2010年05月28日

「神がさす」

 
「神がさす」

 少し前の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の中で、水木しげる先生が奥さんに語って聞かせていらした言葉です。

 水木先生曰く、「魔がさす」と反対で「神がさす」と人は知らず人助けをしてしまったり、良いことをしたくなったりするのだそうです。

 私は「神がさす」と「光明がさす」風景も浮かんで来て、神様が何か良い巡り合わせをもたらして下さるようにも思えます。 丁度ここ数日の私には、きっと有難いことに「神がさして」下さったようで…。

 不思議と長い間思い煩っていたことから次々と解放されていきます。
肩に背負った重い荷物がふわりふわりと離れていき、心浮き立つ思いです。 そうなると、自然、人にも優しい気持ちになって笑顔も満開に♪
「神がさす」と良いことの連鎖も生みますね。


 同じ放送回の中で、水木先生が漫画原稿の裏を繋ぎ合わせて張り出したゲーテの言葉も忘れられないものでした。(どうも水木先生は思ったことを紙に書いて張り出す癖がおありのようです。 今も「ゲゲゲの女房、ドラマ化 放送始まる!」のような張り出しがお宅にあったのを番組で見かけました^^)


 「意志の力で成功しない時には好機の到来を待つほかない」

 「人は努力している間は迷うに極まったものである」

 「自分自身を知るのは楽しんでいる時か悩んでいる時だけだ」



 これらが書かれただらりと長い紙を張り出した後、水木先生は、心酔し戦地にまで持っていかれたというゲーテ数冊を、渋る奥様に薦めながら、

 「嫁なら読め!」

 と仰った台詞は、実話にあるのか俳優さんのアドリブなのか。
 戸惑いながら気恥ずかしそうに笑いあうお二人の姿が微笑ましく、ちょっこし萌えでした、ふふ♪
posted by 山桜 at 17:02| Comment(14) | TrackBack(0) | 心に残る言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すみません
mixiの方で
この言葉
引っ張らせていただきました(_ _;
テレビ見ていないので
こういう面白い
出会いが減っているのは
もしかすると
寂しいのかも
とか思ったり…
Posted by 幽黙 at 2010年05月28日 21:47
「神がさす」
うーん、面白いね!!

でもそれより嫁なら読め!が
数倍記憶にのこ。。。( ̄▽ ̄)←ヲイ

萌えだね♪♪
Posted by やゆよ at 2010年05月29日 00:23
神がさす
良い言葉ですね
山桜さんにも神がさして
重き荷物も一つまた一つと消えて
笑顔が自然に出て周りの人を幸せにする
良いことの連鎖が続くことをお祈りします
Posted by 多楽 at 2010年05月29日 10:19
◆幽黙さんへ
 どうぞどうぞ、幽黙さんにも神がさして、この言葉を
拾いたくなられたのかもしれませんね^^

 この頃のテレビ、詰まらないばかりか変な刷り込み意図が
感じられて気分が悪くなることも多く、見ないと仰る方々の
お気持ちよく分かります。 私もめっきり見なくなりました。
Posted by 山桜 at 2010年05月29日 16:06
◆やゆよんへ
 漫画などではよく、心の中で神様と悪魔が戦うシーンなんて
あるよね^^ 人間の中にはどっちも住んでいて、どちらが
顔を出すかは何で決まるんだろう? 面白いね〜

 いつまでも初々しい新婚さんだったけど、とうとう今日は、
ツワリ?が来て、あらら、いつの間に〜?? でまた萌え(笑)
Posted by 山桜 at 2010年05月29日 16:18
◆多楽さんへ
 多楽さんはお名前の通り、よくよく神がさして皆さんに
幸せを運んで下さるので、もはや後光を背負っておいでに
見えます! 良いことが出来た時、お相手から戴いた笑顔は
何にも代えがたい喜びですね^^
Posted by 山桜 at 2010年05月29日 16:23
面白いそうですね。
お薦めの お墓の場面と、本屋さんでのファンの
集いくらいしか見ていません↓↓↓

神がさす・・・・ですか。
Posted by 鎌倉とんぼ at 2010年05月30日 10:02
我が家の玄関横の軒下にゲゲゲの鬼太郎が座っています。
飲んで空になったお酒の容器です。
なかなか捨てられない思い出の品なのです。
Posted by 酒徒善人 at 2010年05月30日 15:12
 >不思議と長い間思い煩っていたことから次々と解放されていきます。
<なんと嬉しいことでしょう-☆  まぁ、それは良かったですね♪^^¥
 >戸惑いながら気恥ずかしそうに笑いあうお二人の姿が微笑ましく・・・
<ふふっ、そげんですね*^▽^*// 水木先生、哲学とは真反対の様な趣ですが、
一つひとつの言葉はさり気なくも重みがあり、頷けます。

 主人公の父親役 大杉蓮氏も魅力的で、脇を固める役者陣も素晴らしいですね-☆

Posted by メダカの目 at 2010年05月30日 23:27
◆鎌倉とんぼさんへ
 「ちりとてちん」もそうでしたが、主人公の故郷での
子供時代が一番面白かったかもしれません。 この所、
う〜ん、是非!お奨めする程ではない感じですけれど、
私はここまで来たら最後まで見届けるつもりです^^
Posted by 山桜 at 2010年05月31日 13:01
◆酒徒善人さんへ
 へぇ〜鬼太郎型のお酒があるのですね〜知りませんでした!
深大寺も鬼太郎茶屋?のようなお店が出来たと聞きますが、
最近とんとご無沙汰です。 何かキャラクター商品があるかも
しれませんね。 

 今はドラマ人気でとっても混んでいるでしょうね〜 
でも、ふら〜りと行ってみようかなぁ
Posted by 山桜 at 2010年05月31日 13:06
◆メダカの目さんへ
 「何があろうと、人間、ほがらか〜に笑って生きていればいい」
という言葉も左手を失って尚明るく楽しく前向きな水木先生が
仰ると、素直に頷けてしまいます。

 イカル・イトツ(竹下景子・風間杜夫)の水木先生ご両親もまるで
水木漫画から抜け出して来られたよう、流石の演技力!ですね〜
Posted by 山桜 at 2010年05月31日 13:13
「これ然り 喜怒哀楽の 音がさす」
「山桜 女心の 七変化」
(間がわるい?)
Posted by 美幌白雲 at 2010年06月02日 08:58
◆美幌白雲さんへ
 神がさして欲しい人、政界の上の方にいっぱいいるんですけど。

 七変化 しても良いのは 乙女だけ?
 ぶれないと 言ってた人の 七変化
Posted by 山桜 at 2010年06月03日 09:14
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