2011年07月04日

日光K美味しいお店

 いくら駆け足の参拝でも日光山巡礼は半日では終わらず、お昼を随分回ってしまいました。 身体は冷え冷えですし、お腹はぺこぺこ、出来れば美味しいものを〜と思う気持ちと、もう何処でもいいから早く休みたい〜と思う気持ちのせめぎ合い。 そんな時、以前から気になっていたものの、いつも満席で順番待ちが出来ていたこともあるお店に、なんとお客様がいないのを発見!

 雨でなければ日光山二社一寺の参拝もなかったでしょうし、このお店にも入れなかったかもしれません。 ご縁に導かれて計画とは違っていくのもなかなか楽しいものですね。

【fudan懐石 和み茶屋】
 
<ゆば懐石*四月の献立>
 メモも取っておらず献立表もどこへやら…記憶の糸を辿って… 

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 引き上げ湯波・胡麻豆腐? 湯波好きには溜まらない引き上げ湯波の下にはもちもちの何だったかなぁ…豆乳の葛寄せだったかも?? ケロ、覚えてる?

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蛍烏賊、独活、うるい(大ギボウシ)、人参、慈姑?、茗荷茸?、オクラ、スナップえんどう、出汁巻き卵、菜の花、?、鮭の手毬寿司、 素材の味を引き出す最適の手が惜しげなくかかっていました。

 ここでお料理の美味しさに辛抱溜まらず、メニューには無い(あくまでも茶屋ですし…)注文をば…。 なにせ体が冷え切っていてこのままでは絶対に風邪引きそうだったので…。 

「あの…もし出来ましたら、熱燗、お願いできないでしょうか…」

 他にお客様も無く、ずぶぬれの私たちを気遣われ、わがままを聞いてくださって…そっとお銚子とお猪口を出してくださいました。 その上毛布まで! ありがとうございました。 胃にも心にも温かさが沁みましてございます。

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蕗の信太巻き、筍、こごみ(草そてつ)、蚕豆、蓬?生麩、山芋?の梅酢漬(花びら型抜き) このお皿を見て、開口一番「蕗に油揚げって間違いないよね〜♪」ほんに美味しゅうございました。

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揚げ巻き湯波の煮含め これは初日に「魚要」さんでいただいた「湯波蕎麦」にものっていた揚げ巻き湯葉にたっぷりのお出汁がふくふくと浸み込んでいて、口に含めばじゅわっと広がる滋味…。

 「あれ、このお皿、家のと同じじゃない?」と私。
 「そうそう! こっちの湯呑みの色合いと切り込みも似たのがあるよね」とケロ。

 なんと、こちらで使われている器の幾つかは、拙ブログでも度々ご紹介したきた「益子のみやざき窯さん」の「刷毛目五寸皿」と「しのぎカップ」ではないかと思われます。 益子と日光は、結構近いので不思議はないのですが、こうして思わぬ所でめぐり合えて出来て感激でした。 宮嵜さん、ご覧になっていらっしゃるでしょうか? 間違いありませんか?

 益子や笠間などの窯も震災で大きな被害を受けています。 もし、何かお気に召した器がみつかりましたら、ご縁を結んでくださると私も嬉しいです。
益子焼通販・陶器・和食器/みやざき窯」← 1クリックでリンク先に飛べます。

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白魚と芹?のかき揚げ、酢の物?(何だったかなぁ…ごめんなさい)、桜飯、沢煮椀 ご飯の上に掛かっているのは、ユカリではなく桜の塩漬けを干して細かくしたもの。 桜の香りがふわ〜っと…。 胡椒の効いた沢煮椀がいいアクセントでしめてくれました。

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白玉胡麻餡蜜 だたの餡ではなく胡麻餡というのがにくいですね〜 餡・寒天・白玉にはうるさいケロも納得のお味でした。

 お土産は、「油源」さんで山独活と蕗の薹を沢山(お安くてビックリ!)、地酒は「吉田屋酒店」さんで楽しいお話を伺いながら、アレコレ利き酒させていただき選びました。(またしても昼から呑んでますが、決してこちらから要望した訳では…^^;) あのお宮さんの宮司さんは大層お酒がお好きらしいですよ〜(お酒好きの宮司さんって、別に珍しくないですね^^)

 そして帰りの車中でケロは(まだ食べるんかいな!)、「牛めし弁当」を…温泉卵の殻をむき、黄身をとろ〜りとからめて、いっただきま〜す!
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 ケロ曰く、濃い目のご家庭の味って感じでご飯が進むそうな。 よく見れば、お土産に山菜を買った、お惣菜の作り売りもしている「油源」さん製造でした。 ご縁は続くものですね〜 

 車窓から見える日光の杉並木が夕闇に消えていくにつれ、私たちもトロトロと夢の中へ…。 大震災で延期になった母娘二人旅、平常時に受けることの無い強い印象を残してくれました。(おしまい)

          *         *         *

 うううっ、旅日記を何とか最後まで書き終えたのは初めてです! やはり時間は自分で生み出すものですね。 そして、なんとこのご縁の連鎖はまだまだ続くのでした。 それはまた後の心で…。
 


posted by 山桜 at 11:16| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅歩き・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日のBSは吉田拓郎。
「旅の宿」が耳の奥に残って。
熱燗ですか・・・
いいですねぇ〜
(昨夜は冷酒でした!)
Posted by 瓜亀仙人 at 2011年07月10日 15:11
◆瓜亀仙人さんへ
 ケロも遺伝的にイケル口に育ち、一緒に杯を傾けられるようになり、
メデタシメデタシです^^♪

 室温の冷や酒もキンキンの冷酒もそれぞれに美味しいですね。
Posted by 山桜 at 2011年07月10日 19:23
山桜さんはいける口でいらしたのですね〜♪
和み茶屋さんの本当においしそうな気の利いたメニューの数々、楽しくとくと拝見いたしました。
白玉胡麻餡蜜の見た目もほんとうに美しく、おいしさも伝わってまいります。
益子のご紹介のお店の器、ポットやカップ、そしてお料理を引き立たせる小鉢なども楽しく拝見、ありがとうございます。
Posted by きえ at 2011年07月13日 21:18
しばらく見ないうちに美味しそうなのが一杯アップされていますね。私はいけすぎる口で困っています。改めてヨーロッパ、ビールもワインもおいしかったのよお・・尤もお高いのなんかじゃありません。お高いのは庶民の私達には縁がない。それでもお安くて美味しいのが嬉しいです。
Posted by 山口ももり at 2011年07月14日 09:44
◆きえさんへ
 産後授乳期を経てめっきり弱くなりましたが、呑む相方が
出来たので徐々に復活して参りました^^♪

 和み茶屋さんは、パッと見では喫茶店か甘味処のようで、
このような懐石が戴けるとは思いませんでした。
観光地とは思えぬ良心的お値段なのも嬉しいです。
(ランチ1500円 湯波懐石2500円 位だったかと…)
日光へお出かけの際は是非!

 みやざき窯さんも本当にこのお値段でいいのかしら…と
いつも思います。 送料もお安くて心配になってしまいます。
Posted by 山桜 at 2011年07月14日 16:11
◆ももりさんへ
 素敵な旅のお土産話がぞくぞくで毎回楽しみにしています。
普通に庶民が飲むお酒が美味しいのが一番ですよね!
イタリアよりスペインの方が安くても美味しいイメージです。
高いところへ行けばイタリアも美味しいのでしょうけれど〜

 そろそろ大切な品々をお返ししなければいけませんね。
またご心配お掛けしないように、送り出しましたらご連絡致します!
Posted by 山桜 at 2011年07月14日 16:22
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