幾度か載せたことがありますが、イチリンソウやニリンソウなどに比べると、余り知られていない花なので、群生した様子をご紹介します。(落葉樹の下の明るい日陰で湿り気のあり風通しの良い場所です) 山野草の好きな方に分けて戴いたシロバナノヘビイチゴの鉢に紛れ込んでいて、最初はヤブレガサが生えてきたかと思って喜んでいたら、あれよあれよと大きくなり白い花が咲いて2度ビックリ! 本当の名前がなかなか分からず苦労しました。
<2013-05-30 撮影>
<2013-05-21 撮影>
一番上の葉の付け根から花茎が2本出ているのが名前の由来でしょう。 蕾のすぐ下にあるのは苞? 花の大きさといい風情と言い、こちらをニリンソウと呼びたいくらい(実際最初はニリンソウと間違っていました^^;)ですが、分布が北海道・北方領土の海辺の湿原ということで全国的には余り知られずにいて(アイヌ名は「オウシキナ」)、さて標準和名は…となった時、先に使われているニリンソウの名以外ででこの花の特徴を表すには…二股に出ているイチゲ(一華=イチリンソウの仲間)に似た花…考えた名付け親の苦労がしのばれるようです。 個人的には、二股というと途中で分かれている様子やら、浮気者やらを想像しますが…^^; つけられてしまったものは致し方なしです。
<アイヌ語の古名「オウシキナ」について>
そのままズバリの解説はみつからず、なんとなく近そうな言葉を拾ってみました。
アウシ=角
アシ=立ち上がった 大きな
クナウ=フクジュソウの花
「角のように二本伸びた または 背の大きな 福寿草に似た花」
などと想像してみました。 どなたかご存知の方がこのページを見て教えて下さると嬉しいです。
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持ち帰って苦労して育てようとしたけれど、直ぐに駄目になったととても残念がって
いましたので、良く覚えています。 UPして頂き有難うございました。
>直ぐにダメになったと…
こんなに丈夫な植物ですが、おそらく移植の適期があるのでしょう。 ダメージが少ないのは休眠期なのかと思いますが、その頃にはどこに根や株があるのかさっぱり分からなくなっているので、若し、上手く掘り当ててポットなどに移植出来、且つ春にちゃんと芽が出てきた時にはお送りしますね。
宜しくお願い致しますm(_ _)m でも、お気持ちだけでも有難く嬉しいです-☆
私もやってみないとどうなることかわかりませんし、北海道・樺太・千島列島辺りの植物が、九州で育つものかも分かりませんので、運がよければくらいのお気持ちで…(^人^)
家の庭ですと肥料気が少なからずあるので、自生地より大きくなっている可能性ありですが、開花時の草丈は40〜50cm程です。一輪草のようなはかない可憐さではなく、丈夫できりりとした雰囲気です。