今日六月三十日は夏越の大祓、鎮守社の本宮に詣で茅の輪くぐりをして参りました。 このような茅の輪を三度∞の字型にくぐりながら…
「水無月の夏越の祓へする人は、千歳の命のぶとふうなり」
と唱え下写真左の人形代(予め身体の罪穢れを移し名前を書いておく)に輪の下で息を吹きかけます。(こちらの神社では人形箱に納めるようになっていますが、後には大祓詞の通り川から海へと流されます。)
夏越の大祓を無事終え、小さな茅の輪(上写真右)を拝受しました。これぞ「蘇民将来」の子孫の証の厄病祓のお守です。 蘇民将来につきましては、過去ログに由来物語があります。
「夏越の大祓・茅の輪と蘇民将来」(2006-06-30)
夏越の大祓(なごしのおおはらへ)は、難越の節供とも水無月祓とも、また輪越祭・輪正月などとも呼ばれ、大晦日の年越の大祓と並ぶ一年の中で大切な祓式ですが、どうも年越ほどに盛んではないですね…。
梅雨のじめじめとした季節は病厄も招きやすく、嘗ては年の中でも越すに難儀な大きな一つの峠だったのでしょうが、現代では栄養衛生状態も良く、さほどでもなくなった所為でしょうか。
しかし、丁度年の半分の節目であり、この半年の間の罪穢れを祓い、後半の初めの盆祭を迎える為のお清めの儀式ですので、大切にしたいと思います。 夏前の大掃除のキッカケにもなりますね!
甘春堂本舗さんのHPより (ネット販売あり)
さて、晴れ晴れとして、後はお菓子の「水無月」を戴き、美味しいお茶を点てるばかりです♪
2008年06月30日
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甘春堂さんか〜
やっぱり京都の水無月は
見た目からして
そのしっとり感が
違うな〜(>へ<)
夏越しの祓えには
行かなかったなぁ(^ ^;;;
このぐらい作れればいいのですがね〜〜。
本格的に行事としてとり行なわれている神社を調べておけばよかった。。。
のかも知れません。すぐに壊すから良いですが、
左右の柱に固定しておかないと、台風などに遭っ
たら壊れる可能性がありました。
「茅の輪の御守り」清々しいですね。
それと目下24位ですね、さて追い込み!!!
最近、夏に向けてのダイエットで、お稽古後の和菓子購入
控えており、久々の和菓子登場でしたね〜^^
新暦の夏越が出来なかった方には、ほら、旧暦又は月遅れの
夏越の大祓ですよ! 確か大阪の住吉神社は月遅れだったような…
他にも7月にある神社も多いと思いますので、次は必ず〜☆
そうですね〜割に簡単に作れそうなお菓子ですよね^^
外郎ではなく、寒天で似たような品を作ったことあります♪
ツルリと食べやすいので、食べ過ぎました(−−;)
チャチャさんも旧暦か月遅れで、今一度挑戦されては〜?
関東では茅の輪くぐりで夏越の大祓ができる神社は限られて
ますよね。 私も実は数年前までは存在も知りませんでした。
関東ならスサノオノミコトを祀る氷川神社、八坂神社の
大きな所ならあるのでなないかと思います。 関西ですと
7月に入ってから旧暦/月遅れで行われる神社も多いです。
キミさんの地域でも、みつかるといいですね。
茅の輪の形、ちょっと張りがなくて気になりますよね…
本当は午後2時からだった所を、私が少し早く到着しすぎて
出来上がっていなかったのかもしれません。 去年はちゃんと
左右にも固定されて○型になっていましたので…。
神職さんにお断りして撮影したのですが、その点も確認して
からシャッターを切ればよかったですね。 色々すみません。
茅の輪のお守、去年は暗くなってから詣でたので無くなって
しまっておりショボンでした。 今年は戴けて嬉しいです^^
先程は23位に…ありがとうございます!
蘇民将来のお札、いいな〜。
後半もいいことがたくさんありますように!!
夏越までに〜と思っていた病院めぐり一掃も、やっと
今日で一段落しました。 大山鳴動して鼠一匹も出ず(苦笑)
いつもながら、ホッとしたようなちょっと残念なような…
まぁ、これで心置きなくキャンプにも行けます☆⌒(*^∇゜)v
新婚ホヤホヤのm-tamagoさんのお家はお祈りなんてしなくても
幸せ満載と思いますが、後半もより一層のお幸せを!
いつも素晴らしい記事をありがとうございます。
山桜さんは、こちらの氏子さんでしたか。
良き森も近くにありいいところですね。
って、ちょっとストーカーみたいで怖いですね。
失礼しました。
私はここずっと毎晩遅い帰り(呑んで)なので、
お宮さんへは昨日漸く行ってまいりました。
こちらのお写真のお宮さんは、私の町?村?(笑)の鎮守さまの
勧請元で本宮にあたると伺っています。
大宮の氷川さまが最も大きく有名ですけれど、そのまた
元宮は奥多摩(旧氷川町)の奥氷川神社で、
奥氷川―中氷川―氷川(大宮)
と、ほぼ一本の線上に鎮座されています。
また「氷川」とは八岐大蛇の血で赤く染まったと言われる
「簸伊川」、その流域の地名 簸川・斐川から転じたのでは
と思われます。
いえいえ、元々ご存知の方がご覧になればわかるような
書き方ですので…。 ただやっぱり余りアカラサマに分かると
ご近所の手前、多少書きにくい話題もありますので自粛して
おります。 …しかし、ということは多聞さんもそう遠くない
お住まい(確か自転車行動範囲?)なのですよね^^
>余りアカラサマに分かると
まずいですよね。実際にストーカーも見聞きしていますので、気をつけてください。
なお、私は神社参拝の旅が趣味(使命?)なので、
ぶらぶら廻ることが多く、お参りしたお宮さんを懐かしく思いだしたのでした。
本殿の左手裏に、お茶に関する碑があったと思いますが、。。。。
私はその時の写真をどこにしまったろうか?
ということで、残念なことに、そちらとはやや離れた処に住んでいます。
ありがとうございます。 まぁ、もうそのような心配は要らぬ
お年頃ではありますが、周りに迷惑をかけないような気配りは
必要と思っております。
>私は神社参拝の旅が趣味(使命?)なので、
幽黙さんとお仲間ですね〜 あちらは関西エリア、
多聞さんは関東エリアの雄という所でしょうか☆
>本殿の左手裏に、お茶に関する碑があったと思いますが、。。。。
本殿の右裏には回ってみたのですが、左手裏は…?
次回参拝時に確認してみますね。
楽しみな情報をありがとうございました♪