2025年01月30日

美女谷 照手姫像・水鏡

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2025.01.14 ハイキング下見

【コース】JR相模湖駅(集合)〜甲州古道〜小原宿本陣〜
     美女橋分岐〜照手姫木像〜小仏峠登山口〜鉄塔下
     (中峠茶屋跡)〜小仏峠〜小仏城山山頂(昼食)〜
     一丁平〜六差路分岐〜北巻き道〜山頂下分岐〜
     高尾山頂〜山頂下トイレ〜薬王院〜ケーブル高尾駅上
     広場(解散)

 美女谷分岐から左手に上がっていくと、徐々に勾配がキツくなりますが、15分弱ほどなので照手姫に会いたい方は、もうひと頑張りです。

 屋根が見えて来て看板も立っているのですが、そこには大きな切り株があるだけ・・・照手姫は一体何処?
P1149749 照手姫木造1m.JPG

 以前、下下見に訪れたスタッフも最初は気づかなかったそうですが、実はこのただの切り株と見えたそれこそが、
P1149750 照手姫の木造m.JPG
向こう向きに頭を下げて沢で髪を洗っている姿の「照手姫」でした。そうと分かっていないと、ちょっと分かりづらいですよね。丁度光が強めに当たり正に眩いばかりに輝く「照手姫」さまでした。

 相模・武蔵の守護代、横山殿のお姫さまが一人脛も露わに水辺に蹲って髪を洗うだろうか。これでは山里の村娘・・・とも思いますが、

 日光山の月日の申し子
 姿は春の花 
 形は秋の月
 瑠璃を並べたような十指
 赤い花の唇からこぼれる白い歯
 長く艶やかに香り立つ緑の黒髪
 蓮の花のような嫋やかな美しさ

 と形容されるほどの気品が控えめに放たれているような・・・寧ろ気づかれない程自然に溶け込んでいる素晴らしさ。この切り株から姫の姿を彫り出した方に感謝です。

 さて「照手姫の水鏡」は未だこの先の沢の上なのですが、行ったことのあるスタッフに依れば「狭くて荒れた道なので行かなくていい」とのことでしたが、折角なので『ちょっと行ける所まで・・・』と、お許しを得て健脚スタッフの先導で分け入ってみました。

P1149755 照手姫の水鏡までs.JPG P1149756 照手姫の水鏡までs.JPG
確かに巾狭く、所々崩れている道ですれ違いも出来ず大勢で向かうのは無理。残念ながらハイキングでのご案内は出来ません。
P1149751 照手姫の水鏡までs.JPG P1149752 照手姫の水鏡までs.JPG

二段ほど丸く水が溜まった場所があり(ご覧いただけますでしょうか・・・)『ここかな?』と思ったのですが、看板もないので多分もう少し奥なのでしょう。
P1149753 照手姫の水鏡の手前の沢m.JPG
時間も無いので残念乍らここで断念して戻りました。道を隠す落ち葉のない季節に再訪しましょう。

ツルウメモドキ
P1149757 ツルウメモドキm.JPG
赤い実は落ちたか食べられたか、それでも目立って光っていました。

底沢
P1149758 底沢の流れm.JPG
底沢の名の通り深く静かに流れていました。

(つづく)

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posted by 山桜 at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする