2006年10月04日

秋の七草

 秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り
 かき数うれば 七種(ななくさ)の花 …

 萩の花  尾花   葛花    瞿麦の花
(はぎ   おばな  くずばな  なでしこ)

 女郎花   また藤袴      朝貌の花
(おみなえし   ふじばかま  あさがお)

 万葉集・山上憶良の歌にならい、秋の野に七草を探して歩きました。
一日では到底みつからず、何日も尋ね歩きましたが、とうとう秋の野
に咲く朝顔(桔梗と言われる)はみつからぬうち、季節は中秋へ…
園芸種の五月雨桔梗ではなく、秋に咲く桔梗は、見つけ次第載せる
ということにして、名誉の欠番にしておきましょう。 

          ??〓 992.jpg
                    萩

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  尾花(薄、芒、ススキ)             葛

            ??〓 988.jpg
                   瞿麦(撫子)

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    女郎花(オミナエシ)            藤袴(フジバカマ)









                朝貌(桔梗)

 処で「春の七草(せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
 すずな すずしろ)」
は、調子よく覚えられるのに、山上憶良には
大変申し訳ありませんが、秋の七草の歌はどうも覚え難いと思うのは
私だけでしょうか?

 他の覚え方が下記のように色々ある所からして、同じ思いの人は
少なくないと思われます。 この他にも、とっておきの覚え方を
ご存知の方は、教えて下さると嬉しいです。

@花の名前だけで五七五の語呂がいい覚え方

 「ハギ・キキョウ  クズ・フジバカマ  オミナエシ 

              オバナ・ナデシコ  秋の七草」
 

A頭文字から思い出す覚え方

 「お好きな服は?」

 「ミナエシ スキ キョウ デシコ ジバカマ ズ ギ」

 ・「ハスキーなお袋」
  これは良く聞きますが、最後の「ろ」が余りますし、言葉も
  美しくないかと…


 


ラベル:七草
posted by 山桜 at 00:00| Comment(16) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私が子どもの頃に
創刊したばかりの「少女フレンド」に
秋野家の7人姉妹と春野家の姉妹が出てくる
マンガが連載されていました。
内容は良く憶えていないんですけれどね。
その時に、春と秋の七草の名を覚えました。

私たちの祖先も同じ花を見てきたと思うと
不思議な気持ちになる古くからある花々ですね。

女郎花は華道のお稽古用に良く使われますが、
あの悪臭には参りますね。
Posted by 爽子 at 2006年10月07日 20:45
秋ですねぇ
葛の花の香りがまた実に好い
甘い葡萄のような
しかも地に生えているときしか香らない
手折ってしまうともう香らない
葛の香りの罪深きかな
Posted by 幽黙 at 2006年10月07日 22:24
あきだねえ〜o(⌒0⌒)o
昨日お月様はめでたけれど
お団子たべなかったのo(>▽<)o
そろそろお餅が美味しい季節になってきたし☆
Posted by やゆよ at 2006年10月08日 00:02
秋の七草の朝顔は、今の桔梗のことといわれますが、咲き遅れた朝顔が朝となく昼となく咲き乱れるさまを観ながら、朝顔は朝顔なんじゃないのかしらんと思えてならないのですが、どういう謂れで桔梗と言われるようになったかご存知でしょうか?
Posted by アンズ at 2006年10月08日 01:05
萩の花を目にすると万葉の時代にタイムスリップ
した気分になります。
Posted by 水の宮 at 2006年10月08日 01:11
稲刈りの真っ最中です。
どうして秋の七草に“稲”はないのでしょうか?
ず〜っと稲穂ばかり見ていたので、
そう思うようになってしまったのでしょう・・・
Posted by 酒徒善人 at 2006年10月08日 16:18
★爽子さん、こんばんは♪
 その漫画は分からないのですが、それぞれの花に因んで
キャラ立ちしていると、きっととても覚えやすいでしょうね。
おそ松くんは、名前は覚えられたけれど、誰が誰かは全然
分かりませんでした^^;

 楚々として儚げな花の中、花は美しく香りも良いとは言え、
葛の逞しさが異彩を放ってると思います。 やはり当時の人に
とって、思い入れの大きな植物だったのでしょうね。

 オミナエシは生けた後の水が特に臭いですね^^;
それで敗醤(腐った醤油?)とも呼ばれるんだそうです。
(本来はオトコエシを差す漢名)
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 17:47
★幽黙さん、こんばんは♪
 葛の甘い香りをご存知でしたか〜嬉しいです^^
この季節は、金木犀、山百合系香りのクサギなど、
風が良い香りに染まっていて、美味しいですよね♪

 あの逞しい葛を手折ろうとしたことがありませんでした。
持ち帰って生けるともう香らないとは、さすがに葛の花、
狐に抓まれたような気分でしょうか…
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 18:07
★やゆよん、こんばんは♪
 こちらでは中秋の日は大雨で残念だったけど、昨晩の満月は
素晴らしかったよ! お団子も昨晩お供えして、お下がりを
戴いちゃった^^ 綺麗に生まれ変われるかな〜?

 つるりと冷たい白玉から焼き団子やお餅に替わる季節だね♪
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 18:18
★アンズさん、こんばんは♪
>どういう謂れで桔梗と言われるようになったか…

 万葉集が編まれた頃には、未だ今の朝顔は日本に伝わって
おらず、「あさかほ」と呼ばれる、朝咲く・朝香る花は、
ムクゲ・桔梗・ヒルガオなど、幾つもあったのですが、
他の和歌に歌われている様子(夕にこそ咲きまさり…)から、
夜に萎んでしまうムクゲとヒルガオは選外になったと記憶しています。
(ちょっと歌などを正確に調べて、また後で記事に書きますね、
いい加減な記憶でごめんなさい^^;)
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 18:30
★水の宮さん、こんばんは♪
 「萩」は木なのに「草冠」を貰って、野の花の一員とされた
ことによって、より日本人に愛されたように思います。

 蒔絵や着物の柄の萩も好きです。 葉も花も枝垂れて
花こぼるる風情も、何もかもが好もしいですね^^
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 18:37
★酒徒善人さん、こんばんは♪
 そんな…だって、「稲」はもう別格ですよ〜!
 
 野に咲く秋の七草よりも何よりも、大切な
「五穀」の筆頭ですもの☆ 

 黄金色の瑞穂の収獲、ありがとうございました<( _ _ )>
Posted by 山桜 at 2006年10月08日 18:42
言われてみたら、庭や畑に女郎花・藤袴が咲いています。
近くの草むらには、萩・葛・ススキ・ノアサガオがありますね。
撫子だけは見ていないです。

このように季節季節の花を集めてみると日本の秋の風情をより楽しめますね。
秋の七草も食べてみたくなりましたが、大丈夫ですよね??
ススキだけは固いので遠慮しておきますが。
Posted by YUKI at 2006年10月08日 21:06
★YUKIさん、おはようございます♪
 子供の頃、河原(大和)撫子は、河原へ行けばごく普通に
咲いている花でしたが、最近は栃木でも見かけませんか?
「野朝顔」というのを最近良く耳にしますが、それも昔から野に
咲いていたものなのですか? 

 秋の七草は主に観賞用だと思いますが…^^;
萩の豆は粉にしてお粥などに混ぜて食用にしていたそうです。
葛は根っこからとった葛粉は有名ですが、枝豆のような実は
美味しいのかな? 試したら教えて下さい。毒は多分無いかと…
桔梗の根は韓国でいう「トラジ」ですから食べられますね。
藤袴は乾かして香りを楽しむ他漢方薬にもなるので、美味しいか
わかりませんが、何とか食べられそう。
オミナエシも見た目は粟飯のようで美味しそうですし、
漢方薬にもないますが、ちょ〜っと臭いですよね…
Posted by 山桜 at 2006年10月10日 09:39
「秋の七草の歌」私は独自に考え前半を尻とりで憶えました。

はぎ ききょう おばな なでしこ おみなえし
  き    お    な    お     
  (5)     (7)      (5)

くず ふじばかま 秋の七草

  (7)     (7)
Posted by 神ア哲一 カンザキテツイチ 65歳 大分県別府市 at 2008年06月11日 10:57
◆神崎哲一さん、初めまして! 
 ようこそお越し下さいました。<( _ _ )>

 神崎さんの作られたしりとり和歌の方が、上に掲載の@の
和歌より、ずっと語呂が良くて、覚えやすいですね!

 私はその@がどうも覚えられなくて長年苦しんでいたので、
これからは神崎さんの方を口ずさんで覚えたいと思います。
貴重なお智慧を分けて下さいまして、ありがとうございました。

 これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 お名前をクリックして飛んでみたのですが、上手く到達
できませんでした。 宜しければ今一度、HPまたはブログの
URLを教えて下さると嬉しいです。
Posted by 山桜 at 2008年06月12日 09:27
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