2024年06月09日

オオマムシグサ 大蝮草

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2024.05.30

オオマムシグサ 大蝮草 サトイモ科テンナンショウ属
P5306599 オオマムシグサm.JPG
通常は仏炎苞の先が垂れているのですが、誰かが持ち上げたのか強い風に煽られたのか。高さは80cmほど、スクッと林の縁に背筋を伸ばし、仏炎苞は濃い紫褐色に白い縞々が放射状に広がって見えて迫力満点、堂々たる面持ちに圧倒されました! 

そして、お蔭で真ん中に突き出ている棍棒状の付属体がよく見え、また、筒部より舷部が少し長いことが分かり易くなっていました。神様、巡り合わせてくださり、ありがとうございます。

マムシグサの仲間はなにせ目立つ姿なので、仏炎苞をめくられたり、むしられたり、蹴飛ばされたりと被害に遭うことも多くて気の毒です。マムシグサだって「痛いし辛いの、止めてっ」という声が聞こえると良いのですけれど・・・。

そうか、マムシグサの仲間が、大体道から見ると背を向けていることが多いのは、その為かも!? 花粉を媒介してくれる虫には来て欲しいけれど、悪さをする人間には見られたくないのかもしれないですね。

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 山野草木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする