2024年04月04日

玄鳥至(ツバメきたる)

ご訪問ありがとうございます

<2024.04.02 相模湖駅>

「玄鳥至」玄=黒、玄人(くろうと)という使い方もありますね。黒光りする燕尾服に赤い襟のツバメはスマートな春の使者。到来を喜ぶ気持がこの言葉にこめられているように思えます。

小型のイワツバメの方は一足早く沢山飛び交っていましたが、ふと気がつけば、長い尻尾のツバメもちゃんとやって来ていました。

mP4024604 ツバメ.jpg
どうやら、ここらで巣作りを始める積りのようで、駅の自動ドアが開くのを待って果敢に飛び込んで来ます。絶対に雨に当たらず人間に守って貰えるのですから、願ったり叶ったりの場所ですね。慣れたもので、ドアに激突!なんてことも無いようです。

P4024601 ツバメの巣m.jpg
こちらは既に出来上がっているイワツバメの巣。ツバメの巣と違って袋状で出入り口しか開いていないので、中の様子が見えないのですが、鳴き声がするような・・・と見上げていたら、何故かスズメが飛び出して行きました。スズメがちゃっかり利用しているのか、利用しようとしてツバメに追い出されたのかな?

それにしても、この造りを見れば、小さな口に泥等をくわえて飛んできて、少しずつ積み上げて作っていった苦労が偲ばれますね。相模湖の駅の方々は、そんな巣を掻き落としたりせず、糞害防止の受け板やネットを張って守ってくれていました。

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする