未だケロロンが小学生だった頃に始まった堤防の耐震補強工事が
終わり、4月3日、ずっと閉鎖されていた堤防橋とその周辺の公園域
が解放されました。
閉鎖されていた階段は苔や草が生えてモアモアに。 人類がいなく
なってしまった後の空間にワープしてしまったような気分です。
昔の地元の子供はこの段々の滝で水遊びをしたのだそうです。
そう語りながら懐かしそうに目を細めていらしたご夫婦の姿が
印象的でした。
さて、いよいよ開通したばかりの真新しい橋を渡ります。
橋巾が広くなり休憩ベンチや東屋等も増え、工事前には入れな
かった、この湖のシンボルである取水塔の近くまでも行けるように
なりました。 下の写真は、これまでには関係者か許可を得た人
以外には撮れなかったアングルです。
こちらが懐かしのアングル。1クリックで原寸になります。
少し前(今年1月)まではこんな状況でしたが…
工事中の風景は、1月の記事「湖畔めぐり」をご覧下さい。
(取水塔の下部赤レンガ部分の長さで水量の差が分かります。)
今は満々と水を湛えています。
湖の反対側の公園を見下ろすと、桜の咲いている側はほぼ昔の
景観を留めていますが、工事で掘り起こした側はひょろっとした
苗木が植えられていて、赤茶けた地肌が寂しく広がっています。
この公園の桜が元のような姿で見事に咲き揃うには、未だ相当な
年月がかかることでしょう。
その掘り起こした部分から出てきたのが、下の古い水道管で、
輪切りのモニュメントにされていました。 ダム湖を作る際に
水を抜くための管だったそうです。
下の細く黒っぽい管の縁には大正十二年の文字が見えました。
つい先日、「黒部の太陽」のリメイクドラマを見ましたが、今は
ノンビリした観光地のようになった風景の中にも、先人のご苦労が、
流した汗が偲ばれます。
水道から汲んだ水をペットボトルに詰めて売れるほど水質の良い
東京の水を飲む度に、水道を守ってこられた、今も守っておいでの
皆さま方のお蔭と感謝致します。 ありがとうございます
2009年04月04日
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あんまり周囲の様子を気にしたことなかったけれど
少しずつ変わっていく景観。。。
もう少し気をつけてみようっと思ったよ☆
>ものすごく時間がかかったんだね〜o(⌒0⌒)o
そうなのよ〜 丁度色々あった頃工事が始まって、
「完成の時にも家族揃って元気で渡りたい」
と願っていたことがその通りに叶って、とても嬉しかったよ〜♪
景観って変わってしまうと、不思議にもう前の姿を思い出す
のが難しくなってしまうね。 新しいビルが建った時、以前は
そこに何があったのか思い出せないってことが良くある…。
あっ、今思い出した! この橋の両側には丸い大き目の石が
沢山埋め込まれていて、その上を歩くと足裏マッサージになって
痛気持良かったんだった〜 綺麗サッパリ無くなっちゃって
ちょっと寂しいなぁ
変わりゆく風景を惜しみつつ
急激な変化を見ています
あの工事もまた随分長いことかかっていますね。
新しい道路に迷い込んで荒涼とした風景を目にしたことが
あります。
仕方が無いことですけれど、そこにあった筈の原風景を
惜しまずにはおれませんでした。
マンガ「ファントム無頼」の舞台となった百里基地の辺り
に出来るのでしょうか?
自衛隊使用の滑走路の改修中に限り民間機用(新滑走路)を今正に
ファントムが離着陸しています。
アクセス道路、ターミナル等、工事中です。
余談ですが、アクセス道路のお陰?で、見通しが良くなり
滑走路から直線で約2kmの蕎麦部屋の屋根からは
ホンの一瞬、離着陸の飛行機が見えます。
やはりそうでしたか、情報ありがとうございます。
毎日の騒音は御免ですけれど、あのジェット音には心湧き立つ
ものがあるのです。 ここらでもお祭の時にはブルーインパルス
の飛行音が聞こえます。 慌てて空を眺めても間に合うような
半端なスピードで無いので、勇姿にはお目にかかれませんが…
黒部ダムには、扇沢からのルートでしか行った事がなく、
トロッコ電車で欅平まで行き、その先の祖母谷温泉だったか
までは登ったのですが、その先の登山ルートが未踏破です。
十字谷渓谷に行ってみたい!
橋の形も素敵ですし、取水塔がやはりとてもいい感じです。
水辺の土木には魅力があります。
これはいいものを見せてもらいました。
ありがとうございます。
ああ、完成ですか。
私の行動範囲だったのですが、昨年車を廃車にしたのでなかなか行けません。
これから新緑が最高でしょうねえ。
久しぶりに行きたくなりました。
美の遊び人七恵さんにお褒め戴き、工事関係者も誉れでしょう!
ちなみに誰が言い出したか分かりませんが、
「日本一美しい取水塔」
なのだとか…以下コピぺです。
【日本一美しい?取水塔】
第一取水塔(手前)は、日本で一番美しい取水塔とも言われる。大正14年の建設。ネオ・ルネッサンス様式。煉瓦造りの円筒形。丸いドーム状の屋根。土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されている。後に、類似デザインで第二取水塔が建設されている。
しかし、水だけ張っても水鳥は容易に戻らないもので、寂しいです。
冬鳥は渡って行ってしまったとしても、カルガモ位戻ってこないものかと…
来年の冬には水鳥達の群れと富士山を眺めたいものです。
自転車では如何でしょうか? ジョギングと言う手も〜♪
車での行動範囲というと、ちょっと遠すぎかしら?
新緑の季節は短くて、あっという間に息苦しい程の深緑の季節に
移ってしまいます。 ここ1週間程が新緑の芽吹き色の見頃かと。
でもでも、その後の白い花の季節がまた素敵です!
朴の木や山法師の花が咲く頃がお薦めです♪
是非いらして下さいませ〜( ^ 0 ^ )/