
2006.06.19 都立薬用植物園のササユリ

2010.07.01 家の庭のル・レーブ
いつの頃からか「三・3・V」という数字が好きで、勝手にラッキーナンバーと思っています。 お習字で「三」の字を書くのも好き。 三本の線が天・人・地を表しているようで、広大な平原に一人立ち大空を見上げているような晴れやかな気持ちになります。
先日の野花菖蒲から、やゆよんと、アヤメ(アイリス)科とユリ科の花が、「3」に深く関っている話しに広がって、久し振りに一寸そちら系?の興味がトキメキ出しました。
日本の百合がヨーロッパに渡って交配され、数々のオリエンタル・ハイブリッドと称される園芸品種が作り出されました。 我が家の古株「ル・レーヴ」も、遺伝子を調べた方により日本在来種の「ササユリ」の血が流れていることが分かっています。
ササユリに憧れて2度球根を植えましたが、噂に違わぬ難物、出来るだけ自生地に似せたつもりで栽培しても我が家の環境に合わず、可哀想なことをしました。 反対にル・レーブはもう彼是10年以上植えっ放しなのに、毎年立派な花を幾つも咲かせてくれます。もう、高望みはせず、ササユリの血を引く丈夫なル・レーブで、憧れのササユリの姿をしのぶことにしましょう。
いつもながら、前置きが長い。
さて、ササユリと言えば「笹百合」と書いてしまうことが多いのは、葉が笹のようだからとも、竹や笹原のような環境を好んで群生することからだとも。
一方、一早く咲くので「早百合」、旧暦皐月に咲くので「皐百合」、繊細で美しいので「小百合」という説もありますし、実際「サユリ」と呼ぶ地方もあるようです。
また古くは佐韋(サイ)の呼称が「古事記」にあり、今でも「三枝(サイクサ)」といえばササユリのことであり、茎の先が三つに別れて花を三つ付ける様子からかと思われます。
(上の写真のササユリは細茎にやっと一輪だけ咲かせた感じです。
健全で充実した株はちゃんと三枝に別れて蕾を付けます。)
3月に参拝した、ササユリの自生保護地のある奈良・桜井の大神(おおみわ)神社の狭井神社や狭井川の地名「狭井」とどちらが先なのでしょう。 サイクサが咲くからサイなのか、サイに咲くからサイクサなのか?
同じく古事記には、大神さま(大物主大神)の姫、姫蹈鞴五十鈴姫命は美しいササユリ咲く狭井川の辺で神武天皇に見初められ皇后に迎えられたとあります。
その五十鈴姫が祀られている奈良市元子守・大神神社摂社・率川(いさがわ)神社では、毎年6月に大神神社からササユリが奉献され「三枝祭」「ゆり祭」が行われているそうです。 何故、そんな離れた所に姫神を祀る大神神社の摂社があるのかも不思議。 嘗ては春日大社とどちらの摂社かで揉めたこともあるとか。
大好きなササユリが「三枝」という名で「三輪」の花を付け、「三輪」山に自生している…なんて素敵な話でしょう♪
百合の花を良く見れば、3弁の花びらの外側に3弁のガクが合わさり、6弁の花びらのようになっています。 もう「三三百合」とでも書きたい気分。
「ささ」はお酒の意味もありますし、大神神社の三つの茅輪をくぐり大祓いして戴き、お神酒まで頂戴したようで、清清しい七月の三日を迎えました^^
小波とか細波と書くので
小百合とか細百合
と書くのかなと
漠然と思っていました…
さざなみや
しがのみやこは
あれにしを
むかしながらの
やまざくらかな
よみびとしらず(平忠度)
われは湖(うみ)の子
さすらいの
旅にしあれば
しみじみと
昇る狭霧や
さざなみの
志賀の都よ
いざさらば
琵琶湖周航の歌
「3」も好きですし「さくら」の「さ」も好きです。
「さ」には色んな意味があって、そのどれもが好もしい♪
音も美しいので、歌われても心に沁みゆくようですね。
でも「さ」の文字を書くのは難しくて、難儀しています(><)
さらさら〜さささ〜と書けるようになりたいです。
笹百合・・・響きも字面も好きです♪ 古事記から紐解いて教えて頂き
有難うございました。 元祖?の笹百合にいつか出逢えますように・・・。
我が家はアガパンサスが盛りです。 以前は余り好きではありませんでした><;
別名「紫君子蘭」とも呼ばれますがユリ科ですね。 一つひとつの花がとても清楚で
控えめな色・・・。 お花の塊を全体で見るのと やはり趣が違いますね?
なるほどホントに。一はただただムズカシく、二も安定感なく・・
三にきて初めて調和のとれた安定感と美しさをかんじますね。
私も好きな数字は三にしようかな〜。
それが実は目下、家の修繕中で私の庭は半分以上が壊滅的…
長年かかって、やっと調和が取れていた元のような状態に
戻れるのは、一体いつになるやら…です(ToT)
うちのアガパンサスは、背丈が50cm程のミニサイズなので
山紫陽花などに混じって可憐に咲いています^^
青い花は雨空に映えますね♪
(アガパンサスは今までの一般的な分類法ではユリ科でしたが、
DNAによる分類法では、ヒガンバナ科に近い目のアガパンサス科と
なってしまいました。 見た目で○○科と言えなくなって難しい!)
そういえば「3!」という芸人さん、最近何処へ…?
彼にとってラッキーナンバーだった筈なのに…乱用はダメ
なのかもしれませんね〜(笑) 私も気をつけようっと。
「三」を書くのは好きでも、「四」と「六」が苦手です〜
「た」「に」「さ」「き」も下手で…(涙目)谷崎という
名前でなくてよかった〜(><)
書き易い字は自分の魂に近い字といいます。大事にすると良いそうです。
書き難い字も、その人に何らかの関わりがあるから書き難くなるのだそうな。
サ行の字は優しい言葉が多いですね。
そうなのですか! 良いお話をありがとうございます^^
書き易い、書き難い、どちらにしても心に残りますから、
何かしらご縁があるというのも大いに納得です。
♪さ〜さ〜の〜は〜 さ〜らさら〜 の歌も癒されますね。
今年も新暦星祭ではお星様に会えないかしら…☆☆
最近風邪を引いてるせいで匂いがしない日々です。それでもこの百合の画像を見ていると、甘い香りがこちらにまで届くような気がしました。
ところで三と言えば参の三ツ星(オリオン)の星を思い出します。それと三尊とか。
トンカチ喧しくてあんまり家に居たくない状況なのですが、
今日は頑張って引き篭もっています〜 お茶出しセントくんで…
梔子に百合、湿度が運ぶ香も季節を知らせてくれますね。
香気が七恵さんのお鼻も通してくれますように…。
オリオン三星、それこそ住吉三神、ありがたや(−人−)
日本人は、三大ナントカってのも好きですよね。
3つ位までが覚えやすいからかな〜
明日にでも大神神社の笹百合を見に行ってきたいと思います!
ささゆりは早咲きですが、まだ咲いてますか!
思い立ったら直ぐにお出かけできる環境で本当に羨ましいです。
「狭井」がさきか「サイクサ(三枝)」が先か、判明したら
教えてくださいませ〜
半分に押しやられた庭の片隅でも季節は忘れずにめぐっています。
百合が花時になるとキュ〜ンと勢いづいて茎を伸ばして蕾を
付ける様子は、まるで筍が伸びだすかのようで、元気を貰えます♪
土曜日はケロロンも一緒に行けるかもしれません^^
お声を掛けていただき、心がほっと休まりました。
鎌倉とんぼさんのご丹精の賜物、花たちは幸せですね^^
朝8時、家族が出かけきらない内から職人さんが家の床下や2階の
ベランダに入ってくれて、その為の片付けも連日だったので
ちくと草臥れました〜 そうこうしている内に3時のお茶の
時間です〜 後一ヶ月ほど…家の中に他人が居るということは
慣れそうでなかなか慣れないものですね(><)