
「春草廬(しゅんそうろ)」
江戸時代、河村瑞賢が淀川改修工事の際に建てた休憩所→大阪→ 横浜・三渓園→ 所沢市・松永安左エ門(耳庵)の柳瀬荘→ 現在地に移築。「春草廬」の扁額は、曼殊院良尚法親王筆。
安住の地を得て、ゆったり旅の疲れを癒しているような風情でした。

「転合庵(てんごうあん)」対岸からの遠景
小堀遠州が桂宮から茶入「於大名(おだいみょう)」を賜った折、その披露の為、京都伏見の六地蔵に建てた茶室→大原寂光寺に移築→茶入と共に当館に寄贈され現在地に移築。


庵の内部
こちらのお茶室は良く使われているようで、お香の残り香が漂い内部にも生気がありました。 右の写真は光の入り具合のせいか不思議なセピア色モノクロ状態になってしまいました。

「六窓庵(ろくそうあん)」
17世紀中頃、奈良・興福寺慈眼院に建てられた金森宗和好みの茶室。
元興福寺大乗院、現在奈良国立博物館に移された「八窓庵」
東大寺塔頭四聖房の「隠岐録」と共に「大和の三茶室」といわれた。
解体輸送中の船の難破、第二次大戦中の解体・疎開などをくぐり抜け、昭和22年(1947)9月、数奇屋の名工木村清兵衛により現在地に再建。 水屋、寄付、腰掛などは明治14年に古筆了仲(こひつりょうちゅう)によって設計、増築。
肝心なところは見えないし、小さなどう使ったのかよく分からない
建物が…上の解説を読み、あれがそうだったのかなと思い返すも知識の乏しい私にはイササカ難物でした。

「九条館」
京都御所内の九条邸→東京赤坂の九条邸に移築。当主の居室。
昭和9年(1934)九条家から寄贈、現在地に移築。
床張付、襖などには狩野派による楼閣山水図が描かれており、欄間にはカリンの一枚板に藤花菱が透かし彫りされています。
お屋敷をこっそり覗く子供のように硝子窓に顔を寄せて写真を撮り
ました。 木枠にはめられた昔の硝子の何とも言えぬ歪みによる光の揺らめきが好きです。
この他「応挙館」、燈籠、五重塔、石碑、有馬家墓石(昔この庭園は寛永寺境内で、なぜか今もこの墓石だけが残されているそうな)など見所はいろいろです。 桜の頃はまた一層華やかでしょう。
(公開は春秋の年二回)

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記憶がありますが、あらためて行きたいと思いま
した。
ありがとうございました。
今読み直してみたら、何点か文字化けしているようで、
トンチンカンな言葉が並んでいますね!(@@;)ノノ
Seesaaブログは時々こんなことが起きるので要チェックです。
早急に直します。申し訳ありませんでした。(冷汗;)
博物館も美術館も、鎌倉とんぼさんとご一緒出来れば、どれだけ
勉強になるか分かりません。 いつか是非、ご教授賜りたく存じます。
見学し、お茶をよばれて帰ってきました。
建物も物凄く長い距離を移動するものなのですね。
一度行って見たいです。風情がありますね。
再建や移築は、色々な困難が伴って、大変だと聞きます。
名工の方々の、執念や誇りがなければ、叶えられない事ですよね。
障子が恋しい季節になりました。九条館も立派ですね。九条家って、
九条武子さんとは関係ないですよね。行き成りすみませんm(__)m
いいよね。上野。仏像展もみたの
かな?
木枠にはめられた昔の硝子の何とも言えぬ歪みによる
光の揺らめきが好きです
うん、私も大好き♪ やっぱり木像建築って素適♪
また小金井のたてもの園にも
行きたいなぁ。
「八窓庵」でお茶を戴けたのですか? 羨ましいです。
お茶室もお茶道具も、正に「数奇な運命」を辿るもの、
多いですね。 持ってて良い場合と、手放して良いことが
ある場合と色々なのでしょうね…。
この日お茶室を拝見し、翌日には炉開き、その翌日には、
お茶壷を拝見しにはるばる骨董店まで行って参りました。
お茶のお稽古を始めてから、何か流れが変わって来たようで、
これから先も楽しみです♪
九州の国立博物館も是非行って見たいと思っています。
九州大好きなんです。 若い頃は北海道大好きでしたけど、
今は九州に行きたくて仕方ありません。
九条武子さんのご主人が、大正天皇のお后、節子様の弟さん
だったようです。 時代考証は分かりませんが、この九条館にも
いらしたことがあるのかもしれませんね〜
そらっちも最近行ったの? この処、ブログの更新も
ままならず、皆さんの所も全ては網羅出来なくて、
コメント戴いた方の所中心に回るだけになってしまっていて
気付けなくてごめんね…。
仏像展も勿論拝観したよ。それも書きたいんだけど、今日
書けるかなぁ…出歩いた分家事が山盛り…^^;
「歴史的芸術的文化的価値」と「便利な日常生活」
この2択が辛い所…。いくら保存すべきと言ってもそれに当面
する人はそりゃぁ大変だもの。 建物は人が住まないと
不思議と枯れていくしね。 ここのお茶室ももっと使われると
いいな。 私の先生によると案外安く借りられるんだって。
いつかここでお茶会開いて下さるかな♪
さても 東京国立博物館
予 何度も訪ねたるに 庭園あるを知らず
姫の紹介なくば 生涯知らずにある哉
よきことを知りて いとうれし ありがたし
いずれ 時をみて 必ずや訪ねんとぞおもへる
これら建物の名もすぐれてよきにして その佇まひとともに味はいゐたり
いきなり京都へ旅したようです。
造園関係で茶室や日本庭園に関わったことがありますが、お茶も習ってみたいですね。
好きなところへ行って、『どこでも野点』を楽しみたいです!
庭園の開放は「桜咲くの春」と「紅葉もえる秋」の
年2期だけですので、東博のHPなどで日程を確かめた上、
お出掛け下さいませ。
お茶に関する様々な銘はどれもこれも素晴らしいものが
多いですね。 庵の名前の謂れなども分かると一層味わいが
深まります。
東京は緑も多く文化財の保存もなかなか頑張ってますので、
あまり都会は空気が悪くてごみごみしてて…などと嫌わずに
たまには遊びに来て下さいね。庭園のある美術館がお薦めです。
先ず例のお友達にお好みのお茶碗を焼いて戴いて、ただ
お茶を点てて戴くだけなら、知っている方にちょっと習えば
OKですから、野点を楽しまれることから始めるのもなかなか
楽しそうですね♪ チャーミーちゃんも飲むのかなぁ^^
その時の記憶がよみがえりそうo(⌒▽⌒)o
お陰さまでゆっくりとお庭を拝見できました♪
ありがとうございま〜すo(⌒▽⌒)o♪♪
前から一度歩いてみたかったの(^^)
長旅お疲れ様でした〜! 丁度庭園開放していてラッキー
だったね^^ お茶室の歴史を思うとかつてそこに座って
いらしたであろう、あの方やこの方が浮かんで来て、タイムトラベル
したような不思議な心持に浸れるよね〜♪
期間限定なので、なんとか行ければと、希望しています。
先日 PC友達が、たぶんこちらでお茶会を開いたようです。
来年は、絶対参加したいと思っています。山桜様のそのときは、一緒にいかが?
私が訪れた時には紅葉は色づき始めたばかりでしたので、
これからが盛りでしょうね。そうなると少し混みあうかも
しれませんが、やはり紅葉の庭園は見る価値がありますものね^^
使われているお茶室には、生き生きとした艶がありました。
お道具もお茶室も使われてこそですね。 いつの日か夢のような
ご招待に応えられますよう、これからも一生懸命練習、勉強続けます!