2007年03月30日

弥生の鎌倉

 週末、鎌倉へ行って参りました。
例によっての引率で、なかなか思うような写真は撮れませんでしたが、
春弥生の鎌倉を少しだけご案内致します。

 北鎌倉の駅で降り、円覚寺の入り口で思いがけず素敵な方の
お出迎えを受け、あまり観光客が立ち入らない塔頭へ案内して
戴くことができました。 これはそこから見渡せる風景です。
 ? 1551.jpg
 雨に洗われた新緑と茅葺屋根。 急に強まった日差しで温め
られた茅葺屋根からは白い靄が立ち上り、渦を巻いて空に吸い
込まれてゆきました。 1年生の女の子はこの屋根を見て、
 「ピラミッド!」
と嬉しそうに指差しておりました。
 この後、鎌倉には何故やぐら(洞窟)墓が多いのか、盗まれて
しまった五輪塔のことなど、実際にその場を見ながらのお話を
伺うことが出来、(どなたがいらして下さったか、もうお分かり
の方も多いですね^^)柔らかな子供の頭にはとても印象的だった
ようです。 すっかり五輪塔を覚えてしまい、五輪塔を見る度に
「これはあそこから盗まれたものかな?」
と言うのには困りましたが…(苦笑) 

 ? 1550.jpg
  境内の縁台で、お茶と美しい春のお菓子のおもてなしを頂戴
 致しました。 勿体無いお心づくしをありがとうございました。
  ここでかの先生とはお別れ、きっと「鎌倉の窓」を更新される
 べく素敵なお写真を撮りにいかれたのではないでしょうか…。
  
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 秋に訪れた時、改装中だった佛日庵では、お茶室「烟足軒」も
すっかり綺麗になって、春の日差しを受けていました。

? 1546.jpg
 この洋館は旧前田侯爵邸「鎌倉文学館」です。 鎌倉ゆかりの
文学者、川端康成・大佛次郎・夏目漱石・芥川龍之介・与謝野晶子・
泉鏡花らの(縁の文学書は300人を越えるそうです)直筆原稿
や手紙・愛用品などを収集保存、展示しています。

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       館内のステンドグラス          バルコニー下の
                           小鳥が作ったつぼつぼ?

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    花のお寺「光則寺」の樹齢150年?超の花海棠 
    こんなに大きな花海棠は初めてみました。

          ? 1545.jpg
            貝母(バイモ) 

 光則寺では、四季折々の野草と茶花の名前と場所、その盛りの
時期ががぎっしりと書き込まれた案内図を戴きました。 これ程
あると教えられては、他の季節にも是非訪れなくては!
夏目漱石の大学時代の友人の別荘が近くにあったので、度々漱石が
訪れていたお寺なのだそうです。
  
? 1543.jpg
 明くる日の鶴岡八幡宮境内では、二組の国際結婚カップルの
門出に巡り合いました。 ご結婚おめでとうございます!
花嫁さんの白無垢姿を見慣れない子供達は、
 「あのオレンジの人がお嫁さん?」
と大きな声で言うので、赤面しました。 
成る程、綺麗なかんざしもつけていてお姫様みたいですものね…
花嫁さん、ごめんなさいね。 とてもお綺麗でしたよ^^



posted by 山桜 at 00:00| Comment(22) | TrackBack(0) | 旅歩き・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
“弥生の鎌倉”とタイトルを読んで写真を拝見し、
勝手に弥生時代の竪穴式住居の写真?だと思い込んでしまいました。
鎌倉もいいところですよね。
ゆっくり旅をしてみたいです!
Posted by 酒徒善人 at 2007年04月03日 18:12
鎌倉もいいところですよね〜
って二三度しかも駆け足でしか
行ったことないですが…(^ ^;
確かに円覚寺の建物の屋根は
ピラミッドに見えますよね〜
ああまた鎌倉にも
のんびり行ってみたいな〜
Posted by 幽黙 at 2007年04月03日 18:37
鎌倉のヤトやヤグラは、関西人であるわたしには<神秘的>なものです。
ちびこさんらと一緒に「うわ〜、ふーん」な気持ちになりました。
前田侯爵旧邸の鎌倉文学館は好きな建物です。
(鎌倉文士ヲタなわたし)

白無垢・・・たしかに見なくなりました。
こちらでは特にカラフルなものがメインのようです。(西陣ガンバレ)
Posted by 遊行七恵 at 2007年04月04日 10:14
◆遊行七恵さん、こんにちは。
 谷戸(ヤト)は私の散歩コースにも沢山あります。里山と谷戸の
風景は人の手が入らないとタチマチ荒れてしまうので、私も及ばずながら
守っていく為の講習に参加したいと思っています。

 私はヤグラは剥き出しの古墳の石室のように思えて、あまり近づいて
侵してはいけないものという意識があります。 ちゃんと手を合わせれば
いいのでしょうけれど、どなたのものとも知れないヤグラには敬意を
もって遠ざかっております^^; 

 いつも素敵な建物を見ると、ここに七恵さんがいてはったらどんな
お話が伺えるかなと、思い浮かべているんですよ^^

 ちびっこは、先頭の巫女さんをお嫁さん?と聞いた後にナント、
 「後の白い人はお母さ〜ん!?」
と言い放なちおったのです!(lll゚Д゚)思わず口を塞いで
押さえつけましたデス。申し訳ない…(。。;)
Posted by 山桜 at 2007年04月04日 10:49
全く鎌倉にご縁が無くて訪れたことのないので、お写真を楽しく拝見させて戴きました。
春らしく写真にも柔らかな光りが一杯ですね。

 伝統的な日本の花嫁さんを見ることができた子供達は幸運でしたね。
綿帽子被った花嫁さんは、最近では中々見られなくなりましたからね。
あっそうそう、粋なせんせのお話まで聞けたんですよね。
子供のフリして混ざっていれば良かったかなぁ・・・、子供達が羨ましいです。
Posted by 天狗 at 2007年04月05日 01:17
思い出の鎌倉、郷愁の鎌倉、たくさんの思い出のある町並みとお寺のおはなしと写真をありがとうございます。読ませていただいているうちに、様々な過去が去来してしまいました。もういちどこの場所に、こんどはゆっくりと自分の形をふみしだきながら訪れたい。そう思わせていただきました。
Posted by kazimodo at 2007年04月05日 01:18
◇山桜姫 おはやふにござる
この日記読みて
鎌倉に行きたくなりぬ

虚子の句に
鎌倉を驚かしたる余寒あり(T3.2.1)
のあるも

奮太 ひねるに
鎌倉へ花見に行くとふ予感あり(H19.4.5)
Posted by Akahito〜友部丹人 at 2007年04月05日 07:52
◆天狗さん、おはようございます。
 鎌倉は天狗さんの所からは少し遠いですけれど、機会を得て
是非いらしてみて下さい。 その前に粋なせんせの「鎌倉の窓」で
予習されますと、さらに期待が高まるかと思いますよ!( ^ー゜)b
Posted by 山桜 at 2007年04月05日 09:29
◆kazimodoさん、おはようございます。
 kazimodoさんにとって鎌倉は思い出深い土地だったのですね…
私も鎌倉には物心ついてから数々の懐かしい思い出があります。
良い季節には確かに人も多いのですが、kazimodoさん程のお方
であれば、喧騒の中でも一人になれる技はお持ちでしょう。
その時が、素敵な旅になりますように。 
Posted by 山桜 at 2007年04月05日 09:47
◆友部丹人さん、おはようございます。
 昨日は山桜もビックリの雷鳴と雪を伴う余寒に震えました。
でも少し冷える位の方が桜は長く楽しめて嬉しいです^^ 

 鎌倉に 抹茶に良く合う 羊羹アリ

なんて〜(*^^*)

 記事下の タグ:鎌倉 をクリックすると、他の鎌倉関連記事の
リストが出てきますので、お時間がございましたら、ご笑覧あれ〜
Posted by 山桜 at 2007年04月05日 09:57
◇山桜姫 早速の応答 いと嬉し
さても
あかひと 大爆笑なり^^
姫の機転と機知に瞠目したれる
いと凄し 
虚子も泉下にてほほゑみている哉・・・
再び掲載するに

鎌倉を驚かしたる余寒あり 虚子(T3.2.1)
鎌倉へ花見に行くとふ予感あり 奮太(H19.4.5)
鎌倉に抹茶に良く合う羊羹アリ 山桜(H19.4.5)
Posted by Akahito〜友部丹人 at 2007年04月05日 20:36
かわいいお菓子だね〜〜o(⌒▽⌒)ノ♪♪
             きゃ〜♪

宝箱をひっくり返したように沢山いろんな種類の
ものがあってさ(*^^*)
こどもさんたちはさぞ心躍ったでしょうね〜♪
私もご一緒したかったな〜
o(>▽<)o←お菓子につられすぎだってば
Posted by やゆよ at 2007年04月05日 22:15
こんばんは
あかひとさん、山桜さんに続きまして
鎌倉にステンドグラスの洋館あり
これ、駄目?
Posted by ネットの中のお父さん at 2007年04月05日 22:38
素敵な画像ばかりですね(^-^)
それにしても、色々なところを
ご存知なのですね♪
近くだったら何度も行っている所でしょうね。
こちらの京都みたいです(^-^)
Posted by じゅんぺい at 2007年04月06日 01:36
◆丹人さん、おはようございます。
 わわっ、そんな、並べられてはお恥ずかしい((。。;))
私のは季語もないお遊び言葉ですよ〜
でも、殿に爆笑して戴けてヨカンとです〜(*^▽^*)♪
Posted by 山桜 at 2007年04月06日 07:10
◆やゆよん、おはよう。
 ね〜可愛いでしょ〜! 朝日にキラキラ輝いて本当に宝石
みたいだったよ〜 綺麗なだけじゃなくて美味しいの♪
勿論、み〜んな大喜びで最後に残った数個もジャンケンした
程なのよ^^

 形にも興味津々で、ちゃんと梅と桜と桃と牡丹を見分けてたし、
蕨は「山菜!」だって(笑) 流水とか渦とか水の型のお菓子って
日本だけじゃないかなぁ… 名残の雪も素敵だよね〜*:.。.:*・゚・*
Posted by 山桜 at 2007年04月06日 07:17
◆ネットの中のお父さん、おはようございます。
 おおっ、句席に参加ありがとうございま〜す!お見事〜☆ 
私も「洋館」を考えたのですが、七の部分が思い浮かばず
「羊羹」に逃げてしまいました^^; ステンドグラスを、
使って戴けて嬉しいです♪ ぐっと格調高いですね〜完敗です。
Posted by 山桜 at 2007年04月06日 07:23
◆じゅんぺいさん、おはようございます。
 新宿湘南ラインが利用できるようになってから、鎌倉も
ぐっと行きやすくなりました。 フリーパスも色々あって
日程などに応じて選べますよ。 是非、いらしてみて下さい。
って、私は鎌倉観光協会の回し者じゃないですから〜(^▽^;)
Posted by 山桜 at 2007年04月06日 07:28
鎌倉、いいですねえ!
最近北鎌倉に下りていないのでそこから鎌倉に向けて歩きたくなりました。
鎌倉文学館もお気に入りの散歩コースです。
今度ご一緒できるといいですね♪
Posted by m-tamago at 2007年04月06日 12:42
山桜さん、こんにちは。

八幡宮で結婚式に遭遇されましたか、よかったですね。

アソコの結婚式は衆人環視の中ですから・・・ちと。(苦笑)
結構歩かされるので、花嫁さんは大変そうです。

何よりもお天気でヨカッタと思いました。お心がけですね。
Posted by 鎌倉とんぼ at 2007年04月06日 18:42
◆m-tamagoさん、こんばんは。
 鎌倉は訪ねる所を絞ってゆったりと歩いて回るのがいいですね。
ハイキングコースも比較的人が少なくのんびりと過ごせて好きです。
今回は鏑木清方記念美術館にやっと行け画集も入手しご満悦です♪

 皆さん素敵な方々ばかりで、私は気後れしてしまいますが、
嬉しい機会が巡ってくる日を楽しみにしております。
Posted by 山桜 at 2007年04月07日 19:36
◆鎌倉とんぼさん、こんばんは。
 朝、目覚めた時は激しい降りの上に雷鳴まで聞こえ、午後は
上がるとの予報とは言え、半ば雨の中歩くのを覚悟して出掛け
ましたが、北鎌倉に着く頃にはお陽さまが顔を出して本当にホッと
致しました^^ ありがとうございました。

 花嫁さんは注目されるのも嬉しさの内でしょうけれど、続いて歩く
皆さま方はちょと恥ずかしそうですね〜 国際結婚でしたので参列者の
和装と洋装の礼服の対比が面白く、私はそちらの方にも注目して
しまいました^^; 花婿さんのお父さんが周りの人々にとても丁寧に
ご挨拶されていたのが印象的でした。
Posted by 山桜 at 2007年04月07日 19:50
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