2006年11月15日

炉開き・初茶事稽古(一)

   ??〓 1118.jpg

 未だ10月よりお稽古を始めたばかりだと言うのに、大胆にも初めての茶事に出席させて戴くことになりました。 先生の優しい眼差しに励まされ、生来の好奇心が渦巻く不安に打ち勝ってしまいました^^;

 忘れないうちに早く書きたいと思いつつ、もう1週間立ってしまい、記憶もあやふやな所があるかと思います。 なにかおかしな処などございましたら、諸先輩方、どうかご教授賜りたくお願い申し上げます。

寄付 
 朝10時前、先生のお宅に到着すると玄関前は既にしっとりと打ち水に潤っていました。 これが準備ができていますの合図と伺っていたのでお声を掛けますと、寄付に案内され、お白湯をすすめられました。 緊張して乾いた喉にお白湯が染み渡り、次々を集まられる先輩方とお話をする内に、ようやく少し気持がほぐれて参りました。

<露地へ>
腰掛待合
 お客様が全員揃うと、用意された露地草履に履き替え、外へと案内されます。 私はお正客さん、次客さんに次いで3番目、5名の客の中のアンコ(一番安心)の位置で前からも後からも教え支えて戴けました。

迎付け
 腰掛で暫く待つ内、つくばいを検める水の音が聞こえ、中門前でつくばってご亭主のお迎えを受けます。

手水(ちょうず) 
 中門をくぐり、つくばいで手水を使いますが、これは前の方々のやり方を拝見しますと、神社の手水の使い方と同じようでしたので、間違いなく済ますことが出来ました。(ホッ)

席入り 
 さて、いよいよにじり口からお席をうかがい、にじって席入り、露地草履を底合わせにして片付けます。 少し縁が高く、落ちないように、重ねた草履を崩さないようにと緊張しました。
 末客(お末さん?お詰めさん)は最後に軽く音を立てて戸を締め、席入りが済んだ事をその音で亭主に伝えます。


 付記:あやめさんに末客さんの呼び名は「お詰めさん」と教えて戴きましたので、訂正致します。ありがとうございました。


 この後が大変でした。 床の掛け物、炉、道具などを拝見して自分の席に着くのですが、畳の敷き合わせの角を越して歩き、その角で前の方、また次に後の方とすれ違うタイミングが計れず、歩く順路も分からなくなり、どぎまぎです。

 折角の一期一会の拝見の機会でしたのに、無我夢中で目で見てはいた筈なのに心が集中していなかったのでしょう…よく思い出せないのです…本当に勿体無いことをしました。
(つづく)
 



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ラベル:炉開き 茶事
posted by 山桜 at 00:00| Comment(34) | TrackBack(0) | 茶の湯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
☆山桜さんへ 初めての茶事のご報告、楽しく読ませていただきました。イメージとして完全無欠の山桜さん、狼狽ぶりが新鮮…。改めて山桜さんも普通の人間だったと…いやはや失礼。私も作法ぐらいはと五年に一度ぐらい会社の茶道サークルが実施する入門講座に行きますが、毎回、二三ヶ月後にはすっかり忘れてしまいます。頑張ってお続けくださいませ。フレーフレー!
Posted by 糺ノ森人 at 2006年11月21日 11:57
私も山桜さんの(汗)が
暑さ以外でも出るということに・・・ふふ

それでもなんにでも興味を持って
積極的に出て行かれる行動力に脱帽。

わたしはお茶のお作法なんて
すっかり忘れてしまったわ。。。
それこそ、先日お茶を頂いたときに(汗)でしたもの。
Posted by 爽子 at 2006年11月21日 15:02
興味深く拝見しました。
後座のお花ですが、花入れは唐金のようですが、
このような扱いは、、、これですと真(真ん中)
に飾る姿ではないかと、、、御軸を巻き上げて
花だけでよかったように感じます。

最近 離れていますので錯覚かも知れません。。
ゴメンナサイ。
Posted by 鎌倉とんぼ at 2006年11月21日 19:01
 ワクワクドキドキ、楽しみながらも、緊張していらっしゃる様子が目に浮かびます。 
 最初の茶事でこれだけの事が書けるのですから大したものです。^^
きちんとした、いいお茶事を経験なさったようで、本当に良かったですね。
 一期一会と、真剣に頭に叩き込もうと思っても、そうそうには、おいそれと記憶
出来るものでもなく、後は、経験、回数を踏む事ですよね。
 お互いに、これから頑張りましょうね。
Posted by 飛翔 at 2006年11月21日 19:54
◆糺ノ森人さん、こんばんは♪
 きちんと習いたいと思いつつ、とうとうこんな歳になって
しまいました。 新人として教えを受けるということは気持が
引き締まって、実にいいものですね^^ 美味しいお菓子が
戴けるので、楽しく続けられそうです♪

 あのぉ…完全無欠とは何を仰るやら、ホェ〜!(゜◇ ゜;)ノノ
そんなオソロスィイメージ、お願いですからどこかに捨ててきて下さ〜い!
Posted by 山桜 at 2006年11月21日 21:42
◆爽子さん、こんばんは♪
 爽子さんの華道のように、何か一つの「道」を続けていたい
と思い立った時、ずっと憧れつつもどうしても敷居が高かった
茶道、日本伝統文化の色々を学ぶことのできる茶道、に思い
切って飛び込んでみようと決心しました。 これも爽子さんを
はじめ素敵な皆さん方の啓蒙のお蔭です。ありがとうございます!

 冷汗かくのは、脳にいい刺激を与えてくれるようで、
眠っていた細胞も少しずつ生き返ってくるようです^^;
Posted by 山桜 at 2006年11月21日 21:51
◆鎌倉とんぼさん、こんばんは♪
 私には未だ分かりませんので、家元のご本を見てみると、
確かに後座ではお軸は巻かれ、お花だけを中央に飾ってある
お写真が載っていました。 この日はお稽古を兼ねてお弟子
さんが亭主役をされていましたので、もしかすると…

 こうして間違えた?時、疑問に思った時こそ強く心に
刻まれるものですね。 ご教授ありがとうございました<( _ _ )>
Posted by 山桜 at 2006年11月21日 22:03
◆飛翔さん、こちらにもありがとうございます♪
 この日のように緊張せず、ゆったりとお茶事を楽しめる
ようになる為の日々のお稽古なのだと、身に染みました。
憧れの世界を垣間見られ、そのことが分かっただけでも
思い切って出席した甲斐があったと思います。

 こうしてネットの中でも励まし教えて下さる先輩方に
恵まれて、私は本当に幸せ物です^^
Posted by 山桜 at 2006年11月21日 22:20
緊張感漂う文章に背筋の伸びる思いがしました。
機会あれば大和郡山の慈光院へもお立ち寄りください。
Posted by 酒徒善人 at 2006年11月21日 22:37
◆酒徒善人さん、おはようございます♪
 確かに背筋が、伸びますね〜 今読んでも冷汗がたら〜り^^;
久し振りに剣道の道場にいるような気分になりました。
人との間合いを計る為に五感を研ぎ澄ますような…

>大和郡山の慈光院
・小堀遠州のお庭があるのですね! 岡山・高梁のお寺、
(調べたら頼久寺だったようです)で拝見したことが
あります。立体モダンアートの先取りだと思いました。
酒徒善人さんのお国には宝物がいっぱいで羨ましいです。
Posted by 山桜 at 2006年11月22日 08:44
◆皆さまへ◆
 冒頭に掲げておりましたお軸とお花の写真は、あくまでも
お稽古の中での掛け流しという略式の形だったそうで、
表に出すべきでないとの先生のご指導先生を受けまして
下げさせて戴きました。 どうかご理解下さいませ<( _ _ )>
Posted by 山桜 at 2006年11月22日 15:08
正式なお茶事に参加できて、よかったですね。それにしても、習いたてとは思えないほど、山桜様がお勉強されているのがよくわかります。
経験の少ない私にとって、興味津々。続きが楽しみです。
Posted by チャチャ at 2006年11月22日 19:59
あ〜読んでる私が緊張しました〜(@@)←そんなバナナ
お茶の世界って不思議だねo(⌒▽⌒)o
ひいては、文化って不思議だね、となっちゃうかなあ。。。
Posted by やゆよ at 2006年11月22日 20:16
 何事も初めて・・・・という気持ちはいいですね。こちらもワクワクします!
 私も山桜さんの茶事に向かうような気持ち、日々大切にしたいと思いました。
Posted by こはる at 2006年11月23日 01:34
ご一緒させていただいたような気持ちになりましたよ。
私も20代の初めてお茶事は3番目・・・
ここは初心者には特等席で色々ゆっくり周りをみて自分ができるの良いいですよね〜。
最初は皆同じですが・・・
興味の持ち方により今後のお茶が違ってくるかもね〜
新鮮な気持ちを大切にこれからもお茶のことでお話しさせてくださいね。
私はアメリカで本格的なお茶事はできないのですが真似事で楽しんでいますよ。
お仲間が増えて感激〜〜〜。




Posted by あやめ at 2006年11月23日 02:39
◆チャチャさん、おはようございます♪
 身内だけの「茶事のお稽古」ということで、気軽にね…
と言ってくださいましたが、やはりお庭の水音や松風だけが
聞こえてくる静かな空間は、身がひきしまり緊張しました〜

 習ってきては、本などでおさらいしているのですが、
年齢がいってからのお稽古ごとは、自分でももどかしい程
覚えが悪くて…若い脳と取り替えたくなります^^;
Posted by 山桜 at 2006年11月23日 08:05
◆やゆよん、おはよう♪
 緊張はするんだけど、決して嫌じゃないのよ〜
ひとつひとつのことが新鮮で、ずっとワクワクとドキドキが
相まって((((o゜▽゜)o))) 最高の気分だったよ♪
しっかりお稽古して、このひと時をもっとゆったりと楽しめる
ようになりたいなぁって思えたので、初心者の時期に出席できて
とてもラッキー、幸せだったよ〜(*^▽^*)
Posted by 山桜 at 2006年11月23日 08:12
◆こはるさん、おはようございます♪
 新しいことに望む気持は、晴れやかで胸高まり幸せ一杯です。
本当は何も無くても日々新鮮な気持で居たい所ですが、
なかなかそうはいかなくて…。

 思い切ってわたしにとっては、とても高かった敷居を
越えてみて本当に良かったと思います^^
Posted by 山桜 at 2006年11月23日 08:16
◆あやめさん、おはようございます♪
 本当はあやめ先生とお呼びしなければいけない位ですのに、
親しくお話させて下さり、ありがとうございます。

 3番目って最高ですね^^ みなさんの応援して下さる
優しいお気持に両側から支えられてすごく励まされました。

 初心者ならではのトンチンカンが多々あると思いますので、
これからもお気づきの点など、どうか色々教えて下さいね。

 アメリカでのお茶のお稽古のこと、とても楽しく拝見させて
戴いております。 私は特に植物の様子が違うことに
興味津々です♪
Posted by 山桜 at 2006年11月23日 08:25
◆皆さまへ◆
 (つづく)がなかなか書けなくてすみません。
これじゃ、まるで「ライフカード」のCMですね^^;
今日もこれから出掛けますので、どうかご容赦を…<( _ _ )>
Posted by 山桜 at 2006年11月23日 08:28
◇山桜姫 おはやふにござる
ここにおいでの皆々様も仰せのとおり
姫が麗しくも賢き姿 彷彿とせる記事にて
その文章の明らけくあるを嬉しくおもほゆ

一つ一つの動きに意味籠もりたる茶道が作法
これ我が国の誇りなり
記事続編を楽しみに待つ哉  頓首 
Posted by あかひと at 2006年11月23日 08:41
お茶だけはしっかり習っておくべきだったとしきりに悔やんでいるももりです。4度、習い始めて4度止めました。お裏あり表あり。どうも、イラチのももりには続かなかったのです。先生との相性ということも大きいでしょう。妹が、もう何十年も続けていまして、いつも、おいしいお茶を入れてくれます。その度に、「あああ・私も・・」と思っています。なぜか、私が入れたらおいしくないみたい。でも、お菓子はおいしいし、何より、お茶室が好き。水屋も、ホントに合理的ですよね。お庭もお茶碗も・・・ホント、すてきです。日本文化が詰まっていますよね。
Posted by 山口ももり at 2006年11月23日 10:34
なにごともほどよい緊張感が好いですね
茶道は抹茶の方も煎茶の方も家の仕事だったのですが
正式に習ったことの無い門前の小僧
だから茶席なんかに行ったらきっと
えらいことになるだろうなぁ…(^ ^;
Posted by 幽黙 at 2006年11月23日 12:21
茶事ご出席、おめでとうございます。
お席にご一緒している気分になりました。
私もまだ何度かしか茶事には出席していませんが、やっぱり回数重ねる度に雰囲気にも慣れ、動きもスムーズになってきている気がします。
席入りの足は特に難しいですね。うちの社中ではお稽古の前に必ず皆席入りをしてからお炭をするので、自然にできるようになりました。
続きを楽しみにしています!!
Posted by m-tamago at 2006年11月23日 12:55
◇山桜姫 おばんにござる
けふ 予が武路愚の湖面渡 一覧したるに
11月2日から4日にかけて姫より頂きたる湖面渡あるも 気付かずに時の過ぎ行きたる
遅ればせながら 先ほど「かへし」をアップしたれば お時間あらばご覧いただきたく願上候
遅延 平に深謝するあかひとなり 頓首
Posted by あかひと at 2006年11月23日 22:53
「叡展」の地図を本日のブログに入れました。お目にかかれたらどんなにうれしいことでしょう。でも、ありきたりな65才のおばあちゃんですのよ。がっかりなさるのではってちょっと心配です。
Posted by 山口ももり at 2006年11月24日 08:31
こんにちは。私はお茶を習ってないにもかかわらずお茶席に出させていただき、もう失敗続きのがちがちでした。。でもお茶は美味しかった。。。。山桜さんとお茶とっても似合う感じです。
Posted by 金木犀 at 2006年11月24日 09:21
◆あかひとさん、おはようございます。
 そのように美しく想像して下さって、お恥ずかしい限り…
実際は多分旧型ロボット(最近のものはむしろ私より
なめらかな動きかも…)のようにギクシャクしていたと
思います^^;

 隅々の所作まで長い年月をかけ、多くの先達の方々により
磨かれ完成されているからこそ、美しくよどみく、それぞれに
きちんとした意味があるものなのですね。

 お茶の時だけに限らず、無駄のない美しい立ち居振る舞いが
できるようになりたい、という長年の憧れを実現すべく、
日々お稽古に励みたいと思います♪
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 10:24
◆山口ももりさん、おはようございます♪
 今朝、もう一つのコメントも拝見、早速地図などを確認
致しました。 東京駅から歩いていける距離で嬉しいです。
お親しい方々との久し振りの交流などの妨げにならぬよう、
一目でもお会いできたら感謝と思っております。

 お茶は先生との相性がとても大事と思います。それが怖くて
なかなか始められなかった位です。私は最初でとても佳い先生に
巡り会えて本当に幸運でした。

 ももりさん、私も同じです! お菓子やお茶が好き、お茶室やお庭、
お茶碗、お道具の数々も好きでもっとよく知りたくて、とうとう
辛抱堪らなくなってしまいました^^;
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 10:39
◆幽黙さん、おはようございます♪
 お生まれの時から、そのような環境に囲まれていたなんて、
端からすれば羨ましい限りです。 例え習われていなくても、
隅々まで美意識の行き届いた中でお育ちならそれこそ、自然に
美しい立ち居振る舞いも身についていらっしゃる…素敵です。
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 10:50
◆m-tamagoさん、こんにちは♪
 たまごさんは口切の茶事の亭主役を務められたのですよね!
お茶壺の紐の結び方まで工夫して練習されて、一層尊敬の念
が高まりました。 お稽古を始めてから、たまごさんの記事
の貴重さがますます身に染み勉強になります。
いつもありがとうございます。
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 11:15
◆あかひとさん、
 あぁ、私が遅々とタイミング悪く書き込んだばかりに、
殿にご面倒をお掛けして申し訳ありませんでした!
この様にお返事戴けましたこと、殊更に嬉しく有難く存じます。
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 11:31
◆山口ももりさん、ありがとうございます!
 上にも書きましたが、お蔭様でもっと大きな地図も検索
してバッチリ下調べ致しました♪ 家人の都合もあるので、
外出できるかどうか、未だ分からないのですが、隙あらば
是非とも馳せ参じたいと思っております。

 あの、私こそ…どうしましょう。 どんなイメージをお持ちか
分かりませんが、日焼けした野人が一生懸命白粉はたいて
町に現れた風をご想像下さいませ(苦笑)
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 11:40
◆金木犀さん、こんにちは♪
 金木犀さんは伝統文化に触れる機会が多いでしょうから、
自然と身についたものがおありだと思います。
それでも、皆さんが注目する中、一人動作をおこすだけでも
緊張しますよね〜 

 えっと、どうしよう…どこからそういうイメージが…
日焼け体育会系ガッシリ型が本当の姿ですから!
無いものに憧れがちではアリマス^^; 
Posted by 山桜 at 2006年11月24日 11:50
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