
スフォルツェスコ城への前面中央入口・時計付の「フィレーテの塔」
カステッロ広場の噴水 (山桜携帯付属カメラ)
スフォルツェスコ(スフォルツァ家の)城は、中世最大の城の遺構です。 元ミラノ領主ヴィスコンティ家の城跡を基に、1450年、ミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァが改築・築城しました。 現在は美術館などとして使われており、ミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」などが展示されています。 築城に際しては、当時スフォルツァ公に仕えていたレオナルド・ダ・ヴィンチも装飾などに関わっていたそうです。
四角い城塞型の堅牢な雰囲気の城で、フィレーテの塔は前面の中央に、城塞の四隅には、日本で言えば「櫓(やぐら)」のような塔が設けられています。 前方左右の櫓は円塔(写真下は向かって左の塔)で、後方左右の櫓は角塔…。

(ケロロン携帯付属カメラ)
「何故そのような位置関係に…?」
と思っている時、某所で鎌倉とんぼさんが前方後円墳や方円の組み合わせで成り立っている五輪塔のことを書いていらしたのを拝見し、
「おおおっ、西洋でもこの塔の方円形、位置には何か意味が込められているのでは?」
と疑い調べ始めてみたものの、なかなかその線は浮かんで来ず、出てきたのはデザイン性と実用性ばかり。 ドーム天井やアーチには天空や神聖を表しているようなのですが…
強度は丸塔>角塔とのことなので、前面に丸塔一対なのかもしれません。 全部同じではデザイン的に面白くないので後ろは角塔一対にしたのかしら? 魔除けとか魔封じとか何か出てきても良さそうなものですが…これからも興味のアンテナを張り続けていようと思います^^
(こうやって直ぐに脱線ループに引き込まれてしまうので、ちっとも先に進めずにおります。 でも、そういう時間が至福の時なので止められないのです…)
レンガ壁一面にポツポツと並んでいる穴は、見張りや狙撃の為の穴などではなく、実はレンガを組む(補修?)時の足場の木材が刺さっていた跡なのだそうです。 ちょっとコンクリ打ちっ放しの壁の雰囲気と似ている気がしました。 巧まずして偶然生まれたデザインなのですね。
Castello Sforzesco 公式HP
http://www.milanocastello.it/ing/home.html
訪問したのはイタリア最後の日ですが、方円形つながりで、ポンペイで見たお墓の遺構をこちらに載せておきます。 上の部分に丸い覆いが有ったような…?
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お写真ありがとう♪
ここがそのお城なんだ〜はじめてみた(@@)
スフォルツァ版のタロットは、現存する
最古のタロットとして有名みたいだよ☆
あんまり言えないんだけど、○と□は
タロットの中にもあって天と地を表すみたいだよ。
文献がどれくらい残っているかはわからないんだけどさo(⌒▽⌒)o
単純に、美しいとか素敵〜で終わらない・・さすがです!
イタリア的な建物に、映っているのは日本人の方でしょうか。
ちなみに大昔、私が感動した本に「ポンペイ最後の日」があります^^
デザインにもいろいろ意味があったり、逆にたいした意味はなかったり、、面白いね。でも何か謎
がこめられていると思うと楽しいよね〜
中秋の名月を愛でる芸術の秋です。
今年の中秋の名月は10月3日です。
お月見をたのしんでみてはいががですか。
山桜さんは食欲の秋、月よりダンゴですか。
月天心花よりだんご山桜花(雅夫)
マルセリーノの歌(汚れなき悪戯)
http://www.youtube.com/watch?v=icc7l2hdAns
この噴水の前で写真を撮ったのが懐かしいです!
またまた出掛けていて、先ほど戻りました〜OTZ…ツカレタ
少し落ち着いてからお返事書きますね、ごめんなさい。
お目汚し不快なコメントも放置していてすみませんでした。
現存最古「スフォルツァ版のタロット」というものがあることも全然
知らなかったよ! どこの世界でも治世者公認の表の宗教等とは別に
民俗的信仰は生き続けている…タロットでもO=天、口=地、東洋思想
と同じなんだね。 ジプシー(ロマ)がインド起源とすればそれも
不思議じゃないのかな。 彼らも文字を持たないから、文献が残り
にくいけれど、本当のことは口伝されるもの。
文献ばかりが真実とは限らないよね。
書きにくいこと書いてくれてありがとね〜☆
え〜わたくし、建物というか遺跡フェチなんです^^;
そういう場所に近づくとその地に纏わる色々な物語が聞こえて
来るようで、アンテナ立ちまくりでゾクゾクしてしまうのです♪
ケロロンの写真に写っている方々は日本の方かもしれませんね。
そこら中が遺跡であり観光スポットであるので、観光客と現地で
暮らす方々が渾然一体で、ちょっと誰が何人?かの区別はつけにくい…。
日本人?外国人?と区別できず、日本の方に英語で話しかけてしまった
こともありました〜 しかも同じツアーの方で恥ずかしかったデス(><)
私もポンペイに立った時、「ポンペイ最後の日」を
思い出し、感慨にふけっておりました。
携帯付属のカメラもどんどん性能向上でデジカメに遜色ない?
今回はデジカメも持っていったので、撮影が忙しかったよ〜
カメラで撮るのも善し悪しだよね。 自分の目でもっと
ゆっくりたっぷり見ておきたかった気もするし、何でもっと
写真を撮っておかなかったのか〜と思う所もあるし…
妄想の点と線を紡いでいく為にも、もっと色々勉強したいよ〜
3日の中秋の名月は雲間からチラリだけでしたが、昨晩の
満月の下ではしっかりと月光浴に浸りました。 体の隅々まで
月の光に透かされて清められた気持ちでおります^^
青白き光の裏のぬばたまよ (山桜)
真っ白なお団子には餡子も欲しいですね〜
丸い石の大砲の弾、魅力的ですものね〜 石好きならずとも
一つ欲しいなぁ…と思わずには…(拾ってませんよ〜!)
そうなんです、今回家族が写った写真が多くて、なかなか
ブログに使えないんです〜もっといい写真があるんですよ〜
5日にもコメント戴いていたのに、見逃してしまっていて
ごめんなさい! 右端に表示されるコメント者名のby山まで
見て、by山桜→自分のコメント、と勘違いしていました(。。;)
「最後の晩餐」はスフォルツァ公の依頼により作成されてミラノの
サンタ・マリア・デッレ・グランツィエ教会に描かれたのでしたね。
伊名は馴染みが少なくて覚えにくい上に、英名と伊名の表記が
混在しているので余計にコンガラガッテしまいます(><)
「最後の晩餐」見学予約は限定されていてなかなか取れない
ようなので、次は見学が組み込まれているツアーを選んで
潜りこみたいです。 日本でも古い枯れた雰囲気の寺院が
建設当時の姿に復元されると極彩色でハデハデしくて違和感を
感じることありますが、「最後の晩餐」も復元後の写真を見ると
何か神秘性や奥行きが失われたような…ももりさんが実物と
対面されたら感想を伺いたいです♪