2024年11月30日

玉川上水〜鷹の台 散策路観察会(2)

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2024.11.07

今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」観察会
西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路

センニンソウノコンギク 野紺菊 キク科
PB078936 センニンソウm.JPG

センニンソウ 仙人草 キンポウゲ科センニンソウ属
PB078942 センニンソウm.JPG

ムラサキシキブ 紫式部 シソ科  シオデ シオデ科
PB078937 ムラサキシキブs.JPG PB078939 シオデs.JPG

ウラギンシジミ♂ 表
PB078940 ウラギンシジミ♂m.JPG

ウラギンシジミ♂ 裏
PB078941 ウラギンシジミ♂m.JPG

マユミ 檀 ニシキギ科
PB078944 マユミm.JPG

ムラサキシジミ
PB078948 ムラサキシジミm.JPG

アオツヅラフジ        センニンソウ
PB078947 アオツヅラフジs.JPG PB078950 センニンソウs.JPG

ムラサキシキブ
PB078951 コムラサキm.JPG
今年はとても実付きが良いようです。

(つづく)

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ラベル:小平市 玉川上水
posted by 山桜 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月29日

玉川上水〜鷹の台 散策路観察会(1)

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2024.11.07

今月のFIT(森林インストラクター東京会)「花木くらぶ」の観察会は、西武拝島線・玉川上水駅〜西武国分寺線・鷹の台 玉川上水散策路。

玉川上水駅から玉川上水に出て直ぐにある、水道局の小平監視所。
PB078914 玉川上水s.JPG PB078915 玉川上水s.JPG
ここで多摩川から取水し羽村取水堰〜ここまで上水を流れてきた水のゴミなどを除去して東村山浄水場へ地下水路で送っています。

ということは、ここより下流に現在流れている水は、多摩川の水でも水道水として利用する水でもないので、厳密に言えば「上水」とは言えない訳ですね。

殆ど枯れ堀と化してしまった玉川上水の荒廃(壁面の崩壊など)を危惧し「清流復活」運動が高まり、今は再生処理水を流しているのだそうです。

以前、この下に降りて歩いた時、再生処理水が流れ出ている滝状の施設を見ましたので、写真があれば後程掲載しておきます。

ヤクシソウ 薬師草 キク科    根生葉(ロゼット)
PB078911 ヤクシソウs.JPG PB078912 ヤクシソウs.JPG

最近、訳の分からないアサガオのなかまが野生化していて、知恵の泉のような大先輩方でも把握しきれていないそうです。
PB078916 ?アサガオs.JPG PB078917 ?アサガオs.JPG
これは同じアサガオですが、朝にもかかわらず既に退色してピンクになっている花があるということは、昨日から咲いていた? もはや「朝顔」と呼べないのでは・・・?

未同定のイネ科
PB078918 ?イネ科m.JPG
長い芒(のぎ)が伸びていました。

ゴンズイ 権萃 ミツバウツギ科
PB078921 ゴンズイm.JPG
ゴンズイの実が弾ける季節。赤い部分は肉質の果皮(この用語が正しいか皆で悩み・・・今も不安)黒いのは種子。
PB078928 ゴンズイs.JPG PB078929 ゴンズイs.JPG

カラスノエンドウ畑 マメ科
PB078922 カラスノエンドウ畑m.JPG
昔のレンゲ畑の様に、根粒菌で窒素を畑に取り込んでいるのでしょうか? 恐らく種子を蒔いたのでしょう。きれいに四角く生えていました。

サワラ
PB078930 サワラml.JPG
裏の白い気孔の形がXかHに見え「サワラないでH」と覚えた方が多いのでは? ヒノキに比べて葉の密度が薄く「さわさわしてる」イメージ。

クロガネモチの実       クマシデの果穂
PB078923 クロガネモチs.JPG PB078925 クマシデs.JPG
「苦労がねえ金持ち」縁起が良いと庭木に人気。
クマシデは果穂は大きいけれど、イヌシデやアカシデに比べると背丈が低めなので、近くで観察しやすい。

ホトトギス 杜鵑 ユリ科
PB078926 ホトトギスm.JPG
住宅街が近いので自生種か逸出したものか分かりませんが、在来種のホトトギス。
花は葉腋毎に1〜3コ、上向きに咲き花被片は反り返らない。

エビヅル 海老蔓 ブドウ科
PB078927 エビヅルm.JPG
野生のブドウの仲間。果実は美味しい。

ノコンギク 野紺菊 キク科
PB078932 ノコンギクs.JPG PB078933 ノコンギクs.JPG
花は薄紫色〜白色。総苞はワイングラス型(縦長)。総苞の上縁が紫色を帯びることが多い。

アキアカネ
PB078935 アキアカネm.JPG
急に冷え込んだ日で、昆虫類は寒さで動きが鈍く、写真が撮りやすくて助かりました。アキアカネがとまっているのはコヤブタバコかな?

(つづく) 

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posted by 山桜 at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月28日

干し柿づくり(1)

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毎年、故郷の柿で干し柿を作って下さるMさんが、
「干し柿、作ってみる?」
と、今年は手に平に余るほどの大きな渋柿と作り方プリントも持ってきて下さいました。掘り立てのサツマイモも!

干し柿用の大きな渋柿(甲州百目)
PB289298 干し柿m.JPG
一つ300〜500gにもなる大きく縦長の柿です。
百目とは百匁(375g)から来ているそう。

「干し柿の作り方」を参考にしながら作業開始!

➀水で洗う
 作り方には書いておらず不要なのか、若しかしたらお湯で洗った方が良いのか?などと迷いましたが、ヘタの下をみると毛虫の脱殻やらクモの糸などが出てきたので、一応水で洗って乾かしました。

Aヘタを切って小さく整える。枝はT字形に残す。
PB289300 干し柿m.JPG
左がそのままのヘタ。右が小さく整えた後。

Bヘタの周りの皮を一周剥く。
 PB289301 干し柿m.JPG

C皮むき器(ピーラー)で縦に皮を剥く。
 (平たい柿は横にクルクルが剥き易い)
 PB289302 干し柿m.JPG

D1本の紐の両端に一個ずつ茎の部分を縛る。
 PB289303 干し柿m.JPG
振り分け荷物のようにお互いの重さのバランスで吊り下げる為。

E沸騰したお湯に10秒ぐらいずつ潜らせる。(殺菌・消毒)
 PB289304 干し柿m.JPG

F陽当たり風通しの良い軒下などに、柿が重ならないようにズラして干す。
 PB289306 干し柿m.JPG
これは青空がきれいだったので軒外で撮りましたが、夜露を避けるために軒下が良いです。夜は室内に取り込む、直射日光は避ける、と書かれたサイトもあり、色々家伝の方法があるようです。皆さんはどうされていますか? 大量だったら取り込むのは無理ですよね。 

G1週間ほどで表面が固くなってきたら、3日に一度ほど揉むと早く渋が抜ける。

H2〜3週間で食べ頃。40日ほども干すとしっかり固くなって保存性が上がる。(冷凍すれば更に長く保存可能)

4つなので、あっという間でしたが、暖簾のように沢山干すのは大変な手間ですよね。いつも有り難く頂いておりましたが、今年は自分で干したものの出来上がりが楽しみです。

鳥に取られないように対策を考えないとマズいかな?

<追記>
 鳥も賢いので渋い内は突きに来ないかなと思いつつ、シャカシャカするビニール袋を周りに吊り下げてみました。今の所無事です(^^;)

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ラベル:干し柿
posted by 山桜 at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月21日

RICOH R10 撮影会(7)極小ラン バルボフィルム・ファルカタム

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神代植物公園の大温室、華麗なランの花が咲き誇る中、花径4mm、高さ8mm程の極小のランの花に目が留まりました。ピントが合うか・・・

バルボフィルム・ファルカタム ラン科
R0010063 小さなランm.JPG

あまりにも小さくて、昆虫にも、クモにも見えて来ます。

なんだか笑われているようにも・・・
R0010065 小さなランm.JPG

撮れた!と喜んでばかりで種名のメモを忘れました。グーグル先生も教えてくれず・・・

<追記>
 種名不明でしたが、今朝の検索で英語サイトがヒットし判明しました。バルボフィルム・ファルカタム 'ジャングル・ジェム’
 バルボフィルム(鱗茎から葉が出ている)属のファルカタム(鎌のような花茎の様子から)

 アフリカ中西部・標高1,400m以下原産の着生ラン。

 この花茎の先の方がヘラのように広がっている様子を「鎌」とも「コブラ」とも見立て「コブラ・オーキッド」の別名も。

 「かぎけん花図鑑」さん内に飛びます。
 バルボフィルム・ファルカタム ’ジャングル・ジェム’

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ラベル:ラン科 温室
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2024年11月20日

RICOH R10 撮影会(6)アリストロキア・トリカウダタ

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神代植物公園の大温室、ウマノスズクサ科の変わった花をもう一つ。

アリストロキア・トリカウダタ ウマノスズクサ科
R0010059 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
こちらは、森の長老・・・といった風情。
いきなり森の中でこんな顔がぶら下がってるのに遭遇したら、声をあげてしまいそう!

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、トリカウダタは「3本の尾」の意。
メキシコ原産の絶滅危惧種。日本では温室でも結実していないとのこと。
日本にはいない、受粉に必要な昆虫などが決っているのでしょうか?

R0010060 アリストロキア・トリカウダタm.JPG
後ろ姿をみれば、
「ああ、ウマノスズクサ科の花だ」
と納得でした。

(参考)オオバウマノスズクサの花
P5045442 オオバウマノスズクサm.jpg

P5045445 オオバウマノスズクサs.jpg P5045443 オオバウマノスズクサs.JPG
横からみた蕾の頃の姿は正に「胎児」!

日本のウマノスズクサ、オオバウマノスズクサも、かなり変わった花型ですが、世界の環境に応じた多様性には驚くばかり。

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2024年11月19日

RICOH R10 撮影会(5)アリストロキア・サルバドレンシス

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大温室の中・・・突然、マックロクロスケの群れが!

アリストロキア・サルバドレンシス
PB128994 アリストロキア・サルバドレンシスm.JPG
カサコソこっちに向かって歩いて来る? 何、何、夢に見そう!
何でまた、地面に群れて這ってるの!?

R0010058 アリストロキア・サルバドレンシス.JPG
ダース・ベイダー? あれは伊達政宗公がモデルだったのでは? こっちも確かに似ている・・・

学名のアリストロキアは「最良の出産:胎児のような花型から?」、サルバドレンシスは「エル・サルバドルの」

ウマノスズクサ科は奇妙な形の花、しかも咲き方も多様で、毎度ビックリさせられます。

(つづく)

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2024年11月18日

RICOH R10 撮影会(4)クロマダラソテツシジミ、ヤマトシジミ

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

キバナコスモスにヤマトシジミが群がり飛ぶ中、少し大きめで飛び方が異なる蝶が目に留まりました。
後翅に尾状突起があったのでツバメシジミ?と思ったら、即座に師匠が、
「ウラナミシジミ・・・違う! クロマダラソテツシジミ!」
いやいや聞き取れませんから・・・メモ帳を取り出してメモメモ・・・

飛ぶのが早くてジッとしていてくれず、特徴が分かるような静かにとまった姿は撮れませんでした。

クロマダラソテツシジミ
R0010031 クロマダラソテツシジミm.JPG
やっと「とまった!」と思った瞬間シャッターを切ったのに、結果は飛び立った後。目には裏翅のオレンジ斑もくっきり残って見えていたのになぁ シャッター切るのにタイムラグがあるのか、緊張で私の指が遅れたのか。

R0010031 クロマダラソテツシジミml.JPG

南アジア〜東南アジアの亜熱帯に分布する蝶でしたが、日本では沖縄には既に定着、じわじわと北上を続け関東地方にも現れ、遂に私にまでみつけられました。食草がソテツの仲間、低温には耐えられず越冬は出来ない筈とのことなので、飼育放蝶なのか、暖かい時期に繰り返し侵入して来ているのか・・・。

R0010038 クロマダラソテツシジミm.JPG

師匠によれば、やはり少しシャッターのタイムラグがあるそうで、
「確認時間をゼロにして手動で3枚連写する」
という対策技を伝授して頂きました。3枚手動で連写が難しい!

R0010039 クロマダラソテツシジミml.JPG
何とか撮れたのは、やなり表側。
表側からは見えませんが、裏側の尾状突起の上辺りのオレンジ斑(高温期型にあることが多く、低温期型にはないそう)、なんとかしてそれを撮りたかったけれど・・・残念。目にはしっかりと焼き付けました。

上手く撮れずに四苦八苦しながら、
「中古カメラで動作が悪いのでは・・・」
と泣き言を呟くと、
「どれ、貸してごらん」
と師匠がさっと私のR10で撮影してくださったのがこちら、

ヤマトシジミ
R0010035 ヤマトシジミm1.JPG

やはりカメラではなく、腕でした・・・。触角の先までキレッキレ、流石でございます(。。;)

(つづく)

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2024年11月17日

RICOH R10 撮影会(3)キンケハラナガツチバチ

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

続いてツワブキに来る他の昆虫にフォーカス。
昆虫名は記憶もメモもできず、後で調べたので違っているかも・・・

キンケハラナガツチバチ
R0010026 キンケハラナガツチバチml.JPG

R0010028 キンケハラナガツチバチml.JPG

R0010030 キンケハラナガツチバチml.JPG
ツワブキの色も実物に近い色が出るように設定。

(つづく)

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2024年11月16日

RICOH R10 撮影会(2)ツワブキ/ホソヒラタアブ

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

続いて今を盛りと咲くツワブキに沢山の昆虫が集まっている姿に挑戦。

ツワブキホソヒラタアブ
R0010017 ツワブキm.JPG

ホソヒラタアブ中心にトリミング
R0010017 ツワブキ ホソヒラタアブ?ml.JPG
ピントがホソヒラタアブから外れているのが分かります。

R0010018 ツワブキml.JPG

R0010018 ツワブキ ホソヒラタアブml.JPG
う〜ん、未だピントが合ってません。

ツワブキの色を実際のレモンイエローに近くなるように設定(硬質→普通)
R0010019 ツワブキ ホソヒラタアブml1.JPG

R0010019 ツワブキ ホソヒラタアブml2.JPG
やっとホソヒラタアブにもピントが合い、花色も実物に近くなりました!

師匠の仰る通りにシャッターを押すときの動作をしっかりと固めて頑張りました。設定も自分で考えて出来るようになれるまで精進します。

(つづく)

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2024年11月15日

RICOH R10 撮影会(1)タイワンホトトギス

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2024.11.12 神代植物公園にて R10 撮影会。

武蔵野自然塾の大先輩で、素晴らしい生物や自然を撮影されるY師匠に、コンパクトデジカメのRICOH R10 を薦められ、丁度よい中古品が出たときに急いで落札。設定など一度教えて頂いたものの、マニュアルも無く少し使ったきりになっていました。

そんなことだろうと見越されて、Y師匠が神代植物公園で撮影研修会を開いてくださいました。観察園相棒のF嬢と、この千載一遇のチャンスを生かして、使えるようになるぞ!

ヒメコマクサ? 神代植物公園アプローチ花壇
PB128990 ヒメコマクサm.JPG
未だ研修前、いつものOlympus TG-4 で撮影。確かヒメコマクサと名札が付いていたと思うのですが、素性は分かりません。
ネットで検索すると一番近そうなのはヒメケマンソウでした。植物園で名前間違えるかなぁ 未だ和名が定まっていないのかもしれません。

公園入口で集合して入園、先ずはテーブル席でR10をY先生と同じ設定に細かく合せて・・・電池を抜くと設定がデフォルトに戻ることがあるとかで、全部メモも残しました。

いよいよ撮影開始。最初に目に留まったタイワンホトトギスを撮るとボケボケ・・・
のっけから、
「僕はそんな風に手を伸ばして撮らないよ」
「しっかり脇を締めて腕を固定して」
との師匠のお教えあり。
そういうことを気を付けて撮る時もあるけど、歩きながらパッといい加減に撮る時も多々有り・・・しっかり問題点を見抜かれてしまいました。

案の定、最初の2枚は暗い林縁で手ぶれのピンボケでした。師匠の教えを守って撮ったのがこちら。

タイワンホトトギス R10にて撮影
R0010016 タイワンホトトギスm.JPG

出だしとしては、まぁまぁ良いのでは・・・気をよくして、次は何を撮ろうかなぁ・・・

(つづく)

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2024年11月14日

◇祝卆寿◇

ご訪問ありがとうございます

母がめでたく「卆寿」を向かえました
今年は初曾孫も誕生、まだまだずっ〜と元気でいてね
DSC_2054 (002) 母 卒寿 ケーキs.JPG DSC_2045 (002) 母 卒寿 お花s.JPG

家の中で転んで大腿骨骨折、手術、リハビリを乗り越えて、先生に「完治」のお墨付きを頂きました。これに安心せず、日々暮らしの中で訓練、しっかり歩き続けて欲しいです。

DSC_1145 (002) 御嶽神社へ 母s.jpg DSC_1150 (002) 御岳山 神社 母s.jpg
去年の誕生日には、御嶽山に登って武蔵御嶽神社に参拝出来たのだから・・・また、一緒に旅にでも行けますように・・・(ー人ー)

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2024年11月13日

キクイモを食す

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 先日、天高く爽快に咲く黄色いキクイモの花を見上げ知らない町を歩いてみましたが、なんと今日はそのキクイモの芋を無人販売でみつけました! 家畜の飼料用に導入・・・等と読んだばかりだったので、イマイチ食指が伸びなかったのですが、同行の先輩方が、
「シャキシャキして結構美味しいわよ」
「生でも、味噌漬、醤油漬にしてもいいし・・・」
と、色々教えて下さったので、100円也で購入して来ました。

先日見上げたキクイモの花
PA138515 キクイモm.JPG

本日入手のキクイモの芋
PB139072 キクイモm.JPG
見た目は新生姜のようです。とてもきれいに洗ってくださっているので、このままでも囓って食べられそう・・・。

調べるとイヌリンが豊富でお通じを良くして、糖尿病予防にも良いらしい。熱を通した方が、こうした効果は高まるけれど、シャキシャキの食感を味わうなら生!ということで・・・

とりあえず生でスライスし、どんなものでも大体美味しくなる「梅肉・鰹節・塩昆布」で和えて見ました。

PB139074 キクイモm.JPG

微かにゴボウの様な香り、食感はレンコンが近いかな。特に特徴の有る味は生では感じられませんでしたが、シャキシャキと心地よくあっという間に頂いてしまいました。

ゴボウ+レンコンとなれば、キンピラが良さそうですよね。次はキンピラにしてみようかな〜♪
何かおススメのレシピがありましたら、教えて下さい!

これって植えたら芽がでるのかな? 植えてみようかな・・・大きくなって大変かなぁ?

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ラベル:キクイモ 野菜
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2024年11月12日

鬼太郎茶屋 お引っ越し

ご訪問ありがとうございます

久し振りに訪ねた深大寺門前、相変わらずの賑わいの中、人気もなく静かだったのは・・・

鬼太郎茶屋
PB128993 鬼太郎茶屋m.JPG
建物の老朽化の為、20年間の営業を経て今年の8月4日で閉店したのだそうです。

PB128992 鬼太郎茶屋m.JPG
何だか、寧ろ、このうら寂しげな様子の方が、鬼太郎の世界で何かが棲んでいそう・・・。
調布駅前の天神通りにお引っ越しで、11月20日(水)から新装オープンするそうです。

鬼太郎茶屋になる前、この地には、Kさんが食道の手術を受けると決った時、最後に大好きなお蕎麦の喉越しを味わった「野草の天ぷら」が名物のお蕎麦屋さんがありました。「山菜」ではなくて「野草」というのが良くて、武蔵境に住んでいた頃には、歩いて度々訪れたものでした。あの伊東四朗さんが、ご家族でいらしていたこともありましたっけ。

思い出のこの場所、次は一体何になるのでしょう。時は否応なしに流れて行きますね。「野草の天ぷら」戻ってこないかなぁ

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2024年11月09日

天神山 金蔵院 観音寺(小金井市)

ご訪問ありがとうございます

 「野川とはけの道ハイキング」の本番、願ってもないハイキング日和の好天に恵まれ、高く抜ける青空の下、気持の良い秋の一日となりました。

 先ず「野川とはけ」について絵図と共に説明。はけ=崖の古語であり、これからその崖を下って野川に向かいます。私は旧小金井市民、懐かしい故郷を皆さんにご案内する機会を得て、張り切って出発しました。

 武蔵小金井駅前は、再開初で大きなお屋敷等は大型店舗やマンションに様変わりしましたが、土地勘で近道も自在です(^^;)

金蔵院(こんぞういん) 天神山 金蔵院 観音寺
ムクノキ 椋木    
PB048818 金蔵院 ムク巨樹m.JPG

ケヤキ
PB048816 金蔵院 ケヤキ巨樹m.JPG

表通りから階段を下り、裏手からお邪魔。開星稲荷裏に大きく聳える推定樹齢400年以上、小金井市天然記念物のムクノキ、ケヤキ、「萩寺」由縁の白萩(センダイハギ)、枝垂れ桜など観察。

金蔵院 薬師堂        白萩(センダイハギ)
PB048813 金蔵院 薬師堂s.JPG PB048820 金蔵院 白萩s.JPG

金蔵院 本堂
PB048814 金蔵院 本堂m.JPG
享和三年(1803)火災で消失、16年後の文政二年(1819)に再建
大正十一年に破風作りの屋根に改修
平成二年十一月に改築建立

今日の無事を本堂の観音様にお祈りし、表門へ。
この見事な枝垂れ桜の咲く頃にまたお参りに来たいです。

尚綗学舎跡・村役場跡の解説板
PB048821 金蔵寺 学校の碑ml.JPG
村民に親しまれた観音様であったことを物語るように、明治初期に第一小学校の前身である寺子屋(尚綗学舎)が設けられ、大正時代には村役場が併設されていたとのこと。

金蔵院 表門
PB048822 金蔵院 表門m.JPG

PB048815 金蔵院 由緒ml.JPG
元々の看板が、かなり日焼けしていて判読困難ですみません(。。;)以下、公式HPよりの抜粋まとめ。

永禄年間(約450年余前)以前に開山
真言宗豊山派
ご本尊 十一面観自在菩薩(本山 奈良 長谷寺)

小金井市に現存する最古の寺院
(住職・堯存(ぎょうそん)が1566年(永禄9年)に遷化した記録が残っており、それ以前の開山と推定)

真言宗豊山派府中市妙光院末二十八ヶ寺の一寺で、小金井村の鎮守天満宮(現小金井神社)の別当寺であったことから「天神山」の山号を頂く。

檀家は上・下小金井村と小金井新田まで広い範囲に分布。

国分寺崖線(通称“はけ”)のすぐ下に位置しており、はけ下一帯は湧水に恵まれ古くから人々が定住。小金井発祥の地とされる。

金蔵院 公式HP こちらによれば、本山は奈良県桜井市の長谷寺とのこと。こちらへもお越し下さる瓜亀仙人さんの地元で、ご縁を感じます。
 
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2024年11月07日

ヤクシソウ 薬師草

ご訪問ありがとうございます

ヤクシソウ 薬師草 キク科アゼトウナ属
別名 ウサギノチチ/ウシノチチ/チグサ/チチグサ/ウマゴヤシ
PA268745 ヤクシソウm.JPG
早いものは、夏の終わり8月末には咲きだし、冬の始まり11月末頃まで咲き続け、長い間かわいらしい黄色の花で山の岩肌などを彩ってくれます。

また、茎葉を傷つけると白い汁が出ること、食用、家畜の食草にもなることから、沢山の別名で呼ばれています。

2024.11.07 玉川上水
PB078911 ヤクシソウm.JPG

ヤクシソウPA304255.JPG
茎葉は浅い鋸歯のある倒卵形〜長楕円形、基部が張り出し茎を抱きます。

PB078919 ヤクシソウm.JPG
てっきりニガナ属かと思っていたら、図鑑により、オニタビラコ属、アゼトウナ属と記載が異なっていました。
拙ブログでは、「DNA分類体系準拠」の山渓ハンディ図鑑からアゼトウナ属としています。

越冬するロゼット状の根生葉
PB078912 ヤクシソウm.JPG
茎葉とは違い、根生葉には長めの葉柄と紫の葉脈があります。

ヤクシソウの名前の由来は、
・この根生葉(または茎葉)が薬師如来の光背に似ているから
・薬師堂の傍でみつかったから
・薬草(皮膚の腫れ・炎症止め)として使われていたから
等、諸説言われていますが、不明のようです。

冠毛のある種子 2023.12.27
PC273103 ヤクシソウm.JPG
タンポポに似た小さな綿毛のついた種子を風で飛ばします。

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2024年11月06日

楳図まんがは本当に怖かった・・・

ご訪問ありがとうございます

 楳図先生には、吉祥寺の南口映画館の前の交差点ですれ違ったことがあります。恐らく取り巻きの方々大勢とご一緒でしたが、楳図先生だけ独特のオーラに包まれていて、遠くからでも直ぐに気がつきました。

 私の方は一人、何故か周りに誰もおらず、一瞬、時が止まった空間に飛んだような不思議な感覚に包まれました。今でも鮮明に思い出せます。すれ違っただけなのに、本当に優しい、純粋な方なのだなぁと感じました。

 しかし、そんなお方が描かれたマンガは、子供の私には本当に怖かった・・・大家族の中で全少年少女漫画誌を通読していた私でも、同時代の古賀先生のまんがはギリギリ読めても、楳図先生のまんがはそ〜っと開いて横目で流し読みしか出来ませんでした。なので、今でも思い出すとドキドキして、きちんと語れないのが悔しいです。今なら直視して読めるかなぁ

 水木先生や楳図先生のお蔭で怖いもの耐性が培われたのか、いまどきの呪術廻戦の呪霊などは全然怖くない。いや、感性が鈍くなっただけかな。

 楳図先生、私に根源的恐怖の思い出をありがとうございました。恐怖は人の心が生み出すものなら、あの頃の私の心には怖れがいっぱい詰まっていたのでしょうね。分からないものに対する怖れ、畏敬の念を忘れずにいたいです。

 グワシッ!  

 楳図先生の亡くなられた10月28日、奇しくも「シロヨメナとミズヒキの紅白」の記事を書いていました。紅白は先生のお気に入りの配色でした。怖い物を描かれていた分、悪いものを引き寄せないように紅白を纏っていらしたのでしょうか。

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ラベル:楳図かずお
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2024年11月05日

レストラン はやしや

ご訪問ありがとうございます

 その昔、安くて美味しく学生の味方だった新宿「三平レストラン」。ここ数年、点滴を受けに行く病院へのバスの窓から懐かしく眺めていましたが、その日は早めに診察も終わりお昼も未だでしたので、思い切って寄ってみようと思い立ったのです。

 今まで躊躇していたのは、思い出を壊したくなかった気持もあり、パンドラの箱を開けるような決心でエレベーターの前に立つと・・・
「あれ、三平レストランではなくて、レストランはやしや??」
記憶って、いい加減ですね。それにしても林三平(屋→家 訂正しました)さんと何か関係あったのかな? 

 サンパークビルの5階の窓からの眺めは随分変わってしまったけれど、場所は確かにここで間違いなさそう。向かいのビルに中華のバイキングがあったような・・・今はなし。

 そして一番楽しみにしていた「バナナパフェ」がメニューにな〜い! 記憶違いかなぁ、残念。

 昭和レトロブームでか、昭和のメニューの復刻版がいろいろ、グラタンとかオムライスとかも懐かしかったけれど、ちょっと大人?になったので、和牛100%ビーフメンチカツに初挑戦してみました。

 店員さんは外国の方、そしてコーヒーはセルフ・・・だけれど一杯のみ(ドリンク・バーではありません、の但し書き)。それらの説明も全くなくて、
「一杯だけなら、食後にすれば良かったなぁ。」
と思ったけれど、もう指はスイッチを押していて後の祭り。

お昼過ぎでも結構混んでいて、こんなに待つとは・・・やっと来ました〜 
DSC_2043 (002) 三平レストラン 和牛ビーフメンチm.JPG

 う〜ん、期待が大きすぎたかな。まぁ、昔の洋食の味でした。次は無いかもしれないけれど、ちょっとした一人冒険を終え外に出て歌舞伎町の文字を見上げ、外国人だらけの交差点を足早に突っ切ると、時空を越え10代の自分と交差し「時をかける少女」になれた瞬間は貴重。

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ラベル:洋食
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2024年11月04日

ツルリンドウ 蔓竜胆

ご訪問ありがとうございます

ツルギキョウの記事を書いていたら、ツルリンドウを纏めて書いていないことに気づきました。登場回数は多いのに・・・

ツルリンドウ 蔓竜胆 リンドウ科
P8169731 (2) ツルリンドウm.jpg
花の形はリンドウなのですが、リンドウらしい青色の花ではなく、外側が僅かに青紅色があるくらいで、白っぽいものが多いです。

P8249789 ツルリンドウ.jpg
時に、これくらい青味が濃い花があると嬉しくなります♪

蕾              純白の花
P7227356 ツルリンドウs.jpg P9030336 ツルリンドウs.jpg

花筒の中で赤くなった果実   花筒から出始めた果実
PA031039 ツルリンドウs.jpg PB252467 ツルリンドウs.jpg

赤い実が沢山ぶら下がっていて可愛い!(高尾山)
PB262235 ツルリンドウm.JPG
蔓性なのですが、余りぐるぐると枝などに巻き付いて高い所まで行っているのは見たことが無く、大体は地を這っているか、この写真のように斜面から垂れ下がっていることが多いです。

たまにぐるぐる巻いているのを見かけると、大体誰かが巻き付けたなぁ・・・と人為的なものを感じます。どうも、巻き付いて日の当たるところまで上ろうという意欲が高くないように思います。

出来れば地を這って楽に明るい所に出ようとしているか、高い木が倒れるなどして林床に日が入る日を大人しく待っているタイプかなと。

テングノコヅチ?(妙法ヶ岳) 芽吹きの頃(麻生山)
PB242161 ツルリンドウs.JPG PB172109 ツルリンドウs.JPG
地を這って巻き付かず、果実が上を向いて着く、花も実もツルリンドウより小型な種を「天狗の小槌」と呼ぶそうです。これは若しかしたらそれかもしれません。

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2024年11月03日

ツルギキョウ 蔓桔梗

ご訪問ありがとうございます

今年は大好きなツルギキョウの花の時期には出会えませんでしたが、赤くなった果実をみつけました。

ツルギキョウ 蔓桔梗 キキョウ科 
果実 2024.10.26 高尾山
PA268773 ツルギキョウm.JPG
今頃はもっと赤くなっているかなぁ・・・雨でイベントが中止になり、暫く高尾山に行けてないのです。

高尾山でも、もう少し沢山見ることが出来る「ツルリンドウ」と混同されがちですが、あちらはリンドウ科で科レベルで別の植物です。

キキョウ科とリンドウ科、どちらも蔓性になると、赤い液果がなる不思議。植物の生存戦略は巧みです。

果実の大きさは大体花と同じで1cmほど。
PA268770 ツルギキョウm.JPG
果実が緑の内は、葉や蔓の雰囲気を知らないと、なかなかみつけられないかもしれません。

花 2023.09.26
P9260753 ツルギキョウm.JPG
同じキキョウ科のジイソブをスッキリ小さくした感じ。

PA081220 ツルギキョウm.jpg
果実は花よりもジイソブやバアソブによく似ています。

PA081222 ツルギキョウm.JPG

葉や蔓
PA304275 ツルギキョウm.JPG
小さくしてしまった画像を引き伸ばしたのでぼやけていますが、ハート型の葉と全体の雰囲気が伝わるでしょうか。

ここまで書いて「ツルリンドウ」の記事をリンクしようと思って調べたら、あれれ、なんと一度も書いてない!? もっと希少なホソバ(ノ)ツルリンドウは書いてるのに・・・。

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2024年11月02日

アキアカネ

ご訪問ありがとうございます

急に寒くなると昆虫の動きも鈍くなって、私でもそっと近づいて撮れることがあって嬉しい。

アキアカネ♂ 2024.10.25 狭山丘陵
PA258709 アキアカネm.JPG

ジッとしていてくれたけど、注意深く視線は私に向けられているようで緊張・・・。

PA258710 アキアカネm.JPG

風を受けながら、しかっと草の先にしがみついている様子が愛おしい。この構えから助走もなくサッと飛び立つのだからカッコいいなぁ 人間には未だ作れていない仕組み。

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2024年11月01日

ヒメウラナミジャノメ 姫裏波蛇目

ご訪問ありがとうございます

ヒメウラナミジャノメ 姫裏波蛇目 2024.10.13
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 花はミゾソバ
PA138490 ヒメウラナミジャノメ  ミゾソバm1.JPG
近縁種のウラナミジャノメは絶滅危惧種ですが、こちらは未だ近辺でも普通に見られます。幼虫の食草であるチヂミザサもススキも沢山生えているので安泰のようです。

「裏浪」といえば、葛飾北斎の大きな波が振りかぶる波裏からの富士山の雄大な浮世絵が思い浮かびますが、名前は後翅裏のさざ波模様からでしょうね。

 後翅裏(翅を閉じたときに見えている側)の蛇の目模様が普通は5コ。6〜8コの個体も(この個体も良く見ると6コ)。
学名 Ypthima argusのアルガスは100の目を持つ巨人アルゴスに因んでいるそうです。この小さな蝶に、常にどの目かが覚めていて死角のない巨人の名前とは・・・孔雀の羽の目玉模様も同様に「アルゴスの目」と呼ばれています。人にも動物にも大きな沢山の目の威嚇力は大きそうです。

 ウラナミジャノメ(近年、生息地である湿地の消滅や生息地の孤立化及び生息地のブッシュ化、森林化により急激に減少し、本州産亜種が環境省レッドリストの絶滅危惧II類に指定されている)
幼虫の食草は、イネ科ササクサなど、カヤツリグサ科。
後翅裏の蛇の目模様は3コ。

山野草を見ていると、そこへやってくる虫や鳥たちにも目が留まります。元々虫も鳥も好きでしたが、植物ほどのめり込んで来なかったので、今更ながら少し足を踏み込んでみようかなと・・・。願っても叶わないような昆虫や鳥の師匠が身近にいてくださるのに勿体ない! この期を逃さず追いかけたいです。

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