2006年01月26日

北野天神社

    物部天神.JPG 物部拝殿.JPG

「北野天神社」 (埼玉県所沢市)
三社合殿:物部天神社 櫛玉饒速日(くしたまにぎはやひ)命
       国渭地祇(いちき)神社 八千矛(やちほこ)命=大物主命
       天満天神社       菅原道真公
       
摂社・末社:諸神宮(源頼朝により延喜式内総社3132神を勧請)
        室町時代再建(伝)
        (多治比)文子神社 小手指神社 稲荷社 他
        江戸の頃には更に広い境内に25社を数えたと言う。

 社伝によると景行天皇の御代、日本武尊命が東征の折、この地に
饒速日命・八千矛命を祀られたことを初めとし、長徳元年(995)菅原道真五世の孫修成が武藏守として京都の北野天満宮より勧請、以後北野天神と称せられるようになった。

 武藏国の延喜式内社、入間郡五座の内の二座を祀る。
 (延喜式入間郡五座:出雲伊波比(いずもいはひ)神社、
  中氷川神社、広瀬神社、物部天神社、国渭地祇神社)

 武家の信仰厚く、源義家、源頼朝、足利尊氏、前田利家等により、しばしば社殿が造営されたという。

 境内のご由緒樹: 
  日本武尊(倭建命)お手植えの(4代め)「尊桜」
  前田利家お手植えの「大納言の梅」

 往来の激しい車道から数段あがり鳥居をくぐると、鬱蒼とした木立の中で静寂と清浄な空気に包まれた。 長い参道は途中で右に折れ、入口から真っ直ぐに社殿を拝することは出来ない。 未だ白く雪の残る広い境内の奥で、大きな拝殿が木漏れ日を浴びて出迎えてくれた。左右には古色然とした狛犬の笑顔。
「こんにちは。山を二つ越えて遥々歩いて来ましたよ。」

 お参りをすませると、右手から一際存在感のある古社が私を招く。
社名は消えており、傍らには「室町時代に再建」との文字・・・。
屋根こそ、金属で葺き直されているが、木造の部分の様子は只者ならぬ雰囲気だ。 そばで樹木の手入れをしていらした方に御祭神を伺うと
諸神宮。伊勢さんとか日本中の色々・・・」
とのお答え。お忙しそうだったので、それ以上伺う事も出来ず「??」のまま、その他の社を回る。 帰宅後の調べで上記のことが分かった。

 文子(あやこ)天神は、菅原道真公の霊を祀ることを託宣した巫女・多治比文子を祀る神社で養蚕・絹織物の守り神ともされる。

***

 我が家〜中氷川神社〜北野天神と片道約10km程の距離だったが、小山を二つ超えるなど、変化のある道で天気も良く眺望もきいたので、殆ど疲れも感じず心地よい遠出だった。神社にお参りすると体の中まで綺麗に祓い清められて本当に気持ちがいい。 
久々の透明感・・・全身が水晶になったよう。

 こんな時は、思いがけないことが頭にふと浮かんだりする。

「日本武尊(倭建命)と言えば、妃の弟橘媛
 橘と言えば、不老長寿の石長媛。 
 石長媛の弟(妹)と言えば、木花之佐久夜媛
 木花之佐久夜媛と言えば、・・。
 日本武尊は海神を鎮める為に相模の海に身を沈めた弟橘媛を偲び、
 この桜を お手植えされたのかな」と。

 次は是非とも「大納言の梅」そして「尊桜」の花咲く頃に詣でたい。
         


posted by 山桜 at 00:00| Comment(14) | TrackBack(0) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早速の御参拝ですね 笑

樹木の手入れをしてた方は例のおじさんではないと思うけど
伊勢さんとか日本中の色々・・・
ちょっと残念な返事ですねぇ〜 苦笑

ってことで、今日はまたひとつ良いとこ神社情報を♪

先日、産土の日暮里諏訪神社に出かけたんですがね、参拝終わって帰ろうと思ったんですがね、、なぜかまだ行ったことのない根津神社に行かなきゃ!って思いましてね ええ。。
まぁ場所だけでも見てみようってんで行ってみたんですがね おどろいちゃったなぁ〜 ど〜も。。。

なにが驚いたかって?
長くなるといけないから手短に説明しますがね
やたら気になる社があるんですねぇ ええ
しかもそれはあたしがね、なんでだか苦手意識を持ってる稲荷社なんですよねぇ
不思議なこともあるもんだ!なんて思ったんですがね。ええ そうですとも。。。
でね、ここ、何かが違うんですよ なにかがね・・・・

なんだろな〜って思ってまずは本殿にご挨拶して、御神水なんかもいただいちゃってね、、
いよいよ苦手な鳥居の参道をツツーっと行ったわけなんですよ。。ええ
そしたらね、、稲荷さんでははじめての経験\(◎o◎;)/

やたらこう爽やかなんですね〜!!いや〜実に爽やかだったなぁ。。。
でね、、願掛けの念なんかもね、一切感じないんですよ、ええ、今までなかったことなんでね。。なんなんだ〜ってなもんですよね ええ

で、名前を見てなぜか納得したんですがね、その名も『乙女稲荷神社』じつにど〜も いいネーミングですわね 笑
いいですよ〜ココ いや〜実にいい!
どのくらいいいかって?
そりゃ〜ぁもう思わず稲川節になるくらいいいんですね〜 ええ そうですとも 汗笑.。o○

あんまり怪しいことは書きませんけど ←すでに、あ や し い  爆
じつは、ここの倉稲魂命さんに呼ばれていたので行かなきゃならねぇーって気になったんですよ 謎笑
それを知ってまたまた納得したんですけど、乙女にはどーも弱いんです 汗。。

そうそう、乙女稲荷には小さいけど寒桜が咲いてました。 で、参道脇一面にはつつじが植えてあったから時期になったきれいなんでしょうね。
それと白山の富士塚には3000本の紫陽花。。ここも花の盛りにはすごいことになります。

うっ、、結局長くなってるし。。。
おあとがよろしいようで・・・ m(__)m

Posted by もくらん at 2006年01月28日 06:09
あんまり長いので、途中削除したら最後が変なことになってますねぇ
白山の紫陽花・・・実は、根津から白山神社まで足をのばしたって話を書いていたんです。
それで翌日には出雲の常陸分社にまでいってしまうほど乙女稲荷で調子に乗ってしまったというおはなし 笑
Posted by もくらん at 2006年01月28日 06:16
さくらん、おはよう!
片道10KMって凄いなぁ。でも楽しいと疲れも感じ
ないよね。お正月に詣でた東久留米の七福神めぐり
も10km弱だったかな。景色もよく楽しかった。
もう長年訪れていないけれど私は奈良が好きです。
奈良の山の辺の道とか、天河神社とかまた行きたい
(行くのにかなり不便ではあるけれど、、)
ここでは不思議な体験をしましたよ。長くなるから
後日で。長野の戸隠神社もいいですね。一度
独りで参拝に行き、バス待ちの間、バス停前の
カラクリ屋敷に時間つぶしで入ってでられなく
なりそうになったのを思い出しました。後から
入場した男の子に案内されてようやく出られた
、、なんか横道にそれちゃいましたね。
今年はもっとご近所の神社に沢山訪れたいです。
Posted by そら at 2006年01月28日 08:10
え〜っ、きっともくらんさんが後で教えて下さると思って、
敢えて問い詰めなかったのに、教えてくれないんですか・・・(T-T)

私の個人的な意見では、「諸神宮」は「しょじんぐう」ではなくて
「もろのかみのみや」
「もろ」は「もの」の音便とすれば「物(ものの)神宮」。
こちらが元々の「物部神社」なのでは・・・なんて^^;

根津神社は昔遊郭があった辺りですものね、それで「乙女稲荷」。
東大の裏だし、上野谷中の方面はそらっちが詳しいよね。

そうそう、確かつい先日ひらりんが丁度根津神社のこと書いてたっけ。
Posted by 山桜 at 2006年01月28日 15:54
そらっち、奈良も戸隠もいいよね〜
でも、奈良へはもう随分長いこと行ってないし、
戸隠へはキャンプに行ったのが最後だから5年前。

そらっちと行くと何か起こりそうでちょっとコワイから、
あんまり怪しくない所に行けたらいいなぁ・・・(笑)
地元に残っている伝えって中央の歴史とは違ってることもあって、
なかなか面白いよね。
Posted by 山桜 at 2006年01月28日 16:02
> 「もろのかみのみや」

おおおっ!
こりゃ一本とられましたなぁ〜 笑

モロ ←カタカナはあやしい^^;
シコ、モノや蝦夷とか鬼とか
まぁイロイロありますねぇ 謎笑

御祭神が秘されているのか、おじさんがすっとぼけてるのかってところかな?
伊勢さんとか日本中の色々・・・ この伊勢さんが、、元伊勢だったら?
そう考えると観えてくるものもあるのかもかも〜
ってところでしょうかね  笑

そそ、根津の遊郭・・
神社を移すくらい氣が良かったのでしょうね
そんなところで遊んでみたい 恥。。

わたしの連れてる龍も氣の良さに大喜びしてましたよ  あはは。。あやしすぎますね.。o○

Posted by もくらん at 2006年01月28日 22:32
籠とか元とか…もくらんさんって、もしかして…??

で、龍さん連れていらっしゃるんですかっ!?
う〜ん、とってもあ・や・し・ぃ・・・(笑)
Posted by 山桜 at 2006年01月29日 19:33
籠なんて書いてないよ〜 笑
元で籠とくるなんて山桜姫こそ・・・ うふ

流山・松戸には茂呂神社なんてのがありますけど「茂呂」は御諸「もろ」で、神の坐す「モリ」の転訛とする説もありますね。
しかし、、茂呂は大和三輪山の神を勧請したもの・・・と、、書けば姫ならわかりますね? 笑

で、旧正月の昨日は鷲宮神社いってきました〜
ここの光天之池にはやられました!
そりゃ〜もうすごいのすごくないのって♪
龍くんまたまた満腹  えへへ
Posted by もくらん at 2006年01月30日 08:17
訂正
「茂呂」は御諸「みもろのモロ」で、神の坐す「モリ」の転訛とする説もあります。m(__)m
Posted by もくらん at 2006年01月30日 08:21
山桜さん、こんにちは。
ブログ訪ねてくださってありがとうございます。
お参りされるだけでなく、きちんと縁起も勉強なさったり、思いを巡らされたり、すばらしいですね。
私も神社仏閣に行くとその土地の人々の思いが込められた様々な石像やお手植えの木などに出会って感じ入ります。
今後ともどうぞ宜しく御願いします。
Posted by m-tamago at 2006年01月30日 12:16
もくらんさん、こんにちは。

>籠なんて書いてないよ〜 笑

私は↓のもくらんさんの書き込み
>この伊勢さんが、、元伊勢だったら?
を、「籠神社が、元伊勢だったら?」と読んでしまったようで…^^;

色々教えて戴きありがとうございます。興味は尽きませんね。
もののけ姫の育ての母?のモロも何か関係あるのでしょうか?
そういえば、声は美輪さんでしたね。
Posted by 山桜 at 2006年01月30日 13:13
m-tamagoさん、ようこそお越し下さいました。

先日「六国五味伝」の記事に書き込みをした積もりだったのですが、
今見たらどこかに消えてしまったようです…こんな粗忽もので
本当にスミマセン(^^;)

m-tamagoさんのサイトには私の知りたいことが、優しい語り口で
書かれていて、とても嬉しいです。

神仏も和歌も茶道も…大切に守られ伝えられて来たものは、
後世に往時を知らせる一種のタイムカプセルのように思えます。
でも、ただ眺めているだけではカプセルは開かない。
何とか開けて中を見たいと、あれやこれやもがいております。

こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。


Posted by 山桜 at 2006年01月30日 13:36
モノノケ・モノノフ・モノノベ諸々三輪ってこと?で必然的に美輪さんが・・かなぁ〜???
また意味不明なことかいちったよー  汗笑

もののけ姫見てみなきゃ
Posted by もくらん at 2006年01月30日 18:27
あ、もくらんさん「もののけ姫」未見でしたか、
ごめんなさい^^;

もし龍さんがお好みでしたら「千と千尋の神隠し」の方が
お薦めかもしれません。「ニギハヤミコハクヌシ(饒速水琥珀主)」
という白い龍が現れますよ。神々の世界をどこまで調べたんだか
何となく中途半端なファンタジーになってますが…
Posted by 山桜 at 2006年01月30日 19:43
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