2010年02月26日
This is the Figure Skating by Mao!
浅田真央(19)はトリプル・アクセルを2度成功させ、いつもの可愛らしい真央ちゃんとは違う、「これがフィギュア・スケート!」という気迫の篭った演技を見せてくれた。 画面から溢れる迫力に圧倒され思わず息をのんだ。 しかし残念ながら幾つかのミスをした。 今の採点方法では銀メダルは仕方が無い。
しかし、キム・ヨナ選手(19)の150点超えって一体何なのだ!?
真央がパーフェクトに滑ってしまった時でも、超えられない安全ポイントを意識的に与えて過ぎてしまったとしか思えない。 浅田は知りたくなかったろうが、本番前にもしチラとでも全力を尽くしても超えられそうも無いキムの超得点を感じ取ってしまったとしたら…。
要らぬ下駄を履かされたキム・ヨナ選手も気の毒な犠牲者だ。 折角、1人で抱えるには余りにも大きなプレッシャーを乗り越え、ノーミスの演技で獲得した金メダルに、なんともスッキリしない印象を残してしまった。
採点法に合わせ難易度を下げ、殆どノーミスで滑り終えた安藤美姫(22)もとうとう「弔い戦のロシェット」を越させては貰えなかった。 クレオパトラにも、ホームと悲劇の壁は高かった。
勿論、突然の悲しみを乗り越えリンクに立ち、最後まで強い心で滑り通したロシェット選手(24)には惜しみない拍手を送りたい。
鈴木明子(24)のチャーミングな演技に心が晴れやかになった。 いい流れを作ってくれて、これで日本選手は行ける!と思わせてくれた。
浅田も安藤も鈴木もそれぞれに魅力のあるスケートを見せてくれたが、世界には長洲未来(16)を初めとして新しい芽もすくすくと育っている。 伸びやかで清々しいそのような芽を健全に育てる為にも、フィギュア・スケートは「競技」としての正しい在り様を、誰が見ても疑問が無い採点方法を示して欲しい。
この記事へのトラックバック
難易度の高いジャンプを回避して、レベルが下でもミス無く
完璧に、、、それで高得点! 高得点でも結構ですが、それなら
難易度の高いジャンプを成功させて、僅かなミスがあっても
(転んだわけではありません)ドッコイの得点なら判りますが。
ナンか、、、腑に落ちません。
ハッキリ言って、コーチの人徳の無さではないでしょうか・・・
と、直感的に感じています。
あのコーチと安藤のコーチは反感を受けそう。
私メも、あのコーチが出て来たら、それだけで減点はあり得ます。
安藤はイイとしても、なぜ浅田真央が・・・本人が心酔してる
らしいですが、周りがそれを回避させるべきでした。この大会は
いろいろな意味で日本人の実像をさらけ出してくれました。
本当に建て直さないと・・・。
見終わって憤懣やるかたなく、ついついココに吐き出して
しまいました。 ご賛同いただいてホッとしています^^
これは「簡単なプログラムを完璧にこなすチャンピオン大会」
だったようですが、そのキム選手の演技も一つ一つ見ていくと
決してパーフェクトとは言えず、滑らかな動きで素人の目は
誤魔化されても、そのことは世界中のフィギュア選手、そして
キム選手自身も気付いていることと思います。
「あんなに高い得点が出て驚いた」とも言っていますし。
私は若しかしたら、あのバレバレの異常な高得点は、何か
弱みでも握られているジャッジ達が不正を明らかにする為の
最後の手段だったのでは…とも思い始めています。
でなければ、もう少し上手に匙加減するのではないかと…。
タラソワは次のロシア・ソチ大会に向けてはプラスなのかとも
思いますが、確かにもっと真央の魅力を生かしたプログラムが
出来なかったものかという思いはあります。
モロゾフに習っている選手は、織田にしても安藤にしても
かつての高橋にしても、どうして心が弱いのか…そこが疑問です。
精神性を高める指導が欠けているのではないでしょうか。
大陸の人々は弱肉強食文化。 自国の選手に有利になるよう
裏で出来る限り働くことは当然と思っていますし、それこそ
世界的な国力なのでしょう。 日本はクリーンでありたい揉め事を
起こしたくない思う余り、世界から舐められているのではないでしょうか…。
すみません、すっかり熱く長くなってしまいました(。。;)
ミスなければそれでいいのかい、挑戦もしないで出来るだけのことを、素人受けするようなアイスダンスのような演技があんなに評価されるなんて絶対おかしいです。
そして評価する人、演技を評価すべきなのに、個人の事情をとりこんでほとんど同情点があるのは、日本人でなくてもおかしいと思う人もいると思います。
お互い熱くなりますね。
真央ちゃんは決して言い訳しない選手ですけれど、今日の演技、
有り得ない採点への憤怒の表情のように見える瞬間がありました。
浅田に金をとらせぬ為のキム選手への出来栄え点山盛り、
ロシェット選手を銅メダルにする為の安藤への得点抑制、
あまりにも露骨で、やるだろうとは思ってましたがガッカリ。
最後の長洲未来選手の可憐な演技に何とか心が救われました。
浅田の低得点にはブーイングが起きてました。 映像という
証拠も残っていますし、世界はちゃんと見ていてくれました。
いずれこの誤りが是正される日が来ると信じたいです。
トリプルアクセルという最高レベルの基礎点がアップすれば、今後数年は浅田さんの独壇場ですね。しかしそれを望む国は、現時点ではなし。
銅にしても、2回ミスのロシェットではなく、ノーミスの安藤さんか長洲さんが正当。
審査員にしても、これだけ入賞者がいる日本からはゼロ。
いろいろな(あまりにもいろいろな)分野で、日本には国家戦略がありません。
「国防」の議論も出来ない国の実態が様々な形で現れていると思います。
ロシアは男子2位のプルシェンコのことで、最高レベルの基礎点を評価しない加点制度について抗議しましたが、日本も抗議ないし今後、基礎点を上げる交渉をしないといけません。フィギュアはアイスダンスではありませんから。
「国益」のためには、あらゆることをやってくるのが世界の常識かと・・
>日本には国家戦略がありません。
私が危惧し腹に据えかねているのも、正にそのことです。
国防とか武装とか発言すると直ぐにアレルギー反応を
起こして過去の反省などと、いつまで萎縮し甘えている
つもりなのでしょうか。 国民全体に国を守る気概なくば、
日本の未来はありません。
何も気付かず、能天気に『やっぱりユナのすべりは綺麗だね〜』
などとウットリ浮かれ、資本を握られているのかあちら媚の
放送ばかり繰り返すマスコミに乗せられていては情けないです。
国を守る為、実戦を交えぬ為に戦略や武装が必要なのです。
「武」とは「戦」を「止」めるという意味であり、武士は
戦わずして勝つ、相手が恐れをなすように日々精進する士です。
やはり食うか食われるかの緊張感の中で生き抜いてきた
大陸の民族は違います。 揉め事は嫌い、かといって交渉も苦手、
揉み手で「友愛」などと繰り返しても、鼻で笑われいるでしょう。
…花に癒された筈なのに、また熱くなってしまいました(。。;)