2023年10月03日
那須 峰の茶屋跡(避難小屋)へ
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2023.10.03
コース右手にはずっと青い空に映えて朝日岳が聳えています。
朝日岳
ヤマハハコ 雄株
とてもきれいなピカピカのヤマハハコ 白い花弁が重なって開いているように見える部分は総苞片で、アザミで言えば花の下の壺の様な形の周りの鱗状の部分(=総苞片)が、開いている状態。
朝日岳
茶臼岳
左手には茶臼岳。猫耳のような、魔王の角のような・・・可愛いのか恐ろしいのか? 私には可愛く見えました♪
朝日岳とカリヤスモドキ
最初はチガヤかと思ったのですが、近づいてよく観るとススキに似た小穂の着いた総が花序に数個着いた構造になっているのを先輩が教えて下さいました。つまり一本の塊に見えた花序は、ススキのように分かれた総が数本寄り集まっている状態でした。
流石、イネ科の先生、目の付け所が違います。イネ科がさっぱりの私、少しだけ目が開かれて勉強する気が湧いて・・・ガンバリマス!
眼下に広がる麓の遠望
立ち並ぶ奇岩
名前がついていても良さそうなほど立派な奇岩群ですが、特に名前は無さそうでした。
荒れた岩肌
今でも時折、硫黄を含んだ蒸気が噴出しているのが見えました。
朝日岳
ガンコウラン シラネニンジン?
イネ科も難しいけれど、セリ科も難物です(><;)
朝日岳
茶臼岳
ウラジロタデ(ウラジロイタドリ)
これはありがたいことに看板に名前が載っていたので分かりました。枯れていても葉が裏白なのが良く分かります。
シラネニンジン?
コメバツガザクラ
これも分からなくて、帰宅後に調べました。「米のような葉が3枚ほど輪生している」と図鑑にありましたので、多分正解かなと。
ツツジ科などの紅葉で染まり始めた岩肌
すみません、とても近寄れないので、ツツジ科としか・・・
一段と標高が上がる
ツツジ科の紅葉、カリヤスモドキ
光って揺れるカリヤスモドキ
この日の植物の主役は、もうカリヤスモドキ(この時は名前も分からずでしたが)! すごい存在感を放っていました。
赤い屋根の峰の茶屋跡避難小屋が見えて来ました〜♪
「赤い屋根」ってテンション上がりますよねっ(^^)
峰の茶屋跡避難小屋 牛守護大日尊の石碑
強風の通り道で有名な場所ですが、この日は穏やかでベンチでのんびり寛がれる人の姿が多数。
「牛守護大日尊」は昭和2年建立とあり、嘗て硫黄鉱山だった頃、硫黄を牛の背に載せて運んだことから、牛と人々と鉱山を守って下さるようにとの願いで建立されたものではないでしょうか。土台が傾いているようなので、余り近寄らない方が良さそうですが、安全を祈願して手を合せました。
峰の茶屋跡避難小屋前からの展望
三斗小屋温泉への道標
温泉で寛ぐ前に、今日は先ず茶臼岳に登ります!
この3日後、この近くで4名の方々が吹き付ける強風により低体温症となり亡くなられました。帰宅後に悲しいニュースが追いかけてきて、他人事とは思えず、背筋が凍る思いで茫然としておりました。同じ頃に同じ山域にいらした山の仲間のご冥福をお祈り申し上げます。合掌
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那須 峠の茶屋駐車場から出発
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2023.10.03
これ以上無い程の素晴らしい秋の青空広がる中、那須 峠の茶屋駐車場から茶臼岳へ、姥の平を経て三斗小屋温泉を目指しました。
ロープウエイ山麓駅辺りから仰ぐ朝日岳
なんていいお天気。神様仏様Kさま、ありがとう(^^)♪
ロープウエイは眺めるだけ、コツコツ登りますよ〜!
ロープウエイの先に見える茶臼岳
ナギナタコウジュ トネアザミ?
いい香りのナギナタコウジュ 総苞弁は反り返っていて、上向きにも咲くし根生葉もないのでトネアザミ?
ナギナタコウジュ
アキノキリンソウ
これだけ花序が長く花着きも良いのでミヤマではないアキノキリンソウでしょう。
ゴマナ
純白で清楚な咲き始めのゴマナ
ナナカマド
ハナタデ
いざ出発 登山指導センターで登山届
那須連山 トレイルマップ
こちらは満開に咲き揃ったゴマナ
花嫁さんのレースのヴェールのよう・・・
オヤマリンドウ 山の神の鳥居
山の神の狛犬さんたち
ナナカマドの飾り可愛いでしょ いや美味しくないんだって・・・
山の神の祠 山の神の石碑
倒壊予防?が張り巡らされていましたが、安全第一ですものね。無事の下山を手を合せてお祈りしました。
テンニンソウ
オオカメノキ(ムシカリ) ホツツジ
今年は例年より2週間ほど紅葉が遅いとのことでしたが、少しずつ紅葉が進んでいました。
ナナカマドと朝日岳
オヤマリンドウ
リンドウの仲間は日が差さないと咲かないけれど、オヤマリンドウの花はこんなに晴れていても開きません。風の強い厳しい環境で生きていく知恵なのでしょうか。風が強ければ虫たちも飛べませんものね。穏やかな日にだけそっと少しだけ開いて、虫たちを待つのかもしれません。
(つづく)
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