2011年05月27日

日光E東大日光植物園

 旧田母沢御用邸のお隣は、「日光植物園(通称)」。 東京の「小石川植物園(通称)」の分園です。 正式名称は、東京大学大学院理学系研究科附属植物園日光分園。 長い…やはり通称が必要ですね。
 公式HP:
 http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/nikko/NikkoBG.html

 もたもたしている内に、訪問から一ヶ月以上が経ち、すっかり花々の季節感がずれてしまっていますが、一ヶ月前を想像してお楽しみくださいませ…(。。;)

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ショウジョウバカマ(猩々袴)
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キクザキイチゲ(菊咲一華)
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カタクリ(片栗)
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右上・ヤマトリカブト(山鳥兜・毒草)/左下・ニリンソウ(二輪草・可食草) 花が咲けば間違いようが無いのですが、若葉の頃は良く似ていて同じような場所に生えていることも多く、ニリンソウと誤ってトリカブトを採取し中毒をおこす事例が多いので要注意です。
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ミズバショウ(水芭蕉)
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ザゼンソウ(坐禅草) 無理な姿勢で撮ったので…顔を傾げてお願いします。

 大正天皇陛下は、御用邸隣接のこちらの植物園の散策を楽しまれたそうで、好まれた高台には陛下の作られた漢詩が刻まれています。 和歌は勿論、特に漢詩を得意とされたそうで、ご実像はとかくの風評とはかなり異なるようです。

   日光避暑

   帝都炎暑正鑠金 遠入晃山養吟心
   離宮朝夕凉味足 四顧峯巒白雲深
   有時園中試散歩 花草色媚緑樹陰
   曲池水清魚亦樂 徘徊不知夕日沈

東京の暑さは金属も溶かすほどだ/遠く日光の山を訪ね詩作の心を養う
離宮の朝夕はとても涼しい/見渡せば山々に白雲がかかっている
園内を散歩する機会があった/花や草は艶やかで木は緑陰を作っている
池の水は清らかで魚も楽しそうだ/歩き回っていると日の暮れるのを忘れてしまった

(上記HP内より引用)


 川沿いの園路から轟音に導かれ階段を下って渓谷に突き出した展望台にでますと…
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【憾満ヶ淵(かんまんがふち)または
 含満ヶ淵、がんまんがふち)】
 淵に流れ込む急流轟く音が不動明王の真言のように響くことから、真言の中の言葉「憾満」の名前が付けられたそうです。 向こう岸には、噂の地蔵群が! 残念ながら園内からは渡れないので、お地蔵さまとのご対面は、また後ほどに。


posted by 山桜 at 23:16| Comment(7) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カタクリのお写真に惹きつけられました。
花(まだ蕾でしょうか)と葉が色合い、形共によく見るそれより風情がありますね。

菊咲一華!素敵な名前とふさわしいお花と葉の雰囲気ですね。
ヤマトリカブトと二輪草のこと、大正天皇の漢詩のお話など、すばらしい貴重な日記をありがとうございます。
Posted by きえ at 2011年05月29日 16:57
◆きえさんへ
 まだ濡れたように柔らかな若葉の間から、そっと外気の中に
頭を擡げ、か細い蕾をおずおずと解き始めた彼女…その瞬間に
お目を止めていただきありがとうございます^^

 菊咲一華は、数年前の戸隠キャンプで私の体温で温めて
咲かせてしまったことのある思い出の花です。 戸隠には
薄青色の花もあるんですよ^^ 

 植物園なので、鳥兜と二輪草をわざと寄せて植えているのかも
しれませんが、本当に山でも一緒に生えていることが多いので、
採取する訳でもないのに、ついブツブツ見分けながら歩いて…(苦笑)

 大正天皇陛下のことは、私も祖母や母から噂の類を耳にして、
今まで随分誤解しており、それをまたケロに話してもいて反省です。
Posted by 山桜 at 2011年05月30日 11:24
◆きえさんへ
 下のリンク先は、2006年5月の戸隠キャンプの日記です。 
菊咲一華(青いお花でなくすみません)のちゃんと開いている
写真がありますので、お時間がありましたら…
http://yamasakuran.seesaa.net/article/17537408.html
Posted by 山桜 at 2011年05月30日 11:33
山桜さん ありがとうございます。
菊咲一華の青い花・・見つけました!!(ある方のブログ?で)ものすごく素敵な青い色のお花、ですね、初めて知りました。
白の咲ききったお花も拝見、ほんとうに可愛らしい。私の好きな花のベスト3に入るかも^^

大正天皇のご生母のお墓がけっこう近くのお寺さんにあります。立派なお墓ですが知り合いの方のお墓もあるので時々訪ねます。
Posted by きえ at 2011年05月30日 18:52
◆きえさんへ
 そうですか♪ 青いお花もみつけられて良かったです^^
ほんのひと時だけ現れるスプリング・エフェメラル(春の妖精)達、
儚いだけに一層心が惹きつけられますね〜
きえさんのベスト3のお花、今度教えてくださいませ。
私は決められないかな〜好きな花が多すぎです^^;

 きえさんのお宅の周りは由緒ある場所が多くて魅力的です!
Posted by 山桜 at 2011年06月01日 07:43
 おお、少しご無沙汰しています間に、沢山のお写真、贅沢な目正月を
味わっています@@♪  お二人の会話に誘われ、もう5年も前になる
山桜さんの貴重なブログにもお邪魔し、パッチリ可愛らしい菊咲一華も
拝見させて戴きました。 咲き切るまでのお花には沢山の表情がありますね-☆
 場所は違いますが、今 茨城に3週間の研修に行っている息子から、
「水芭蕉が綺麗だったよ〜」と、土日を利用して旅を満喫している様子に
写真がダブって、轟音が聴こえてきそうな憾満ヶ淵や御地蔵様の写真にも
つい、気持ちを乗せて仕舞いました〜^^;  有難うございます。
Posted by メダカの目 at 2011年06月01日 18:03
◆メダカの目さんへ
 時間のある時に固め打ちするので、更新が集中してしまい、
ご覧になるの大変でしたでしょうに、古い日記にまで飛んで
くださりありがとうございました^^

 庭の花なら一番良さそうな状態を待って撮れますが、旅先では
正に一期一会、その時だけの表情に出会うのもご縁ですね。

 茨城や栃木って関東の中でも控えめな感じですが、いい所が
いっぱいあるんですよ〜 3週間の中で足を伸ばされ、お土産(話)
た〜くさん持ち帰って戴きたいです♪
Posted by 山桜 at 2011年06月01日 19:09
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