2006年02月10日
小さな春
今年はとても生け花の花もちが良くて、お正月用の松は勿論、菊も千両も
枯れない内に銀色の柳の枝から、若芽が吹き出した。
真ん中に花芽も膨らんで、そこに春の小さな神さまが宿られたようだ。
(さすがに立春前に、松菊千両はお役御免になりました<( _ _ )>)
生け花の先生には、こんなになるまで放って置くとはと呆れられそう
だけれど、私はこのような植物の変化を観察するのが好きだ。
自慢にならないが、猫柳の枝から根っこまで出して庭木にしたこともある。
(それだけの間ズーっと生けっ放しだったということ…^^;)
何の因果か、冬眠している間に全身銀色に塗り込められてしまった柳も、
玄関の片隅でちゃんと春を感じて目覚めた。
負けないように、私もしっかり春を受け止めよう。
(投稿記事の字の大きさを大小以外にも自由に変えられることを学びました♪)
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生け花を習われているのですかぁ〜
良いご趣味ですなぁ〜(~o~)
木の芽に小さな春を感じますね^^
ライム色の木の新芽 可愛いですね^^
柳が可愛いですね。それからツグミ。大阪にも現れません。
水盤に 立ちし柳の若芽こそ ツグミ呼びたる
御使者なるぞや
・・・すみません、ひふのあついわたしです。
いえいえ習っていたのは○年前のOL時代です^^;
柳の芽の色って柔らかで透き通るようで、春そのもの。。。
川辺で春風に揺らめいている姿も早くみたいです。
水温み 春つぐみだし 柳枝の
息吹伝えよ 渡るそよ風
私も相当お面が厚いです・・・(笑)
というか、もっとみんなで気楽に句をひねり、
歌を詠んでしまいましょう〜♪
・・・もう一首だけ。
風吹きて ゆく方知れぬ鳥を追ふ
梅の下蔭 柳の端枝
お近くに泉が湧いているのですか?
何となくうちの周りの環境と似たお住まいのような…
こんなに健気に芽吹いていると、無下に捨てられないで、
困ってしまいますね^^; 庭に柳はちょっと困るなぁ…
おおっ、もうご返歌が!
「瑞枝」…いい言葉ですね〜♪
今晩はこの言葉を抱いて眠ります。
ありがとうございます&おやすみなさいませ〜(*^ー^)ノ*:.。.:*・゚・
先日スーパーで食用の菜の花を買ったら、あまりに瑞々しいので、葉っぱをちょっとだけお味噌汁に入れて、あとは花瓶に生けておいたら花芽がぐんぐん伸び、もうすぐ花が咲きそうです
植物の生命力に感歎してます(^^)
朝日さす 障子の笹かげ 揺らす影
軸絵のつぐみと 声をあわせり
鳥つながりということで・・・失礼しました・・・
春告げし 鳥のおとない 待つうちに
墨絵の花ぞ 紅く変わりぬ
ツグミの記事とこの柳のお写真でこんなに愉しませていただいて・・・山桜さん、ありがとうございます。
暖かな一日の終わりに心までほっこりとしてしまいました
山桜さん
遊行七恵さま
ありがとうございます
駄作が引き立てられました(^^)
集う皆々さまも
どうぞ宜しくお願いいたします
銀色にお化粧された柳もこうして見事な若芽を吹くのですね。枝の色がかくされているだけに、若緑と銀のコントラストが神秘的です。素敵なものを見せて頂きました。
以前、春の柳のことをブログに書いたのですが、柳の若芽ってほよほよと春風になびいてかわいらしいし、美しいんですよね。一般には夏のイメージが強い木ですが。
なって公園にでてみたよ。写真にするようなものは
なかったけど、神社の境内にはまだ先日の雪の
名残がありました。公園では沢山の鳥のさえずりを
聞いたけど、鷺の姿以外は見つけられませんでした。ベンチに腰をおろし、空を見上げたらヤマザクラの名前が!(木の名札)
なんかできすぎだけどホントなのよぉ〜。
菜の花もブロッコリーも蕾を摘んで食べてしまう後ろめたさが
常にあるので、是非、仲間の分まで頑張って咲いて欲しいですね。
お歌を頂戴し、まるでお軸の中から一声上げて鳥が障子の外へ飛び立った
ような風景が私にも浮かんできました♪
銀枝の細工は雪を被っているとの見做しでしょうから、
そこからの芽吹きの「雪割」状態を出したいと思って
私なりにあれこれと頑張ってみました。
名人のお褒めに預かり恐縮の極みでございます(滝汗///)が、
とても嬉しいです! ありがとうございました。(*´▽`*)
昨日は、生前祖母が最後に我が家を訪れた日であり、
また、司馬遼太郎の命日「菜の花忌」でした。
庭の白梅を眺めながら、祖母と司馬さんが亡くなったね、
と話したことが急に思い出され、ふと祖母(梅の里、水戸の生まれ)
の懐かしい香を感じました。きっと来てくれていたのだと思います。
白梅の 香りを待たず 菜の花忌
はよ咲けと 我が家に祖母の 匂ひ立つ
留守をしていました間にも、こんなに素敵なお歌のやり取りが
されていたと知り、私も疲れの凝りがほぐされました〜(*´▽`*)
これからも是非また、宜しくお願い申し上げます☆
私も柳は新緑を吹く頃が一番好きです。
その頃は暴れ者の春風も少し優しくなっていて、吹かれた枝垂れ枝
の描き出す線と水面の波紋の同期にうっとりと胸躍ります♪
週末はどんなだった〜?楽しくも刺激的だったのでは☆⌒(*^∇゜)v
小鳥は最初は見つけにくいけど、目が慣れてくると
不自然な枝の動きを追って見つけられるようになるよ♪
山桜って、染井吉野みたいにに枝が広がらず割りに高い所で
花見がひと段落した頃咲くので、見過ごされてしまいがちだよね。
きっと、その山桜は「私を覚えておいて、是非、また花咲く頃に
見に来て下さい」って、そらっちに伝えたかったんだと思うな〜^^
誕生日が同じ8月7日なのが嬉しかったです。
梅のおばあさまと桜のお孫さん。
梅が枝を 手折りて浮かぶ 刀自の笑み
菜の花も 胡蝶の夢に 躍るらむ
花好きの朗らかでいて凛とした祖母でした。
司馬さんともきっと仲良くしてると思います。合掌…
わくわくo(⌒▽⌒)o
何とな〜く、こちらにも湿り気が来てるような…。
暖かになっても雨水が無いと、花を咲かせる力が足りないの。
優しい恵みの雨が待ち遠しいよ〜
今日は暖かったのですが
週末はまた寒波とか。
梅に椿に桜たちは
寝て起きてまた寝て…
ほんま大変です(笑)
今年の天候は気まぐれで、貴重な写真のチャンスに備えて油断ならないですね(笑)。
庭のほころび始めた白梅の花びらも、ぴたっと止まってしまいました。
あちらこちらの梅の便りを目にするたび、我が庭の梅に声を掛けに出ています^^