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<2024.02.21>
2月の「花木くらぶ」の月例会は、梅の名所「府中市郷土の森博物館」。正式名称は、こんなに長かったとは・・・ずっと「府中の森」と勝手に呼んでいて知りませんでした。すみません(。。;)
菜種梅雨のつづくお天気の中、なんとか行動時間中は曇りの予報ながら・・・しとしと降られましたが、家の中でじっとしているより、ずっとずっと楽しい時間を過ごせました。同好の先輩方が仲間に入れてくださり、本当に幸せなことで感謝でいっぱいです。
芝生広場で出番待ちのお猿さん(本番中は撮影禁止)
未だ新人(猿)さんとのことでしたが、見事な演技を披露してくれました。ただ、どうやら雨音がとても気になるらしく、こうして時々ビクッと辺りを見渡して緊張した面持ちなど垣間見せ、人と変わりませんね。
まいまいず(井戸)
「まいまい」とは「カタツムリ」のことで、見ての通りの姿からの命名。
「何故、わざわざ手の掛かる方法で井戸を掘ったの?」
「水を汲みに下りるのも大変なのに・・・」
「まいまいず」=武蔵野にかけた和歌が沢山残されているように、武蔵野で特有の井戸形態が生まれた理由は、
・武蔵野台地が多摩川の扇状地で脆い砂礫層。
・そのまた上に富士山の火山灰層が積もっている。
・その為、地表面から地下水脈までの距離が長い。
・砂礫層・火山灰層は脆い為、垂直な井戸掘りが困難。
・よって、先ずスリ鉢状に掘り下げて粘土層に到達後、垂直堀とした。
柄鏡形敷石住居跡
縄文時代中期の集落跡(清水が丘遺跡)で発掘調査された遺構を移築。
柄鏡(丸い鏡の部分と張り出した柄の部分がある)のような形に、床に平面を上にした石や破損した土器などを敷き詰めた形式の建物跡。関東から中部地方に多い。敷石は出土品をそのまま利用、土器や石皿は複製を配置。とのこと。
旧三岡家長屋門(東京都指定文化財)
江戸時代時後期(1829年 文政十二年)創建。門の両袖部分が総塗込み蔵造りで茅葺きの置き屋根形式の類例は少ない。
三岡家は、是政村の村役人だったとのこと。
「府中市郷土の森博物館」公式HP、パンフレット等より抜粋
(なんと、梅〜桜のお花見シーズン到来というのに、全館(園内も含めて)休館中だそうです。
令和6(2024)年3月4日(月)〜5月31日(金)まで
(電気設備改修のため)
紅梅・白梅がお出迎え
点々と散り敷かれた紅白の花びら
紅千鳥?(緋梅性) 白梅 小向?
紅千鳥は、遅咲き(4月)とされていますが、今年は超暖冬で既に開花が進んでいました。雄しべの先が旗弁化することが多く、それを「千鳥」に見立てたとのこと。5弁の花弁の他に花弁化したものが見えますが、千鳥っぽい?
白梅は「白加賀」が圧倒的に開花株が多かったのに、写真を撮り忘れました。沢山あると撮らないのは、悪い癖で反省。
(つづく)
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