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<2024.02.18>
2月の声を聞くと、セツブンソウが咲いてしまいそうでソワソワしますが、今年はなかなか観察園に行くことが出来ず・・・やっと第4週目に訪れると、嬉しいことに可愛いセツブンソウが満開で出迎えてくれました!
セツブンソウ/節分草 キンポウゲ科セツブンソウ属
写真で見ると分からないのですが、一つの花の大きさは一円玉ほどと小さく可憐な姿です。
開き立ての花は、雄しべの葯(花粉袋)が青くて一層美しいです。この色を見たかったので、本当にラッキーでした♬
繊細な切れ込みの入った葉も青みがかっていて、早春の空の色を集めて土から生まれたかのようです。
キクザキイチゲ/菊咲一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
毎年、観察園のスプリングエフェメラルの先陣を切っていの一番に咲いてくれます。花も菊の花の様ですが、葉の切れ込み方もちょっと鑑賞菊系統の葉に似ています。
ユキワリイチゲ/雪割一華 キンポウゲ科イチリンソウ属
自生地は近畿以西なので、余り目にすることのない花です。数年前に、新宿区の林芙美子記念館で初めて出会いました。その時の見た花がこちらです。林芙美子記念館のユキワリイチゲ
オウメソウ/青梅草 キンポウゲ科フクジュソウ属
フクジュソウの原種の一つと青梅で伝わる花で、来園者が分けて下さった貴重な株です。花弁が細めでやや隙間がある感じがします。(私の主観ですが・・・)もう少し咲き進むとすくっと立ち上がる姿も特徴の一つとされています。
カワヅザクラ/河津桜 バラ科サクラ属
すっかり有名になり、休息に植栽が増えていますね。濃いめのピンクに丸い可愛らしい花弁、早咲きなので花持ちも良いのが人気の一因かもしれません。
ナニワヅ/難波津 別名エゾオニシバリ ジンチョウゲ科
北海道〜本州中部以北の冷涼地に咲く沈丁花の仲間ですので、花色以外はよく似ていて淡い芳香もあります。オニシバリ(花は黄緑色)に比べ、黄色の花色が鮮やかです。
マンサク/万作 マンサク科
黄色いリボンがヒラヒラするような不思議な花は、春に先ず咲く(東北弁では「まんずさぐ」)ことからこの名を貰いました。「マンサクの花が沢山咲いたら豊年満作」とも言われ、春を告げる縁起の良い花です。
マンサクの花芽・葉芽 ウラジロノキの冬芽
マンサクは花芽と葉芽が分かり易い ウラジロノキの葉痕が、ウソの付けない竈門炭治郎くんが必死にウソをついている時の顔に見えて来て可笑しくて!
コクサギ/小臭木の冬芽 ザイフリボク/采振木の冬芽
ミカン科コクサギ属 バラ科ザイフリボク属
先月もご紹介しように、もう一つネジキも含めて「日本三大美芽」とも称されています。膨らみ始めた芽は先月よりも一層美しさが際だって来ましたね。
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