2009年10月22日

「新・三銃士」by三谷幸喜

 10月12日より始まったNHK教育の連続人形活劇「新・三銃士」を毎日楽しみにしています。 脚本は、あの三谷幸喜氏。 恐らく私同様、ひょうたん島→ネコジャラ市→新八犬伝→真田十勇士→三国志と連続人形劇を見て育った世代ですから、大河ドラマや「天下御免(源内さん)」のような連続ドラマに憧れていたと語っていたように、いつか連続人形劇の脚本も書きたいと思っていたに違いありません。 連続人形劇ファンのツボをギュッと押さえているのが何よりの証拠です。 
 
 先ず見てください、このキャラクターたち! 美しい木彫りの人形たちとその動きを見ているだけでも胸がトキメキます♪ 
sanjushi.jpg
             <下記Amazon書籍紹介リンクのページより>

私は、特に悪役の黒リシュリューロシュフォールの長〜い手の動きと、美しき青アラミス様の片眉の動きに萌えです♪ 全身ピンクのコンスタンスも可愛い♪ ダルタニアンは嫌いなタイプの顔だったけれど、段々見慣れてきました…。 今の所、サルとネコだけが木彫りじゃなくてヌイグルミだし、表情も死んでて浮いているのが残念かな。  ルイ13世を見ていると、どうも「リボンの騎士」のプラスチックを思い出してしまう…人は、相当長く生きているお仲間です^^;                

 三谷ファンには、随所に彼特有の小ネタが仕込まれているのが嬉しいのですが、嫌いな人にはちょ〜っと鬱陶しいかもしれません。 そこを乗り越えられれば、きっとこのまるで映画か大河ドラマのようなストーリー展開の面白さに嵌ると思います^^

 声優陣も芸達者揃いの7名で、脇役もその他大勢も含めた全てのキャラを務めており、メインキャラの声優さんが、全く別の声音で思いがけないキャラの声を出しているのを聞き当てるのも、また隠れた楽しみです。

 「三銃士」は、数々の映画やアニメになっていますから、あらすじをご存知の方も多いと思いますが、原作(ダルタニアン物語の第一部「三銃士」)では人間の筈の従者がサルやネコになっていたり、人物設定も三谷流にアレンジされ、また物語の結末も原作とは異なっているそうですから、これからの展開が大いに楽しみです。

 今までは月〜金の毎日やっていたのに、来週からは金曜日だけの週一になってしまうようで、ちょっとガッカリ…油断して見逃さないように録画予約しておかねば〜あせあせ(飛び散る汗)
                         
NHKの公式HP: 連続人形活劇「新・三銃士」
2009年10月12日(月)〜10月23日(金) 月〜金 18:00〜18:20
2009年10月30日(金)〜2010年5月28日(金) 毎金 18:00〜18:20


              

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ラベル:人形劇 NHK
posted by 山桜 at 20:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
三谷さんの三銃士、見逃しっぱなしで orz

私が小学校高学年の頃に「アニメ三銃士」をやってました。
そのときのロシュフォールは3枚目でダルタニアンのお父さんを殺した設定ではありませんでした。
声が千葉繁さんで、今でも大好きなキャラクターです。
アラミスも婚約者を殺された男装の麗人で、原作とはまた違った魅力ある作品だったかなあと。

罰金ガム、というオヤジギャグを担任が言ってましたw
Posted by ひらりん at 2009年10月22日 21:50
◆ひらりんへ
 実は私も見逃していて、17日?だったかのまとめ放送で
やっと追いついて、後はひたすら予約録画しとります。

 おっと、上に書いたの黒リシュリューじゃないくてロシュフォール
だった〜ありがと、ひらり〜ん、さり気無く気付かせてくれて!

 アニメ三銃士、原作読んでた私には「ナニコレ〜!?」で
見続けられなかったけれど、根強いファンがいるみたいだね〜
見ればよかった…それにしても、のりぴーの主題歌って…orz
なんか、ネコの三銃士ってのも見た記憶があるんだけどなぁ

>罰金ガム (笑)せんせ〜
Posted by 山桜 at 2009年10月22日 22:14
 原作と違ってはいましたが、「アニメ三銃士」息子達と見ていて、
いつの間にかハマってしまいました><; あはは、親父ギャグも
覚えています^^;ゞ 子ども心を鷲掴みだったかもしれませんね?

 実は一回見たきり、今回の人形劇は残念ながら見損なってばかり!
山桜さんの解説を読んで、今一度興味が湧いて参りました♪♪
Posted by メダカの目 at 2009年10月23日 14:12
◆メダカの目さんへ
 わ〜こちらにも「アニメ三銃士」のファンが!
そんなに面白かったのですね〜一緒に語り合えなくて残念です。

 夕方の6時は録画でないと、主婦には難しい時間ですよね。
朝の連続テレビ小説のように再放送してくれるといいのに〜
Posted by 山桜 at 2009年10月23日 20:12
人形劇って見ると面白いですね〜
木彫りの人形たたち、本当に美しいですね。
私も再放送があれば見てみたい・・

そういえば去年かな、三谷氏が散歩しててすれ違いました〜(笑)
Posted by きえ at 2009年10月23日 21:19
◆きえさんへ
 素晴らしい人形の造形・動き、引き込まれる脚本、名人芸の
声優陣…とても上質な仕上がりで子供だけに見せるのは勿体無い!
是非大人も楽しんで戴きたいと思います♪
時々登場するカルガモ一家の表情も細やかでたまりませんよ〜^^

ミタニンって変なオーラ発していそうですね〜 美しいきえさんと
すれ違ってキョドってませんでしたか〜(笑)?
Posted by 山桜 at 2009年10月24日 17:46
さくらん、こんばんはo(⌒▽⌒)o

木彫りのお人形なんだ??
って事はプリンプリン物語みたいな
人形劇って事ね♪♪

子供の事に見た人形劇って鮮明だな〜
あと、教訓じみたお話など。。。
私が一番恐怖してるのは
アニメの物語でパンを踏んだ女の子。
沼に沈むんだ〜(><)ガクブル←話題違ってゴメン
Posted by やゆよ at 2009年10月28日 18:56
◆やゆよんへ
 そうだね〜子供の頃に見た人形劇って忘れられない記憶として
残るよね…だからこそ、良いものを!という気持ち、きっと
三谷さんも持っていると思うなぁ

「パンを踏んだ娘」は子供には怖過ぎよねっ(><)
だからこそ、ああいう物語は「語り」や「人形劇」くらいで想像の
余地がある位に留めておいた方がいいと思うなぁ。 実写とかアニメ
とかリアルにやりすぎると心に傷を残しそうで厳しいよ〜

 アンデルセン物語って日本人からはハッピーエンドに思えない
結末があるけれど、ただ願いが叶わず死んでしまうのではなく、
苦しみから解放されて天の神様の御許に昇る(帰る)っていう
キリスト教的な救いが描かれているのかもしれないね〜
Posted by 山桜 at 2009年10月28日 20:43
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