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<2024.02.21>
昨年2月の花木くらぶは、大宮第二公園で観梅会でしたが、なるべく去年と被らない品種をご紹介します。最初の「藤牡丹枝垂れ」は、去年「?」付でのご紹介でしたが、今年は名札も付いていたので間違い無いと思います。
藤牡丹枝垂れ(豊後性・八重) (参考)去年「?」付だった花
藤牡丹枝垂は、藤と牡丹の名前を併せ持つ、藤の花房のように花付良く枝垂れ、牡丹のようにふっくら豊かな八重の花弁の豪華な風情。去年「?」付だった株の花付は、イマイチこのゴージャスさがなかったような・・・。確かに枝垂れていたのですが、花は寧ろ下に掲げた唐梅に似て覆輪ぽい? だとすれば呉羽枝垂? 今となっては、益々???
唐梅/とうばい(緋梅性・八重) 小向(野梅性・一重・小輪)
唐梅は花弁に白い縁取りの覆輪に見えます。雌しべが3〜4本あり、くっついた果実を数個付けます。そう言えば、明石でそんな梅の実を見ましたっけ。あの品種はなんだったのかなぁ
満開の梅林
香川(豊後性) 武蔵野(豊後性・最大輪)
杏系統の豊後性の薄桃色の花が好きなので、その系統の花ばかり、ついつい撮ってしまいます。
酈懸/てっけん、茶筅梅 江南所無/こうなんしょむ
花弁の無い茶筅のような梅は、奇異なようですが目を惹かれてしまいます。本来は難しい漢字の名前ですね。酈懸は中国の地名だそうです。
江南所無は、こちらも中国の地名を頂く中国の品種で古くから知られているそうです。
輪違い/りんちがい、思いのまま(野梅性) フクジュソウ
雛曇(緋梅性・底紅) 道知辺/みちしるべ(野梅性)
雛曇は、緋梅性の中では淡く桃の花のような色合いで、咲き進むと真ん中が赤く染まる底紅。
道知辺は、早咲きで春咲きの道案内をするようにポッと明るく咲いてくれます。
サンシュユ 川崎平右衛門さん像
梅と同時期に咲く黄色のサンシュユは、良く梅に混じって植えられていることが多いですが、ここ府中ではまた特別の意味がありました。府中の名主だった川崎平右衛門さんは、私財をなげうって窮民を救い、大岡越前守からサンシュユを賜わり、新田の名主に分け与えたのだそうです。
川崎平右衛門さんについて
府中のみならず、岐阜や島根にも赴いて治水灌漑、銀山の採掘などの指導をされたとは、なんと立派な人生・・・像からも優しさが溢れています。正に郷土誇りですね。
塒出錦(錦性の枝色)
梅は枝の色合いも鑑賞するとのことで、このように緑や赤で錦に染まるものを「錦性」と呼ぶそうです。「塒」=鳥の巣? 花が終わっていて、イメージが分かりませんでした。
鶯宿 不明
鶯宿と言う名前の梅は、花梅と実梅があるそうで、見梅は薄紅色の一重、花梅は白の八重と図鑑にありましたが、これは一体どっち? 名札と写真、取り違えたかもしれません。ごめんなさい(。。;)
蝶の羽重/ちょうのはがさね
今年一番「素敵!」とドキドキした品種です。花弁は薄めで、ふっくらと大きな花。蕾はまるで薔薇のようでした。
庚申塔
どうも体内に、悪事の告げ口に出掛ける三匹の虫がいるようで、庚申塔が気になって仕方がない今日この頃(笑)
旧府中郵便局 旧府中町役場
旧島田家住宅
旧島田家住宅に飾られていたお雛様
御殿雛
この他にも早咲きの桜の園にも連れて行って頂いたのに、傘をさしていてウットリするばかりで写真も撮らずでした。お天気が良いときに再度行きたいと思っていたのに、5月まで休園とは残念。まぁ、元気で居れば、また、あっという間に来年ですね。
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