2025年02月28日

越生 越生梅林(1)

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越辺川遊歩道から車道に戻り分岐を左へ、用水の上にかかる「三喜(さんき)橋」を渡り、左手の駐車場の中を進めば「越生梅林」入口です。

三喜橋           橋からの越辺川支流?用水路?
P2240195 越生 梅林への橋s.JPG P2240196 越生 梅林へ渡るs.JPG 
未だ早咲きの梅が5分、中咲きが2分、遅咲きは蕾という状態で、入園料500円のところ、割引の400円でした。

「越生梅林」
関東三大梅林(水戸偕楽園、曽我梅林)の一つ。1350年頃、九州の太宰府天満宮から小杉天満宮(現・梅園神社)を分祀した際、菅原道真公に因み梅を植えたことが起源との伝わる。 園内の樹齢670年の古木「魁雪(かいせつ)」は、越生特産「越生べに梅」の起源とされています。

「梅林」
元は食用の実梅を植えていた所に、後から鑑賞用梅を植えている。

「梅園」
庭園などで、最初から観梅用に様々な品種の梅を庭の景観に合うように配置している。

ということで、越生梅林では鑑賞梅の名札は余り付けられていません(;;)品種名が定かでないのかもしれません。

大盃?
P2240199 越生 紅梅m.JPG

フクジュソウ
P2240198 越生 フクジュソウm.JPG

P2240208 越生梅林s.JPG P2240200 越生 うどんs.JPG
「婦人会」のうどんが人気と聞き、混まない内に先に頂く事にしました。少し暖かになってきたとは言え、冷えた身体が温かなうどんに救われました。
後でここは「婦人会」とは別のうどん店と知りましたが、柚子の香り高くコシのあるうどんで美味しかったですし、陶器のお丼でテーブル席、落ち着いて頂く事が出来ました。
(人気店と言われている方は大混雑で、小さめの発泡スチロール丼を抱えてお召し上がりでした。)

P2240201 越生 紅梅m.JPG P2240202 越生 紅梅 蕾s.JPG

P2240203 越生梅林ml.JPG

ソシンロウバイ
P2240204 越生梅林 ロウバイm.JPG

八重寒紅・八重野梅?
P2240206 越生梅林 白梅紅梅m.JPG

P2240207 越生梅林 ロウバイ紅梅m.JPG

(つづく)

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2025年02月27日

越生 越辺川(4)八幡橋〜比丘尼橋

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2025.02.24 花木くらぶ

八重野梅?
P2240176 越生 越辺川 八重野梅?m.JPG

弘法山入口分岐
P2240177 越生 弘法山入口 道標s.JPG P2240178 越生 弘法山入口 道標s.JPG
弘法山へも登ってみたいけれど、今日は梅林へ

一足早く咲いた花粉用の「甲州最小」
P2240179 越生 白加賀 甲州最小m.JPG
実梅の「白加賀」の中で、少し背の低い花粉が多い品種「甲州最小」が咲き出していました。

暫く車道沿いを歩き、左手に「車地蔵」を拝み、左折して遊歩道に入ります。

「車地蔵」
P2240180 越生 車地蔵s.JPG P2240182 越生 車地蔵s.JPG
昔、名医のお屋敷に忍び込んだ強盗が返り討ちとなり、その霊を鎮める為に建立されたと伝わります。「袖取り」という道具で捕まったことで、この地蔵の傍で転んだ者は袖を奉納するという習わしもあったそうです。

こちらの「車地蔵」の名前の由来は、公式なものはみつかりませんでしたが、鶴見にある「車地蔵」の由来によれば、
『柱に掛けられていた「地蔵車」または「後生(ごしょう)車)」とも呼ばれる車を回すことによって、六道の苦難から救われると信じられていた』
とありました。この「マニ車」のようなものが、嘗てこのお地蔵様の傍らにもあったのかもしれません。

ここからは、実梅を育てている私有地と思われる梅林の中を通って進みます。「越生梅林」へは少しだけ遠回りになるからでしょうか、こちらの道に入ったのは私達だけで、他の方々は直進して行かれ、長閑な梅林を静かに楽しむことが出来ました。しかも、「越生梅林」と違い、こちらは無料 提供して下さっている所有者さんに感謝です。決して荒らすことのないようにお願いします。

P2240183 越生 途中の梅林m.JPG

馥郁たる梅の香りに包まれて歩く至福のひととき
DSC_2459 越生 ウメm.JPG

様々な品種を集めた「梅園」とは異なる素朴な美しさ
P2240184 越生 途中の梅林m.JPG

DSC_2460 越生 ウメm.JPG
真っ青な空に映える白梅「白加賀」

P2240185 越生 途中の梅林m.JPG

P2240186 越生 途中の梅林m.JPG

P2240187 越生 ウメm.JPG
満開よりも蕾が残った咲き始めが香りも良くて好もしい。

P2240188 越生 ウメs.JPG P2240189 越生 盗賊避お札s.JPG
三峯神社の盗賊除のお札が掲げられていました。罰当たり者がいなくなりますように・・・

梅の木の下には沢山の福寿草
P2240191 越生 フクジュソウm.JPG

比丘尼橋の袂の馬頭尊供養碑
P2240193 越生 比丘尼橋馬頭尊m.JPG

P2240192 越生 比丘尼橋馬頭観音解説m.JPG
洪水の度に橋が流され難儀している人々の為に、徹心尼が托鉢で浄財を集め丈夫な橋と馬頭尊供養碑を建てたと伝わっています。しかし、その後も橋は度々流され橋名も何度か変わっていましたが、恒久的な橋に掛け替えられた際、比丘尼の心を汲み「比丘尼橋」と定められたとのこと。

八幡橋〜比丘尼橋の案内板
P2240194 越生 八幡橋〜比丘橋ml.JPG

P2240194 越生 八幡橋〜比丘橋 解説部分m.JPG
「枕状溶岩」の辺りは、気づかずに通り過ぎてしまいました。遊歩道から見えたのかどうか定かではありません。次に行く機会があれば、確認したいです。

(つづく)

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2025年02月26日

越生 越辺川(3)八幡神社

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(編集中)

2025.02.24 花木くらぶ

弘法山
P2240164 越生 弘法山m.JPG
右手に見えて来た端正なお山は「弘法山」 越生10名山の一つです。 諏訪神社?弘法山観音?建物が見えます。

古色を帯びた謎の石祠
P2240165 越生 越辺川 石祠m.JPG
何の解説もない・・・

清らかな越辺川の流れ
P2240166 越生 越辺川m.JPG

鬱蒼と茂る常緑樹
P2240167 越生 越辺川 常緑樹?m.JPG

P2240168 越生 越辺川m.JPG

この先、駅で頂いた越生梅林へのハイキング・コースの絵図では、公衆トイレを見て右に入り、直ぐの橋を渡るようになっていましたが、これが迷いの原因。途中のお宅の庭先で道を尋ねてなんとか先へ進めましたが、実際は橋まで300m近くあります。

もう1枚の「越生梅林周辺 ハイキング・マップ」(越生町観光協会)の正確な地図を見て歩くことをお薦めします。

津久根八幡神社(橋の手前にご鎮座)ご由緒など
P2240169 越生 越辺川 八幡神社m.JPG

平安時代中期の創建と言われ、鎌倉時代の正嘉2年(1258)銘を持つ密教法具の金剛盤(町指定文化財)伝存。
現本殿は天保5年(1834)の再建、大工は新座郡館村(現志木市)の高野武兵衛を棟梁に、当地生まれの江戸浅草新堀の吉山定右衛門と和田村(現越生町西和田)の石井熊蔵・銀蔵が務めた。

彫物師は浅草茅町の嶋村源蔵、嶋村流7代目の源蔵俊矩と推定される。8代目を継いだ源蔵俊表は、氷川神社(川越市)や田無神社(西東京市)の彫刻で知られる。浅草東本願寺前の石川藤吉(信豊)と茂八の名もみえる。「黄石公と張良」「高砂」「的慮に乗る劉備玄徳」などで飾られた社殿を、四隅の縁下で力神が支えている。

氷川神社に、田無神社・・・う〜ん、何やらご縁が繋がっているようです。呼ばれていると感じるなら・・・お参りに行きましょう。

八幡神社 社殿
P2240170 越生 越辺川 八幡神社m.JPG

狛犬さんたち
P2240173 越生 越辺川 八幡神社 狛犬s.JPG P2240172 越生 越辺川 八幡神社 狛犬s.JPG

猿田彦大神道祖神      タブノキの冬芽
P2240171 越生 越辺川 八幡神社 猿田彦大神s.JPG P2240174 越生 越辺川 タブノキs.JPG

八幡橋からの越辺川
P2240175 越生 越辺川m.JPG

(つづく)

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2025年02月25日

越生 越辺川(2)由来・取水堰

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2025.02.24 花木くらぶ

越辺川の畔で日向ぼっこ中のアオサギとダイサギ
P2240152 越生 越辺川 アオサギ ダイサギm.JPG

P2240153 越生 越辺川 アオサギ ダイサギm.JPG
アオサギとダイサギという組み合わせは、八王子市の浅川でも見ました。相性が良いのでしょうか。

マダケ
P2240161 マダケs.JPG P2240160 マダケs.JPG
節の隆起線は2本     枝の第一節間が中空

越辺川観光案内図
P2240156 越生 越辺川遊歩道 観光図m.JPG

越辺川の語源など
P2240157 越生 越辺川由来などm.JPG

越辺川と遊歩道
P2240158 越生 越辺川 遊歩道m.JPG

気になった水際が白くなっている石群
P2240159 越生 越辺川 白くなった石m.JPG
越辺川の水に何か鉱物が含まれているのか、それとも藻かコケの類いか?

越辺川の堰と用水路への取水?
mP2240162 越生 越辺川 堰と用水路.JPG
最初は魚道?と思いましたが、分かれた水路の先は越辺川とは別の方角に向かっており、用水路の取水の名残では?とのお話でした。

P2240163 越生 越辺川 堰と用水路m.JPG

(つづく)

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2025年02月24日

越生 越辺川(1)ダイリブチ他

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2025.02.24 花木くらぶ

花木くらぶの2月の例会は「越生梅林」
東武線とJR八高線の「越生駅」から「越辺川」沿いの遊歩道を、例によって、あちこち気になるもの毎に存分に引っかかって観察しながら向かいます。これこそが「花木くらぶ」の醍醐味。同好の集まりとは得がたい存在です。

そうそう「越生」も「越辺川」も難読地名、
それぞれ「おごせ」「おっぺがわ」と読みます。

越生駅を出てすぐ右手を線路沿いに歩き始め、越辺川沿いの遊歩道へ下ります。
PB249195 越生駅s.JPG

P2240136 越生 越辺川s.JPG P2240137 越生 越辺川遊歩道へs.JPG

直ぐに目に留まったのは無数のサイカチの鞘
P2240138 越生 サイカチm.JPG

どこにサイカチの木があるかと見上げれば・・・
P2240139 越生 サイカチm.JPG
この独特な枝の延び方、正にサイカチです。若い枝にはトゲトゲも確認出来ました。

キササゲ
P2240140 越生 キササゲm.JPG
越辺川沿いに沢山生えていました。何処かのお庭かお寺からの逸出でしょう。

元は大きなお屋敷跡のような不思議な敷地の中に変わった樹木が生えていて、樹木好きの面々は興味津々・・・
(実はもっと摩訶不思議な建物や映画ロケ地の大道具的なものがいろいろあったのですが、ちょっと怖いので撮影しませんでした。)
 ↓
<追記>
 「来陽」銘柄の清酒醸造をしていた「越生酒造」さんの跡地だそうです。今は産廃業者さん?が使われているようで、運び込まれた品々が不思議空間を醸しているのですね・・・酒造だけに「かもすぞ〜!」(「もやしもん」より^^;)とか。

ツガ
P2240141 越生 ツガm.JPG

これは何?
P2240142 越生 ?m.JPG

何か動物臭いと思ったら、大きな角のヤギ?
P2240143 越生 ヤギm.JPG

P2240144 越生 ヤギm.JPG
子ヤギも含めて沢山! 番犬ならぬ番山羊? それとも雑草対策予備軍? 剪定された樹木の葉(固そうな常緑広葉樹)を与えられていたので、柔らかい草ならよく食べるかもしれません。

これも?で宿題
P2240145 越生 ?m.JPG

P2240146 越生 ?m.JPG

P2240147 越生 越辺川 越生酒造跡m.JPG
不思議空間の遺物? 「一対の狛犬 溝の口東映撮影所より」と刻まれていました。

「仙人窯」
P2240148 越生 仙人窯m.JPG
面白そうな空間で喫茶もあるようでしたが、定休日。川沿いのベンチで暫し川面を眺めました。

第1梅花発見!
「大盃(おおさかずき) 」? 早咲き 一重 大輪 緋梅性
P2240149 越生 大盃m.JPG

越辺川随一の景勝地「ダイリブチ(内裏淵)」
P2240150 越生 越辺川 内裏淵m.JPG

P2240151 越生 越辺川 内裏淵m.JPG

帰宅後気になって調べると、なんと「古武ノ山蛇紋岩の露頭」だったのですね。

もう一つ気になったのは、川から顔を出している石が白くなっている原因です。鉱物なのか、生物なのか・・・??

(つづく)

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2025年02月23日

春限定「桜・切腹最中」

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新橋のビジネスマンのお詫び菓子「切腹最中」の春限定「桜」を頂きました。
P1249997 切腹最中m.JPG

P1249998 切腹最中m.JPG
豆大福も魅力的ですが、やはり、見た目の魅力で最中からかな〜桜の蕾が見えますか?

P1249999 切腹最中m.JPG
切腹して溢れんばかりの餡子を一口で頂こうとすれば、自然と笑顔になるのは、恵方巻同様ですね。

春限定の桜の塩漬け付き餡子の中に求肥も入っていて、甘さ控えめ、香ばしい皮の香りもあいまってペロリとなくなってしまいました。
う〜ん、渋いお茶が怖い!

新橋 お菓子司「新生(しんしょう)堂」
こちらのお店が「忠臣蔵」の殿さま、浅野内匠頭が腹を召された田村屋敷跡であることから「切腹最中」が生まれたのだそうです。

余り深刻なお詫びの場では怒られそう・・・お相手と時と場合、よ〜く考えてからお選びくださいね。

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ラベル:最中 餡子 大福
posted by 山桜 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子・洋菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月19日

浦賀(6)浦賀燈明堂跡

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2024.12.22 低山はいかい

千代ヶ崎砲台跡から海岸に下り浦賀燈明堂跡へ向かいました。

トベラの果実が爆ぜて真っ赤な種子が沢山観察出来てラッキー!
PC229571 トベラ 果実m.JPG

PC229591 燈明堂跡s.JPG PC229577 トベラ 果実s.JPG

昭和63年に復元された燈明堂
PC229580 浦賀燈明堂跡m.JPG
江戸時代(1648年築)の和式の灯台です。明治五(1872)年、観音崎に日本最初の洋式灯台が出来るまで現役でした。

PC229579 浦賀燈明堂跡m.JPG
よく見たら、木造ではなく樹脂製のよう?

PC229582 燈明堂跡m.JPG

PC229581 燈明堂跡m.JPG
下の石組みは元あった物に一部新しいものを組み入れた様子。

燈明堂下の海岸と海
PC229578 燈明堂近くの浜m.JPG

PC229585 燈明堂近くの海m.JPG

PC229584  燈明堂跡近くの海ml.JPG
松陰が密航しようと黒船に向かって渡り出したのはこの辺り?

PC229587  燈明堂跡下の海ml.JPG
房総半島の鋸山・富山が間近に見えます。

PC229586  燈明堂跡近くの海と船m.JPG

お題目塔(供養塔) 表と左側面
PC229570 供養塔?s.JPG PC229569 供養塔?s.JPG
燈明堂の近くには浦賀奉行所の処刑場跡があり、かつては首切場と呼ばれていました。燈明堂を作る際に夥しい遺骨が発見され、供養されています。そっと手を合せました。

正面には「南無妙法蓮華経」のお題目
左側面には 「衆罪如相露、恵日能消除」
(衆罪は霜露の如し 恵日能く消除せり)
右側面には「一切業障海、皆従妄想生」
(一切の業障海、皆妄想より生ず)

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2025年02月18日

トベラ 果実 爆ぜる


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トベラ 扉 トベラ科 2024.12.22 浦賀
PC229583 トベラ 果実m.JPG
別名「扉の木」 名前は、悪臭がありヒイラギ(こちらは棘で撃退)同様、鰯の頭を刺して鬼避けに扉に掲げた事に由来。
暖かい地方の海岸性植物で乾燥や潮風に耐性あり、シャリンバイと共に公園等にもよく植えられています。

丁度果実が爆ぜる頃で、沢山の木で観察することが出来ました。
PC229571 トベラ 果実m.JPG
真っ赤な種子は粘り気があり、糸を引いています。無毒ながら無味無臭で美味しくないそうです。小鳥たちには人気らしく、この粘り気で運ばれやすく、また糞と共に排出されたときにも定着しやすいのでしょう。

PC229572 トベラ 果実m.JPG
三つに割れるのが定番ですが、一つも二つもあり色々ですね・・・。

PC229576 トベラ 果実m.JPG
手前の丸いのが爆ぜる前の果実

PC229577 トベラ 果実m.JPG
これは綺麗に三つに割れた果実

PC229573 トベラ 果実m.JPG
果皮は、弾けきると平たく板のようになっていました。

2021.11.20 鎌倉
トベラ鎌倉常楽寺PB204655.JPG

2022.12.25 千倉
PC252472トベラm.JPG

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ラベル:トベラ 赤い実
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2025年02月13日

モミジバフウの果実断面

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 観察園に、当番外のKさんが来訪、ロウバイの果実が透けて籠のようになっているものを探したいという話になったのですが、残念ながら観察園にはロウバイは見当たらず・・・あったような気がするけれど、そう言えば見てない・・・枯れた?

その流れで、
「籠のようになった果実といえば、モミジバフウは?」
と、言うと、
「いやいや、あれは中が空洞になってませんよ」
と、観察園での相棒のFさん。

「ええっ、そうなの? 
 花炭で見て空洞かと思っていた〜!」

花炭になったモミジバフウ(アメリカフウ)の果実
DSC_2381 (002) モミジバフウ 花炭m.JPG
透かし彫りのように見えますよね・・・

Fさんが、
「私、リースの素材で持ってるので、切ってみましょう♪」
「うわ〜嬉しい♬」

モミジバフウ果実の表面アップ
P2100132 モミジバフウm.JPG
確かに空間ありますが、あ、もしかして・・・

しかして、その断面は!
P2100131 モミジバフウm.JPG
ああ〜なるほど、個室に分かれてたんですね。
空洞に見えたのは小さな個室の中だったのかぁ。
ありがとう〜Fさん、目から鱗の日でした〜!

寄って下さったKさん、ごめんなさい(。。;)籠のようになったロウバイの実は、私の中では、カチコチになったタコウィンナーのイメージしかないけれど、繊維だけが残った状態になるらしいので、引き続き探してみますね。

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2025年02月12日

むさしの自然観察園(2月3週)

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(浦賀レポの途中ですが、季節に遅れない内にアップします。)

2025.02.10 むさしの自然観察園

 土の中から春植物の芽が動き出す頃、やっと観察園の園内作業に行って来られました。この冬は雨も雪も少なくて、春植物たちも心なし小さいように思いますが、今年も花を咲かせていてくれました。

セツブンソウ
P2100123 セツブンソウm.JPG

P2100125 セツブンソウm.JPG

P2100124 セツブンソウm.JPG
大好きな花に会えて至福の時・・・咲き始めのこの薄青い蘂の色が素敵。
今年は自生地に会いに行く計画を立てていて、とても楽しみです。

大寒波の中、ミニビオトープも厚い氷が張っていました。

凍りついたミニビオトープ
P2100121 凍ったミニビオトープm.JPG
叩いても割れない厚さでした。氷の下のメダカやヤゴは元気かなぁ 春になって「しがこ」が溶けるまでもう少し!

その大寒波のお蔭で、2月になってもシモバシラの結晶が見られました。

シモバシラの氷の華
DSC_2376 シモバシラm.JPG
実はこの写真は、結晶を繰り返してすっかりぼろぼろにほぐれてしまったシモバシラの茎に、
「ご苦労様、何度も結晶作って頑張ったんだね・・・」
の思いを込めて撮ったのです。
その時には、まさか結晶が出来ているとは気づかずに・・・

P2100130 シモバシラm.JPG
そして、茎を短く整理して初めて結晶が出来気づいたので気づいたので、ごめんなさい、少し崩してしまい残念でした。

ミチノクフクジュソウ
P2100126 ミチノクフクジュソウm.JPG
フクジュソウの仲間の中で、関東地方ではこの原種が一番元気で良く増えます。

オウメソウ
P2100128 オウメソウm.JPG
フクジュソウの青梅亜種とのことで、花茎が長く伸び花はその先に一つだけ。

P2100127 オウメソウm.JPG

エゾオニシバリ(ナニワヅ)
P2100122 エゾオニシバリm.JPG
ジンチョウゲの仲間で繊維が強く鬼も縛れるほどというのが名の由来。

武蔵野にも、春は確実にやって来ていました。

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2025年02月08日

浦賀(5)千代ヶ崎砲台跡4

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2024.12.22 低山はいかい

(ちっともレポが進まなくてすみません(。。;)
ハーフ・バースディとか言う大きな釣り針に引っかかって出掛けていました(^^;)「可愛い可愛いを身体いっぱいに充電して来ました。)

地下(上から6m下)の砲台跡見学を終え、地上へ上がってきました。

海側の土手
PC229545 千代ヶ崎砲台跡 土手の桜m.JPG
この土手の海側には桜が植えられて花見の頃は賑わうそうです。ガイドさんは、折角の見晴が悪くなったと・・・

一番手前の第3砲座跡を上から
PC229546 千代ヶ崎砲台跡 上からm.JPG

鋸山 富山
PC229551 千代ヶ崎砲台跡から 鋸山 富山ml.JPG
対岸 房総半島の鋸山・富山(とみさん)が間近に

PC229561 浦賀水道 パネルml.JPG

浦賀水道を行き交う大小の船
PC229550 千代ヶ崎砲台跡から 浦賀水道 船ml.JPG

富津の東京湾観音さま
PC229549 千代ヶ崎砲台跡から 観音さまml.JPG

富士山
PC229554 千代ヶ崎砲台跡から 富士山ml.JPG

連絡通路(累道)を上から
PC229555 千代ヶ崎砲台跡 上からm.JPG

落下防止の土手と柵
PC229560 千代ヶ崎砲台跡 上からm.JPG
監視員さんが見ていてくださいますが、お子様などが乗り越えないように、お気を付け下さい。

PC229558 千代ヶ崎砲台跡 上からm.JPG
まるでローマのコロッセウム(コロッセオ)のミニ版のよう
PC229559 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

近接防御砲台と観測所観測所へ続く累道
PC229552 千代ヶ崎砲台跡 上からm.JPG
この先は私有地なので見学はできず残念。

東京湾要塞 砲台配置図
PC229562 東京湾要塞 砲台配置図ml.JPG
東京湾でも水深が深い浦賀側を艦船が通る為、富津岬と観音崎を結ぶ防御戦の浦賀側に砲台が多く設置されました。

(つづく)

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2025年02月07日

浦賀(4)千代ヶ崎砲台跡3

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2024.12.22 低山はいかい

見取り図を見返し、何処に居るのか再度確認PC229499 千代ヶ崎砲台跡m.JPG
この時の「現在地」は、左上の第1掩蔽部前です。

第1掩蔽部          同等施設の外側
PC229539 千代ヶ崎砲台跡 第1掩蔽部s.JPG PC229517 千代ヶ崎砲台跡 掩蔽部s.JPG
謎の人物たち・・・奥の方だから大奥?

ガイドさんと一緒だと内部に入れる第1掩蔽部。
PC229540 千代ヶ崎砲台跡 第1掩蔽部内m.JPG
薄暗く湿っぽい室内。どんな風に使われていたのかガイドさんもはっきりとは分からないそうです。

レンガに残る桜の刻印     レンガ壁に残る金具跡
PC229542 レンガの桜紋s.JPG PC229543 千代ヶ崎砲台跡 金具跡s.JPG
累道に面する貯水所や掩蔽部外壁は、雨水に晒されるため防帯水・高揮発性の焼過煉瓦(焦げ茶色)が用いられ、室内や隧道(トンネル)内は普通煉瓦が用いられています。
桜の刻印は、小菅集治監(現東京拘置所)に併設された日本初の煉瓦工場で作られた印。

高累道(3つの砲座を繋ぐ交通路)壁の金具跡
PC229527 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229528 千代ヶ崎砲台跡s.JPG
天井や壁に残る金具跡は、砲弾を砲座へ供給する揚段井や揚弾機が設置されていた跡とのこと。

通路に出て壁に群がるヤスデを発見
PC229544 千代ヶ崎砲台跡 ヤスデm.JPG
もっと色々な生き物と一緒の生活だったのかもしれません。それとも徹底的に衛生管理がなされていて、そんな生き物はいなかったのか・・・?

地下施設から、上部へと上がります。

(つづく)

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2025年02月06日

浦賀(3)千代ヶ崎砲台跡2

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2024.12.22

レンガ造りの要塞の中を行けば、まるでダンジョン攻略に向かう勇者一行になった気分・・・

「ダンジョン(迷宮)攻略は、全ての階層を踏破してから進む派」の私は、一部屋、一通路も見逃したくなくて覗き込むので遅れがちとなり申し訳ない💦「ここは何ですか?」と聞きたいけれど、ガイドさんは先へ行ってしまう。

              沈殿池(手前)と濾過池(奥)
PC229510 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229511 千代ヶ崎砲台跡s.JPG

貯水所
PC229514 千代ヶ崎砲台跡m.JPG
雨水を溜め濾過して生活用水として貯水した施設。

覗くと未だ下に水が見えました 皆さんが兵隊さんに見えて・・・
PC229512 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229513 千代ヶ崎砲台跡s.JPG

棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ)
PC229517 千代ヶ崎砲台跡m.JPG
兵員の待避・宿泊所

PC229518 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229519 千代ヶ崎砲台跡s.JPG

砲側弾薬庫の天井穴     同じ穴を上から覗く
PC229524 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229525 千代ヶ崎砲台跡s.JPG
ここから砲弾・装薬を引き上げたのだそうです。

砲弾の大きさと重さを実感する・・・腰が心配
PC229522 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229523 千代ヶ崎砲台跡s.JPG
大きさは実物大でしたが、重さは・・・演技でした。

砲台跡の円形空間に出ました。
PC229538 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

砲座
PC229530 千代ヶ崎砲台跡m.JPG
28cm榴弾砲の据え付け場所

伝声管           ガイドさんの名調子
PC229532 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229529 千代ヶ崎砲台跡s.JPG
実際に声を出して反対側にちゃんと伝わった模様。

砲弾の弾道
PC229531 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

過ぎし日に思いを馳せる面々
PC229533 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

この凹みに先程持ち上げ実演をした黒い砲弾が並んでいました。
PC229535 千代ヶ崎砲台跡m.JPG 

(つづく)

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2025年02月05日

浦賀(2)千代ヶ崎砲台跡1

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2024.12.22

浦賀の駅から海や船、海岸性植物などを観察しながらテクテク歩いて、テレビの報道を見てからずっと行ってみたかった千代ヶ崎砲台跡へ遂にやって来ました!

浦賀の海と房総半島の山々
PC229486 浦賀の海m.JPG

対岸の神社と山
PC229488 対岸の神社と山m.JPG

浦賀の地図
PC229489 浦賀の地図m.JPG

チョウジカズラ(海岸性テイカカズラ)  未同定のアザミの仲間
PC229490 チョウジカズラ(海岸性テイカカズラ)s.JPG PC229491 アザミの仲間s.JPG

PC229495 国指定重要文化財 千代ヶ崎要塞跡.JPG
「ええっ、歩いて来たんですか!?」
と、驚かれました(^^;) 我々は何と言うこともなく歩いて来ましたが、駅から歩いて来る人は先ずいないそうです。確かに最後の坂は一寸キツかったです。

千代ヶ崎砲台は東京湾要塞を構成した砲台のひとつで、江戸時代後期に会津藩により台場が造られた平根山に、明治25年から明治28年にかけて陸軍によって建設されました。

築城当初の姿を良好に残し、近代日本の軍事および築城技術の様相を具体的に理解することができるため、猿島砲台跡と合わせて、近代の軍事施設に関する遺跡としては日本で初めての国史跡の指定を受けています。

見学は、土日祝日のみ、ガイドさんの案内付きで行われています。

入口の解説板より
PC229500 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

PC229496 千代ヶ崎砲台跡ml.JPG

PC229499 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

最初に資料館で概要の説明を受け、出発です。

柵門跡
PC229503 千代ヶ崎砲台跡m.JPG
凝灰質礫岩の切石を用いた石積みの擁壁 門塀の金具の一部が残っています。

PC229502 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

掘井戸
PC229504 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229505 千代ヶ崎砲台跡s.JPG

土塁
PC229506 千代ヶ崎砲台跡s.JPG PC229507 千代ヶ崎砲台跡s.JPG

さぁ、いよいよ中心部へと向かいます! わくわく・・・
PC229508 千代ヶ崎砲台跡m.JPG

(つづく)

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2025年02月04日

浦賀(1)浦賀ドッグ跡

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2024.12.22

森林インストラクターとうきょうかいの「低山はいかい倶楽部」で、浦賀界隈をはいかいして来ました。

マサキ           シャリンバイ
PC229466 マサキs.JPG PC229467 シャリンバイs.JPG

屯営兵の碑
PC229465 浦賀 屯営兵の碑m.JPG
今も高台に防衛大が所在。

浦賀港と船
PC229478 浦賀港と船ml.JPG

 浦賀と聞けば「ペリーの黒船来港」で有名ですが、東京湾の湾口部、船の航行に適する深さのある浦賀水道に面していることから、既に戦国時代には後北条氏が浦賀城を設け水軍の拠点としていました。以下、略歴です。

 豊臣政権下、ウィリアム・アダムスを得た徳川家康の交渉により、大航海時代のスペイン商船の寄港地とされ重要な役割を果たす。

 江戸時代には、浦賀奉行、浦賀砲台が置かれ、廻船問屋などが軒を連ね、湾に出入りする船舶の要衝地として隆盛を極める。

 1853年 米国海軍艦隊「黒船来港」、1860年 咸臨丸が浦賀港より出港、太平洋を横断した。

 1945年 第二次世界大戦後は引揚指定港となり、56万人の引揚者を迎えた。

 2003年閉鎖まで、住重の浦賀造船所「浦賀ドック」があり、海上自衛隊の艦船の製造・修理が行われていた。現在整備計画中。

浦賀造船所 解説
PC229469 浦賀造船所m.JPG

浦賀造船所「浦賀ドック」跡
PC229470 浦賀造船所m.JPG

正面に見える富山
PC229471 浦賀造船所m.JPG
この広大な敷地は、野外ミュージアムとして整備される計画とのこと。

フランス式レンガ塀
PC229472 レンガ塀m.JPG

プールの様に切り込まれている船の停泊所
PC229473 浦賀造船所m.JPG
上手く撮れなくて分かりづらいですね、すみません。

戦争引揚者を迎えた桟橋
PC229474 浦賀造船所m.JPG

PC229475 浦賀港の海m.JPG

往時の面影を残す浦賀燈明堂の見える風景
PC229477 浦賀港m.JPG

(つづく)

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2025年02月03日

立春大吉 吾妻山の菜の花

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 ケロ一家と二宮の吾妻山公園の菜の花畑の下見に行って来ました。満開の頃に富士山と菜の花の写真と撮りに来たいのだそうです。

 既に午後で、未だそんなに咲いてもおらず混んでいないだろうと出掛けましたが、駐車場は満杯、一寸遠い所にやっと停められてプチハイキングとなりました。

 予想に反し、未だ少しボリュームは足りませんが、既に黄色の菜の花の絨毯!

P1249991 吾妻山公園 菜の花ml.JPG

残念乍ら富士山は霞の中でしたが、西に傾き始めたお日様が相模湾に映って眩いばかり!黄と金で黄金の景色。
P1249990 吾妻山公園 菜の花ml.JPG

菜の花のハチミツの春の香りをいっぱいに吸い込みました。
P1249992 吾妻山公園 菜の花m.JPG

山頂の大エノキ
P1240008 吾妻山公園 エノキ?m.JPG

満開の菜の花と富士山も一緒に見られたら嬉しいなぁ

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2025年02月02日

小仏城山〜高尾山 富士山三昧

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2025.01.14 ハイキング下見

【コース】JR相模湖駅(集合)〜甲州古道〜小原宿本陣〜
     美女橋分岐〜照手姫木像〜小仏峠登山口〜鉄塔下
     (中峠茶屋跡)〜小仏峠〜小仏城山山頂(昼食)〜
     一丁平〜六差路分岐〜北巻き道〜山頂下分岐〜
     高尾山頂〜山頂下トイレ〜薬王院〜ケーブル高尾駅上
     広場(解散)

甲州古道は小仏峠で終点、続いて小仏城山へ向かいました。

茶店跡からの富士山と相模湖
P1149781  茶店跡ベンチからの展望 富士山 相模湖m.JPG

三つ峠?
P1149782 茶店跡ベンチからの展望m.JPG

小仏峠から少し登った展望の良い広場には、嘗て茶店があったそうですが、今はベンチと浅間神社の祠が残っていて、浅間神社を拝む方向に富士山と相模湖の展望が開けています。

小仏城山(670m)山頂
P1149783 小仏城山m.JPG

晴美茶屋さんが青天狗茶屋さんに変わっていました。
P1149784 小仏城山 茶屋m.JPG

城山という名の付く山は幾つもありますが、どこも昔は山城(砦)があった所で、こちらも小仏峠にあった関所を守る兵や武器などが置かれていたようです。

小仏城山からの富士山
P1149785 小仏城山 富士山ml.JPG

P1149786 富士山 小仏城山m.JPG

ガマズミ
P1149787 ガマズミm.JPG

一丁平を経て高尾山頂からの富士山
P1149788 富士山 高尾山頂ml.JPG

素晴らしい晴天で、甲州古道の歩き始めからずっと、様々な富士山の姿を拝むことが出来ました。

下見の〆は、高尾山麓の「高橋屋」。いつも長蛇の列なのが、この日は空席が見え、またとないチャンスとばかり暖簾を潜りました。スタッフの中には初めてという人もいて、焼き味噌、さつま揚げ、板わさなどの蕎麦屋のツマミに美味しいお酒、特に持てない程の熱々の燗酒が冷えた身体に染み渡り、大いに盛り上がりました。
DSC_2327 高橋屋 山菜蕎麦m.JPG
いつもはもり蕎麦ですが、寒かったので久々のあたたかいお蕎麦とお燗で芯までぬくもりました♪

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2025年02月01日

旧甲州道・小仏峠

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(編集中・・・)

2025.01.14 ハイキング下見

【コース】JR相模湖駅(集合)〜甲州古道〜小原宿本陣〜
     美女橋分岐〜照手姫木像〜小仏峠登山口〜鉄塔下
     (中峠茶屋跡)〜小仏峠〜小仏城山山頂(昼食)〜
     一丁平〜六差路分岐〜北巻き道〜山頂下分岐〜
     高尾山頂〜山頂下トイレ〜薬王院〜ケーブル高尾駅上
     広場(解散)

神奈川県立 陣馬相模湖自然公園 案内図
P1149770 陣馬相模湖案内図ml.JPG
現在地「小仏峠」は、神奈川県。

神奈川県内での陣馬相模湖自然公園の位置
P1149771 陣馬相模湖自然公園m.JPG
相模国(現神奈川県)と武蔵国(現東京都他)の国境に位置します。

甲州道中 案内図
P1149772 甲州道中 案内図ml.JPG

歩いて来た部分の拡大図
P1149773 甲州道中 歴史案内図 拡大ml.JPG

江戸時代の「五街道」の一つ「甲州道中」は、現在の国道20号「甲州街道」の旧道です。

この街道の難所として知られた小仏峠(標高548m)は、武蔵国と相模国を結ぶ国境の峠。明治21年に輸送力強化のため南側の大垂水峠を経由する新道が整備され、人も物資の流れも変わり寂れました。

その名は、一寸八分(約5.4cm)の小さな仏像が峠に安置されていたことが由来とも伝わります。
P8270356 小仏峠石仏s.JPG
現在も安置されている仏像ですが、一寸八分よりずっと大きいので当時の仏像とは異なるのでしょう。

この日は、ハイキングで通る度に見慣れたこの傾いた屋根の右手裏から登ってきました。
P1149769 小仏峠 傾いた屋根s.JPG P1149775 小仏峠 道標s.JPG

その傾いた屋根の右傍らの石碑
P1149777 小仏峠 石碑s.JPG P1149776 小仏峠 石碑s.JPG
表には「高尾山道?」 左脇には「寛政七年・・・」
何だか雑なコンクリ補修で下の方が埋もれて見えず残念。

明治天皇小佛峠小休所址及御野点所
P1149778 明治天皇お休み処石碑m.JPG
明治13年(1880年)の山梨巡幸の際、明治天皇のお立ち寄りを記念して建てられた石碑。

太政大臣・三条実実の歌碑
P1149779 三条実実の歌碑m.JPG
お供の三条実実が天皇陛下の命を受け薬王院へ詣でた際に詠んだ歌

 来てみれば こかひはた織(蚕飼ひ機織り)いとまなし 
               甲斐の旅路の野のべやまのべ

当時生糸の値が高騰し、休み暇もないほどの賑わいであった様子がしのばれます。

1月のこと全然書き終わらないうちに、今日で1月も終わりなのですね〜! 今年は蝋梅と白梅と水仙が一度に咲いていていい香りです♪

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