

「神無月(かんなづき)」とは、旧暦十月の別名です。
今年は約3年に一度の閏月(閏七月)があったので、新暦の10/1
よりも2ヶ月近くも遅い、新暦11/21が旧暦十月・神無月一日と
なります。 まだまだ随分先のことになりますが、10月つながりと
言うことで、新暦10月1日のここに書いておきたいと思います。
「神無月」の漢字があてられていますが、「水無月」に長雨で
水が豊富なように、私は様々な実り豊かな「神無月」にこそ、
神様の恵み、ご存在をより身近に大きく感じます。
「無」は「無し」の意味ではなく、「〜の」という意味の「な」。
従って「水無月」は「水の月」であり、「神無月」は「神の月」
となります。
「神嘗(かんなめ)祭(伊勢神宮で全国に先立ち行われる新嘗祭。
神様に今年の新穀を奉る収穫祭)」が執り行われる月ということで、
「神嘗月」から転じたものと言う説もあります。
どちらにしても、穀物や果実の実る嬉しい月、神様への感謝の
気持が特に大きくなるこの月の名前は、「神の月」が相応しいと
思います。
旧暦十月、出雲国に全国の神様が集まられる(神在祭)ので、その
他の国では、神様がお留守の「神無月」になるという神話は、中世
以降出雲の御師(おし)方の布教により全国に広がったようです。
私はこの壮大なお話も大好きで、想像するともわくわくしてきます。
きっと神様は今も変わらず、神在祭には出雲に集われていらっしゃる
ことでしょう。 けれど、神様は同時に幾つの場所にもおわすことが
できるのですから、出雲以外の神社が空っぽになってしまうことは
ないのでしょう。
神無月は、出雲以外で神様がお留守になるどころか、寧ろ日本国中に
大いにご神気が溢れている、そんな月だと思うのです。
この月はいろいろと公私ともに忙しい月でもあっ
たのでしょう。
そこで知恵者が居て、年に一度は神様が何処かに
集っていただいて、七日に一度(今は二日ですが)
とは言いませんが、実家に帰して下さい、でしょうか。
それなら壱岐とか対馬あたりでも良かったのですが
出雲というのも神権、霊力に敬意を払ったのでしょう。
と言うことは、中央には祀りの心と力が無くなって
いたと言うことです。
実りの秋には収穫が必要。
この連休に稲刈りしたいのに・・・
晴れるように神に祈っています。
神様いなかったらどうすればいいのでしょう?
きゃ〜o(⌒▽⌒)o
鎌倉さまのコメント、深そうです♪♪
詳しいことはわかりませんけれど
また一つ賢くなったような・・・←気分だよね☆
出雲系の神社だけですかね
伊勢系には必要無いし
オオナムチなりタケミナカタあたりも関係無い
鍵取明神あたりも神在月だけど
それは出雲とは別流ですし…
八百万の神様にお風呂にでも入っていただいて
のんびりしてもらえる日本がいいですね
>公私ともに忙しい月、知恵者が居て、年に一度は
>神様が何処かに集っていただいて、実家に帰して下さい、
>でしょうか。
なるほど! そういう面もあったのですね〜 そうそう、
1週間位のご主人様の出張って、ちょっと嬉しかったりします^^;
出雲は名前もゆかしい土地で、氷川さまのふるさとですし、
とても憧れています。松江までは行ったことがあるのですが、
出雲は未踏なので是非訪れてみたい所です。
大雨も去り見事に晴れました! 青い空が広がっています。
さすがに日頃の信心の賜物、お祈りが通じて良かったですね!
晴天が続いて美味しいお米が干しあがりますように…(−人−)
実は密かに鎌倉とんぼさんのお話を期待しつつ、
記事を書いていたんだよ〜♪ 何処にも書いていないような
貴重なお話を伺う機会があって、幸せだよね^^
神々は万物の実るまでは目を離さずに見守りて 実りたる後つまりこの月は神々その場を去りて 人々に全てをお与えになるといふことなるか
あるいは出雲に集ひてその年の出来具合を報告し自慢し合ひたるか 考へるだけでもいと楽し
(幽黙さんへのお返事だけ朝の時間内に間に合わず、遅くなって
しまいました。 ごめんなさい。<( _ _ )>)
私は、神道を専門に学んだ者ではありませんので、ごく単純に
大祓詞にありますように、皇親神様をはじめ八百万の神々が、
「神集へに集へ賜ひ、神議りに議り賜ふ」
様子を創造していました。 伊勢系等は行かないで出雲系だけで
集まったのでは、折角の安国とするための国譲りの意味が無く
なってしまいませんでしょうか…あくまでも個人的な思いですが。
そうそう、あの湯婆のお風呂屋さんのような所でゆったり
八百万の神々様も寛いで下さるといいですね〜^^
今よりもっともっと勤勉に重労働をし続けていた人々に神様が
「私は暫く出掛けてくるから、少しは羽を伸ばしなさい」
と仰って下さるのかと思うと、「神無月」もまた違う響きを
持ってきますね。 崇め奉るばかりでなく、このような心の通いあう
神様と人との親子のような交流を思うと、嬉しくなってきます。
皆様のお蔭でまたいろいろと思いが膨らみ、嬉しい誕生月と
なりました。 ありがとうございます^^
昨今は伊勢系の神さまがたも
修学旅行気分でおでましに
なられておられるやもしれませんので
先日行ってきた元伊勢の清々しさが
忘れられないです
感じたり想像したりは自由ですよね、だ〜れも見た人は
いないのですもの、ふふっ^^
引き続き元伊勢と呼ばれる所、全てを回られて素晴らしいレポを
見せて戴きたいです。楽しみにしています!