輝く賀茂葵の美しい葉と葉陰の控えめな花
つぼみ 開いた所 一人静
降り続いた雨が上がり、薄日に照らされキラキラ輝く賀茂葵の
葉の陰で、楚々として可愛らしい賀茂葵の花が咲いていた。
鈴型の花(科名はウマノスズクサ科)に見える所は実は萼(がく)で、下部は3つに割れぴったりと上部に沿って開くが花びらではない・・・
なんて無粋な知識は置いておいて、雅な色合い、高貴な佇まいをそっと垣間見せて貰おう。
花の大きさは1〜1.5cmほど。 森の下草なので、朝露やこの時期の長雨を避けるように、双葉葵の名の通り二枚の葉の柄の間で葉隠れし俯くようにひっそりと咲いている。
よくぞ根付き私の庭で花を咲かせてくれて、ありがとう。 今は糺の森でも数が減り、地元の小学校などへも保存繁殖運動が広がっているそうだ。(鎌倉とんぼさん、情報をありがとうございます) これからも絶えることなく、伸び伸びと育っていって欲しい。
双葉(賀茂)葵についての私の関連日記: http://yamasakuran.seesaa.net/article/15090788.html
下段右端は、密集して全然「一人静」ではなくなってしまったが、花穂が一本だけ立つので、やはりヒトリシズカ。
雨にも負けない花穂は静香イナバウアーとはならず、姿勢がいい。 近縁にもう少し地味な花穂が二本以上立つ「二人静」という植物もある。

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葉の色がつややかですね。花も立派ですね。
土が合っていたので、これからどんどん増えていくことでしょう。
きっと、山桜さんのお庭に神宿ることになって、
ますます お幸せがおとずれるでしょうかしら。
お幸せに・・・。
春の雨は
明日の開花へのプレゼントですものね。
こういうお花なの?
がく に色がついてて、はなびらかと思った。
って事はそのがくの中に隠れているのがお花?
控えめなお花。。。。さくらんの書いている通りだねo(⌒▽⌒)o
「Newton special issue 植物の世界」を
取り出し 久々に目を通した。
懐かしさと 写真や挿絵の美しさに・・・
目に入ってきたのが 「フタバアオイの生活史」
さすが相方!
私の行動までお見通し?
たっぷりの雨でいちだんと新緑も増すことでしょう。
山桜って、咲き方も、色合いも、咲く時期もいろいろあって、好いですよね。私も大好きで〜す。
賀茂葵のお花って、初めて見ましたし、知りませんでしたよ!
葉の色艶、土の確かさにしっかり根が張っている
様が想像できます。
賀茂葵の若葉の美しさは天下一品ですね。
まさに「神宿る」神々しさです。
鎌倉とんぼさんから株を分けて戴いた時に、
「土が合わないと消えてしまうことがある」
と伺っていたので、晩秋〜冬の落葉している間は、
ちゃんと春に蘇ってくれるのかドキドキしていました。
落ち葉の下で蔓の先々についた充実した冬芽を見つけた時は、
とても嬉しかったです。
これからエビネやシランとどう勢力争いをしていくのか、
はたまた上手く調和を保って共生していくのか、色々楽しみです♪
春の長雨は、菜種梅雨、催花雨、花育ての雨ですね♪
これで又一段と木々の芽吹きも勢いづくことでしょう。
ただ、チューリップやヒヤシンスなどの外来種は、これが苦手で
花腐雨となってしまいちょっと可哀相でした。
賀茂葵は、紫陽花やドクダミと同じように、萼だけで花びらは無いお花なんだ。
でも萼の内側が紫色なので、外側に開くとまるで花びらのように見えるよね〜。
水仙やチューリップは、外側の3枚が萼で内側の3枚が花びらなんだけど、
全部花びらに見えるよね。植物の立場からしたら、
「萼でも花びらでもどっちでもいいじゃない?」
って気持ちかも。 人間の勝手なカテゴリー分けかな?(笑)
天高く枝を伸ばす桜にも神宿り、地に伸び広がる賀茂葵にも神宿る。
日本人は美しいものを見つける天才。 日本はいい国ですね^^
幸せなフタバアオイさん。
大丈夫です。きっと調和を保っていくことでしょう。
一旦リンクしだすと次から次へとシンクロが起こる、この不思議・・・。
今までもネットの中で、度々生じて驚きました。
最早我々の赤い糸?は疑いようが無いかも(笑)!
閉鎖化と言うとスミレしか思い浮かばないので、早速拝見しに伺いますね。
それにしても「フタバアオイの生活史」を読んでみたいです。
いつ頃のNewtonですか? バックナンバーがあるかな・・・。
ようこそお越しくださいました♪
八国山の近くと言えば近くですが、向かい側の丘の方に近いです。
一口に「山桜」と言っても色々な姿があって、興味は尽きないですよね^^
あぁ、このことを分かって下さる方とお話できてとても嬉しいです!
ありがとうございます。
うちの庭はミミズがいっぱいいる土自慢なんですよ♪o(^ー^)o
化成肥料や農薬は極力使わず、植物を甘やかさず、
植物自身の力をつけて外敵を跳ね返すスパルタ教育をしてます(笑)
新しいコメントありがとうございます!
書き込みに没頭していて、気付くのが遅れてすみませんでした。
今年は珍しく竜胆も賀茂葵の傍で元気に越冬しました。
賀茂葵さんのご加護があったのかもしれませんね♪
東慶寺のように自然に竜胆が咲くようになると嬉しいのですが・・・。
我が家のベランダはもう壊滅状態です(;_;)
今度一緒に選んでね。お花や緑がないと淋しいね
ええっ、どうしちゃったの? また強風で吹き飛ばされちゃった?
綺麗に咲いてたハイビスカスは? 去年植え替えた皆はどうなった?
そらっちは、外出が多いから、水遣りが少なくて済む植物がいいかもね。
ゼラニュームとか多肉植物系とかさ、また一緒に買いに行こう♪
しかしまぁ〜いろんな花があるものですねぇ〜
花の名前がまたいいですね。
名づけた方のお人柄が、しのばれます。
雑誌「Newton」の植物に関するダイジェスト版のような本で
「Newton special issue 植物の世界」の第2号
ナチュラルヒストリーへの招待とサブタイトルあります。そのP86〜P113に「フタバアオイの生活史」があるんです。
1988年発行 教育社です。
図書館等であるといいですね。
私のお気に入りの本です。読むと心和みますよ!
名付け親のお人柄が偲ばれる名前と、品性が疑われる名前・・・
まぁ、どちらの名前にも歴史ありですね〜(笑)
いつも日本名に軍配を上げることが多いのですが、去年蒔いた黒種草の英名は
「Love-in-a-Mist」、繊細な葉陰に咲く青い花にぴったりです。 それに対して、
うるわしい花と葉、それに風船のような可愛い種莢を無視して「黒種草」って一体・・・(笑)?
Oh, my dear partner・・・ありがとうございます〜!!
早速ネット古書店を訪ねてまわり第1号〜4号、全部注文しちゃいました♪
(一冊735円と格安だったので・笑)
遊行さんに教えて貰った森川久美先生の本も♪♪
どうしよう・・・また仕事が溜まる・・・OTZ