2010年03月22日

大神様から白玉いっぱい!

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 先の一の(大)鳥居をくぐって少し先の参道右手に、善人さんより「大神(おおみわ)神社に詣でる時は、上(大神神社)下(大神教本院)だけの片参りにならないように…」と教わっていた「大神(おおみわ)教本院」が見えました。

 早速、この地へお招き戴いた御礼とご挨拶、そして幾久しくの弥栄をお祈り申し上げ、頭上を振り仰げば…降り注ぐ光の中に浮かび上がったのは、善人さんより聞き及んでいたあの古墳から出土した木棺で作られたという大きな額! 後ずさりしてしまうような圧倒的存在感に、思わずお写真を一枚撮らせて戴くと、ぱぁ〜っと光の玉が溢れんばかり…まるで大歓迎して下さっているようで、じ〜んと胸が熱くなりました。

 この旅の間中、大神様がお見守り下さると心より大安心致しました。
こちらのお参りを欠かさぬように教えて下さった善人さんのお蔭です。
またもやご縁をありがとうございました

 また後に「山の辺の道」の柳本でこの木棺が掘り出されたという古墳の近くも通りました。 どんなお方が埋葬されていたのでしょう…。 若しかしたら、遠い遠い遠〜〜〜いご先祖様だったりして。 歴史の息づく土地を歩くと、いつもの妄想癖も一層広がりがちぴかぴか(新しい)

写真上:光あふれる「大神教」の木棺で出来た額

写真中:「大神教」拝殿
      主斎神:三輪大神
           (大神大物主神、大己貴神、少彦名神、事代主神)

写真下:珍しい三柱鳥居(むすび鳥居・ひふみ鳥居)
     三ツ輪の神理(幸魂・奇魂・荒魂、三神の理)
     造化の三神の経倫の姿
     三種の神器に表わされる智・仁・勇
     倫理的には天・地・人
     過去・現在・未来の姿
     心理的には知・情・意 などを表すとされる。

     (京都・蚕ノ社、東京・三囲神社も三柱鳥居がある。)


【大神教本院とは】

 大神教本院の前身は、

 ・大神神社の神楽や祈祷
 ・御神符・守札などの授与
 ・信者への講社業務

などを大神神社大神教会の名のもとに行なってきた講社組織。

明治15年(1882年)、政府は官国幣社の神職が教導職を兼補することを廃止。 また内務省は神宮・官国幣社の神官が葬儀に関与してはならないことを定めた。 神社は祭祀儀礼を中心とし、独自の教説を有する教団は教派神道として独立。 

このことにより古くからの土地に伝わる「大三輪信仰」の絶滅を憂いた、当時の大神神社の小嶋禰宜が、宮司の了承を得て大神神社から大神教会を独立させ「大神教会」を創立し、今日まで古来から変わらずの大三輪信仰を伝え続けている。



参考ブログ・ホームページ

「大神教」
 http://www.shinshuren.or.jp/kyoudan/(05)oomiwa.html

酒徒善人さんのブログ「e411y」より
 [大神教本院の額のこと]
 http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2010/03/post_acf2.html

Don PanchoさんのHP「橿原日記」より
 [大神教の拝殿の額として残存していた最古級の古墳木棺]
 http://www.bell.jp/pancho/k_diary-2/2009_01_25.htm

国家神道に関する年表
 http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/40387/%8D%91%89%C6%90_%93%B9/19/


posted by 山桜 at 15:15| Comment(10) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白玉屋の情報で,白玉は食べれず。
でも,大神教の額からは多くの白玉が!
まぁ〜私の情報はこんなもんやと言うことで・・・
旅には,いろんなサプライズが必要なんですわ!
でも,写真を撮る人の腕?によって写りが違うような気がします。
Posted by 酒徒善人 at 2010年03月22日 20:33
しっ、白玉?( ̄▽ ̄)?
      きなこ玉も。。。


まだ参拝したことないのよね〜
いつか行ってみたいデスっ♪
あ、最中のページありがとう、さくらん!
ああやってあの皮が出来るのが
実際に試したことないから驚いたよ〜
せんべいになりそうな思い込みが。。。

Posted by やゆよ at 2010年03月22日 22:46
◆酒徒善人さんへ
 ビックリ、サプラ〜イズ!! さっきお風呂の中で、
「そうだ、あれは大神様から白玉のプレゼントだったかも〜」
ふっと頭にそう浮かんでタイトル変えようとブログを開けたら、
善人さんのコメントにも「白玉」が〜(@@;)ノノ

 なにか思考回路が似ているのかなぁ…真ん中のオレンジ色のは蜜柑??
そういえば山の辺の道のあちこちで蜜柑やら八朔やら山ほど
売ってましたっけ、あの道に戻ってまた歩き周りたいです。
Posted by 山桜 at 2010年03月23日 01:46
◆やゆよんへ
 ね〜っ、白玉いっぱいでしょ〜♪♪♪
これって写したすぐ後もデジカメの画面に暫く漂ってたの。
フラッシュはOFFにしていたんだけど、光の差し具合がちょうど
良かったのかな? オレンジ色のは黄な粉かな〜アンコかも〜

 薄く切ったお餅はあぶり焼けばお煎餅になるものね。
凹と凸の型の間に挟まれて薄〜く膨らみながら伸びる様子、
透視カメラみたいなので見てみたいよね〜
Posted by 山桜 at 2010年03月23日 02:01
人は最後は
食べるものに
行きつくんですかねぇ(笑)

冷たいことを言えば(^ ^;
この時期に写真できらきら光るのは
杉や檜の花粉あるいは黄砂などの
埃的なものが反射するものが多くて
写真を趣味にする人には
ちょっとした問題なんですよね
できればカメラのレンズとか
専用のブロワーとかクリーナーなどで
掃除してあげてね(^ ^;
放っておくとカメラ内部までも
傷むことも考えられますので…
Posted by 幽黙 at 2010年03月23日 08:35
◆幽黙さんへ
 ケロロンと私がこの旅でどれだけ食べたかは…言えま…(苦笑)

 いえいえ幽黙さんは全然冷たくなんてないですよ〜
却ってきっぱりとそう言って下さる方がおいでだと心強く、
一抹のドキドキ感から開放されます^^
やれ赤いのはどうのとか言って来る人もいるので載せるの
どうしようかな〜と思っていたんです。 ありがとうございます!

 まぁ、埃類と光線の具合なんでしょうけれど、丁度そこに居合わせて
そのタイミングでシャッターを押した所が巡りあわせかな〜とは思います♪

 この写真を撮った後、直ぐにレンズをチェックしたんですけど特に
何も付着してなかったので、浮遊していた埃でしょうかね〜
Posted by 山桜 at 2010年03月23日 10:36
おっと
花粉や黄砂の
もっとも細かいレベルのものは
目に見えないレベルですので
レンズは綺麗に
掃除してあげてください
漂っている埃類ではなく
レンズについている埃類が
ああいう画像になるんですよ
うっかりティッシュなどで吹くと
傷がレンズについてしまうので
ある程度専用のものが必要です
眼鏡のクリーナーとかでも
まあ大丈夫です
まずはブロワで吹き飛ばして
その後に専用クリーナーで
拭いてあげるのが一番です
この季節カメラを外で使うのは
結構勇気がいるんですよ
本当は…
あとは海辺で使うと塩分が…
最近のカメラは
そのあたりも含めて
随分よくなりましたが
それでもまだまだ
Posted by 幽黙 at 2010年03月23日 12:24
◆幽黙さんへ
 は〜い、丁寧にありがとうございます^^
父が写真部のカメラ小僧だったので、レンズの手入れは
煩く言われました。 決してティッシュで拭いたりせず、
気をつけてま〜す。 ブロワーでシュッシュッの後、専用の
クリーナーで、ですねー☆
Posted by 山桜 at 2010年03月23日 18:27
>大神(おおみわ)神社に詣でる時は、上(大神神社)下(大神教本院)だけの片参りにならないように…」

実家への帰省の折には寄り道をしてお参りしていた大神神社。しかし毎回片参り、、、JRの桜井線を降りてそのまま神社に直行していました。。。
近々奈良に行く予定なのでその時は両方のお参りをしてきたいと思います。
国家神道の年表も参考になります。
ありがとうございます!
Posted by キミ at 2010年03月24日 11:48
◆キミさんへ
 ご帰省の折に触れ参拝できるなんて羨ましいです!
元々一体だったものが無理やり政府の方針により分離された
のなら、土地の方とすれば片参りは気持ちが治まらない所が
あるのでしょうね。 その辺の所、ご実家の方々のお声も
伺えたら教えて戴けると嬉しいです^^

 国家神道が本流のようになっていますが、教派神道の中にこそ
日本古来の信仰の流れが息づいている所があるのではないでしょうか。
教派系を何か新興宗教のように斜めに見るだけでは、それこそ
片目をつぶって大切なことを見逃してしまうように思えます。
Posted by 山桜 at 2010年03月25日 08:43
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