昨年、表千家の朝茶で盛り上がりました、NHK教育TVの「趣味悠々」、
今年は、
「茶の湯 藪内家 涼を楽しむ 入門編」です。
本放送 毎週月曜日 夜 10:00〜10:25
再放送 翌週月曜日 昼 12:30〜12:55
番組HP http://www.nhk.or.jp/syumiyuuyuu/chanoyu.html
番組は藪内流十三代・藪内紹智お家元、直々のご案内で始まります。
藪内流は初代・剣仲より脈々と受け継がれる「武家の茶」。
古田織部から譲られたという門の脇には錘付きの通用門がついており、
ガタタタ…と重々しい音を出して来客を知らせます。
青竹の馬つなぎ、織部好の「延べ段」と呼ばれる5mもある長い刀形石
と大小の石の組み合せによる敷石など、随所に「武家」風が漂います。
秀吉も腰を掛けたという腰掛待合の貴人席、小袖三枚で交換したと
いう「三小袖石」、利休より譲られた茶室「雲脚」、足元を照らす為に
低く埋め込まれた「織部灯篭」など貴重な文化財も画面を通して拝見
することが出来ました。
進行役は、NHKの若手男性アナウンサー、爽やかな好青年です。
毎回ゲストが登場するようですが、初回は、藪内家の露地を長年に渡り
守っていらっしゃる中根史郎氏でした。 手水鉢の水が温まらないよう、
桐などの葉を被せたいう逸話に、水指の葉蓋のお話を思い浮かべました。
そうそう、一つ思い出しましたので追記しておきます。
露地草履、靴下の方用に鼻緒がなくサンダルのように前がクロスした
形の草履が用意されていました。 初めて拝見しましたが、スーツの
男性等には親切な、現代的配慮と思いました。
次週、第二回は「涼をみつける」です。
毎週月曜日、「あんどーなつ」に加えての楽しみが増えました。
その後に続く「知る楽しみ・神になった日本人」シリーズも
見逃せません。 (詳細は↓の日記に続きます。)
昨日、見逃された方、上記のように再放送がありますので、是非!
←ポチッとクリックの応援、ありがとうございます
一時19位までしましたが、現在また26位辺りにヒュ〜〜ッ涼しいで〜す
2008年08月05日
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テレビチャンネルの選択権はない私ですし、 うっかり見逃しが多いのですが 是非 拝見したいと思います。
武家のお茶なので 刀をつける側とちがった 右に帛紗をつけたように思います。他流派の違いもおもしろく 茶道の心は同じなので 興味深く見させていただきます。
私も定刻にテレビの前にちゃんと座って見られることは稀で、
絶対に見たい番組は予約録画しています。
上の写真、沓茶碗?では普通飲み口になるような細くなった
部分が手前になっていますよね…戴く時にどうするのかしら?
番組を続けて見れば謎が解けるでしょうか? 楽しみです♪
この次の番組「神になった日本人」の第4回で佐倉惣五郎が
取り上げられますよ^^
去年は、かなり盛り上がりましたね(笑)
藪内流 侘び茶+武家茶の流儀なので
楽しみです。
見逃すところでした><
1回目は終わったのですね(泣)
お家元の初心の方へのお気遣いが印象的でした。
武家ですから武道の心得も勿論おありなのでしょう。
本当にお強い方には、相手を緊張させない包み込むような
お優しさがありますね。 戦意喪失こそ最強の技なのかも…
>1回目は終わったのですね(泣)
涙を拭いて、よ〜くご覧下さいませ〜☆
来週の月曜のお昼に、1回目の再放送があります。
録画予約、まだ間に合いますよ〜!
藪内家のお茶はぜひ見たいと思っておりました。
(最近は行き当たりでTV見るので、たぶん見逃しておりました。友人にも連絡しました。)
すばらしいお茶室(燕庵)、お花も。
ありがとうございました。
お役に立てたようで嬉しいです^^
藪内家の放送は確か去年もあったような…
一季節の放送回数を減らして、他の季節の様子を紹介するのも、
なかなか良い企画ですね。
「篤姫」の中のシーン等からも、武家のお茶に興味が湧いて、
今「井伊直弼の茶の湯」を読んでいます。