2005年12月23日

冬至の七種

 我が家では、冬至にはいとこ煮(南瓜と小豆の炊き合わせ)を食べて、柚子湯に入る。
それしか知らなかったが、去年「冬至の七種」という縁起ものがあることを知った。

 冬至の七種: なんきん(南瓜)
          にんじん(人参)
          きんかん(金柑)
          れんこん(蓮根)
          ぎんなん(銀杏)
          かんてん(寒天)
          うんどん(うどん) 「運・鈍(辛抱強い)・根(性)」の出世3要素に通じる。

 全て「ん」が2つつく食べ物で、「んん」=「うん」運がつく、ということだろうか?
一陽来復にあやかって、良い運がつくことを願う気持ちと健康に良い食べ物が一致して
いる所が素晴らしい。昔の人の智慧にはいつもいつも感心させられてばかりだ。


 <追記>
  冬至に柚子湯に入るのは、冬至(とうじ)=湯治 の言葉合わせと、
  黄金色の柚子=金の融通 ということで縁起が良いことによるとか。
ラベル:冬至 柚子 七種
posted by 山桜 at 19:07| Comment(8) | TrackBack(0) | 祖先からの伝え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
冬至に七種があったなんて知りませんでした。

我が家では、ただの小豆を煮ただけ。
実は私が南瓜が苦手なの。
(サツマイモもあんまり・・・)

なんだかおせち料理に
使うものを並べてあるみたいですね。
Posted by 夜来香 at 2005年12月24日 01:38
こんにちは。

冬至の七種、はじめて知りました。
このうち頂いたのは、南瓜のみでした。
来年は、七種を頂くようにしたいと思います(^^)
Posted by むろぴい at 2005年12月24日 09:55
勉強になりました…冬至の七種。
カボチャを食べる事や柚子風呂は、こちら、京都の家でも毎年なのですが…。ちょうどおとといの冬至の日には、京野菜の創作料理を出してくれる、京都・上賀茂の料理屋さんで上品に忘年会をしていました。今、考えると七種でてきたような気もします。それにしても、山桜さんの博識には敬服です。
Posted by ふしぎなイラン人 at 2005年12月24日 12:51
夜来香さん
ではもしかして、栗も苦手ですか?
芋・栗・南京は女の好物とされていますが、
さすが夜来香さんの好みは一味違いますね〜(笑)

実は私も今流行のホクホク南瓜は苦手で、昔ながらの日本南瓜
(菊南瓜/縦の窪みが深く花のように見える)が好きなのですが、
手に入りにくく、たまにあっても値段が良くて…。

焼芋も時間をかけてじっくりねっとりとさせたものの方が好きです♪

Posted by 山桜 at 2005年12月24日 17:04
むろぴいさん
私も去年初めて知りました^^;
世の中、知らないことだらけです。
うどんを戴く度に「運鈍根がつくぞ」と思って戴くと、
何だか力が湧いてくるようですよね!
Posted by 山桜 at 2005年12月24日 17:10
不思議なイラン人さん
そんな…博識だなんてトンデモナイ(*・・*)
何でも知りたがりなだけで、お恥ずかしいです。

京野菜の創作料理屋さん、同じお店かどうか分かりませんが、
確か京野菜を作ってらっしゃる農家さんとの繋がりのお話を
以前テレビで拝見しました。
京野菜だけではなく、各地域独自のお野菜を守る機運が高まって
いるようでとても嬉しく思いました。
Posted by 山桜 at 2005年12月24日 17:16
メリークリスマスo(⌒▽⌒)o♪♪
しあわせでありますように。。。。
さくらんもよい年末をお過ごしください(^^*)
Posted by やゆよ at 2005年12月25日 21:03
やゆよん、いつも笑顔をありがとうヽ(^◇^*)

今年も前向きなやゆよんにずーっと励まされ続けたよ〜!

♪大晦日がだめな〜ら〜節分があるさ〜♪
Posted by 山桜 at 2005年12月26日 09:32
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