
所属団体の創立者がキリスト教精神を柱としていることもあり、また
日本の子供にとっても既にクリスマスが心浮き立つ嬉しい年中行事と
なっていることもあり、我が団に於いても毎年の活動の締めくくりは
「クリスマス会」となっています。 地域のお友達もお招きしました。
上の写真は、オープニングセレモニーの様子です。
全ての明かりを消した中、手に手に捧ぐ蝋燭のともし火だけを頼りに
「きよしこの夜」を唄いながら入場して行きます。
火は大切なものですが、常に危険を伴いますので、どうしても普段
子供から遠ざけられたものになっているのではないでしょうか。
「髪の毛や洋服などに燃え移らないように、
自分の体、そしてお友達や他の人の体からも
充分に離して持つこと。」
「溶けたロウがこぼれないように
(体につくと熱い、床に落ちると汚れる)
ロウソクは傾けず、まっすぐに持つこと。」
この2つを守るように言い聞かせ、一定の緊張感を与えつつ、
幼稚園生・小学1年生の子等にも1本ずつロウソクを持たせました。
このように「火」を間近に見たのは初めての子もいたでしょう。
火を見詰める目の輝きと一生懸命さに、私の方が感動を覚えました。
一人ずつ「来年したいこと」などを言い、その願いが叶うように
心を込めて自分のロウソクを吹き消していくのですが、初参加の子の
願いは…
「来年もまたクリスマス会に来れますように。」
未だ始まったばかりなのに、そんな風に思って貰えただなんて…。
なにかの「ともし火」が、その子の心にも灯ったのでしょうか。
わたしは覚えていませんが、母や周囲によるとわたしはキリストが生まれる馬屋の持ち主である宿屋の主人で、「お泊めすることは出来ません」とかなんとか言うてたそうです。
劇のことはあまり思い出せませんが、みんなで歌を歌ったり、キャンドルがきれいだったり、ケーキをいただいたことなどが今でも記憶にあります。とても楽しい気持ちになってました。
参加された子供さんたちも大人になってもきっとこの楽しさ・豊かな喜びを忘れないと思います。
そして次の世代の人達にも伝えてくれるといいな、と思います。
地味な記事を拾って下さってありがとうございます!
私もお話の後に配られるお菓子とカードに釣られて教会の
日曜学校に通ってました。クリスマスのお芝居、やりましたね〜
私が覚えているのは、天使の役と三博士を導く☆の役です。
マリア様の役、一度でいいからやりたかったなぁ…
そんなことはしぶとく覚えているんですよね(苦笑)
こういう子供心に染み込むような行事、日本の寺社でも
もっと盛んになったらいいのにと思います。お稚児さんの
お神楽やらお囃子やら、盛んなのを見ると嬉しくなります。
なるほどね、そういう時間、大事でしょうね。
大人にも。
「火」を見詰めるひとときって、ホッとしますよね。
大晦日のお焚き上げに照らされながら甘酒などを戴くと
新年に向けての新しい力が湧いてくるような気がします。