2007年02月04日
春、笑ふ
春の日を あつめて 笑ふ 福寿草 (上句・山桜)
この天地に幸撒くがごと (下句・丹人氏より賜る)
立春正月、おめでとうございます。
とうとう、一度の積雪もないまま冬を越え、春を迎えました。
土の中の水分が足りないのか、福寿草も少々小粒のように思えます。
そんなこんなで心配なこと憂えることもありますが、何はともあれ、
柊(冬)・鰯(水気)・鬼(陰)豆打ち祓い、春、木気、陽来る!
「立春大吉」みなさまの幸せな門出でありますように。
<<追記 2007-02-05>>
友部丹人さんより、上掲の下の句と一緒に福寿草の品種名を
「福寿海」と教えて戴きました。 福寿海と言えば、観音経の
より出でた「福寿(聚)海無量」の言葉を思い浮かべます。
どうか皆さまが、海のように限りない観音様の福徳寿に
包まれた良い歳になりますように…
「具一切功徳 慈眼視衆生 福寿海無量 是故應頂礼」
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アオノメグミ
Excerpt: 如月(きさらぎ)の光ぞうれしこの庭にオオイヌノフグリちひさく咲けり この可憐なる花にオオイヌノフグリたる名の不似合ひなれば アオノメグミの名を与へたるあかひとなり 如月(きさら..
Weblog: 友部丹人旅日記
Tracked: 2007-02-12 15:17
原則としてその場合、注連縄は喪中で無い家に預かってもらうのですが、今は飾らないだけでしまって置くだけになってます
これは、「まったく正月をやらないと、その年に不幸が続く」という言い伝えからです。(不思議と実際に続くんです)
そちらではどうなのでしょうか?
今、玉井人さんの所に花の名前を書いて戻って来た処で、
ビックリしました。 お互いに訪問中だったのですね^^
そういう風習は初めて聞きました。 今度実家へ行ったら
両親に尋ねてみます。 この地域の言い伝えなどを纏めた本
でも、そのような記載はなかったように思いますが、郷土館へ
行ったら確認してみますね。
立春正月をことほぎまつる
姫「春の日をあつめて笑ふ福寿草」と上の句をうたへば
予「この天地に幸撒くがごと」と下の句をささげん
*福寿草の名は「福寿海」なる一品種の名から採りたるときけり 姫が撮影したるは「福寿海」なるとおもへり
陽気に誘われてか、我が家裏庭の堀(小さな池)に
カワセミが現れ水浴びをしていました。
残念ながら写真に収めることは出来ませんでした。
私もついつい笑ってしまいました。こちら長崎では、
2月の2・3・4で、冬・節分・春を成し遂げてしまいました@@;/
福寿草、可愛いですね。
見つけると福がやって来そうな気になります。
東京の懐のふかさにただただ驚くばかりです。
それとも山桜さんの眼力と視野の裾野の
広大さゆえなんでしょうか。
おそらく後者なんでしょうね。
この花の黄色を見ただけで、既に幸せな門出となりました。
よし、今年は施餓鬼供養に精を出します。
からだいっぱい
春〜
してますね
福寿草、、、野生のですか。
綺麗ですね。
鎌倉を一巡りとは思っていますが、、、節分や
ナニやと、、疲れたようで、気が起きません。(苦笑)
免許の更新や過去帳に手紙の返事などのもあって
て、、、窓から見える土手には白梅が綺麗に咲いて
オナガの一団も遊びに来ています。
殿、以心伝心、下の句を望みたる我が願いお聞き届け戴き、
天にも昇る嬉しさにございます!
早速、本文に添えてみますれば、福寿草の笑みますます
溢れ出でむ様子也(^∇^)♪
また「福寿海」なる品種名を伺いて「観音経」の一節を思い浮かべ、
皆さまに観音様の寿ぎをお分けすることができました。
誠にありがとうございました。<( _ _ )>
お庭にカワセミまで飛来するとは、さすがは瓜亀仙人邸!!
カワセミの姿を写真に治めるには熟練の腕と忍耐と幸運が
必要かと思いますが、いつかその姿留めて見せて戴ける日を
楽しみにしております^^(←プレッシャー?)
花笑うのを見つけると、こちらも笑み零れてしまいますね^^
長崎といえば、南国のイメージですが、やはり日本海側に
近いので、こちらよりも雪が降りやすいのでしょうか。
羨ましいです。大雪は備えも乏しく困りますが、うっすら
雪化粧くらいを一度は見たいと待ち望んでいます。
お正月用に無理に早く咲かせた福寿草はどこか気の毒な
感じがしますが、自然に神様の恵みを得て咲いた姿は真に
福福しくて、嬉しいものですね〜!
お褒め戴いて恐縮至極…どうしましょう…ごめんなさい、
これは野性ではなく植えられたものが広がったのだと思います。
でも確かに東京の自然は思いのほか懐が深いと思います。
皇居と同じ様に、こちらは水道用貯水池で禁足地が多いので、
生き残った植物も多いのではないかと思います。
福寿草ではないのですが近縁のイチリンソウは自生しています。
去年の記事「一輪草」です→http://yamasakuran.seesaa.net/article/16662334.html
福寿草と名付けて下さった人にありがとうを沢山言いたいですね^^
天狗さんの日記を拝見すると、同じ町の方々が羨ましくて
たまりません。 このように熱心な神仏に通じたお方が町に
いらしたら、どんなに嬉しいことでしょう。
天狗さんこそ、福寿草の化身です!
どうしましょう…福寿草につられて「ふくふく」しすぎました〜
だって、陽光の下のお蕎麦もお菓子も美味しかったんです^^;
神社は節分、初午まで怒涛のお忙しさでしょうに、それに
加えてのお仕事も山ほどで、どんなにかお疲れのことかと…
お察し申し上げます(゜―Å)
早春の鎌倉…窓の梅も慰めでしょうけれど、是非、チラとでも
お散歩にお出かけ下さいませ。
きっと春の元気を貰えるのではと思います^^
今朝、鎌倉とんぼさんに教えて戴いた「観音経」の一節を記事に
書いている間にコメントを戴きましたようで、観音様のお引き合わせに
感謝です。
山桜観世音菩薩さま、、、ですね。
ただ咲き始めの福寿草を立春に合わせて掲げただけでしたのに、
ご縁が巡り巡って、観音経の一節を思い浮かべてご紹介するような
ことになりました。 これも観音様のお導きですね。
本当に幸先の良い「立春大吉」でした。^^
いつも見守っていて下さりありがとうございます。 合掌
日が暮れて外に出ると、空気が春の匂いを孕んでいると実感しました。
黄色い福寿草は、春の初め、太陽の光の象徴のようですね。
福寿草がこちらを向いて
楽しそうに笑っていてくれるようですね♪
その黄色がハッと目にも映えて
自分も冬眠から嬉しく目がさめそうな(笑)
素敵な句も読ませていただき
ありがとうございました(*^‐^*)
わ〜い♪
観音経っていうの?お花といい、縁起のよい
スタートで嬉しいな(*^^*)
いつもステキな記事をありがとう♪
予がつたなき下の句を記事中に紹介賜りたること恭悦至極に存じ候 有難きことこの上なきなり 頓首
さて 福寿海につきては 予 「趣味の園芸」誌にて読みたる 是 昨年(2006年)一月号なり
ここに一部を紹介せんとぞおもふ
「福寿草 別名 元日草」
〜新春を寿ぐ福寿海無量の黄金花〜
日本の中部地方以北に自生する宿根草です。特に関東地方の火山灰堆積地帯に自生が多く,江戸時代後期に鉢植え栽培が盛んになり,迎春花として栽培が流行しました。
文化・文政期(1804〜30)に,園芸品種がふえました。関東地方各地で花色や花形の異なった品種が次々に発見されたり,実生による品種改良が行われたりしたためです。
天保年間(1830〜44)の成立と考えられる『福寿草写生図』によれば,青梅紅 秩父紅 信州紅 といった紅色種や 弁天白 満月白 相模白 などの白色種があります。
黄色系には八重咲きはもちろんのこと 菊咲き 三段咲き があり,一重巨大輪の 大花笠 百合咲き などを含み,多彩な花色 花形の姿が写生されて,当時の面影を今日に伝えています。
明治になってもフクジュソウの栽培熱は衰えることはなく,明治8(1875)年,菫園佳月(きんえんけいげつ)著『福寿草図譜』には,実生からの成長過程が図示され,実生による品種改良が盛んに行われたことを物語っています。
また,現在,栽培が最も多いフクジュソウの名品種である「福寿海」が本書にも記載されていることから,本種の成立はそれ以前であり,およそ150年以上の栽培歴をもつ品種であることがわかります。
先に紹介したる「趣味の園芸」のフクジュソウ特集が中の花の写真を見るに,姫がこの記事に掲げたる写真は『福禄寿』なり
これまた なんと素晴らしき名にある哉^^
写真ばかりでなく、ももりさんのようにスケッチできるように
なりたいです。 なかなか勇気が出ないけど、一度やって
しまえば段々と慣れますよね…。
最初の一歩、やってみようかな〜
柳沢さんも不用意にポンポン発言しすぎで、ああまた…と
おじいちゃんのウッカリさにハラハラします。
そこに突っ込むのが彼女達の仕事なんでしょうけれど、ホント
見ていて不快! あんな女性ばかり増えると男性が萎縮して
ますます出生率低下しそう…なんて、これ差別発言でしょうか??
杏の蕾も少しふっくらして来ましたね〜♪
昨日は窓を開けた方が室内よりも温かくて驚きました。
未だ、2月、なんですよね…春の気配はとっても嬉しいけど、
季節もなんだか猪突猛進〜??とビクビクです。
満開の時は、ニッコニコ(^∇^)で、こういう咲き始めは
(*^o^*)ポッかな〜 (^ー^* )ニマッかな〜
おめざの時のちびこちゃんみたい?
どなたか下の句で受けて下さると嬉しいな〜って思っていたら、
見事に素敵にして下さって、本当に幸せだな〜と思います^^‐☆
ね〜っ、春だね〜 ウキウキ〜ヽ(^◇^*)/♪
観音経は以前お写経で鎌倉とんぼさんに教えて戴いたのよ〜
似た音で同じ意味の文字に置き換えていくって素晴らしい
智慧だよね。 万葉仮名もその流れかなぁ…音だけの置き換え
じゃないものね〜
文字魂…一文字一文字が御仏様、ありがたいね。 合掌
昨日は、ブログのメンテナンス終了が遅れて私は全くアクセス
出来ずじまい。 それなのに、殿はお書き込みが出来たとは、
これ不思議?? さすが尋常ならぬお力をお持ちですね‐☆
「趣味の園芸」は長年の愛読書でしたが、あまりにも蔵書が
溜まってしまい、最近はご無沙汰しておりました。
記事のご紹介、本当にありがとうございました。品種名を拝見
する度に、あれかなこれかなと思い浮かべて楽しく過ごして
おりました^^ 福寿草や朝顔など、江戸時代に隆盛を誇った
数々の園芸品種は、殆ど一般には見られなくなってしまい
残念ですが、地道に品種の保存に努めていらっしゃる方々には
本当に感謝感謝です。
そう言えば、殿は確か朝顔の名品を数々お育てでしたね!
また今年も拝見させて頂けるのを楽しみにしております。
これから「福寿海」と「福禄寿」の違いを調べてみたいと
思いま〜す。 ありがとうございました!
春といえば、fairyさんはflower fairyさんでしょうか♪
もう今年は何人?かの花の妖精を見かけましたよ^^
fairyには色々な意味があって深いですね。学生の頃のスラングでは
女性っぽい男性さんという意味もありましたが、確かに妖精っぽいかも
しれませんね〜^^
予「この天地に幸撒くがごと」と下の句をささげん
↑なんて、素敵なのでしょう。才ある方はうらやましいです。
幸せを呼ぶ黄色いハンカチではなく、福を呼ぶ黄色い福寿草ですね。
姫が湖面渡に山桜姫と予の歌あそびを取り上げたまふは
いと嬉しく茲に深甚なる感謝の意を表し奉るあかひとなり
山桜姫は才のあふれいづる泉なれども
予 才なく あるは 悔(くい)のみの人生なり
さてもチャチャ姫の
「幸呼びたる黄金手拭布」と
「福呼びたる黄金福寿草」との
見事なる対比に 予 感心しきりなり
◇山桜姫 おばんにござる
この場を拝借してチャチャ姫に御礼述べたるを了承賜らんことを・・・
はい、福寿草はやはり福の神様がお宿りですね〜
たくさんの福を招いて下さいました \(^O^)/万歳!
友部丹人さんは、洒落好きの愉快な常陸の国の殿です。
是非、チャチャさんもお館へ遊びにいらしてみて下さい♪
チャチャ姫こそ、真の才能の泉の持ち主なのですよ〜
(お茶の先生で陶芸などの腕も素晴らしいのです!)
福寿草でご縁が広がれば、山桜もとても嬉しく存じます。
コメント下さっていたのに、今気が付きました〜(。。;;;)
一人に集中砲火ってねぇ…まるで、いじめでうんざりです。
◇山桜姫
お二人の会話を眺めたるあかひと
ほほにうっすらと微笑みを浮かべたり
これなる女御殿にこの國の政(まつりごと)を
任せたれば 安倍総理のいふ「美しき國」必ずや出現したるとぞおもへる
*まったくレベルの低い国会はコッカイ(滑稽)そのものなり
友部丹人様、山桜様、
お二人の才の競演をみるにつけ、自分の愚鈍さがはずかしいかぎりです。
でも、福寿草を見るたび、黄色の福を思い出し、きっと一人ニコニコほほえんでしまうことでしょう。ありがとうございました。
私も丹人さんとチャチャさんの「福寿草のご縁」を
とても嬉しく拝見致しました〜♪