2007年01月03日
万祝と紅型
引き続き「アクアマリンふくしま」の内部展示のご紹介です。
この水族館は水棲生物の展示などに留まらず、海川と共に育った民族文化も多数、工夫を凝らして展示しています。
この色鮮やかな染物は「万祝(まいわい)」と言い、房総半島から青森にかけての太平洋岸で見られる、大漁祝に網元から漁師たちに配られるお祝いの引き出物です。反物で配られ個々の家で仕立てたのだそうです。
木綿地に型染め、派手な色合いのめでた尽くしの模様が印象的です。この鮮やかな配色と型染めの風合い…どこかで見たことがあるような??
そう思って歩いていると…
マンタを中心に南洋の生物満載の新作紅型
別のコーナーで沖縄の紅型の展示に出会いました。そうです、万祝の色合い風合いは、この沖縄の紅型に似ていませんか?
万祝の発祥地は鰯漁が盛んな房総九十九里とされているようです。万祝としてお祝いを配る文化としては、そこが発祥かもしれませんが、この鮮やかな型染は、房総・安房に渡ってくる前の故郷四国・阿波、さらには沖縄から伝わって来た文化の可能性があるのでは…?
酉小屋〜鳥追い小屋に次いで、またしても妄想が広がる展示でした。
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描きたいものを描く。何がいけない???同じ人形を5人が描いたら同じ絵になるはずなのにならない。5種の絵賀できるのが絵の面白い所です。
オウ一族でしょうかね
本年もよろしくお願い致します。
「万祝(まいわい)」、図柄といい、色といい、
縁起が良いように感じました。
1年の初め、やはり勢いをつけたいですよね(^^)
本年も、引き続きお付き合いお願い申し上げます。
何だか忙しさに紛れ、コメントした積りになっていました。御免なさいm--m
山桜さんのは、妄想ではなく、無限に広がる想像力でしょう?*^^*¥
前の日記ではありませんが、想像力は、鳥よりも高く飛べるとか^^¥。
素材はシンプルでも、万華鏡の様に広がる世界を楽しみにしています♪
特に青の色の発色は違うっぽい印象だけれど
その辺りは地域の海に対する色の認識の違いかな?
やっぱり沖縄の海の色と東北の色は
あきらかに違うものね〜
でも、取り合わせはそっくりだと思ったよ!!
でも訪れたのは恐竜の化石や鉱物の展示してある博物館でした。
そう、そうですよね〜♪ ありがとうございます!
描きたくなったから描いたんですもの、何を文句つけられる
ことがあるのかって、今までず〜っとモヤモヤしてました。
自分では気に入っていた絵だったのに、クラス中の前でそう
言われて、それ以来その絵の行方は記憶にありません。
子供の芽を摘むような、こういう大人には絶対になりたくない
と思います。(これはももりさんのブログでの話題ですので、
他の方には意味不明ですよね、ごめんなさい^^;)
意宇一族…幽黙さんもそちら方面もかなりお好きのようですね〜
日本は色々な流れの終着点のようで、大陸からあり南洋からあり、
アリューシャン渡りあり、その他色々流入で面白いですね。
私も学者ではありませんし、結論づけたり強引にある説に結びつけ
たり決めつけたりする積もりはありませんが、いろいろ想像、
あれこれ妄想を楽しむのは大好きです♪
今年も宜しくお願い申し上げます^^
今年は谷中七福神めぐりはされましたか?
やはり宝船に鶴亀の絵柄は縁起が良くて、是非お正月にと
思い掲載致しました。 今年もど〜んと景気よく参りましょう!
あっ、私が年明けに戴いた飛翔さんのコメントを年内の日記
から賀正の日記欄に移動させてしまったのです!
確かに年頭のご挨拶は戴いております。 お手数をおかけして
本当に申し訳ありませんでした。<( _ _ )>
あぁ、そうです…私の頭の中は万華鏡かもしれません。
ころころと考えが変わって元の形に戻れなくなることも
シバシバ…でも根っこのパーツは変わらないんです^^;
わ〜っ、沖縄に居たやゆよんがそう言ってくれると、
心強いよ〜! ね、似ているよね♪♪
そうか! 海の色、確かに違うね!
沖縄の紅型では透き通ってキラキラ輝く珊瑚礁の浅い海、
福島の万祝では、もっと深い青緑の海なんだね。
うんうん、なるほどだよ、ありがとう!
私、本当は石炭・化石館へもすご〜く行きたかったんです…
私の化石好きご存知ですよね。フタバスズキリュウに会いたかった。
でも主人の母がこれで3度目だと言うので、流石に申し訳なくて。
次の機会はいつだろう…逃したチャンスは大きいような。