2008年11月24日

利根薊(トネアザミ)

 初霜も降り、秋の花々も枯れ、アザミの種の綿毛が光りを浴びて今、
飛び立とうとしていました。 どんどん日が短くなって、年の終わりが
忍び寄ってくる寂しさが胸に沁みる季節です。

 「ああ、今年の私は一体何が出来たのだろう…」

 せめて未来に向けての種を蒔いたと思いましょうか。

  きらきらと輝く夢乗せ旅立てり その綿羽の幸くこそあれ (山桜)

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 さて、この種を飛ばしていたのは、関東の秋に多く見られるアザミで、

     【利根薊(トネアザミ)】 キク科 アザミ属
    08-10 080.jpg
       08-10 081.jpg
 野薊と間違われ(というか、野に咲く薊はみんなノアザミと呼ばれて
しまいがちですね)ますが、野薊は春の花です。
関東平野に多いので「利根」の名を貰ったのでしょう。
利根川は坂東太郎とも呼ばれ、関東を代表する長く大きな川です。


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ラベル:秋の花 10月の花
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 9月に富士山に行った時に、フジアザミを見ました。大きくてびっくりしました。トネアザミは可愛いですね。あの時はキノコの収穫時期でコムソウダケが竹篭に山盛りで売っていました。道路の端に車を止めて、キノコ採りをしている人も見かけました。コケモモの実が真っ赤できれいでしたよ。
 私は未だお茶は講師ですが、いづれは教授を取ろうと考えています。
 山桜さんの稽古の様子は、いつも大変、参考にさせて頂いています。お付きになっている先生も立派なかたですね。今後もレポート期待しています。
Posted by 虫こぶ at 2008年11月24日 19:11
薔薇の棘は自らを守るためにあり
薊の棘は愛する者を守るための剣だと
聞いたことがあります。

薊は花の中でも飼いならされることのない
野趣溢れる花のひとつですよね。
Posted by 爽子 at 2008年11月24日 20:24
◆虫こぶさん、おはようございます
 冨士薊は、大きさといいトゲトゲといいド迫力で圧倒されますね!
同じ大型薊のアーティチョークは美味しそうに見えますけれど、
冨士薊は手を出してはいけない雰囲気…根っこは食べられるそうですが、
掘り出す気力、出そうにないです〜((( ;゚Д゚)))

 コムソウダケとは虚無僧に似ているのでしょうか?
初めて聞きました〜山盛りって心惹かれますよね♪♪
コケモモは、絵本の「サリーのコケモモつみ」を思い出します。
熊さんとお尻をドンしても気付かないで摘み続けてハラハラ〜(笑)

 拙い稽古日誌、お恥ずかしいです(。。;)
私はご覧の通りの惚け惚け新米弟子ですけれど、先生は本当に
私などが申し上げるのは失礼ながら、未だに探究心旺盛で、
またとても可愛らしいチャーミングな方で、憧れの存在です!
Posted by 山桜 at 2008年11月25日 09:44
◆爽子さん、おはようございます
 薔薇はイングランド、薊はスコットランドの国花ですね。
確か薊は、そのトゲで裸足のヴァイキングから城を守ったとか…
身体を触らせないバラと、我が身を踏まれても民を守るアザミ、
う〜ん、成る程です!

 飼い馴らし棘を奪えば、忽ち薊の魅力は失われてしまいます。
かといって、そのまま庭に持ち込めば痛い目に会いますし、
誇り高き薊は野に生きてこそですね。
Posted by 山桜 at 2008年11月25日 09:58
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