2013年04月05日

梨の花

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 梨花さんというお名前はよく目にするけれど、「梨の花」となると産地以外の方は目にする機会も少なく、その姿がピンと来ないのではないでしょうか? 私もこちらへ引っ越して来て初めて間近で見られるようになり、果実の控えめな姿に似合わぬ花の豪華さと香りの強さに驚きました。 芳しいとは言えないまでも、梨の花はやはりどことなく梨の実のような香りを漂わせ虫たちを大いに惹きつけ、最盛期にはその香りと虫の羽音が相まってムワ〜ンっとむせかえるようです。 そういえば子供の頃、梨狩りに行くと梨の鈴なりには勿論、蝉の数の多さにも目を見張りました。 甘い樹液に惹かれるのでしょうか。 恐らく土の中の幼虫時代からお世話になっているのでしょう。虫たちにとって梨園は天国ですね。 人間の梨園の方では、新歌舞伎座の杮落し目前に相次いで本当の天国へ召されていかれましたが…。 

 そうそう、ケロが学校で習って来て教えてくれたのですが、梨や葡萄の棚は作業がし易いように、その果樹園の主の背丈に合わせた高さで組んであるのだそうです。 若し跡継ぎさんの背丈が段違いだった場合は少しずつ調整していくのでしょうか? そこの所を質問してもらう前に卒業してしまいました…残念。 今度梨園近くを散歩する時に、作業の邪魔にならないように園主さんに伺えたらと思います。


【ニホンナシ(日本梨)】
 古く弥生時代には栽培され(日本書紀には693年栽培の奨励の記載あり)、野生のヤマナシから幾世代に渡り改良され、特に江戸時代に改良が盛んになる。(本来は五弁花ですが、当地の品種は写真のように八重咲き) 
 果皮の色により赤梨系(長十郎・幸水・豊水など)と青梨系(二十世紀・新世紀など)に分けられる。 丸型で追熟なしでも甘く生食できる。 普通は果皮などに含まれ細胞壁を強くする「石細胞」を果実の中にも持つ為、シャリシャリとした食感がある。

【チュウゴクナシ(中国梨)】
 丸型・ビン型(下ぶくれの洋梨型)もあるが、収穫してから一週間以上の追熟で日本梨のようなシャリ感のある甘さになる。 
 「梨花」は漢詩の題材として多用され、楊貴妃の姿の形容にも用いられている。

【セイヨウナシ(西洋梨】
 (下ぶくれの)ビン型。 収穫してから一週間以上の追熟で甘く滑らかな食感となる。
 キリスト教普及以前、ゲルマン人は「神聖な木」として崇拝していた。


ラベル: セミ
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 私も虫の様な嗅覚が備わっているのか、つい芳香に誘われて、立ち寄っています^^♪
梨の花は恐らくまだ目にした事はありません。 その代わり桜の花に似たアーモンドの花は毎年主人の勤務地で拝む事が出来ます@@
 爽やかな味わいの梨の果実に似て、花姿もスッキリしていますね?。^♪

 ケロさん、やはりお母様の良い影響もあり、森羅万象の道を深めていかれるのですね。
Posted by メダカの目 at 2013年04月14日 15:33
◆メダカの目さんへ
 あのアーモンドのお花ですね〜♪ 実際に見たこともないのに、なんだかもう知っている馴染みの木のような気持がします^^ 

 梨は持っている色素の所為なのでしょうけれど、葉っぱも梨色で、赤みが無いのも特徴の一つかもしれませんね。 先週、五弁のシンプルなお花も見つけました。

 ケロは好むと好まざるに関わらず、自然と花や鳥や虫などのことを覚えてしまい、それが普通になっている自分にふと気づき「なんか嫌だ〜!」なんて言っています(ホントはオシャレなシティー派でいたいらしい?笑)
Posted by 山桜 at 2013年04月15日 12:11
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