と拝見したのを、私の劣化した脳内で「奈良でも半夏生に蛸を・・・」
と変換してしまっておりました。 また、さなぶり餅についても、
記事を拝見したのが6月初旬でしたので、半夏生ではなくて旧暦の
皐月の行事のイメージになってしまっておりました。
↓酒徒善人さんのブログ記事「さなぶり餅」はこちらです。
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2006/06/post_6c85.html
ここにお詫びして訂正致します。申し訳ありませんでした<( _ _ )>
奈良(大和地方)で、半夏生に戴くのは「さなぶり餅」です。

「総本家さなぶりやHP」http://www.naraken.co.jp/tokusan/sanaburiya/より
酒徒善人さんのブログ、さなぶりやHPにも詳細がありますが、
さなぶり餅の語源は、[さ=田の神様]+[なぶり=昇り]で、
田植えがすっかり終わった半夏生(夏至の11日後、今年は夏至が
6月21日、半夏生が7月2日)の頃(半夏生までに田植えが終わら
ないと作柄が半分以下になると言われている)田の神様にお供えして
豊作を祈願し、その後皆で戴くのだそうです。今はもっと早くに田植え
が終わるので、酒徒善人さんの所のように6月初旬に配られたのかも
しれません。(この時のお餅はさなぶり餅ではなかったようですが)
また、大和地方は素麺に代表されるように嘗ては小麦文化が身近で、
古くはさなぶり餅といっても糯(モチ)米ではなく小麦餅だったのだ
そうです。 上記の「さなぶりや」さんでは、この小麦餅を復活して
製品化されています。 小麦餅に大豆で出来た黄粉をかければ、
不足しがちなビタミンB群やたんぱく質などを補うことも出来、
これから暑さに向う半夏生には栄養面でも満点だった訳ですね。
いつもながら、昔の人の経験から来る生活の知恵には感心させ
られることばかりです。
ラベル:半夏生
「早上り」「早昇り」もそうですし
「早苗振る舞い」「早苗饗」などもあります
稲の神、田の神に感謝する気持ちは同じですが…
「さ」が稲の神様であるのは「さ・くら」や
「さ・なえ」「さ・つき」「さ・おとめ」などに
残されていて解かりやすいですね
http://www.chushi.maff.go.jp/chisanchisyo/dentou/ryouri/kagawa/hage/hage.htm
家人に尋ねてみたんだけれど
この時期にするものって特になさそう。
この辺りは田植えの準備で忙しいから
ひんぱんに行事をしてる感じではないのかな〜
大祓だって、農家の関係で、
7月晦日にするみたいだし(^^*)
恥ずかしくなってしまいます。
でも今回のブログでいろんな勉強をさせてもらうことが出来ました。やはり季節の変化の中で人間は生かされているのだなぁ〜と実感しております。
「さ」にこめられた意味には大いに興味があります。
田、早、佐、小・・・スサノオ須佐之王?も関係あるのでは?などと
思いはどんどん広がります^^
このことは又別項で書いてみたいと温めております。
半夏団子! 画像をありがとうございます〜♪
白いお団子につぶし餡の取り合わせが蛸にも似ているように思えます。
半夏生に蛸が手に入らなかった人が、似せたものを考えたのかも?
お家の方に聞いて下さってありがとう!
これは地域差があって当然だよね。半夏生の頃に梅雨明けする
地方もあれば、梅雨の真っ最中の所もあるんだもの。
大祓も地方によっては旧暦でした方が、丁度梅雨も終わっていよいよ夏本番!
ってすっきりと切り替えが出来る気がするよね^^
酒徒善人さんのお蔭で、今年は大いに勉強させて戴く機会を得、
とてもラッキーでした。
半夏生は八十八夜と同様に、農家にとってとても大事な節目なのですね。
ただ稲の品種がどんどん早稲になっているので、少しずれが生じて
しまったような・・・。
そちらなら、カラスビシャクの自生がみつかるかもしれませんね。
今、野でどんな状態なのかが分かるととても嬉しいです。
本当に昔の人の知恵はすごい!!
こちらのコメントを見逃してしまい、スミマセンでした!
「さなぶり屋のさなぶり餅」なかなかもっちりと美味しいそうですよね♪
注文しちゃおうかな・・・とかなり誘惑されています^^;