雨の似合う花、目下マイブームの山紫陽花(ヤマアジサイ)の
移りゆく様子を撮り溜めた写真を並べてみました。
少しずつ変化しながら長い期間、それぞれの趣を愉しませて
くれるこのアジサイの仲間は、山の沢沿い等の清涼で湿気のある
場所に自生(別名:沢アジサイ)、株も大きくならず花穂は直径
5〜8p程、葉は薄く細めで艶はなく、万事控えめな愛らしさです。
関東地方の在来種は白っぽい花が多いのですが、地域によって
色が異なり、また花形も様々な変化を見せてくれます。
【七変化(しちへんげ)】 【紅(くれない)】
(九州原産) (長野県・伊那原産)







【剣の舞(つるぎのまい)】 【富士の瀧(ふじのたき)】
(剣山系) (富士山系)






下はヤマアジサイとアジサイの交配種です。
ヤマアジサイより株は大きくなり葉に艶があります。
【舞孔雀(まいくじゃく)】(加茂交配)


個人的には「剣の舞」が良いですね。
スイマセン カラスの勝手でした。
すみません、何だか鎌倉とんぼさんの後追いをしつつ
追いつけない状態に陥っているようです〜^^;
私も線香花火の最後の方のような「剣の舞」が好きです^^
「舞孔雀」は挿木苗を戴いたので今年初めて花を見ました。
なかなか複雑な構造ですね〜 これからどう変化していくのでしょ〜♪
髪飾りを思い出し、よけいに初々しく感じて仕舞いました(自画自賛、すみません)
先日、お茶の稽古で「七段花」の名を聞いたのに、昨日のお稽古でその花を見て、
「これなんでしたっけ?」って聞く人に、「七変化よ〜」って答える声を聞いて、
思わず笑って仕舞いました*^0^*//
こうして眺めてみると違いがとてもよくわかりますね。
「富士の瀧」はどことなく胡蝶蘭を思い出しました^^
「剣の舞」は色も形も惹かれます。
きょうたまたま山アジサイをたくさん置いている花屋さんに行きましたが、どれも皆花も葉も小さく楚々としてかわいらしかったです。
純白の中にうっすら緑色が浮かぶお花って清楚で花嫁さんに
ピッタリですね! 私も冨士の瀧を見る度に花嫁さんみたい♪
って思っています。 これから花が下垂していって更に花の
段が増えて瀧のようになるそうなのですが、そこまで上手く
もちますように…瀧のようになったら又アップしますね〜
ややこしいことに山アジサイ「七段花」は別名「七変化」とも
呼ばれていますが、上の「七変化」はご覧の通り別種…。
その辺り分かっていれば良いけれど、ちょっと混乱しますよね〜(><)
ハイドランジア的
どっぷりしたアジサイよりは
こうした山紫陽花の
ふわっとした美しさは
筆舌に尽くしがたいものがあります
ほんわかしました
ほんと、「富士の瀧」の丸みを帯びた姿と緑のさした純白は
胡蝶蘭を思い出させますね^^
写真では分かりづらいですが、普通のアジサイと比べると
本当に小さくて可愛らしい姿ですよね〜 特に品種改良しない
ままでも色々な変化がある所は、雪割草に通じる風趣ですね。
幽黙さんの歩かれる深山の神社の沢伝いなどには、このような
可愛い山紫陽花の花が、誰知られず楚々と揺れているのでは
ないでしょうか…。 自生種を見つけたらアップして下さいね〜
写真では色の出が悪くて残念ですが、「七変化」の青色の
バリエーションは本当に綺麗で、真中の両性花も花束のように
可愛くて、青い小花好きの幽黙さんならきっと大好物と思います〜^^
え〜っ(@@)みたことないアジサイばっかりだよ〜
さくらんのお家に咲いているの?
すごい!!
白いアジサイ、いいな〜o(⌒▽⌒)o
でも、どれもいいね(*^^*)
今年は肥料のせいか?いつもと違って紫が強いです。
紫陽花ってリトマス試験紙のようですね。
実家の裏庭の紫陽花だと思っていた花は甘茶だったと数年前に知りましたし、
芍薬と牡丹の違いも大人になって知りました(笑)
こちらでは西洋紫陽花が多く〜
まるでバレーボールのように大きいですよ!!!全てが大柄です。
日本の花は小さくて側に寄って見たくなりますが・・・
アメリカの花は大きいので遠くからでも十分です(笑)
クレナイもリトマス試験紙の様に色が変わりますか?赤のままですか?
先日、家の近所の文化公園で山野草展がありました。その時、買い求めた花が「富士の瀧」でした。清楚で可愛らしく茶花にしようと思ったのです。今週のお稽古に使えそうです。
それから、山桜さんと同じ日に、私も上野に行っていました。私は朝早く出発して、西洋美術館と国立博物館の両方を見て帰りました。上野ではすれ違ってしまったみたいですね。少々コメントを控えていましたが、ついはずみで声を上げてしまいました。両方とも、私は感激しましたよ。
アジサイは母の日の鉢花で注目され始めてから、一気に
人気急上昇で品種改良も盛んに…大輪で豪華で花持ちが良い
西洋アジサイ(ハイドランジア)が勢力を伸ばす一方で、
まるで反動のように、谷間でひっそり咲いていた山アジサイにも
注目が集まって、人気が出てるのよ〜
そうそう、全部ウチの庭に咲いている子たちよなのよ♪
この白いアジサイ、女の子なら「好き!」って思うお花だよね^^
ももりさんは、山野でひっそり咲くお花に目を留められたと
しても、決してひっそりと咲く花には納まらないかと〜♪
例えご自分ではひっそり咲いているお積りでも、きっと皆にみつかって
囲まれてしまうでしょうね〜☆
新しい職場環境は落ち着かれましたでしょうか〜?
お疲れが出ませんように、日本のお花でお寛ぎ下さいませ^^
アジサイの土壌の酸性・アルカリ性による色の変化は、
リトマス試験紙のようなのに、色の反応が真逆なのが
覚え難い処なんですよね〜(><)
リトマス試験紙は酸性→赤 アルカリ性→青
アジサイは 酸性→青 アルカリ性→赤
の色が出る傾向にあって、それは酸性土壌では土の中の
アルミが酸で溶け出してそれを吸収するからだったかしら…
前に調べてみたことあるのですけれど、記憶が薄れてます〜
甘茶は山アジサイの仲間で甘味が強く出るもの、という所でしょうか…
「アジサイ」と言っても間違いではないかと…
アジサイに似たお花って、同じユキノシタ科以外にもスイカズラ科
などにもあって、ややこしいですね^^;
アメリカのように広〜い所には大きなお花が必要なのですね〜
「クレナイ」を酸性土壌に植えたことが無いので分からないのですが、
土質で色が変化しやすい品種と余り変わらない品種はあるようです。
紅が青くなったら名前、どうなるのかしら〜??
同じお花を選ばれて、同じ日に同じ場所にいらしてたなんて、
私も嬉しくて、思わずわぁ!と声を上げてしまいました〜♪
私は午後2時過ぎまでのお茶の稽古を終えてから向かい
ましたので、やはり擦れ違いだったかもしれませんけれど、
同じ日の同じ場所の空気を吸ったというだけで、また一歩
お近づきになれたようで嬉しいです^^