2024年02月07日

「意識下鎮静法」内視鏡検査

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 みぞおち辺りの不快感が続き、あの積雪の中を出掛けて内視鏡検査を受けたのですが、未だに本当に受けたのか信じられない程、全く恐怖も痛みもなく終わりました。

 これぞ正に「狐に摘ままれた」状態、意識を失ってから目覚める時までの一切の記憶がありません。飲み過ぎて記憶が無いという状態を良く聞きますが、こんな風なのでしょうか。

 意識の無い間の自分がどうなっていたのか不安でもありますが、こんなに楽に内視鏡検査が受けられるようになったことを、辛い記憶で二度と内視鏡検査をしたくないとお思いの方々に、是非、知って頂きたく、健忘と戦いながら?書いております。

「意識下鎮静法」とは、意識を失い呼吸も止る全身麻酔とは違い、鎮痛剤と鎮静剤を対象者に併せて調整して用い、ウトウト眠ったような状態としつつ、自力で呼吸できる程度の鎮静状態にすることだそうです。

 私の診療明細書によれば、多分この鎮静法に用いられたものは、

@ ミダゾラム(鎮静剤)
  内視鏡検査で最もよく使われる安全性の高い鎮静剤。
  抗不安・鎮静・睡眠作用を併せ持つ。
  早く効き、覚めるまでの時間も比較的早い。
 「健忘」効果があり、検査中の痛みなども忘れてしまう。

A ペチジン塩酸塩(鎮痛剤)
  痛みを感じにくくする。
  軽い鎮静効果で、ぼんやりとした感じになる。
  腸の動きを抑える作用がある。
  唾液の分泌を減らし、嘔吐反射を抑える。

➂ キシロカインポンプスプレー
  局所麻酔剤

だったと思います。他にもあったのかもしれませんが、調べきれずですみません。

最初に紙コップで200cc程の酸味のある液体を飲み、その後、他の薬液を喉で10秒留めてから呑んだ後、点滴用の針を打たれ、左を下に横になり、口に器材を据えられた時に、
「ちょっとズレてます・・・」
と、言おうとした所で眠りに落ちたようで、以降の記憶が全くありません。

 目覚めた時、内視鏡検査をした場所とは違うカーテンで仕切られた中にいましたが、運ばれてきた記憶もなく、
「えっ、もう、終わったのですか!?」
と、心底驚きました。

 「意識下鎮静法」という名の通り、検査中も意識が残って会話をしたり画像を見たり出来る人もいるようですが、私は本当に全く記憶「ゼロ」でした。それとも「健忘効果」で忘れてしまったのでしょうか??

 それでもちゃんと(当たり前なのですが、余りにも実感が無くて・・・^^;)内部の写真が残されていて診断も出ていました。転移するような悪い腫瘍などはできておらず、内服薬での治療となり、ホッとしました。

 麻酔が覚めたときのような酷い頭痛もなく、まだ何となくフワフワとして健忘症が増したような気もしますが、元々なので仕方ないか・・・。

 *これはあくまでも個人の体験と感想です。医師の診断を受け、ご自分の体調などとご相談の上、もし選択肢が示されていましたら、お試しの価値はあると思います。

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posted by 山桜 at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする