクサンシャクナゲ ツツジ科ツツジ属
こちらも蕾から満開まで、様々な姿に会えて嬉し過ぎ・・・
イワカガミ イワウメ科イワカガミ属
ハクサンボウフウ?セリ科
イワシモツケ バラ科シモツケ属
シモツケの仲間で、花は白、葉っぱが丸っぽくてカワイイ
苔と様々な葉の色彩
ハクサンフウロ フウロソウ科
ハクサンフウロは、未だこれからなので、貴重な一輪でした。
(つづく)
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森吉山 花紀行(6)
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
人里や低山で見るギンリョウソウは人肌を感じるけれど、ここでは氷細工のような冷感が漂う。
クルマユリ車百合 ユリ科ユリ属
葉が車状に輪生。それが段々に重なっている。
ネバリノギラン粘芒蘭 ノギラン科
「どこにでも幾らでもある」と教わったので何だか「気易い」気がしてしまうが、それもまた個性。
コケモモ苔桃 ツツジ科スノキ属
下の方はアカモノが多かったが、ここまで来て漸くコケモモに出会えた。
コケモモは、葉の先が丸くやや凹みがち。縁が少し外に巻くので全縁のように見える。
萼片は赤味がちの緑で無毛。
アカモノ赤物 ツツジ科シラタマノキ属
アカモノは、葉先が尖る。鋸歯が見える。
萼片は真っ赤で有毛。
ヨツバシオガマ四葉塩竃 ハマウツボ科シオガマギク属
花も葉も細工が細かい。葉まで美しい=浜で美しいのは塩竃(地名)という雅な名前。和歌の世界だ。
森吉山(向岳)山頂標(1454.2m) 真っ二つに割れた炭治郎岩?
森吉山山頂の祠
(つづく)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
人里や低山で見るギンリョウソウは人肌を感じるけれど、ここでは氷細工のような冷感が漂う。
クルマユリ車百合 ユリ科ユリ属
葉が車状に輪生。それが段々に重なっている。
ネバリノギラン粘芒蘭 ノギラン科
「どこにでも幾らでもある」と教わったので何だか「気易い」気がしてしまうが、それもまた個性。
コケモモ苔桃 ツツジ科スノキ属
下の方はアカモノが多かったが、ここまで来て漸くコケモモに出会えた。
コケモモは、葉の先が丸くやや凹みがち。縁が少し外に巻くので全縁のように見える。
萼片は赤味がちの緑で無毛。
アカモノ赤物 ツツジ科シラタマノキ属
アカモノは、葉先が尖る。鋸歯が見える。
萼片は真っ赤で有毛。
ヨツバシオガマ四葉塩竃 ハマウツボ科シオガマギク属
花も葉も細工が細かい。葉まで美しい=浜で美しいのは塩竃(地名)という雅な名前。和歌の世界だ。
森吉山(向岳)山頂標(1454.2m) 真っ二つに割れた炭治郎岩?
森吉山山頂の祠
(つづく)
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2023年07月14日
森吉山 花紀行(5)
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
今日は「重陽の節句」ですね。野山では、既にユウガギクをはじめとして野菊が咲き出しています。
去年の7月の記事など載せていて季節外れで申し訳無い。早く追いつきたい・・・。
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
タニウツギ 谷空木
花が咲くとピンク色になりますが蕾が小さな内は真っ赤なので、違う種類かと思うほど。
ゴゼンタチバナ 御前橘
タニウツギの下で咲くと紅白で引き立て合い。
オオバキスミレ 大葉黄菫
花びらが丸く大きく、パンジーに似た花型。
ガクウラジロヨウラク ニッコウキスゲ
手前に背の低いガクウラジロヨウラク、その後ろにスクッと背の高いニッコウキスゲ。自然のお花畑の配色、配置の妙!
ハクサンシャクナゲ 白山石楠花
この畳んだ紙風船みたいな蕾が好きなんだなぁ
ハクサンシャクナゲ
オノエラン 尾上蘭 ラン科カモメラン属
オノエランの白い花の中の黄色いM字が見えますか? その中に二つの目も・・・あれ、ピカチュウ? いや、チビトトロかな?
(つづく)
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2023.07.01
今日は「重陽の節句」ですね。野山では、既にユウガギクをはじめとして野菊が咲き出しています。
去年の7月の記事など載せていて季節外れで申し訳無い。早く追いつきたい・・・。
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
タニウツギ 谷空木
花が咲くとピンク色になりますが蕾が小さな内は真っ赤なので、違う種類かと思うほど。
ゴゼンタチバナ 御前橘
タニウツギの下で咲くと紅白で引き立て合い。
オオバキスミレ 大葉黄菫
花びらが丸く大きく、パンジーに似た花型。
ガクウラジロヨウラク ニッコウキスゲ
手前に背の低いガクウラジロヨウラク、その後ろにスクッと背の高いニッコウキスゲ。自然のお花畑の配色、配置の妙!
ハクサンシャクナゲ 白山石楠花
この畳んだ紙風船みたいな蕾が好きなんだなぁ
ハクサンシャクナゲ
オノエラン 尾上蘭 ラン科カモメラン属
オノエランの白い花の中の黄色いM字が見えますか? その中に二つの目も・・・あれ、ピカチュウ? いや、チビトトロかな?
(つづく)
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2023年07月13日
森吉山 花紀行(4)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ガクウラジロヨウラク萼裏白瓔珞 ツツジ科ヨウラクツツジ属
ウラジロヨウラクの中で萼片が細長いもの。
タニウツギ谷空木 スイカズラ科タニウツギ属
ヒカゲノカズラ日陰葛 ヒカゲノカズラ科(シダ)
ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
先程の株より淡い色合い
カエル石
無事に帰れますように・・・合掌
イワイチョウ岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
どこが一体「イチョウ」なのかと言えば・・・
この丸い葉が一斉に黄葉する様子をイチョウに例えたらしい。
モウセンゴケ毛氈苔 モウセンゴケ科モウセンゴケ属 食虫植物
蕾が出来て数本伸び上がって来ていた。白いカワイイ花が咲く。
ニッコウキスゲ日光黄菅 別名ゼンテイカワスレグサ科キスゲ属
群生も見事だけれど、孤高の一輪に惹かれる。
熊避けの鐘 阿仁避難小屋
(つづく)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ガクウラジロヨウラク萼裏白瓔珞 ツツジ科ヨウラクツツジ属
ウラジロヨウラクの中で萼片が細長いもの。
タニウツギ谷空木 スイカズラ科タニウツギ属
ヒカゲノカズラ日陰葛 ヒカゲノカズラ科(シダ)
ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
先程の株より淡い色合い
カエル石
無事に帰れますように・・・合掌
イワイチョウ岩銀杏 ミツガシワ科イワイチョウ属
どこが一体「イチョウ」なのかと言えば・・・
この丸い葉が一斉に黄葉する様子をイチョウに例えたらしい。
モウセンゴケ毛氈苔 モウセンゴケ科モウセンゴケ属 食虫植物
蕾が出来て数本伸び上がって来ていた。白いカワイイ花が咲く。
ニッコウキスゲ日光黄菅 別名ゼンテイカワスレグサ科キスゲ属
群生も見事だけれど、孤高の一輪に惹かれる。
熊避けの鐘 阿仁避難小屋
(つづく)
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森吉山 花紀行(3)
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2023.07.01
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山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
ウスバサイシン?薄葉細辛 ウマノスズクサ科カンアオイ属
似たような湿気のある場所に生えますが、こんなに近くに一緒にいるのは初めて見ました。ウスバサイシンかミツバサイシンか微妙です。
イワカガミ岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
ツマトリソウ褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
イワカガミ(葉が鏡のように光る)とツマトリソウ(花冠裂片の先が褄取り、諸説有り)ですが、どちらかというと、妻が鏡を覗くと言うよりも、イワカガミの花がツマトリソウの花を覗いているみたい。なんだか逆で面白い。
ツマトリソウ
「花冠裂片(花びら)の先がほんのり紅色に染まるから」説もありますが、その状態って殆ど見たことが無いです。もしそうなら「褄紅草」では?
オオバキスミレ大葉黄菫 スミレ科
ニッコウキスゲ日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
霧雨の中、両側にずっとニッコウキスゲが並んで道案内、ありがとう。
クルマユリ/車百合 ユリ科ユリ属
これを見て、いままでのものもクルマユリと確信。花が咲いているときは、茎葉の状態、花の着き方、きちんと見てないものですね。
ゴゼンタチバナ御前橘 ミズキ科サンシュユ属
わぁ〜群生していると、ますますヤマボウシにソックリ!
ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
白山ではちっとも会えなかったハクサンチドリ、東北の山旅では沢山出会えて嬉しい。
アカモノ赤物 別名イワハゼ岩櫨
ツツジ科シラタマノキ属 常緑小低木
霧を帯びて萼片の毛がぼうっと光る、こびとが現れそうなメルヘンの世界・・・。
(つづく)
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2023.07.01
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山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
ギンリョウソウ銀龍草 ツツジ科ギンリョウソウ属
ウスバサイシン?薄葉細辛 ウマノスズクサ科カンアオイ属
似たような湿気のある場所に生えますが、こんなに近くに一緒にいるのは初めて見ました。ウスバサイシンかミツバサイシンか微妙です。
イワカガミ岩鏡 イワウメ科イワカガミ属
ツマトリソウ褄取草 サクラソウ科ツマトリソウ属
イワカガミ(葉が鏡のように光る)とツマトリソウ(花冠裂片の先が褄取り、諸説有り)ですが、どちらかというと、妻が鏡を覗くと言うよりも、イワカガミの花がツマトリソウの花を覗いているみたい。なんだか逆で面白い。
ツマトリソウ
「花冠裂片(花びら)の先がほんのり紅色に染まるから」説もありますが、その状態って殆ど見たことが無いです。もしそうなら「褄紅草」では?
オオバキスミレ大葉黄菫 スミレ科
ニッコウキスゲ日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
霧雨の中、両側にずっとニッコウキスゲが並んで道案内、ありがとう。
クルマユリ/車百合 ユリ科ユリ属
これを見て、いままでのものもクルマユリと確信。花が咲いているときは、茎葉の状態、花の着き方、きちんと見てないものですね。
ゴゼンタチバナ御前橘 ミズキ科サンシュユ属
わぁ〜群生していると、ますますヤマボウシにソックリ!
ハクサンチドリ白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
白山ではちっとも会えなかったハクサンチドリ、東北の山旅では沢山出会えて嬉しい。
アカモノ赤物 別名イワハゼ岩櫨
ツツジ科シラタマノキ属 常緑小低木
霧を帯びて萼片の毛がぼうっと光る、こびとが現れそうなメルヘンの世界・・・。
(つづく)
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2023年07月12日
森吉山 花紀行(2)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
シュロソウ(暗紫褐色の花)の内、花が黄緑色のもの
異花同株で、雄花は下部、両性花は上部に着くとのこと。未だ下部の雄花と思われる花しか咲いていなかったが、両性花が咲く頃には同株の雄花は劣化し同株受粉を避けるのだろう。
タカネアオヤギソウ(高さ20〜40cm)とどの辺りから棲み分けるのか? ずっと草丈が高かったのでタカネではないと思われた。
ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
セリ科のナニカ?
セリ科は難しいと言いながら、何故、ちゃんと葉を写さなかったのか・・・
ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
萼片がこのように長いものをガクウラジロヨウラクと区別することもあり。
ハクサンチドリ 白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
殆ど白色から濃いピンクの花まで、結構個体差が大きい。
ショウジョウバカマ 猩々袴 シュロソウ科ショウジョウバカマ属
このような花茎が長く伸び上がった花後の状態が結構長くて目立つ。花時の控えめさとはかなり様相が異なる。
クルマユリ? 車百合 ユリ科ユリ属
輪生の葉が段々で頭頂に蕾が複数となれば、クルマユリしか思い浮かばないが、小さな蕾の時をきちんと見たことがなくて・・・多分そうかと。
マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
割りに花期が短く、群生がぱーっと咲いて終わってしまうので、綺麗な花に出会えると嬉しい。
(つづく)
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2023.07.01
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
アオヤギソウ 青柳草 シュロソウ科シュロソウ属
シュロソウ(暗紫褐色の花)の内、花が黄緑色のもの
異花同株で、雄花は下部、両性花は上部に着くとのこと。未だ下部の雄花と思われる花しか咲いていなかったが、両性花が咲く頃には同株の雄花は劣化し同株受粉を避けるのだろう。
タカネアオヤギソウ(高さ20〜40cm)とどの辺りから棲み分けるのか? ずっと草丈が高かったのでタカネではないと思われた。
ニッコウキスゲ 日光黄菅 ワスレグサ科キスゲ属
セリ科のナニカ?
セリ科は難しいと言いながら、何故、ちゃんと葉を写さなかったのか・・・
ガクウラジロヨウラク ツツジ科ヨウラクツツジ属
萼片がこのように長いものをガクウラジロヨウラクと区別することもあり。
ハクサンチドリ 白山千鳥 ラン科ハクサンチドリ属
殆ど白色から濃いピンクの花まで、結構個体差が大きい。
ショウジョウバカマ 猩々袴 シュロソウ科ショウジョウバカマ属
このような花茎が長く伸び上がった花後の状態が結構長くて目立つ。花時の控えめさとはかなり様相が異なる。
クルマユリ? 車百合 ユリ科ユリ属
輪生の葉が段々で頭頂に蕾が複数となれば、クルマユリしか思い浮かばないが、小さな蕾の時をきちんと見たことがなくて・・・多分そうかと。
マイヅルソウ 舞鶴草 キジカクシ科マイヅルソウ属
割りに花期が短く、群生がぱーっと咲いて終わってしまうので、綺麗な花に出会えると嬉しい。
(つづく)
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森吉山 花紀行(1)
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2023.07.01
先日来お届けしてきた、角館駅から「秋田内陸線(スマイルレール)」に乗換えての「鉄旅」の後、乗り合い宅タクシーでゴンドラ山麓駅に。秋田犬の北斗くんに見送られつつ、ゴンドラで山上駅へ。何とか晴れて・・・と願うも尚霧雨模様の中、駅内で身支度を調え名高い秋田の「花の百名山」へ出発!
【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
足元に最初に現れたのは、名前の如く品の良い端正な白い小花たち。
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
木と草の違いはあっても同じミズキ科のヤマボウシの花に良く似ています。
ニッコウキスゲ/日光黄菅 別名ゼンテイカ
ワスレグサ科キスゲ属
他で見慣れたニッコウキスゲより、やや裂片(花びら)が細身に思えました。
ハクサンシャクナゲ/白山石楠花 ツツジ科ツツジ属
このように薄い花質は濡れると儚さが出て別の美しさ。
アカモノ/赤物 別名イワハゼ/岩櫨 ツツジ科シラタマノキ属
アカモノは萼も赤いので分かり易い。
えっ、このシュモクザメの頭のようなのは何!?
最初、森林インストラクター3人揃って、頭を傾げましたが・・・
この柄のない切れ込みの浅い苞を見てピン!と来ましたよ。
シラネアオイの花後、未熟の果実でしょう。もっと熟して膨らみ四角っぽくなった姿はご存じの方も多い筈。花が咲いている時は、ふさふさの雄しべに隠れて柱頭の先が見えないので、こんな姿をしているとは意外でした。
シラネアオイの花 (2日前、八幡平にて)
二股の柱頭は見えないけれど、深い切れ込みナシの丸い苞が見えますね。シラネアオイの葉を知っていると、葉が違うと思い却って分かりづらいかもしれません。
(つづく)
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2023.07.01
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【コース】
山頂駅〜樹氷平〜石森〜阿仁避難小屋〜森吉山山頂
〜山人平〜森吉山山頂〜石森〜樹氷平〜山頂駅
足元に最初に現れたのは、名前の如く品の良い端正な白い小花たち。
ゴゼンタチバナ/御前橘 ミズキ科サンシュユ属
木と草の違いはあっても同じミズキ科のヤマボウシの花に良く似ています。
ニッコウキスゲ/日光黄菅 別名ゼンテイカ
ワスレグサ科キスゲ属
他で見慣れたニッコウキスゲより、やや裂片(花びら)が細身に思えました。
ハクサンシャクナゲ/白山石楠花 ツツジ科ツツジ属
このように薄い花質は濡れると儚さが出て別の美しさ。
アカモノ/赤物 別名イワハゼ/岩櫨 ツツジ科シラタマノキ属
アカモノは萼も赤いので分かり易い。
えっ、このシュモクザメの頭のようなのは何!?
最初、森林インストラクター3人揃って、頭を傾げましたが・・・
この柄のない切れ込みの浅い苞を見てピン!と来ましたよ。
シラネアオイの花後、未熟の果実でしょう。もっと熟して膨らみ四角っぽくなった姿はご存じの方も多い筈。花が咲いている時は、ふさふさの雄しべに隠れて柱頭の先が見えないので、こんな姿をしているとは意外でした。
シラネアオイの花 (2日前、八幡平にて)
二股の柱頭は見えないけれど、深い切れ込みナシの丸い苞が見えますね。シラネアオイの葉を知っていると、葉が違うと思い却って分かりづらいかもしれません。
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2023年07月11日
秋田犬 北斗くん
ご訪問ありがとうございます
マタギと言えば相棒として欠かせないのは秋田犬(あきたいぬ)。
森吉山への阿仁ゴンドラ山麓駅のアイドル、堂々とした風格の秋田犬「北斗くん」
朝(8:33)はケージの中で眠そうでしたが・・・
帰りには、ちゃんとお出迎えしてくれました。
かといって尻尾を振って愛嬌を振りまく訳ではなく、
ご主人が後ろでしっかり手綱を引いていて下さらなかったら、ちょっと近寄りがたい風格。
なでなでも(仕方なく?)させてくれるけれど・・・
なんとも素っ気ないところがカッコイイ
路線図に秋田犬の肉球印がついていたのが気になりましたが、「若しかして秋田犬のいる駅印」なのかな?
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マタギと言えば相棒として欠かせないのは秋田犬(あきたいぬ)。
森吉山への阿仁ゴンドラ山麓駅のアイドル、堂々とした風格の秋田犬「北斗くん」
朝(8:33)はケージの中で眠そうでしたが・・・
帰りには、ちゃんとお出迎えしてくれました。
かといって尻尾を振って愛嬌を振りまく訳ではなく、
ご主人が後ろでしっかり手綱を引いていて下さらなかったら、ちょっと近寄りがたい風格。
なでなでも(仕方なく?)させてくれるけれど・・・
なんとも素っ気ないところがカッコイイ
路線図に秋田犬の肉球印がついていたのが気になりましたが、「若しかして秋田犬のいる駅印」なのかな?
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秋田内陸線・スマイルレール(5)んだんだTシャツ
ご訪問ありがとうございます
行きに見た二つの橋の下を流れる川
水が行きより澄んできていた。
手を振り見送ってくれるカカシさんたち
釣り糸を垂れたり、井戸端会議をしたり・・・平和だ
名産の栗の花が満開
内陸線はトンネルが多い
トンネルを幾つ潜ったかなぁ
車内で笑(EMI)マークの制帽を試着、みな敬礼してしまう
車内販売のお姉さんの「んだんだTシャツ」!
これを売っていたら、買ってしまう所でした〜(^0^)
帰宅後、関連グッズを調べましたが、このTシャツは見当たらず観察園の作業で着用しようかと「ツキノワグマになれるエプロン」購入を迷ったけれど、通報されてもマズイので止めておきました(^^;)
ツキノワグマになれるトレーナー
これは本当に山で着てはいけない、撃たれるかも!
笑(EMI)ショップ
雨上がりのたっこちゃんは一層鮮やかでした。
ああ、もう終点角館間近・・・終わりはいつも寂しい。
秋田のKさんの実家にはいつも車で帰っていたので、こんなに楽しい列車が走っているとは全然知らず、嬉しい驚きの連続でした。
秋田内陸線、マタギ号と縄文号にも乗りたい! また、いぐど〜
秋田内陸線
(おわり)
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水が行きより澄んできていた。
手を振り見送ってくれるカカシさんたち
釣り糸を垂れたり、井戸端会議をしたり・・・平和だ
名産の栗の花が満開
内陸線はトンネルが多い
トンネルを幾つ潜ったかなぁ
車内で笑(EMI)マークの制帽を試着、みな敬礼してしまう
車内販売のお姉さんの「んだんだTシャツ」!
これを売っていたら、買ってしまう所でした〜(^0^)
帰宅後、関連グッズを調べましたが、このTシャツは見当たらず観察園の作業で着用しようかと「ツキノワグマになれるエプロン」購入を迷ったけれど、通報されてもマズイので止めておきました(^^;)
ツキノワグマになれるトレーナー
これは本当に山で着てはいけない、撃たれるかも!
笑(EMI)ショップ
雨上がりのたっこちゃんは一層鮮やかでした。
ああ、もう終点角館間近・・・終わりはいつも寂しい。
秋田のKさんの実家にはいつも車で帰っていたので、こんなに楽しい列車が走っているとは全然知らず、嬉しい驚きの連続でした。
秋田内陸線、マタギ号と縄文号にも乗りたい! また、いぐど〜
秋田内陸線
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秋田内陸線・スマイルレール(4)鉄3兄弟
ご訪問ありがとうございます
阿仁合駅は秋田内陸線の車両基地になっていて、様々な車両が停まっていました。
これが噂の「鉄の3兄弟」! 秋田内陸線HPより
長男:マタギ(叉鬼)号 次男:笑(EMI) 三男:縄文号
「走るマタギの古民家」 「秋田の里山体験」 「縄文ワールドに」
行きに見掛けたマタギ号のペナント型のロゴ
私達が乗った車両の傍らに停まっていたのでしょうが、変わった車両とは気づかず車体も車内も見ずに通り直ぎてしまい残念。マタギの古民家風の車内、乗ってみたいなぁ
帰りは幸運にも笑(EMI)号でした。予約もせず運行予定も見ずでラッキーな巡り合わせ!
それなのに、そうとも知らず乗ってから、どうも撮り鉄・乗り鉄の方々を見かけるなぁ・・・と、それで偶然「笑(EMI)」に乗り合わせたのだと気がつきました。
「心揺さぶる印象的な秋田の里山体験」がテーマになっているそうです。Experience Moving Impressive の頭文字をとってEMIなのか、「笑」に持って来るために英語を引っ張ってきたのかな?
行きの普通車両と違い、木の質感が生きて何となくハイセンスな車内
ロゴも木に焼印
天井は組木? 路線図も工夫されオシャレな色合い
縄文号も停まっていました。
次はこれにも乗って縄文遺跡巡りに行きたいなぁ
秋田内陸線
(つづく)
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阿仁合駅は秋田内陸線の車両基地になっていて、様々な車両が停まっていました。
これが噂の「鉄の3兄弟」! 秋田内陸線HPより
長男:マタギ(叉鬼)号 次男:笑(EMI) 三男:縄文号
「走るマタギの古民家」 「秋田の里山体験」 「縄文ワールドに」
行きに見掛けたマタギ号のペナント型のロゴ
私達が乗った車両の傍らに停まっていたのでしょうが、変わった車両とは気づかず車体も車内も見ずに通り直ぎてしまい残念。マタギの古民家風の車内、乗ってみたいなぁ
帰りは幸運にも笑(EMI)号でした。予約もせず運行予定も見ずでラッキーな巡り合わせ!
それなのに、そうとも知らず乗ってから、どうも撮り鉄・乗り鉄の方々を見かけるなぁ・・・と、それで偶然「笑(EMI)」に乗り合わせたのだと気がつきました。
「心揺さぶる印象的な秋田の里山体験」がテーマになっているそうです。Experience Moving Impressive の頭文字をとってEMIなのか、「笑」に持って来るために英語を引っ張ってきたのかな?
行きの普通車両と違い、木の質感が生きて何となくハイセンスな車内
ロゴも木に焼印
天井は組木? 路線図も工夫されオシャレな色合い
縄文号も停まっていました。
次はこれにも乗って縄文遺跡巡りに行きたいなぁ
秋田内陸線
(つづく)
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2023年07月10日
秋田内陸線・スマイルレール(3)阿仁合駅・マタギ資料館
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
森吉山への起点「しあわせの駅」阿仁合駅に到着。
「4」を背中合わせにした「4(し)合せ」モチーフになっています。
七夕飾り
「鉄の三兄弟」とは、
・長男:秋田マタギ(叉鬼)号
・次男:笑EMI号
・三男:秋田縄文号
の三種の観光列車のことだそうです。
秋田内陸線ものがたり 原画集
パッと見て、これらは秋田のお酒のラベル集と思ったのは私だけでは無い筈・・・(笑) 乗車記念の「鉄印」というもののデザイン原画でした。
矢口高雄さんがアンバサダーを務めていらしたのですね。
「釣りキチ三平」や「マタギ」で有名な漫画家矢口高雄先生は、秋田県の現横手市のご出身。父が、それこそ「釣りキチ」だったので、私もず〜っと読んでいました。惜しくも就任翌年の2020年11月20日に亡くなられました。合掌
阿仁合町 まちあるきぶらぶらMAP
また、町歩きしに再訪したい!
阿仁マタギ マップ
「阿仁マタギ」には、寡黙で厳しい近寄りがたい山親方のイメージでしたが、今では町をあげての観光客誘致に一役も二役もかっているようです。(ご本人方がではなく、周りが・・・でしょうか)
*マタギ(叉鬼=鬼を越える程の強者)は、東北・北海道・北関東・甲信越の山間部、山岳地帯で、伝統的な方法を用い集団で狩猟を行う者。
秋田内陸線 資料館
阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」
囲炉裏端のくまさんたち
雪深い里では、熊は大切な自然からの賜り物でしょう。命を大切に頂き、お互いの分を侵さず緊張感を持って共存して来たと思うのですが、現代はどうなのか・・・。
先日訪れた富山県の薬師岳でも、駐車場や登山道に熊が出没し、食料やザックまで奪われています。お互いが「正しく怖れ近づかない」関係を取り戻したい。
秋田内陸線
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2023.07.01
森吉山への起点「しあわせの駅」阿仁合駅に到着。
「4」を背中合わせにした「4(し)合せ」モチーフになっています。
七夕飾り
「鉄の三兄弟」とは、
・長男:秋田マタギ(叉鬼)号
・次男:笑EMI号
・三男:秋田縄文号
の三種の観光列車のことだそうです。
秋田内陸線ものがたり 原画集
パッと見て、これらは秋田のお酒のラベル集と思ったのは私だけでは無い筈・・・(笑) 乗車記念の「鉄印」というもののデザイン原画でした。
矢口高雄さんがアンバサダーを務めていらしたのですね。
「釣りキチ三平」や「マタギ」で有名な漫画家矢口高雄先生は、秋田県の現横手市のご出身。父が、それこそ「釣りキチ」だったので、私もず〜っと読んでいました。惜しくも就任翌年の2020年11月20日に亡くなられました。合掌
阿仁合町 まちあるきぶらぶらMAP
また、町歩きしに再訪したい!
阿仁マタギ マップ
「阿仁マタギ」には、寡黙で厳しい近寄りがたい山親方のイメージでしたが、今では町をあげての観光客誘致に一役も二役もかっているようです。(ご本人方がではなく、周りが・・・でしょうか)
*マタギ(叉鬼=鬼を越える程の強者)は、東北・北海道・北関東・甲信越の山間部、山岳地帯で、伝統的な方法を用い集団で狩猟を行う者。
秋田内陸線 資料館
阿仁マタギのイメージキャラクター「かけるくん」
囲炉裏端のくまさんたち
雪深い里では、熊は大切な自然からの賜り物でしょう。命を大切に頂き、お互いの分を侵さず緊張感を持って共存して来たと思うのですが、現代はどうなのか・・・。
先日訪れた富山県の薬師岳でも、駐車場や登山道に熊が出没し、食料やザックまで奪われています。お互いが「正しく怖れ近づかない」関係を取り戻したい。
秋田内陸線
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秋田内陸線・スマイルレール(2)たんぼアート、カカシ
ご訪問ありがとうございます
乗ってる気分になれるように路線図再掲しておきますね。
またまた「たんぼアート」(上桧木内駅あたり)
「なんっどまだ、夏に雪景色・・・すずしげなことぉ。」
思わず秋田弁が出てしまう秋田犬の愛らしさ・・・ところでこの楕円形のカマクラっぽいのは何かと訪ねたら、2月に飛ばす紙風船とのことでした。
上桧木内の紙風船上げ
今年は「クレヨンしんちゃん」のたんぼアートが作られたそうです。そうそう、しんちゃんのお父さんは秋田生まれなんですよね。
阿仁マタギ駅には・・・
マタギさんが!
あらら、大勢で何をやっているのかと思えば・・・
コンテスト?
「かかしコンテスト」でした! それぞれに生き生きとした動きがありますね〜 もっと近くで見てみたかったなぁ
駅名にも味わいあり
橋がふたつ・・・
雨、止まないなぁ
川は濁って増水中
思えば、この雨の所為で「秋田駒ヶ岳」に登るのを諦めて「種差海岸」へ行ったのでした。以前ご紹介したように種差海岸も見どころ満載で素晴らしかったけれど、秋田駒ヶ岳、再挑戦したい!!
阿仁合駅に到着。 マタギ号もいましたよ。
何やら、色々な車体がある模様・・・帰りもまた秋田内陸線に乗って帰るのが楽しみです♪
(つづく)
秋田内陸線
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またまた「たんぼアート」(上桧木内駅あたり)
「なんっどまだ、夏に雪景色・・・すずしげなことぉ。」
思わず秋田弁が出てしまう秋田犬の愛らしさ・・・ところでこの楕円形のカマクラっぽいのは何かと訪ねたら、2月に飛ばす紙風船とのことでした。
上桧木内の紙風船上げ
今年は「クレヨンしんちゃん」のたんぼアートが作られたそうです。そうそう、しんちゃんのお父さんは秋田生まれなんですよね。
阿仁マタギ駅には・・・
マタギさんが!
あらら、大勢で何をやっているのかと思えば・・・
コンテスト?
「かかしコンテスト」でした! それぞれに生き生きとした動きがありますね〜 もっと近くで見てみたかったなぁ
駅名にも味わいあり
橋がふたつ・・・
雨、止まないなぁ
川は濁って増水中
思えば、この雨の所為で「秋田駒ヶ岳」に登るのを諦めて「種差海岸」へ行ったのでした。以前ご紹介したように種差海岸も見どころ満載で素晴らしかったけれど、秋田駒ヶ岳、再挑戦したい!!
阿仁合駅に到着。 マタギ号もいましたよ。
何やら、色々な車体がある模様・・・帰りもまた秋田内陸線に乗って帰るのが楽しみです♪
(つづく)
秋田内陸線
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秋田内陸線・スマイルレール(1)出発進行!
ご訪問ありがとうございます
2023.07.01
武家屋敷で有名な角館から乗り換える「秋田内陸線」。森吉山へ行くための移動手段として乗ったのですが、これが予想外に楽しい鉄旅で、是非また乗るためだけにでも行きたい程でした♪
新幹線も停まるJR角館駅の正面左手に秋田内陸縦貫鉄道・秋田内陸線の改札口があります。JRの駅と中で繋がっていたかは、すみません、去年のことで既に記憶が・・・。
路線図だけ見てもカワイイでしょ
肉球スタンプは秋田犬のですよね〜♪ 何の印なのかなぁ
色々な車体があるようですが、行きの車内は赤いシートでここにも秋田犬ワンワン!
運転席と運賃箱の雰囲気は懐かしい路面電車風
カワイイたんぼアート
田沢湖の辰子姫がモデルのご当地キャラ「たっこちゃん」
秋田内陸らしい田園風景が続きます。
人? かかし!? 何の模様・・・?
「ひまわり迷路製作中」でした!
この様子では未だタネを蒔いたばかり? いや、うっすら緑が・・・芽が出てる?
沢山のトンネルをくぐり、鉄橋を渡り・・・
ここの動画をスマホで撮ったのだけれど、容量オーバーでパソコンに送れず残念。どうすれば良いのかなぁ??
次の駅が見えて来ました。
拡大すると「ようこそ西木町へ」と読めるので、西明寺駅のようです。因みに小説家の西木正明さんは、ここ西木町のご出身と秋田出身のKさんに教えて貰ったなぁ
(つづく)
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2023.07.01
武家屋敷で有名な角館から乗り換える「秋田内陸線」。森吉山へ行くための移動手段として乗ったのですが、これが予想外に楽しい鉄旅で、是非また乗るためだけにでも行きたい程でした♪
新幹線も停まるJR角館駅の正面左手に秋田内陸縦貫鉄道・秋田内陸線の改札口があります。JRの駅と中で繋がっていたかは、すみません、去年のことで既に記憶が・・・。
路線図だけ見てもカワイイでしょ
肉球スタンプは秋田犬のですよね〜♪ 何の印なのかなぁ
色々な車体があるようですが、行きの車内は赤いシートでここにも秋田犬ワンワン!
運転席と運賃箱の雰囲気は懐かしい路面電車風
カワイイたんぼアート
田沢湖の辰子姫がモデルのご当地キャラ「たっこちゃん」
秋田内陸らしい田園風景が続きます。
人? かかし!? 何の模様・・・?
「ひまわり迷路製作中」でした!
この様子では未だタネを蒔いたばかり? いや、うっすら緑が・・・芽が出てる?
沢山のトンネルをくぐり、鉄橋を渡り・・・
ここの動画をスマホで撮ったのだけれど、容量オーバーでパソコンに送れず残念。どうすれば良いのかなぁ??
次の駅が見えて来ました。
拡大すると「ようこそ西木町へ」と読めるので、西明寺駅のようです。因みに小説家の西木正明さんは、ここ西木町のご出身と秋田出身のKさんに教えて貰ったなぁ
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2023年07月09日
戸隠草(トガクシショウマ)
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朝の連続テレビ小説「らんまん」で「トガクシソウ」をめぐり、不穏な動きが出てきましたね。
ところで、
「トガクシソウって?」
調べると「トガクシショウマ」の別名でした。
トガクシショウマは、ずっ〜と憧れて続け、今年の6月、色々なご縁が重なって初めて綺麗に咲いている様子に出会えたばかりでした。(ドラマの中の教授たちも花の標本を探しあぐねていますね。)出会えた年にドラマで話題にもなるという不思議なご縁に感謝して、もう一度、今年の写真を集めてご紹介しますね。
トガクシショウマ/トガクシソウ
(戸隠升麻/ 戸隠草)
Ranzania japonica (T.Itô ex Maxim.) T.Itô
メギ科トガクシショウマ属
2023.06.06 尾瀬
雪解け水から生まれた妖精・・・長い花柄の先で俯き咲く可憐な姿。いつまでも、ずっと見ていたい・・・
メギ科の花の意匠を凝らした造形の美に惚れ惚れします。
蕾の基部に見える小さな萼片3枚は開花時には落ち、残りの萼片6枚が花びらに見える部分として残ります。
本当の花弁は真ん中の雌しべ・雄しべを囲み小さな釣鐘状に丸を描いている部分。
俯いて咲いているので、はっきり撮しづらくて・・・下のスマホ写真なら、ご覧になれますでしょうか。
日本固有種で、本州北部・中部の多雪地帯、落葉樹の林床を好み、適地であれば地下茎を延ばして群生するようですが、人目につく場所では盗掘に遭ってしまうのか、なかなか自然界ではお目にかかれません。どうか彼女たちが大好きな場所で、この先もずっと咲いていけますように・・・。
盗掘するような業者は、売れてお金になれば後は枯れようがどうしようがお構いなしです。私達に出来る事は、目を光らせる守ること、そして決して「買わないこと!」です。
全姿は高さ50cm程、意外に大きくしっかりしていて逞しい!
左は、最初にみつけて気落ちした花の終わった株。
「葉だけでも出会えて良かった!」
と思い直していたら、その後に、上の写真の花々に出会えて、一瞬、言葉を失いアワアワしました。
右は、花が落ちた後の若い果実。白く熟すのだそうです。
「破門草事件」
「らんまん」でこの後描かれる?かもしれないので、先を知りたくない方は読まないで下さい。)
東京大学教授 本草学者 伊藤圭介(1803-1901)の孫、
伊藤篤太郎(1865-1941)が、この事件の主人公。
東京大学植物学教室に出入りを許された在野の植物学者。
1875年 叔父の伊藤謙が戸隠山でトガクシソウを採取、
小石川植物園に植栽。
1883年 伊藤篤太郎、露の植物学者マキシモヴィッチに
標本を送る。
1884年 東大教授 矢田部良吉(1851-1899)戸隠山で本種採取
小石川植物園に植栽。
1886年 マキシモヴィッチ、ロシアの学術誌
「サンクト・ペテルブルク帝国科学院生物学会雑誌」に
Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim.
メギ科ミヤオソウ属の一種として発表。
(T.Itô ex Maxim.は、伊藤の代理でマキシモが登録の意)
1887年 矢田部はマキシモヴィッチに標本を送り、鑑定を依頼。
1888年 3月 マキシモヴィッチは、
「本種をメギ科の新属である考えYatabea japonica Maxim.
の学名をつけたいので、正式発表前に花の標本を送れ」
と回答。
この動きを察知した伊藤は、叔父が最初にみつけ、自分が学名をつけた植物の属名が新属名として矢田部教授に献名されることに怒り焦る。
1888年 10月 伊藤は、英の植物学雑誌
Journal of Botany, British and Foreign 誌に、
新属 Ranzania T.Itô を提唱、
Podophyllum japonicum T.Itô ex Maxim. (1887) を当属に移し、
新組合せ名 Ranzania japonica (T.Itô ex Maxim.) T.Itô (1888)
として発表。
マキシモヴィッチによる Yatabea japonica Maxim.は、伊藤の発表の後塵を拝した為に無効。矢田部教授は怒り、伊藤篤太郎を植物学教室の出入りを禁止した。このことにより、トガクシソウは「破門草」という不穏な別名を持ってしまった。
属名 のRanzania は、伊藤が尊敬する江戸時代の本草学者 小野蘭山に献名されたもの。
伊藤篤太郎は、「日本で初めて学名をつけた人物」
トガクシソウは、「日本固有種で、日本人により学名を付けられた最初の植物」
牧野富太郎は、「日本で2番目(1889年)に学名Theligonum japonica Okubo et Makinoをヤマトグサにつけた人物」
(学名の中にあるOkuboは、あのオオクボさんかな?)
ヤマトグサは、「日本固有種で、初めて日本人の手によって記載され、日本の学術雑誌に発表された植物」
マルバマンネングサは、「マキシモビッチにより、牧野に献名され、初めて日本人の名がつき発表された植物」
ということでしょうか。間違っていたらご教示ください。
尚、「らんまん」では、それぞれのモデルの人物名は、
伊藤篤太郎→伊藤孝光
牧野富太郎→槙野万太郎
矢田部教授→田邊教授
となっています。
学名に用いられている Ito、Makino は、役名でも変えられなかった訳ですね。一方、Yatabeが無効となってしまったので、矢田部は田邊教授に・・・
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