湯島天神 木彫りの鷽 ウソ(アトリ科) 「山の自然観察・信州山岳クラブ」より
http://www.naganoken.jp/stoc/observe/index.html
「鷽うそ替えの神事」
初天神の日、旧年中の凶事、又は、ついた「嘘=鷽」を木彫りの鷽に託して
天満宮の神前に納め、吉事に「取り=鳥」替えて戴くという神事。
藤原時平の嘘により太宰府に流され、嘘の晴れる日を願いながら亡くなられた
至誠の人・菅原道真公の思いを受け継ぐかのような信仰である。
鷽という鳥は繁殖期に良く虫を捕食するが、ある日道真公が蜂に襲われた所を
鷽が助けた、天満宮創建の為の材についた虫を鷽が退治したと言う伝えも残る。
又「鷽」という文字が「學」に似ていることから、学問の神に縁があるなど、
道真公・天満宮との関連については、各地の天満宮に諸説がある。
菅原道真公については、下記のサイトが詳しい。
文化デジタルライブラリー「菅原伝授手習鏡」日本芸術文化振興会
http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/exp2/w/000.html
<<追記 2006-02-03>>
初天神: 菅公のご命日が2月25日であることに因み、お正月明けの
最初の命日を初天神と呼ぶ。このようにご祭神に縁(ゆかり)の日を縁日と呼ぶ。
鷽(うそ)の名前の由来:
さえずり声が「フィッフゥフゥフゥフィ〜」と口笛の音色に似ており、
口笛を吹くことを「ウソ吹く」と言うことから。
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ご無沙汰しておりました。
湯島天神でも鷽替があったんですね。
驚きです。こちらの鷽の木像は素朴な感じでいいですね(^^)
亀戸天神社は、正直、商売上手という感じがでていますので・・・。
折角ですので、トラックバックさせて頂きます。
TBありがとうございました。早速表示されるように致しました。
鷽替えの神事は大宰府天満宮が発祥なのですね。
京都の北野天満宮のHPでは見当たりませんでした。
また、亀戸さんと上野の五条天神さんの鷽はよく似ていますが、
大宰府さんのはまるでバッハのような巻き毛がくるくると
両側についていて、ちょっと笑ってしまいました。
形相は怖くて凄みがありましたが…。
最初は小さいのから段々大きな鷽に替えなければならない、
なんて聞くと、確かにちょっと商魂を感じてしまいますね。
おっしゃる通り、大宰府天満宮の鷽の木像は、とても特徴があると思いました。おまけに金の鷽も出るという演出。すごいです。
私、古くから継続している神事に商売の基本を垣間見ているのですが、でも、その神事の縁起によって、どん底にいる人が元気になるのであれば、それはそれでとても尊いことだと思っているのです・・・。
今年もよき一年でありますように。。。。
大宰府さんの鷽、もう一度良く見てみたら、あれは頭の飾りでは
ないようですね。また、得意の早とちりをしてしまいました。^^;
そうですね、寧ろそうして人々の需要に応え親しまれている
神社さんの姿は、一つの理想と言えるのかもしれません。
人々が心を寄せてこそ、御神威も弥増すというものですね。^^
やっとやゆよんが言ってくれていた
「節分までの辛抱」
が明けて、めでたく
「立春」♪ヽ(^◇^*)/♪
穏やかな良いお天気で、嬉しいな〜♪♪