2007年04月14日

公園の春

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                                 2007年4月9日撮影

 近くの公園も「友の会」ボランティアの方々のご協力を得て、
より一層、生き生きと明るい春の装いを見せてくれています。

 このチューリップも殆ど去年の球根を養生・保存して植え付け
たものというお話でした。 殆ど去年と遜色のない花々の色、大
きさに驚きです。 

 そう言えば、花後もよく葉を伸ばさせてしっかりと茶色に枯れ
るまで、他のものに植え替えずにおいてありました。 また場所
が半日陰で、風通しも良いので蒸れずに機嫌よく過ごせたのでし
ょう。 元肥、追肥も充分にして、チューリップが気持ちよく過
ごせる環境を整えてやれば、このように翌年も立派な花を咲かせ
てくれるのですから、『球根は使い捨てと考えて、毎年新しく…』
などという園芸業者の声にやすやすと乗せられないようにしたいものです。

 季節ごとにポット苗を買って来て、コンテナに組み合わせて植
え込み、見苦しくなれば次々と新しい苗に植え替えていく・・・
時間と場所が足りない方々がその中でも緑を身近に置きたいとい
う場合、この方法も止むを得ないと思いますが、少なくとも私は
そのような使い捨ての…そう、「カートリッジ園芸」とでも名付け
ましょうか…からは足を洗いたいと思っています。
ラベル:園芸 公園
posted by 山桜 at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 山桜さん こんにちは
難しい問題ですね 
商業用の花壇と個人の花壇でも違うでしょうが、有る公園でまだ咲いている花を根こそぎ取り替えているのを見た時はショックでした。
「カートリッジ園芸」山桜さんは造語の天才ですね。
Posted by ネットの中のお父さん at 2007年04月19日 13:03
カートリッジ園芸ですか? 
見栄えを、手間、費用で計算すれば 残念で、かわいそうですが、いたしかたないのでしょう。

ただ、自宅での場合は、手間をかけ 育て、慈しむと花の美しさをいただけるのではなく、愛着がうまれ、芽吹きや、成長の感動まであじわえるのですから、長年大事にしていきたいですね。
Posted by チャチャ at 2007年04月19日 15:26
そうだよね〜普通は枯れてしまう現象一つだって、
丁寧に育てていればかなり衝撃的な事なんだけれど
景観を管理する事になると、また違ってくるのかな〜
さくらんのブログを拝見して、
やっぱりどんな事でも、心のついた行いが
大事なんだな〜って思ったよo(⌒▽⌒)o
Posted by やゆよ at 2007年04月19日 17:59
チューリップは1年で球根が駄目になると思っていました(反省)
私も、以前は庭の花を季節毎に植え替えて
その時に処分の花もたくさん出ていました。
ある時に、ちょっと花に対してひどいな〜と思い
量を減らし色々考える様になりました。

Posted by さかもっちゃん at 2007年04月19日 18:20
 散り敷いた桜の花びらが描いた風紋の後、春の別世界にありがとう。
世代交代、品種交代、この時期、花の主役は次々に入れ替わりますね。
 球根は使い捨て?・・・@@;// なんて、とんでもないです!
勿論、何年もそのままだと、花は年々小さくなりますが、
たまに床上げして休ませれば、何年も持ちますものね。

 宿根草なのに、来年まで持ち越せないで駄目にしてしまうもの、あります。
「カートリッジ園芸」から、私も早く卒業したいです・・^^;
Posted by 飛翔 at 2007年04月19日 18:47
◆ネットの中のお父さん、おはようございます。
 いつも綺麗に「飾って」置かなければならない場所では、仕方が
無いのかもしれませんが、それでもその施設の管理方針さえ固まって
いれば、こちらの公園のように極力使い捨てをしないで済むやり方も
模索できる筈ですし、その色彩々に飾られた状態だけが綺麗で人が
喜ぶと思う価値観もそろそろ見直していいのでは…?と思います。
Posted by 山桜 at 2007年04月20日 09:37
◆チャチャさん、おはようございます。
 今の日本の公園花壇の綺麗さはヨーロッパ庭園の美の輸入
ですよね…「欧米か!?」(苦笑)

 日本の庭って、できるだけ自然に近い形を写すやり方だった
のに、新しもの好きと合理化まっしぐらが相まってどこも似た
ような同じ顔の花壇ばかり…園芸店で苗を買って植えれば、
公園だけでなく個人の庭も似たような花ばかり…

 芽吹きや成長を見守って育てていれば、盛りがすぎたからと言って
ポイポイ捨てることなど出来ませんよね。 そういうことをしないで
済む植物との付き合い方をしていきたいと思います。
Posted by 山桜 at 2007年04月20日 09:54
◆やゆよん、おはよう。
 そうそう、一番哀しいのは、晩秋の頃パンジーを植え付けて
冬の間、関東の空っ風に吹かれ干からびてしまったり、霜に
当たって凍ってしまっている様子…。 パンジーは長く咲き
続けるように改良された花壇の優等生だけど、決して便利な
造花じゃなくて生きているんだよね。 

 あぁ、普通のスミレたちのように春になって咲く喜びを返して
やりたいなぁ…ってさ、私たちも秋に公園のコンテナに植え付ける
お手伝いしたのよね〜^^; だからそっと落ち葉を根元に寄せて
防寒してあげた。 その後も自然に落ち葉のお布団が積もっていて
木の下だと、こういうお助けもあるって嬉しかったなぁ
Posted by 山桜 at 2007年04月20日 10:06
◆さかもっちゃんさん、おはようございます。
 私は東京でのことしか分からないのですが、東京より夏の気温が
高い地域では、夏越しが難しいということもあるかもしれませんね。

 ただチューリップはモザイク病に感染しやすいので…という理由で
一年草扱いにするのには?なのです。 あれはあれで結構綺麗で、
球根栽培家には大問題でしょうが、家の庭ではそんな変化もまた
新種発見!みたいで結構面白かったり^^; 小さくなった球根から
小さなチューリップが咲くのも又可愛いですよね〜♪
Posted by 山桜 at 2007年04月20日 10:41
◆飛翔さん、こちらにもありがとうございます!
 長崎は火山灰土で水はけが良いので、チューリップもご機嫌
ですね! でもお洒落なチューリップは何とな〜く性質が弱い気が
しませんか? 最近は植えっぱなしでも元気に生き残るタイプの
チューリップばかりになってしまいました^^;
早咲きで背の低い赤・黄コンビの「ストレッサ」これ、強いですよ〜
10年植えっぱなしでも咲いてくれます。 でも最近球根を見かけない…
あんまり丈夫で儲からないから売らないのかしら?なんて勘ぐり?

 私もマダマダ珍しい花苗の誘惑に負けることありますよ〜
でも、結局、家の環境に合わずに手間のかかるものは消えて
しまいます。 私は不精者なので、アレコレ世話がやける
ものは、面倒見切れないのです^^; それが分かったので、
大分我慢できるようになりました・・・。(−−;)
Posted by 山桜 at 2007年04月20日 10:56
見ているだけで幸せ。何だかウキウキしてきます。

感謝感謝!合掌
Posted by 天狗 at 2007年04月24日 00:46
◆天狗さん、こんにちは。
 良かったです、書き込み出来ていたんですね!
こちらを見たのが後で、おかしな受け答えになってしまい
ごめんなさい。 

この写真を撮った時の私もウキウキスキップ気分でした〜♪
嬉しそうに写真を撮っていたので、お手入れをしてらっしゃる
方に声を掛けて戴けて、球根のお話を伺うことが出来ました^^
Posted by 山桜 at 2007年04月24日 12:54
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