2006年04月15日

命のリレー

otamajakusi.JPG

 春、谷戸の池の水も温み、無数のオタマジャクシが誕生した。
小さなオタマジャクシは、絵本の「スイミー」のように身を寄せ合って
黒いかたまりを作っていた。

 その中に抱かれてかすかに覗く赤いもの…息絶えたザリガニ
一つの命が終わり、その命を受け継いで新しい沢山の命が育つ。

 この中で手足が生えて蛙にまでなれるものが何匹いることか。 
彼らもまた、大部分が大きな虫や魚や鳥の餌になり、命のリレーは
次々と脈々とつながっていく。 そうでなければいけない。


posted by 山桜 at 22:14| 東京 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
九州に住んでいた幼い頃、真っ黒な池があって
・・・そう、そうなんです!おたまじゃくしで
真っ黒だったんですよ。
もう腰がヘロヘロになりました^^

Posted by 水の宮 at 2006年04月15日 22:41
こんばんは

しみじみ山桜さんの<視線>のすごさを感じました。眼を背けてしまいがちなものへも慈しみと共に期待と諦念と、しかしそれでもなお、という気持ちを向けているのが伝わります。
真心が込められているのを感じました。
Posted by 遊行七恵 at 2006年04月15日 22:44
地球の営みは命のリレーですね。
折りしも伊勢神宮の式年遷宮も生命維持を形に現したものではないか、と生物学者さんの説が新聞に載っていました。
ここでいう山桜さんの命のリレーとは意味が違いますが、人の命のリレーはリレーする強い意識が必要なようですね。
Posted by アンズ at 2006年04月16日 00:28
「伊勢神宮の式年遷宮も生命維持を形に現したものではないか・・・」
そうなのか・・・
我が家では 親父が遷宮の手伝いに行き、やがて私も必ず行くだろう・・・
これも一つの“命のリレー”?
Posted by 酒徒善人 at 2006年04月16日 10:47
☆山桜さん

おたまじゃくし真っ黒でちょっと怖いような…。

こちら休日出勤のブルーな気分の玄関先、なんとウ

グイスの美しい鳴き声に出会えました…。

当分、飛来が続くでしょうし毎日が楽しみです。
Posted by ふしぎなイラン人 at 2006年04月16日 18:39
>>伊勢神宮の式年遷宮も生命維持を形に現したものではないか・・・

 これは「生命の維持(生命維持)」ではなく、新たな生命への受け継ぎ(一つの生命の維持ではなく=命の甦り)であり、もう一つは技術の保存と伝承にあります。あれらの多くの神殿の建築から膨大な神具などの新調には、多岐にわたる高度な技術と知識の積み重ねが求められます。それらを伝承するためには、20年という年回りは、言わば理想的なのです。一つの仕事を、親子孫の三代が経験でき、伝承が直に出来るサイクルなのです。これが古代人の叡智でしょうか。


山桜さん、“石山邦子さんの土人形の土鈴”についての質問は、結局のところナンの書き込みもなく裏のページに入ってしまいました。申し訳ない。
Posted by 鎌倉とんぼ at 2006年04月16日 20:15
★水の宮さん
 プチプチとか小さいものの集団は、不意打ちだとゾクっとしますよね^^;
オタマになる前の寒天状卵のうねうねとした大群もかなりキテましたが、
私の場合興味が勝ってしまうので…(苦笑)
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:15
★遊行七恵さん
 うわっ、遊行さん褒め上手!思わず木に登りそう(笑)ありがとうございます。
 家の水槽のメダカ、最近何度数えても1匹足りず遺骸も見当たりません。
水底で休みなく手足を動かしているエビくん達の働きでしょう…合掌(−人−)
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:21
★アンズさん
 伊勢の式年遷宮については、私が申すまでもなく、鎌倉とんぼさんが
詳しく書いて下さいました。 20年に一度とは、真に理に適った間隔で、
このサイクルを定めた先人の智慧を思わずにはいられませんね。
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:28
★酒徒善人さん
 N県の広大な敷地の中、古木あり嘗て茶室ありのお屋敷にお住まいで、
伊勢の遷宮のお手伝いもされる…私を相方と言って下さる酒徒善人さんって
一体どんなお方なんでしょう??
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:34
★ふしぎなイラン人さん
 す、すみません、この手は苦手でしたか? ブルーを増大させたかも…。
ウグイスの声に助けられました。声はすれども姿をみつけるのは結構難しい
地味な鳥ですね。我が家の茂みでも今年、一瞬だけみかけました。
家に口笛名人がいるので、鳴き声は本物かどうか紛らわしくて困ります^^;
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:40
★鎌倉とんぼさん
 式年遷宮について、書いて下さってありがとうございました。
どう書こうかとちょっと迷っていたので、分かりやすく説明して戴けて
とても助かりました^^ 20年に一度、三世代同時に仕事することによる
伝統の技の継承、本当に絶妙なタイミングですね。
 そして古いものを大事にする一方で、お正月のように「新しく生まれ変わる」
ことを好むのも日本人の特性の一つなのだと改めて思いました。

 石山邦子さん、土鈴では日本の第一人者のようですのに、反応なしは不思議…。
もしかするとあまり地元すぎて誰も触れられないのかもしれませんね。 
お忙しい中、お骨折り戴いて申し訳ありませんでした。
Posted by 山桜 at 2006年04月16日 21:57
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