2011年06月30日

日光I二荒山神社

 今日は半年分の穢れを祓う「夏越の大祓」ですね。 皆様、夏の大掃除は無事にお済みでしょうか? 未だの方はせめて気持ちだけでも「茅の輪くぐり」をどうぞ…
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       夏越の大祓「茅の輪くぐり」
          (日光二荒山フタラサン神社HP ライブカメラより)

日光三山の神、

男体山(二荒山・2486m)大己貴命
女峯山(2464メートル)田心姫命
太郎山(2368メートル)味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネ命)
               別名 迦毛大御神(カモノオオミカミ)
               鋤=農耕神であり、雷の神 
               今日は丁度雷様が大暴れしてらっしゃいます…       

を総称して「二荒山大神」と称し、主祭神としています。

この三神は親子として親しまれおり、境内には「縁結び」で有名な「夫婦杉」の他に「親子杉」も祀られています。 折角の親子旅なので「親子杉」をご紹介しますね。
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最初の頃にご紹介した桃かと見まがうような大木の「八汐つつじ」が見事に咲いていたのが、この神社です。
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そうそう、先にご紹介した共通セット券には「二荒山神社」の券も付いていますが、参拝は自由(無料)ですので回収されることもなく、手許にその一枚だけ残ります。 外人さんなどは不思議に思わないかしら…。 それとは別に神社の左手奥にある「二荒山神社 神苑」は有料で、修学旅行生が喜びそうな?ちょっと遊びを添えて、弘法大師お手植えの高野槙、化け灯篭、神輿舎、幾つもの末社、などを巡回できるようになっています。 

冷たい雨が降り続いていましたし、ケロも最早それらで遊んで喜ぶ歳でもなく、この日、なんだか心惹かれたのは、霊泉の水面に浮かんでは消える沢山の輪…それがそのままふわっと傍らの石にも波立つように伝わって、私の心にもその輪が広がってゆくようでした。
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posted by 山桜 at 21:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
先日の首を傾げた可愛い狛犬さんも、この八汐つつじも、全くの初見です。
特にツツジにはびっくりです。どう見てもモモ。不思議な木花ですね。
それにしても神域の杉の荘厳さ。写真を見ただけでなにかしら、気が満ちてくるような。
日光にはまだご縁がないわたしですが、行ったココロモチになりました。
Posted by 遊行七恵 at 2011年07月01日 13:59
◆遊行七恵さんへ
 あれほどのフットワークを誇る七恵さんが、日光未踏とは…
やはり家康さんには、太閤さんを裏切った仇感が未だにおあり
でしょうか? そうそう、日光の湯西川という土地には、平氏の
落人と伝わる「伴(人・平の字を含む)」家がお宿を営んでますよ。
(確か七恵さんの女紋が蝶だった記憶が…)

 今の内なら幸か不幸か、ごった返すような観光客も少なく
ゆったりと楽しめますので、一度ご縁を繋ぎにお出かけくださいませ〜
Posted by 山桜 at 2011年07月01日 18:52
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