2011年03月27日

親はらからの心地すれ

 
  誰みても親はらからのここちすれ
 
       地震(ない) をさまりて朝に到れば  
 
                      与謝野晶子


 
 関東大震災の時に詠まれた歌だそうです。(2011.3.27 産経新聞「主張」より)

 今まさに、日本で、世界で、同じ気持ちで多くの人が大震災報道を見守っていてくれましょう。 大地震以来、世界中から寄せられた応援の言葉には誠の心がこもっていて、 
 「日本は決して東の果てのひとりぼっちの国じゃなかった。」
 「日本のやって来たことを、世界の人々は知っていてくれた。」
と、胸が熱くなりました。

 身近でも、昨日の街頭募金では、いつもの10倍以上のお気持ちが集まりました。 誰もが悲しみを我が身に置き換えて、親はらからの苦しみに、何か自分に出来ることはないかと思いを寄せていることをひしと感じました。 この心持ちがある限り、日本はきっと立ち直れると信じます。



  しきしまの大和心のをゝしさは

       ことある時ぞあらはれにける

                        明治天皇御製
 
ラベル:東日本大震災
posted by 山桜 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 心に残る言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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