2009年04月02日
太平洋に日は昇る
打ち寄せる波飛沫の中、太平洋からの日の出をのぞむ
なんと言っても、この大海原の向こうの水平線から昇る太陽を
見せたくて、遥々と小学1年生〜高校3年生の団の子等を引き連れて
やって来たのですから、念願叶って万々歳でした。
「生まれて初めて太陽が出る所を見た〜!」
「波の音って、すご〜い!!」
「お日様、真っ赤で真ん丸だね〜♪」
ああ、そうそう、そういう感動の声を聞きたかったのよ〜!
・゚・(つД`)・゚・本当に嬉しくて、大感激でした〜
「朝、全員揃って5時起きで集合させるのは、厳しいかな…」
「眠い子は無理しなくてもいい…」
と、喉もとまで出かかった言葉を飲み込んで、
「全員集合!」を決めました。
これで太陽が出なかったら…と思うと夜も眠れず…
イヤぐっすりと寝ましたが^^;
実はこの日は朝から曇りの天気予報…。
前日到着後、先ずこの土地の鎮守さま・白子神社へおよそ3kmの
道のりを、南白亀(なばき)川という不思議な名前の川沿いを
てくてく歩いてお参りした皆の祈りが見事に通じました。
思えば、川面に沈みゆく夕日の雲間から降り注ぐ光は、神様からの
「明日も晴れるから安心なさい…」
という、優しいメッセージだったのかもしれません。
<3月最後の週末、月初めに実地踏査に訪れた千葉県九十九里浜
白子町へ一泊舎営(テントによる野営キャンプに対する用語)
の本番に元気に無事、行って参りました。>
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素晴らしい光景ですね。
子供達の興奮が聞こえるようです。
山桜さん、本当に良いお仕事していらっしゃいますね。
未来を担う子供達に沢山の素晴らしい体験をさせてあげてください。
自然からの贈り物は、神様と人の想いが重なり合って届けられるのかも知れませんね。 本当に素晴らしいお仕事を続けていらして頭が下がります。
お骨折りも多いかと思いますが、きっと山桜さんご自身、楽しんでいらっしゃるように感じています^^¥
日の出体験出来てよかったですね。
こちらまでドキドキしてしまいました。
白子はとても砂浜がきれいと聞きました。
一度行きたいところです。
無事日本上空を飛び越えてくれてよかったです!
さくらんの思いが天に伝わったのかな♪♪
最後の写真もきらきらしていて
目の前の光景みたいだよん(⌒▽⌒)すてき。。。
ありがとうございます。
土日が活動日なので、正直休みが無くて辛いなぁと思うことも
あるのですけれど、このような体験をして子供達のキラキラ
した目を見てしまうと、辞められなくなってしまうのです…^^;
子供はやはり神様に近いのでしょうね〜 一緒に居ると
その存在を身近に感じる事が多いです。
リーダーが楽しんでいなければ、誰もついてこないかな…と^^;
それも「楽しいフリ」は見抜かれてしまうんです。
子供の目って嘘にはめっぽう厳しいです(><)
白子の方々はとても生まれ育った土地を大切に誇りにされて
いて、早朝から海でもゴミを拾って歩いていらっしゃる方を
見かけましたし、ニコニコと話しかけてきては、白子の良い所、
蛤や魚の採り方などを教えて下さりとても楽しかったです。
まるで所さんの「ダーツの旅」の「第一村人発見!」みたい
でしたよ〜^^
町ではそのことを報せる「号外」が配られていました。
陸地に落ちなかったのは幸いでしたが、日本近海に二つも
物騒な落し物をして全く迷惑な話です。
実は前日の神社参拝でも不思議な出来事があってね〜
体験した子もその光景を目の当たりにした子達も、かなり
ビックリ! その後、ものすご〜く真剣にお参りしてた(苦笑)
「イケナイことしたらバチが当たる」
「神様はちゃんと見てらっしゃる」
って何となく感じたのじゃないかな〜^^
その帰り道にあの夕焼けキラキラ〜だもの、
「あ、神様が…」
って自然に…ね。 説明されるのじゃなくて、感じること、大切だよね♪
朝日も夕日もなんと綺麗なことでしょうか。
日本人の<日想観>を改めて思いました。
みんな良いものが見れてよかったです♪
ポコポコと小山が点在する丘陵地に住んでいるので、
九十九里浜のような見渡す限りの平地を見ると、空も地も
なんてスカーッと開けて広いのだろうとポカンとしてしまいます^^
なんと言っても日の出から日没まで、雲でもなければ、お日様を
遮るものが全然ないのですから!
幼心の内にこのような大自然を体感しておくのと、大人になって
から初めて見るのとでは、影響力が全く違ってくると思うのです。
私の脳裏には幼い頃に見た何通りものお日様の姿が今でも
焼き付いています。 これぞ「心に太陽を持て」でしょうか^^