飛び立とうとしていました。 どんどん日が短くなって、年の終わりが
忍び寄ってくる寂しさが胸に沁みる季節です。
「ああ、今年の私は一体何が出来たのだろう…」
せめて未来に向けての種を蒔いたと思いましょうか。
きらきらと輝く夢乗せ旅立てり その綿羽の幸くこそあれ (山桜)

さて、この種を飛ばしていたのは、関東の秋に多く見られるアザミで、
【利根薊(トネアザミ)】 キク科 アザミ属


野薊と間違われ(というか、野に咲く薊はみんなノアザミと呼ばれて
しまいがちですね)ますが、野薊は春の花です。
関東平野に多いので「利根」の名を貰ったのでしょう。
利根川は坂東太郎とも呼ばれ、関東を代表する長く大きな川です。


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私は未だお茶は講師ですが、いづれは教授を取ろうと考えています。
山桜さんの稽古の様子は、いつも大変、参考にさせて頂いています。お付きになっている先生も立派なかたですね。今後もレポート期待しています。
薊の棘は愛する者を守るための剣だと
聞いたことがあります。
薊は花の中でも飼いならされることのない
野趣溢れる花のひとつですよね。
冨士薊は、大きさといいトゲトゲといいド迫力で圧倒されますね!
同じ大型薊のアーティチョークは美味しそうに見えますけれど、
冨士薊は手を出してはいけない雰囲気…根っこは食べられるそうですが、
掘り出す気力、出そうにないです〜((( ;゚Д゚)))
コムソウダケとは虚無僧に似ているのでしょうか?
初めて聞きました〜山盛りって心惹かれますよね♪♪
コケモモは、絵本の「サリーのコケモモつみ」を思い出します。
熊さんとお尻をドンしても気付かないで摘み続けてハラハラ〜(笑)
拙い稽古日誌、お恥ずかしいです(。。;)
私はご覧の通りの惚け惚け新米弟子ですけれど、先生は本当に
私などが申し上げるのは失礼ながら、未だに探究心旺盛で、
またとても可愛らしいチャーミングな方で、憧れの存在です!
薔薇はイングランド、薊はスコットランドの国花ですね。
確か薊は、そのトゲで裸足のヴァイキングから城を守ったとか…
身体を触らせないバラと、我が身を踏まれても民を守るアザミ、
う〜ん、成る程です!
飼い馴らし棘を奪えば、忽ち薊の魅力は失われてしまいます。
かといって、そのまま庭に持ち込めば痛い目に会いますし、
誇り高き薊は野に生きてこそですね。