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2025.01.05(日) 新年最初の高尾山GREEN CLEAN作戦(163回)
【コース】高尾山口〜高尾森林ふれあい推進センター前(集合)
〜清滝駅前〜琵琶滝〜十一丁目茶屋〜2号路〜
3号路〜5号路〜山頂下トイレ前〜もみじ台(昼食)
〜薬王院〜1号路〜清滝前広場(解散)
高尾山599前の温度計表示は−4℃、冷え冷えのお蔭で「氷の華」シモバシラは3株共に立派に成長していました(先日もご紹介)。
シモバシラの「氷の華」結晶

自然界では晴天続きで地中までカラカラ、結晶は不作なのですが、こちらでは適度に水撒きされているので安定して観察することが出来ます。
今回、山桜はピンチヒッター「高尾山をもっとキレイにし隊」隊長でしたので、ゴミ探し拾い指令、安全確保専心で写真は少ないですが、その中でも撮った面白い写真だけご紹介しますね。
(カントウ)カンアオイ 関東寒葵 ウマノスズクサ科

葉が間延びしていたお蔭で花が露わに良く見えます。葉は写っていませんが確認しています。また花だけでも、高尾山GC作戦の常連さん方はカントウカンアオイと分かるでしょう。分かるようになりたい方、是非、ご参加お待ちしております。
ハナミョウガ 花茗荷 ショウガ科

山桜は行けなかった下見時にみつからなかったハナミョウガの赤い実を参加者の方が、
「あれは何ですか?」
と、みつけてくれました。ありがとうございます(^^)
分布域は関東以西の暖〜亜熱帯なので高尾山自生種ではなく、直ぐ上にあるサル園の山野草園からの逸出でしょう。
同じく逸出種の「カラタチバナ=百両」は葉だけで残念。帰路、園前の売店で見ることが出来ました(苦笑)
んんっ、何か視線を感じる・・・と思った先には、
(カントウ)カンアオイ 関東寒葵 ウマノスズクサ科

この沢山の一つ目に見つめられ、ゾゾゾっとしました〜
冬は、なかなか見所が少ないと思われがちですが、そこを探し出すのがまた楽しい♪
キジョランの葉の新しい食痕を探しては捲りまくり、遂に見つけ出しましたよ〜!
アサギマダラ 浅葱斑 幼虫

成虫(特に身体の部分)も幼虫もマダラ模様でハデハデなのは、キジョランの毒を身体に溜め込んでいることを天敵に警告していると推測されています。「気持ち悪い!」「キレイで怖い」と感じた方、アサギマダラの思うつぼです。
クロモジ 黒文字 冬芽 クスノキ科

春を手招きする妖精のような姿に笑みがこぼれます。
キーウイ 冬芽

丸く盛り上がった上がパラボラアンテナの様に凹んだ葉痕の上に、毛むくじゃらの冬芽がチョコンと覗く「半隠芽」です。この丸い部分をバリバリと割って芽吹く様子も見物ですよ〜♪
ハダカホオズキ
大分葉も萎れて来ましたが、未だ頑張って人の目も楽しませてくれています。
神変堂
神変大菩薩は諸国を飛び回り修行を積まれたので、足腰膝の病煩いに霊験あらたか、膝を良くして頂いた山桜は素通り出来ませぬ。
ここにドラマ「全領域異常解決室」で、人間ながらも「事戸渡し」が出来る為、まさかの悪役扱いの「役小角(えんのおづぬ)」が祀られていると、知る人は少ないでしょう。
高尾山をもっとキレイにし隊 大活躍!

誰かがばらまいていった柿のタネとピーナッツを鳥の群れが啄むように火バサミであっという間に拾い終えました〜素晴らしい早業、お見事でした!! 木の上で鳥が恨めしそうに見ていたかもしれませんが・・・野鳥に餌を与えては自然の調和が乱れますのでご理解を。
高尾山GREEN CLEAN作戦にご参加の皆さん、今回もご協力、ありがとうございました。
ゴミを探すことは実は自然観察です。続けていると、自然の中にある「人工物=ゴミ」をみつける目が養われていくのを感じられると思います。
そして「高尾山をもっとキレイにし隊」の皆さん、素敵な出会い、愉快なお喋り満載の一日をありがとうございました。
またご一緒出来る日をたのしみにしております♪
今年も皆さまにとって佳い歳となりますように・・・(ー人ー)



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