2006年08月28日
ゴーヤー爆ぜる
ゴーヤーを育て始めて3年、未だに採り時をうまくつかめません。
未だ小さいかな?と思って油断していると、あっという間に橙色に
熟して、パンっと先が3つに爆(は)ぜ、中はモヌケの空。(写真上)
爆ぜたばかりのゴーヤーを見つけてそっと中を覗くと、毒々しい
赤さのヌルヌルした種がたくさんぶら下がっていました。(写真下左)
一粒とってみて…(写真下中)ひらりんの勇気を見習いちょっとだけ
舐めてみました。甘かったです! あの苦いゴーヤーも熟すと甘くなる
というのは本当でした。
そしてこの表面の赤いヌルヌルが乾くとこれも爆ぜ、中から、
またまた奇妙な形の種が飛び出て地面にばら撒かれます。
拾い集めてみると、まるで錆びたヤジリのような、はたまた
タコ似の宇宙人の頭をのしたような形。
おまけに凸凹した種の表面には、ひとつひとつ異なる不思議な
模様が浮かび上がっているのです!(写真下左)
皆さんは何の模様に見えますか? 私は最初に見た瞬間に、
「梵字!?」
と思って、本当にビックリしました。
どれがどの文字とまでは言えませんが、何となくイメージが
似ていると思いませんか? 私だけかなぁ…
そう言えば、「梵字」のことは「種字」とも呼ぶと鎌倉とんぼさんに
教えて戴きましたが、このこととは関係ないのでしょうね…
大変失礼申し上げました。^^;
<<訂正 2006-08-30>>
本土では「ゴーヤ」と呼ばれることが多いのですが、
沖縄では「ゴーヤー」と呼んで来たのだそうです。
沖縄に敬意を表し、以後「ゴーヤー」と表記することにします。
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その親字たる種字に他のパーツを付加していくことで
その仏の特性などを表わす子字が派生するということから
植物に例えて種子と言うようになったようですね
それに種字という字もあてるようになったようです
種字と表記するのが天台系で種子と表記するのが真言系のようです
でもゴーヤ美味しいですよねぇ
新鮮なものだとそのままサラダで苦いのを楽しむのが
いいでしょうね
ものすごく苦さも清々しいようで
なんだか「種字」とうろ覚えで書いてしまったので不安になり、
アチコチの梵字についてのネット記事を読み耽って来た所でした^^;
でも、どうも難しくて今ひとつ良く分からず、情けない限り…
真言宗では「種子」とも書くのですね、なるほど…奥深いです。
また色々教えて下さいませ。<( _ _ )>
ところでこの写真のように熟してしまったゴーヤも赤ピーマンか
パプリカのように美味しく戴けるのでしょうか?
人に聞くよりやってみなさいって…そうですね、ちょっと炒めてみます^^
私も初めて種を、見たときは、ギョっとしました。
あの、強烈な真っ赤は、南国のイメージがします。
真っ赤な種の中を、又見たことはありませんでした。
やっぱり、もう一歩踏み込み方が足りない自分に、反省です。
山桜さんのHPで初めて見知る生物の生態にもうびっくりするばかり。。。
そうそう、今年は私も山芍薬の実が種をはじけるのを見ました。
その実が赤くて少しネバネバしていたので、似ているなーと。(それはお皿の上に載せておくと自然に黒くなって干からびています。)
ほ〜~~すごいですね。
こんなんになるんやと見つめてしました。
小さな爆弾のようですね。
うちのゴーヤはヒョロヒョロで・・・
あの赤いヌルヌルの膜の部分が甘くてツルリと飲み込みやすく、
「どうぞ食べて下さい!」
状態なのに、我が家に来る鳥等は見向きもしません。
やはり本土の鳥等には未だ馴染みが薄いのかな?
沖縄にはゴーヤの種が好きな鳥か動物がいる筈と思うのですが…
私やカラスウリ友は「種の形」に特に敏感な特異種族なのです^^;
私も育ててみるまでゴーヤがこんな色に熟して爆ぜるなんて
全然知りませんでした。
初めて見た時は狂喜乱舞でした〜♪♪ ヘ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ ♪♪
山芍薬は清楚なお花とは対照的な赤と黒の粒々〜が出てきて、
ギョッとしますね。 あれは黒い方を蒔かないと発芽しないとか。
花びらは5弁でも種は3裂するものが多いのも謎の一つです。
そ〜なんです、こんなになっちゃうんですよ〜^^;
初めてと言う方が驚いて下さって、貼った甲斐がありました♪
松風さんの所には、私が初めて拝見するものがいっぱいです。
この所こっそりLOMばかりしていてスミマセン!
ひらりんちのゴーヤの育ちが悪かったのは苗の入手が遅かった
のも原因のひとつかも。 今年は6月が晴れで高温が続き良く
成長したけど、7月〜8月は長梅雨でパッとしなかったもの。
うちでも例年に比べると実りが悪いよ。
最近急にまた涼しくなって、雌花も着かなくなっちゃった。
種をあげるから来年は適期に育てて大きくしてね〜!
沖縄か・・・
ソーキソバ食べたい!
オリオンビールも一杯付けて!
ソーキソバ&オリオンビール、青い海を見ながら…いいですね!
昨日オレンジ色になったゴーヤを炒めて食べてみましたが、
甘いのは種の周りの赤い膜とヌルヌルあたりだけで、皮は
ふつうに苦い上に柔らかくなっていて食感もイマイチでした(><)
ゴーヤーって青いのしか見ませんでしたがこんなふうに爆ぜるんだー。
しかも種はこんなふうに!すごい!!
私が見ている植物って本当にひとときの姿なんだなあと思いました。
いつも貴重なものを見せて頂きありがとう!
甘いゴーヤーもちょっと口にしてみたいものです。栄養学的にはいまいちなのかな?
それはそれは楽しんで戴けて嬉しいです^^
この赤く熟した種は最近抗がん効果があるとかで一躍注目を
集めているのだそうです。 どう見ても只者じゃないっていう
妖しいオーラがむんむん?ですよね〜
書きます)ですね、、、納得しました。(笑)
でもゴーヤってそのような植物ですか、お陰で初
めて知りました。なんか、店先でボーッと見てい
ましたが、とても勉強になりました。
笑って戴けて良かったです〜^^; 叱られちゃうかも…と少し
ドキドキしておりました。
種子に仏様のお姿が浮かんでいるようで、ひとつひとつ
どんなお姿かと並べてみるのが楽しみになっています。
並んでいるとまるで五百羅漢さん。そう言えば、「羅漢果」という
喉荒れに効くと日本でも名が知られた果実は、このゴーヤーと
同じ仲間、やはり仏縁のある植物なのかもしれませんね。